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2011-10-03

沖縄大学の学生、地元生徒らカツ(魚垣)漁体験 (伊良部島・沖縄)

沖縄大学の学生、地元生徒らカツ(魚垣)漁体験
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2011年度沖縄大学移動市民大学 「魚垣 (カツ) を
知って守って考える集いin伊良部」 が1日、 はじまった。

2日間の日程で行われ、 伊良部の高校生と同大学の学生が協力しあいながら佐和田の浜西方にあるカツの修復作業、 カツ漁の体験などを通して、 カツ・イナウ (内海) の生活文化や自然科学的成り立ち、 豊かな生物相を学ぶ。

 カツ所有者の長浜トヨさん(78)の協力のもと、 同海岸にある約3㌶の漁場での体験漁や修復作業が行われた。 かつて伊良部全域で7カ所あったというが、 現在ではこの1カ所だけが残っている。 「昔はアイゴやヒラメ、 カタカシなどが多く、 1回の漁で10㌔くらいは捕れた」 と長浜さんは話す。
 
この日は学生たちのほか、 地元の児童・生徒も大勢参加。 息子の恵さん (46) が漁の方法や崩れたカツの修復作業のコツを指南した。 参加者たちは昔ながらの漁法を学ぶとともに、 生きていくための苦労と知恵の深さに感心していた。
 
恵さんは 「今の時代ではスーパーに行けばなんでも簡単に手に入る。 体験を通して昔の人がどれだ知恵をしぼり、 苦労して生活をしていたかを知ってもらえたかと思う。
今後のいろんな面に反映させてほしい」 と話していた。 参加した池間和奏さん (伊良部高校2年) は 「島の文化を守って行きたいという意識が高まった」 と感想を語った。  
 
このほか同日午前中は長浜多目的共同利用施設で自然科学講演と高校生報告会が行われ、 同大学の盛口満さん、 東京農業大学の中西康博さんが講話したほか、 伊良部高校生物クラブの生徒たちが泥干潟の生態調査などを発表した。
 
きょう2日は午後1時からフィールドワークとして佐和田の浜を歩きながら生物相を学ぶほか、 同2時からはカツの修復作業を行う。

  宮古新報  
category生活  time09:09  authorseasa 
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