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2010-10-22

沖縄・ミヤコサワガニ、県の天然記念物に指定

県の天然記念物に指定されたミヤコサワガニ
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(写真提供・藤田喜久氏)

【那覇支局】県教育委員会 (比嘉梨香委員長) は15日、
宮古島固有種のミヤコサワガニを県指定文化財 (天然記念物)
に指定すると発表した。
ミヤコサワガニの甲幅は3㌢程度で、 渡嘉敷島産のオオサワガニの

近縁であると考えられている。

同委員会は 「琉球列島の地史を検討する上で貴重であり
生息地も限定され絶滅が危惧されることから
保護する必要がある」 と指定したもの。


ミヤコサワガニの指定に向けては、 県文化財保護審議会
(上江洲敏夫会長) が7日に答申し、 県教育委員会が決定した。


宮古島固有のサワガニで、 水中で活動することが多く
夜行性で陸産貝類や水中の有機物を摂食する。
サワガニ類は陸水もしくは陸上のみで生活史を全うし
海水中では生息できない。

宮古島はかつて海面下に水没し
そのあと他の陸地と一度も陸続きにならなかったという説が
一般的なことから宮古島の地史の再検討を促す
貴重な生物として注目。

現在、 生息場所は限られており、 推定個体数は
400から500固体程度と見られている。


同委員会は、 今後の課題では 「外来種(ヤエヤマイシガメ)
により稚ガニが捕食される可能性が高いため
外来種対策を検討する必要がある。

生息地の保全についてはミヤコサワガニの生息場所は
数カ所に限られているため、 今後も生息場所を
良好に保つことが重要である」 と強調する。


指定までの経緯は、 07年9月4日に県教育委員会から
県文化財保護審議会に諮問され、 同年10月22日に
同審議会の指示を受けた第3専門部会 (天然記念物) が
10年2月に宮古島で現地調査を実施。

10年9月7日に同審議会長から県教育長へ指定に向けての
答申があり、 教育委員会が15日の会議において決定した。


(宮古新報の記事より)  
categoryうちなーぐち  time19:03  authorseasa 
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