2011-03-16



「エール,ラフ&ピース」で沖縄国際映画祭開催へ (沖縄)

「エール,ラフ&ピース」で沖縄国際映画祭開催へ
沖縄国際映画祭実行委員会は3月15日、今月18日から27日まで
開催予定の「第3回沖縄国際映画祭」を、東北地方太平洋沖地震
被災地へのチャリティーを目的とした映画祭として開催すること
を決定したと発表した。

今回の地震により、被災地のみなさまをはじめとして、日本が
未曾有の危機にさらされている中、本映画祭のようなお祭り的
色彩の強いイベントの開催に対しては、多方面からのご批判が
あり得ることは覚悟しております。

しかしながら、沖縄国際映画祭は、映画・映像・テレビ・ラジ
オ新聞・雑誌・インターネット等全てのメディアを通じて万人
のこころが通じ合う新しい映画祭を目指して、2009年より開催
されており、また、本映画祭のコンセプトである「ラフ&ピース
(Laugh&Peace)」の精神のもと、笑いと笑顔を通じて、世界
中のみなさまの心に平和と幸せをお届けすることを目的として
おります。

「笑い」というものは、元来、人を思いやり、支え合うという
気持から生まれるものであり、一人一人が誰かと「つながって
いる」こと、誰かが「そこにいてくれる」という実感を分かち
合うことで伝わっていくものであり、それは、「生きていく
意欲の交換」でもあると、私たちは考えています。

沖縄国際映画祭としては、人々の顔から多くの笑顔が消えよ
うとしているこのようなときであるからこそ、さらに、
「エール,ラフ&ピース(Yell ,Laugh&Peace)」をコンセ
プトとし、被災地への募金活動をはじめとしたチャリティーの
ほか、被災地から遠く離れた沖縄の地から被災者のみなさまの
もとへ、地元沖縄のみなさまや国内外の出演者・関係者からの
数多くの「心のつながり」と「エール」をお届けすることを
趣旨と致します。

開催概要につきましては、当ホームページほかにて改めて
お知らせさせていただきます。

このような趣旨をご理解いただき、できればその趣旨にご賛同・
ご協力いただきまして、地元沖縄のみなさま、関係者全ての力で
被災地への支援を実現させたいと存じます。

当実行委員会一同、被災者の方々に心よりお見舞い申し上げる
とともに、一刻も早い被災地の復興をお祈りいたします。その
ための一助となれることを、切に願っております。

平成23年3月15日
沖縄国際映画祭実行委員会
実行委員長 大崎 洋



(八重山日報)

番号見つけ歓声/県立高校で合格発表(宮古島・沖縄)

番号見つけ歓声/県立高校で合格発表
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友人と合格を喜ぶ受験生=15日、宮古高校

県立高校一般入試の合格発表が15日午前9時から、市内の
4高校で一斉に行われた。合格者の受験番号が掲示されると、
発表を待ちわびた受験生たちが自分の番号を見つけ歓声を上
げたほか、親や友人から祝福を受けるなど発表会場は歓喜の
渦となった。「15の試練」を乗り越えた受験生たちは自分の
番号を携帯電話で撮影して合格を再確認し、春からの高校生活
に胸を膨らませた。

宮高200人が歓喜

宮古高校(川満健校長)では一般入試で普通科150人(推薦
では50人)、理数科50人が合格した。

会場には、発表を待ち切れない受験生とその親らが朝早くから訪
れ午前9時に合格番号が掲示されると「あったー」「やったー」
と歓声を上げた。

大喜びの受験生に対し、一緒に訪れた家族や友人からは「おめ
でとう」「よくやった」と祝福の言葉が贈られた。

狩俣理子さん(北中卒)は「推薦で合格が決まっていたが改めて
合格を実感してとてもうれしい。高校では部活を頑張りたい」と
笑顔で話した。

一緒に訪れた母親の博美さんは「本人は一生懸命受験勉強に取り
組んでいたので本当にうれしい。高校生活は楽しみながら自分の
目標に向かって頑張ってほしい」と述べた。



(宮古毎日新聞)

県立高校合格発表、宮古563人笑顔満開 (宮古島・沖縄)

