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2010-12-24
「しりしりー器」人気爆発 売り上げ前年比13倍
「しりしりー器」人気爆発 売り上げ前年比13倍

県産品ではないが「わしたショップ」で売れ続けている「しりしりー器」
県物産公社(金城秀雄社長)が全国展開する「わしたショップ」の一部店舗で
取り扱う調理器具「しりしりー器」の2010年販売数が、前年比1247%増の
3867個と大幅な伸びを見せている。12月も270個を売り上げるなど、
売り上げが伸び始めた09年10月から好調さを維持。同公社の担当者は
「一過性のものではなく、定着したのではないか」とみている。
県物産公社によると、沖縄でニンジンしりしりーなどの料理を作る際、
「しりしりー器」を使用することが全国放送のテレビ番組で紹介された
ことなどを受け、同商品を取り扱う公社直営のわしたショップで、売り上げが
伸び始めたという。
県内では一般的な「しりしりー器」だが、実際は主に新潟県で製造されており、
同公社の調査でも明確な「県産品」は確認されていない。青パパイアなどの食べ方を
県外の消費者に定着させる目的で、例外的に販売していた。
それまでは2商品で月間10個前後の販売数だったが、情報を得た
“沖縄ファン”が買い求めるようになり、09年10月の販売数は58個に急増。
問い合わせの増加に合わせ、4商品に増やした10年1月からの4カ月間は
400個以上売れ続けた。
「しりしりー器」の正式名称は「蜂(はち)の巣」や「大根突き」だが、
売れ行きを反映して正式に「しりしりー器」と銘打った商品も存在。
同公社営業部販売促進室の渡慶次憲夫室長は「3カ月ほどでブームが去ると思ったが、
いまだに売れ続けている。県産品とは言えないが、沖縄の食文化を伝える商品では
ないだろうか」と話した。
(久場安志)
(琉 球 新 報)

県産品ではないが「わしたショップ」で売れ続けている「しりしりー器」
県物産公社(金城秀雄社長)が全国展開する「わしたショップ」の一部店舗で
取り扱う調理器具「しりしりー器」の2010年販売数が、前年比1247%増の
3867個と大幅な伸びを見せている。12月も270個を売り上げるなど、
売り上げが伸び始めた09年10月から好調さを維持。同公社の担当者は
「一過性のものではなく、定着したのではないか」とみている。
県物産公社によると、沖縄でニンジンしりしりーなどの料理を作る際、
「しりしりー器」を使用することが全国放送のテレビ番組で紹介された
ことなどを受け、同商品を取り扱う公社直営のわしたショップで、売り上げが
伸び始めたという。
県内では一般的な「しりしりー器」だが、実際は主に新潟県で製造されており、
同公社の調査でも明確な「県産品」は確認されていない。青パパイアなどの食べ方を
県外の消費者に定着させる目的で、例外的に販売していた。
それまでは2商品で月間10個前後の販売数だったが、情報を得た
“沖縄ファン”が買い求めるようになり、09年10月の販売数は58個に急増。
問い合わせの増加に合わせ、4商品に増やした10年1月からの4カ月間は
400個以上売れ続けた。
「しりしりー器」の正式名称は「蜂(はち)の巣」や「大根突き」だが、
売れ行きを反映して正式に「しりしりー器」と銘打った商品も存在。
同公社営業部販売促進室の渡慶次憲夫室長は「3カ月ほどでブームが去ると思ったが、
いまだに売れ続けている。県産品とは言えないが、沖縄の食文化を伝える商品では
ないだろうか」と話した。
(久場安志)
(琉 球 新 報)
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