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2013-12-05



母さんはすごい (伊江村・沖縄)

母さんはすごい 弁当作って実感 伊江村の児童、生徒らnull
自分で作った弁当を誇らしげに持つ西小学校5、6年生
=11月20日、伊江村立西小学校

 【伊江】
全国各地で広がりを見せている「弁当の日」。伊江村でも取り組みが始まった。
村立伊江、西両小学校5、6年生と伊江中学校全生徒の計216人と担任教諭は11月20日、給食時間に自分で作った弁当を食べた。村全体での取り組みは初めて。県教育庁によると、市町村単位での取り組みは同村のほかに、南城市や今帰仁村などがある。

 弁当は、献立から準備、調理、片付けまで自分で行う。
15歳で島を旅立つ日の自立に向けて、弁当を作るまでの過程を家族で大切にしようと村学力向上推進委員会、家庭教育部会(玉城盛栄部長)が主体となり、4回の部会を重ねて実現した。部会は今年6月、村学力向上推進大会で提案。11月11日、保護者説明会を開いた。

 説明会で玉城部長は「島ぐるみで同じ目線、家族全員で共通意識を持つことが大事。コミュニケーションを取りながら生きる力を育てよう」と趣旨を説明した。

 朝5時30分に起きて弁当を作った大城駿君(伊江小5年)は「玉ネギのみじん切りが目にしみた。弁当を作って、母の大変さが分かった」と話した。

 タコライスを作った伊江中3年の宮里明斗君は「母の偉大さが分かった。島を離れる前に母からたくさん習い、身に付けたい」と感想を述べた。

 今後、児童生徒・保護者にアンケートをとり、学期ごとに1回、継続する予定だ。

(中川廣江通信員)


琉球新報


2013-11-30

着心地考え製作、闘病の子へ着脱簡単シャツ(南風原・沖縄)

着心地考え製作 沖縄工業高生、
闘病の子へ着脱簡単シャツ

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一生懸命作ったユニバーサルTシャツを我那覇仁院長らに
寄贈する沖縄工業高の3年生
=22日、南風原町新川の県立南部医療センター
・こども医療センター

 【南風原】
闘病中の子どもたちに笑顔を届けたい―。沖縄工業高校(山城邦定校長)生活情報科保育コースの3年生15人が22日、南風原町新川の県立南部医療センター・こども医療センター(我那覇仁院長)を訪れ、授業で製作した着脱のしやすい「ユニバーサルTシャツ」を同センターに寄贈した。
Tシャツは同センター内のボランティアショップぷれぱで1着800円で販売される。

 同センターの病院ボランティアのメンバーが、闘病中の子どもを介護する母親らの意見を取り入れ、着脱のしやすい前開きの「ユニバーサルTシャツ」の商品開発に取り組んでいることを知り、同学科の授業の一環で、病院ボランティアメンバーの貝阿弥ひとみさん、真栄城正美さんを講師に招いた。

 生徒たちは指導を受けながら、綿素材のTシャツの前身頃を裁断した後、スナップボタンを付けて前開きにし、着脱しやすく、着心地のいい「ユニバーサルTシャツ」を各自が工夫を凝らしながら作り上げた。

 生徒代表の仲里京子さん(18)は「実際に介護している人の意見を取り入れるアイデアは参考になった。不器用ながらも一生懸命作ったので受け取ってください」と我那覇院長に完成品を手渡した。
我那覇院長は「皆さんの温かい心に感動した。相手の立場に立って考えるという気持ちを大事にしてほしい」と感謝した。

 生徒たちを指導した病院ボランティアの真栄城さんは「一人のお母さんの思いが、病院から地域に広がりうれしい。生徒たちの思いを闘病中の子どもやその家族に届けたい」と笑顔を見せた。

  問い合わせはボランティアショップぷれぱ
         (電話)098(888)0123。


  琉球新報

2013-11-27

「第3子基準に疑問」 石垣市の保育所訴訟(沖縄)

