2011-03-30



高齢者集える場を NPO沖縄シニアの会(沖縄)

高齢者集える場を NPO沖縄シニアの会
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主力商品「あんだんすー」を手にする沖縄シニアの会の
石橋桂子代表(前列左端)ら=那覇市安里

県産食材を使った家庭料理や塩分控えめのヘルシーメニューの
弁当を販売し、高齢者の働く場や支え合う仕組みをつくろうと
取り組んでいるNPO沖縄シニアの会(石橋桂子代表)はこの
ほど、那覇市安里に移転し、新たに合同会社「みんなのちから」
を設立した。これまでの同市東町では「あかね食堂」の運営と
弁当販売がメーンだったが、食堂は閉店した。4月以降移転先の
同市安里で高齢者が集える喫茶店をつくろうと準備を進めている。
弁当は引き続き販売中。

「みんなのちから」では、県産品を使った商品開発に力を入れて
おり、主力商品として豚肉のつくだ煮に似た「はんちゅみ」や
「あんだんすー(油みそ)」を販売。そのほか豚肉料理の一つ
「みぬだる」を開発中だ。

石橋代表(68)は「夢は東京にある高齢者の繁華街と言われる
『巣鴨(すがも)』を沖縄につくること。そのためには合同会社
で収益を上げつつ高齢者の雇用につなげ、健康・長寿を沖縄から
発信したい」と話す。

事務局長の今木ともこさん(34)は「いずれは沖縄の食材を使
った幕の内弁当をつくり、空港で搭乗客に機内で食べてもらう
『空弁(そらべん)』などの販売ができれば」と意気込んでいる。

同会は2月に那覇市で行われた「花と食のフェスティバル」で
「はんちゅみ」や「みぬだる」を販売したが「沖縄の人でもこれら
の伝統料理を知らない人が多い」と石橋さんは話し、今後の可能性
に期待を寄せている。

 問い合わせは、沖縄シニアの会
(電話)098(862)8122。



(琉 球 新 報)

コザの魅力に「お墨付き」 地元CMコンペ(okinawa)

コザの魅力に「お墨付き」 地元CMコンペ
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東門美津子市長(中央)にコザの魅力を発信したCMが
グランプリに輝いたことを報告した鈴木雅子さん
(左から2人目)ら=28日、沖縄市役所

CMを企画した鈴木さんは「コザにはいろんな切り口がある。
(外国文化が交差する)地元の魅力があってこそ頂いた賞」
と話した。これに対し、東門市長は「(中心市街地の)皆さん
が一体となって動いてくれ、沖縄市の未来も明るい」と受賞を
喜んだ。

また鈴木さんは賞金47万円を使い、交流がある東日本大震災
被災地の福島県いわき市へ沖縄料理の素材などを送ることを
報告。市に対し配送面での協力を申し入れた。

CMは沖縄国際映画祭の一環で制作。「チャンプルータウンへ
メンソーレ」と呼び掛け、県出身お笑いコンビ「ガレッジセール」
の川田広樹さんが沖縄市内に点在するベトナム、フィリピン、
インド、韓国、米国、沖縄の雰囲気を感じさせる店を巡り、まち
の魅力を伝えた。

審査では「海ではなく、インターナショナルな沖縄が表現されて
いて、面白い」と満場一致で決まったという。

CMは27日、日本テレビの特別番組で全国放送された。
同映画祭のホームページでも公開されている。



(琉 球 新 報)

生まれ来る子たちに 夏川りみが新アルバム(沖縄)

生まれ来る子たちに 夏川りみが新アルバム
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新アルバム「ぬちぐすい みみぐすい」をPRする夏川りみ
=沖縄タイムス社

昨年8月に母親になった夏川りみが9日、「生まれ来る子供たち
に贈る」をテーマにしたニューアルバム「ぬちぐすい みみぐす
い」を発売した。「ゆりかごのうた」「赤とんぼ」「この道」と
いった唱歌のほか、八重山民謡の「あがろーざ節」、古謝美佐子
「愛(かな)しい子(ぐゎ)」、新良幸人「ニライの風」、大島
保克「ヨーアンシ」、下地勇「景色」など12曲を収録する。

「おなかに子供がいるときの自分の歌声を自分のために記録した
い」という夏川の思いからスタートした企画で、全体を通して心
が穏やかになるナンバーが並ぶ。

「妊娠中は楽しみと同時に不安もあったせいか、これまでとは
違う声になっている。もう一つの命と共にある『今』は、戻って
こない。そんな気持ちをこれからも大事にして歌い続けたい」。
今回のレコーディングでは、歌手生活の中でも特別な経験を
したという。

自身も幼いころから聴き慣れ、歌ってもらってきた唱歌では優し
い曲ばかりを選んだ。録音する中で「歌い継がれてきた意味、
その素晴らしさにあらためて気付いた」と振り返った。

八重山民謡の「あがろーざ節」を歌うときは、「地元の言葉
というのは不思議と背筋がぴんと伸びる。しっかりと歌うため
気持ちが凜(りん)と引き締まった」。

5月からは「ぬちぐすい石垣島 みみぐすい島唄」と銘打った
コンサートツアーも予定。5月4日、出身地石垣市からスタート
する。意外にも、イベントなどをのぞき、石垣でのワンマン
コンサートは初めて。

「照れくさい感じもあるし、緊張もする。でも故郷の皆さんの
前で歌えるのは楽しみ」と笑顔を見せた。



(沖縄タイムス)

