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2010-10-30



木管楽器事業拡大へ(沖縄楽器)

オーボエの「美ら音工房ヨーゼフ」木管楽器事業拡大へ
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沖縄公庫賛同 3000万円出資 クラリネットなども製作

自社で製作販売するオーボエの音色を披露する
美ら音工房ヨーゼフの仲村幸夫社長=28日、那覇市・沖縄公庫

木管楽器オーボエを製作販売する美ら音工房ヨーゼフ(南城市、仲村幸夫社長)が
クラリネットやフルート、ピッコロなどの木管楽器市場に参入する。
事業拡大に賛同した沖縄振興開発金融公庫が28日、同社に3千万円を出資した。
楽器を量産するために必要な電子制御の旋盤や金型などの設備を導入し、
作業を効率化。生産量を現在の3倍に増やし、国内外の営業活動を強化する。

 同日、那覇市の沖縄公庫で会見した仲村社長は「楽器は不景気に強い産業と
いわれている。世界に市場があり、今後は中国などアジア方面の需要も期待できる。
優秀な人材を集めやすい沖縄はものづくりに適した地域。県内での雇用拡大も含め、
さまざまな展開を考えたい」と意気込みを語った。 木管部分の成型からキーの組み立てまで

精巧な仕上がりが要求される作業工程は手作業が多く、人件費がかさむことが
課題だった。部品の型抜きや研磨するための金型など機械を導入して
手作業を削減。余剰人員を活用することで、クラリネットなど別の楽器製作も
できるようになるという。

5年後に生産量を現在の400本から1200本に、売上高を1億4千万円から
4億円にそれぞれ増やす計画。

 ドイツのプロオーケストラでオーボエ奏者として活躍した経験のある仲村社長自身
が、本場ドイツの熟練工からオーボエ製作の技術指導を受けた。
同社の製品は国内外の著名な奏者から高い評価を受け、世界各地のプロオーケストラで
使われるなど一定の知名度を確立している。現在、国内のほか、アジアや欧米など
20カ国に出荷している。

国内でオーボエを生産しているのは、楽器大手のYAMAHAとヨーゼフの2社の
み。沖縄公庫の調べによると、日本における2009年度のオーボエ生産量
(輸出含む)は約2300本で生産高5億6900万円。
一方、新たに参入するクラリネット市場は生産高(輸出含む)が年間約18億円、
フルート・ピッコロは約62億円で、オーボエより高い需要が見込める。

沖縄公庫新事業育成出資室の外間明室長は「楽器製作拠点としての沖縄の
存在を国内や世界に発信できる」と期待した。

 沖縄公庫の新事業創出促進出資累計はヨーゼフを含めて計42件、
10億9178万円となった。



(沖縄タイムス紙面より)
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