
2011-11-21
菜の花、100人で種まき (宮城・亘理)
除塩の菜の花、100人で種まき 宮城・亘理

一面に広がる菜の花畑を想像しながら種をまいたボランティアら=20日、宮城県亘理町吉田
東日本大震災の津波で浸水した宮城県亘理町吉田のイチゴ農地の再生を目指す「しあわせきいろプロジェクト」が始動した。20日、現地でボランティアら約100人が、除塩効果があるとされる菜の花の種をまいた。
菜の花の色から名付けたプロジェクトは、浸水した13ヘクタール、31農家分のイチゴ農地の除塩を進め、畑として再生させるのが狙い。野菜の宅配サービスなどを手掛ける「ふるさとファーム」(仙台市太白区)やNPO法人「大阪NPOセンター」(大阪市)が、被災農家らとともに企画。町職員のほか、宮城大や東北芸工大などの学生らがボランティアとして参加した。
種まきは19、20の両日行われ、20日は約3ヘクタールに約20キロの種をまいた。花が咲く来春には菜種を収穫し、製油にも挑戦する。その後はサツマイモなどを植えて除塩を進め、将来的にはイチゴ農地としての復活を目指す。
参加した地元農家の1人、斎藤正一さん(65)は「復興のための第一歩。自分は年齢的にイチゴ生産を再開することは難しいが、この土地を再び産地として復活させたい」と話した。
河北新報

一面に広がる菜の花畑を想像しながら種をまいたボランティアら=20日、宮城県亘理町吉田
東日本大震災の津波で浸水した宮城県亘理町吉田のイチゴ農地の再生を目指す「しあわせきいろプロジェクト」が始動した。20日、現地でボランティアら約100人が、除塩効果があるとされる菜の花の種をまいた。
菜の花の色から名付けたプロジェクトは、浸水した13ヘクタール、31農家分のイチゴ農地の除塩を進め、畑として再生させるのが狙い。野菜の宅配サービスなどを手掛ける「ふるさとファーム」(仙台市太白区)やNPO法人「大阪NPOセンター」(大阪市)が、被災農家らとともに企画。町職員のほか、宮城大や東北芸工大などの学生らがボランティアとして参加した。
種まきは19、20の両日行われ、20日は約3ヘクタールに約20キロの種をまいた。花が咲く来春には菜種を収穫し、製油にも挑戦する。その後はサツマイモなどを植えて除塩を進め、将来的にはイチゴ農地としての復活を目指す。
参加した地元農家の1人、斎藤正一さん(65)は「復興のための第一歩。自分は年齢的にイチゴ生産を再開することは難しいが、この土地を再び産地として復活させたい」と話した。
河北新報

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