伊江島を離れる先生にお別れ(沖縄)

伊江島を離れる先生にお別れ
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フェリーに乗り離任する教職員を見送る児童・生徒ら
=伊江村、伊江港

【伊江】村立伊江小学校、西小学校、伊江中学校を離任する
教職員16人が25日、島での思い出を胸に新任地へ旅立った。
離任教職員の港での島立ちの光景は、この時期の島の風物詩と
なっている。

伊江港には、児童・生徒や保護者らが多数詰め掛け、伊江中学
校吹奏楽部の伴奏が流れる中、お世話になった先生方を見送った。

離任教師らは児童・生徒や保護者たちに囲まれ、「感謝の言葉」
が飛び交う中、花束が贈られ、握手攻めに合う教師も見られた。

西小学校で3年間勤務した渡慶次賀乃教頭は「子どもたちの純粋
さと地域の温かさに支えられ充実した日々を過ごせた。島の皆
さんには感謝ばかり」と振り返った。




(沖縄タイムス)

宮糖城辺工場が搬入終了、生産量は11万㌧ (沖縄)

宮糖城辺工場が搬入終了、生産量は11万㌧
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宮古製糖城辺工場は29日、 2010/11年産サトウキビ製糖
操業の原料搬入を終了した。 最終的な生産量は約11万㌧と
前年産をやや下回った。 品質は昨年10月末に接近した台風14
号による被害が回復せず低下したものの、 原料の8割が基準
糖度帯(13・1~14・3度) 以上となり、 原料代も値上がり
したため農家手取りは前年並を確保。 最終盤は雨のためハーベ
スターの稼動が落ちて原料搬入に遅れが出た。 これまでに沖糖
宮古工場、 宮糖伊良部工場が終了しており、 宮古全体の生産
量は32万4000㌧が見込まれている。

宮糖城辺工場では当初27日頃の搬入終了を見込んでいたが、
先週末からの降雨でハーベスターが思うように動けず予定が遅
れていた。 生産量は11万㌧余となり、前期(11万4697㌧)
並となった。 28日現在の平均甘蔗糖度は14・04度で開始初日
よりも0・64度上昇、 前期に比べて0・96度低下した。 原料
のうち基準糖度帯が42・14%、 基準帯超が39・25%、 基準帯
以下が18・61%。 農家平均手取額は2万2633円で前期
(2万2669円) 並を確保することができた。

宮糖の安村勇社長は今期のサトウキビについて 「植え付け後の
干ばつで不萌芽が目立ち茎数は少なかったが、 その後は降雨に
恵まれて1本当たりの長さや重量は良かった。 数量はほぼ計画
通り。 去年10月末の台風14号接近で全体的に打撃を被った。
潮風害から回復できず開始当初は前年より糖度が1度以上低
かった。 製糖期中も悪天候で糖度が上がらず、 ようやく上昇
してきた頃に終わってしまう」 と話した。 最終盤は雨のため
ハーベスターの稼動率が低下して搬入終了が遅れたが、 「沖糖
原料区からも応援に来てもらった。 夜8時頃まで収穫するなど
オペレーターの協力には感謝している」 と述べた。

沖糖は今月23日に終了し、 生産量はほぼ当初見込み通りの13万
6432㌧、 また宮糖伊良部工場は1万500㌧の減産で5万
3318㌧、 4月下旬に終了予定の宮糖多良間工場も当初計画
を下方修正した2万4000㌧を見込んでいる。



( 宮古新報 )

啓発の手引書に、南静園ガイドブックを発行 (宮古島・沖縄)

啓発の手引書に、南静園ガイドブックを発行
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宮古南静園入園者自治会、 ハンセン病と人権市民ネットワーク
宮古=写真=はこのほど、 「ガイドブック宮古南静園」を発行
した。 両者が実施するボランティアガイド養成講座の一環とし
て編集され、 同園内の案内をはじめ隔離政策の歴史や沖縄戦で
の被害、 入園者の証言などを掲載。 ハンセン病問題に関する
啓発の手引書とし、 学校での人権教育などにも役立ててほしい
としている。

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同講座は将来構想や啓発事業として南静園の歴史を風化させず、
次世代に伝えることを目的に行われている。 同自治会の宮里
光雄会長はガイドブック発行について 「多くの人に南静園の
歴史を知ってもらう手助けになると期待している。 ハンセン病
は様々な形で啓発されているが、 いまだに誤った考え方が根深
く存在している。 語り継いでいくことは入園者としての責務」
と述べた。 また入園者の平均年齢が82歳と高齢化が進み、
伝承が困難になっていることも踏まえ 「埋もれさせたくない」
と書物として残す意義も訴えた。 人権ネット宮古の亀浜玲子
さんは 「かつて国が進めた隔離政策の歴史を見て園内を歩いて
もらいたい」 と話し、 「子供たちが人権について考え、 ハン
セン病が過去のものではなく、 新たに継続している問題を感じ
てほしい」 と人権教育での利用も呼びかけた。

ガイドブックでは園内の施設や建物の歴史とともに隔離政策の
実態、 現在の活動、 入園者の体験談、 沖縄戦での犠牲者や
園内未感染児童問題、 宮古での 「無らい運動」、 ハンセン
病国賠訴訟、 病気に関する基本的な知識なども紹介している。
希望者は同自治会まで。



( 宮 古 新 報 )