「第3子基準に疑問」 石垣市の保育所訴訟

 認可保育所に同じ家庭の子が2人入所している場合、3番目の子の入所を事実上不可能としている石垣市を相手に、同市に住む男児と両親が第3子の認可保育所入所などを求めた訴訟の判決が26日、那覇地裁であった。井上直哉裁判長は入所承諾などの請求を却下したが、第3子への入所基準について「合理性には疑問を差し挟まざるを得ない」とする判断を示した。

 ただ、第3子が入所できない期間が限定的なことや生活保護世帯などには適用されないことなどから「著しく不合理であるとまでは認められない」として違法性は認めなかった。

 訴状などによると、石垣市は2011年に男児の入所を第3子基準により不承諾とした。提訴後の12年3月に姉が卒園したため、男児は同年4月から入所した。このため、入所の承諾を求めた両親の請求は不適法として却下された。

 市は認可保育所に同一世帯の子どもが2人入所している場合、3人目は原則的に入所の優先順位から外している。市は市民の苦情を受け1985年ごろから多くの世帯の子どもを入所させる目的で基準を設けた。

 原告側によると、石垣市には3人目の保育料を無償とする規定があるが、第3子基準で3人目の子は自動的に待機児童になるため事実上適用されないという。裁判所は石垣以外の10市では同様の基準はなく、むしろ3人目以降の児童のいる世帯を有利に取り扱う市が「相当数ある」としている。

 原告側の弁護団は会見で「判決をきっかけにして、石垣市には第3子基準を撤回してほしい」と話した。


   琉球新報

2013-10-22

新八重山病院と夜間診療所に関心(沖縄)

新八重山病院と夜間診療所に関心 

「ドーする?ドーなる?八重山の医療、今と未来」をテーマにした講演が20日午後、大川公民館で開かれた。八重山病院麻酔科の上原真人医師が講演した後、八重山地区医師会の上原秀政会長と上原医師が対談し、「人口5万人で離島が多い地域にどのような医療が必要なのか、医療を提供する側と受ける側が同じ土俵で議論してほしい」と呼びかけた。

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  上原真人氏

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  上原秀政氏

 八重山青年会議所(仲筋正和理事長)が本年度の八重山創生委員会10月度例会として開催。同会議所では八重山病院の具体的な新築時期が示され、夜間診療所の再開に向けた動きもあることから今回の講演とトークセッション(対談)を企画した。

 上原医師は「全国、世界に視点を広げて、八重山にどういった医療が必要なのか考えなければならない」と述べ、新たな八重山病院が2017年4月に開院するまでのスケジュールを説明した。

 対談では、上原会長が夜間診療所の再開について「近くに八重山病院があれば、小児科が得意ではない医師もすぐに(同病院側に)相談できる。そのような体制が整えば、再開できるのではないか」と話し、来年1月から上原内科医院が地区医師会事務所1階で▽月・火・木・金曜日=午後5時〜午後10時▽土曜日=午後1時〜午後6時に診療を行うことを紹介。

 上原医師は、夜間診療所が予定している診療時間について「八重山病院医師の負担軽減になると思う」と話した。

 会場の市民からは「本土の病院と八重山病院との連携」「スポーツ大会への医師派遣」「産婦人科診療の現状」などについて質問や意見があった。

  八重山毎日新聞

2013-10-02

鮮やかヒガンバナ (南風原・喜屋武・沖縄)

鮮やかヒガンバナ 南風原・喜屋武
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鮮やかな真っ赤な花を咲かせるヒガンバナが公民館利用者の目を和ませている=1日、南風原町立中央公民館

 南風原町喜屋武の町立中央公民館(識名盛保館長)で、ヒガンバナが鮮やかな赤い花を咲かせている。同館を新築して2周年となる1日、正面玄関先の花壇に植えられている400株のうち、約半数が真っ赤な花を咲かせ、利用者の目を楽しませていた。

 新館に移る際に、識名館長が旧館から300株、自宅から100株の球根を移植した。

 日ごろから花壇の手入れをしている識名館長は「開館日を祝ってくれているようだ。これから咲く新芽もあるので、10日ごろまで楽しめそう」と目を細めていた。

  沖縄タイムス
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