
2011-11-29
サンゴツリー届けるよ (おきなわ)
サンゴツリー届けるよ 寄せ書き添え被災地保育所に
心を込めて被災地に送るサンゴ石のクリスマスツリーを作った園児ら
=25日、那覇市のたばる愛児保育園
「サンゴのクリスマスツリーで楽しく過ごしてね」。東日本大震災の被害に遭った保育園児を応援しようと、那覇市のたばる愛児保育園(上原廣子園長)の園児10人が、サンゴ石や松ぼっくりなどを組み合わせてツリーを手作りした。28日、交流のある被災地の保育園に送った。
たばる愛児保育園は震災後、県内民間団体の仲介で園児が描いた絵を被災地に送った。絵が届けられた宮城県石巻市の「牡鹿臨時保育所」に通う子どもの保護者からお礼の連絡があったことが交流のきっかけになった。
作ったツリーは全部で12個。園外保育で行った瀬長島で、園児自らサンゴ石を集めたほか、一部は中に電球を仕掛けるなどきれいに見えるよう工夫した。
ツリーと一緒に「くりすますをたのしんで」「さんごのつりーだいじにしてね」「かぜをひかないでね」など、園児それぞれの思いを記した寄せ書きや手形も一緒に添えた。
鈴木美穰(みの)ちゃん(6)は「かわいく見えるよう、ツリーの上に貝殻を載せた。うまくできたと思う」と感想を話した。
大城侑虎ちゃん(同)は「サンゴ石はきれいなものを選んで作った。ツリーを見て、早く元気になってほしい」と笑顔を見せた。
上原園長は「被災地は寒い冬を迎えると思う。園児の思いが込もった沖縄ならではのツリーで、元気になってほしい」と期待した。
琉優新報

心を込めて被災地に送るサンゴ石のクリスマスツリーを作った園児ら
=25日、那覇市のたばる愛児保育園
「サンゴのクリスマスツリーで楽しく過ごしてね」。東日本大震災の被害に遭った保育園児を応援しようと、那覇市のたばる愛児保育園(上原廣子園長)の園児10人が、サンゴ石や松ぼっくりなどを組み合わせてツリーを手作りした。28日、交流のある被災地の保育園に送った。
たばる愛児保育園は震災後、県内民間団体の仲介で園児が描いた絵を被災地に送った。絵が届けられた宮城県石巻市の「牡鹿臨時保育所」に通う子どもの保護者からお礼の連絡があったことが交流のきっかけになった。
作ったツリーは全部で12個。園外保育で行った瀬長島で、園児自らサンゴ石を集めたほか、一部は中に電球を仕掛けるなどきれいに見えるよう工夫した。
ツリーと一緒に「くりすますをたのしんで」「さんごのつりーだいじにしてね」「かぜをひかないでね」など、園児それぞれの思いを記した寄せ書きや手形も一緒に添えた。
鈴木美穰(みの)ちゃん(6)は「かわいく見えるよう、ツリーの上に貝殻を載せた。うまくできたと思う」と感想を話した。
大城侑虎ちゃん(同)は「サンゴ石はきれいなものを選んで作った。ツリーを見て、早く元気になってほしい」と笑顔を見せた。
上原園長は「被災地は寒い冬を迎えると思う。園児の思いが込もった沖縄ならではのツリーで、元気になってほしい」と期待した。
琉優新報

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