県立高校合格発表、宮古563人笑顔満開
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受験番号を見つけて喜ぶ受験生ら=宮古高校

2011年度県立高校入学試験の合格発表が15日、 県内一斉に
行われた。 このうち宮古地区の4高校 (宮古、 宮古総合実業、
伊良部、 宮古工業) では午前9時から連携型や推薦入学者を
含む計563人の合格者の受験番号が張り出され、 番号を見つ
けた受験生らが 「やった、 受かった」 などと歓声を挙げ、
家族や友人らと抱き合って喜び、 4月からの高校生活に胸を躍
らせていた。

宮古4校のうち、 学科別志願倍率は宮古理数科が1・21倍で最
も高く、 次いで同普通科が1・09倍、 宮古総合実業生活福祉科
が1・03倍、 同食品科学科が1・00倍だった。

このうち県立宮古高校では合格者の受験番号が午前9時から張り
出され、 待機していた大勢の受験生や家族が受験番号を見つけ
ては歓声を上げ、 合格を喜び合っていた。 涙を流したり、 カ
メラ付き携帯電話で受験番号を記念に撮影したりしながら、
合格の喜びをかみしめていた。 また、 電話やメールで両親に
合格を興奮した様子で伝える受験生の姿も見られた。

同校普通科に合格した城辺中の島尻元輝くんは 「長かった受験
生活を乗り越えやっと合格できた。 自信はなかったが合格でき
てうれしい。 高校ではバスケ部に入部し、 勉学と両立させ、
大学進学を目指したい」 と笑顔で話していた。 また、 理数科
に合格した平良中の島尻奈津希さんは 「高校では漢字検定、
数学検定など試験を受けたい。 目標である栄養士になるため
頑張りたい」 と意気込んでいた。

なお、 各校とも二次募集を16、 17の両日に実施する。 宮高
理数科、 普通科を除く3校10学科・6コースで実施される。
合格発表は25日。

二次募集内容は
▽伊良部=普通科35人▽宮古総実=生物生産14人環境工学11人、
生活福祉1人、 海洋科学13人、 食品科学10人、 商業20人
▽宮古工業=自動車機械システム20人 (機械システム15人、
自動車5人)、 電気情報17人 (電気技術5人、 情報技術12人)
生活情報16人 (服飾デザイン12人、 フードデザイン4人)



( 宮 古 新 報 )

赤十字県支部が宮城へ出発(沖縄)

赤十字県支部が宮城へ出発
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出発式に臨む日本赤十字社県支部の医療救護班=那覇市・
沖縄赤十字病院

東日本大震災の被災地支援のため、日本赤十字社県支部の医療
救護班第1陣の7人が15日午前、現地へ向け出発した。東京
を経由し17日から4日間、宮城県石巻市の石巻赤十字病院を
拠点に活動する。出発を前に15日、沖縄赤十字病院で出発式
があり、班長の佐々木秀章医師が「被災者に少しでも安心して
もらえるよう、心を尽くしたい」と決意を述べた。

班は医師、看護師、自動車操作要員らで構成。救急車に診療や
蘇生(そせい)用の器具、薬品などを積み、病院や避難所を回
ってけが人や病人を手当てする。県支部長を務める仲井真弘多
知事は「自分の安全も確保しながら、1人でも多くの被災者を
助けてほしい」と激励した。

県医師会も第1陣派遣 岩手向け

県医師会(宮城信雄会長)の災害救助医療班の第1班も15日、
被災地の岩手県に向けて出発した。ボランティアで募った医師
3人、看護師2人、事務1人のチームが医療支援に当たる。
約1週間の日程で活動。同医師会では順次、チームを派遣する。

同日、南風原町新川の県医師会館で出発式があった。名桜大の
出口宝(しげる)医師(52)は「早く現場に行って、できる
限りのことをしたい。岩手県医師会とも連携してスムーズな対
応ができるようにしたい」と語った。県医師会の玉城信光副会
長は「安全を第一に活動してほしい」と激励した。

 第2班は20日に派遣される。



(沖縄タイムス)

石垣市から東北へ-緊急消防援助隊に3人を派遣 (石垣島・沖縄)

