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2010-11-19
野底海岸に定点カメラ 3年かけ漂着ごみ撮影・解析へ (八重山・沖縄)
野底海岸に定点カメラ 3年かけ漂着ごみ撮影・解析へ

石垣島など漂着ごみが多数流れ着く全国の海岸11カ所に設置した
定点カメラの写真を解析し、漂着ごみの量や漂着ごみに含まれる
有害化学物質が環境に与える影響を調べるプロジェクトが本年度から
行われており、野底地区の海岸で17日、定点カメラの設置作業が行われた。
野底地区での撮影は18日に始まり、ほかの10カ所で撮影する
画像とともに漂着ごみの解析に生かされることになっている。
このプロジェクトは「海ゴミによる化学汚染物質輸送の
実態解明とリスク低減 に向けた戦略的環境教育の展開」
(研究代表・磯辺篤彦愛媛大学教授)で本年度から3年間実施。
愛媛大や九州大、国土技術政策総合研究所が参加し、
漂着ごみの量の解析や漂着ごみに含まれる化学汚染物質の量の解析、
漂着ごみの低減に向けた環境教育に取り組む計画。
定点カメラは本年度、野底と北海道稚内市、飛島(山形県酒田市)、
石川県輪島市、長崎県対馬市、同五島市の6カ所、新年度は種子島など
5カ所に設置する。
野底地区の海岸では17日、鉄パイプで組んだやぐらの、
高さ4メートルの地点にカメラを設置。国土技術政策総合研究所
によると、毎日、午前7時から午後3時までの間、2時間置きに、
延長約30メートルの決まった海岸線を撮影する。
撮影場所には目印のくいが設置してあり、設置作業を行った
国土技術政策総合研究所の片岡智哉研究員は「漂着ごみが
どのように漂着し、どのように流されていくかを知る必要が
あるため、撮影場所となる海岸では漂着ごみを掃除したり
しないでほしい」と呼びかける。
プロジェクトの一環で取り組む環境教育のイベントは
28日夜にとぅもーるネットセンターで開かれる。
「サイエンス・カフェ」と題したもので、研究者らが
プロジェクトの説明などを行うことになっている。
(八重山毎日新聞)

石垣島など漂着ごみが多数流れ着く全国の海岸11カ所に設置した
定点カメラの写真を解析し、漂着ごみの量や漂着ごみに含まれる
有害化学物質が環境に与える影響を調べるプロジェクトが本年度から
行われており、野底地区の海岸で17日、定点カメラの設置作業が行われた。
野底地区での撮影は18日に始まり、ほかの10カ所で撮影する
画像とともに漂着ごみの解析に生かされることになっている。
このプロジェクトは「海ゴミによる化学汚染物質輸送の
実態解明とリスク低減 に向けた戦略的環境教育の展開」
(研究代表・磯辺篤彦愛媛大学教授)で本年度から3年間実施。
愛媛大や九州大、国土技術政策総合研究所が参加し、
漂着ごみの量の解析や漂着ごみに含まれる化学汚染物質の量の解析、
漂着ごみの低減に向けた環境教育に取り組む計画。
定点カメラは本年度、野底と北海道稚内市、飛島(山形県酒田市)、
石川県輪島市、長崎県対馬市、同五島市の6カ所、新年度は種子島など
5カ所に設置する。
野底地区の海岸では17日、鉄パイプで組んだやぐらの、
高さ4メートルの地点にカメラを設置。国土技術政策総合研究所
によると、毎日、午前7時から午後3時までの間、2時間置きに、
延長約30メートルの決まった海岸線を撮影する。
撮影場所には目印のくいが設置してあり、設置作業を行った
国土技術政策総合研究所の片岡智哉研究員は「漂着ごみが
どのように漂着し、どのように流されていくかを知る必要が
あるため、撮影場所となる海岸では漂着ごみを掃除したり
しないでほしい」と呼びかける。
プロジェクトの一環で取り組む環境教育のイベントは
28日夜にとぅもーるネットセンターで開かれる。
「サイエンス・カフェ」と題したもので、研究者らが
プロジェクトの説明などを行うことになっている。
(八重山毎日新聞)
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