今季最低９・４度の寒さ観測

　宮古島地方は15日夜から16日にかけ、 強い冬型の気圧配置に伴う寒気の影響で、
ことし一番の冷え込みとなった。 16日午前５時29分には最低気温９・４度を観測。

この寒さが影響したのか、 同日午前中は下地の与那覇湾で体長１㍍ほどのウミヘビが
砂浜に打ち上げられているのが確認された。 干潟やサンゴ礁など遠浅の海では
気温が大きく下がると魚などが仮死状態になると考えられている。

　またこの日は北からの強い風が吹き荒れ、 下地島空港では風速17㍍
（午後２時17分） を観測した。 この強風の影響で宮古本島と伊良部を結ぶ
フェリーが２便欠航したほか、 トゥリバー地区で開催予定だった
宮古ライオンズクラブ主催の 「親子凧揚げ大会」 が中止となった。

　宮古島気象台によると、 17日は冬型の気圧配置は緩むものの、
寒気の影響で曇りの天気となり、 所によっては時々弱い雨が降るもよう。



（宮 古 新 報）