石垣市から東北へ-緊急消防援助隊に3人を派遣
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 宇根隊長、黒島隊員、平良隊員(左から)

3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の救援のため沖縄県隊
が17日に出発する。その一員として石垣市消防本部から3人の救
急隊員が派遣されることになった。

同隊は県内11消防本部からの隊員56人で編成され、救助や消火、
後方支援にあたる。沖縄本島の各本部からは工作車やポンプ車、
救急車などの車両も運搬。

石垣市から派遣されるのは、救急救命士の宇根正人さん(隊長)
黒島浩光さん、救急隊員の平良重信さんの3人で、平良さんは
「職務を遂行して救難救護に全力を尽くしたい。県民、市民の
代表としてできることを確実にやっていきたい」と話していた。

同消防本部が被災地に職員を派遣するのは初めて。器材だけで
なく自らの食糧や水などもそろえるため、持ち物は数十キロに
なるという。台風や海難などの現場を経験している隊員も、雪
が舞う地域での活動は初めて。前木秀靖消防長は「災害の規模
が大きいが、現場では冷静沈着に対応してもらいたい。くれぐ
れも2次災害には気をつけてもらいたいと思う」と語った。

3人は16日に那覇に向かい、17日に沖縄県隊として空路・東京
に入る。その後、陸路で現地に向かう予定。1週間程度を予定
しているが、「長期になることも考えられる」と前木消防長。
人員交代で現地に入ることも想定し、体制を整える。



(八重山日報)

義援金600万円を可決/多良間村議会が宮古市へ(宮古島・沖縄)

義援金600万円を可決/多良間村議会が宮古市へ

【多良間】多良間村議会(西平幹議長)は14日、東日本大震災で
甚大な被害を受けた姉妹都市・岩手県宮古市への義援金600万円
を計上した補正予算を可決した。同村は同日、役場に義援金受付窓
口を開設。15日には、村民に義援金の協力を呼び掛ける文書の配布
を各区長に依頼した。

交通ルートが回復次第、下地昌明村長と西平議長が、見舞いに行
く。栄養豊富な多良間特産の黒糖も早急に送付する。

消防庁災害対策本部のまとめによると、15日午前11時30分現在の
宮古市の被害は死者110人、行方不明1658人、重軽傷33人、
火災6件に上っている。

下地村長は「宮古市とは、30年以上前から大人や子どもが交流を
続け、姉妹都市を締結している。悲惨な状況を知って、一刻も早く
駆け付けたいが交通の関係で、思うに任せない。早急な復興を願っ
ている」と話した。

両市村の交流は、多良間村に漂着した商船の乗員を島民が看護し
帰還させた史実をきっかけに始まった。姉妹都市は、1996年
に締結された。



(宮古毎日新聞)

仙台で無心に炊き出し 下地貴人さん(沖縄)

仙台で無心に炊き出し 下地貴人さん
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出張先の仙台市内で大震災と津波に遭遇。「生きててよかった」
と語る下地貴人さん=浦添市内の自宅

東日本大震災本震の翌日、出張先の仙台市で、少しでも被災者の
腹を満たそうと、炊き出しに汗を流した県人がいる。浦添市に住
むラーメン店社員下地貴人(たかひと)さん(23)。肉入り
スープにたこ焼き、ホットドッグ。「よそって、よそって12時
間。みんな極限状態だった」。被災地の惨状に声を震わせた。

仙台港近くの「夢メッセみやぎ」で開かれた食のイベントに出店
中の11日、激震に襲われた。約600人でにぎわっていた会場
は大パニック。揺れがおさまり、外へ出ると「足元の地面がぱっ
かりと割れた」。津波を警戒し、急いで近くのオフィスビルの
5階に。十数分後、濁流が陸地のすべてを押し流した。「地震前
に周辺で車が何台も走っていたけど、それがどうなったのか、
考えたくない」

薄着とげたの格好のまま寒さと空腹をこらえ、ビルで夜を明かし
た。翌12日朝、別の出店業者が避難した小学校へ。再会した
仲間たちと一緒に、難を逃れた食材を使って炊き出しを始めた。
スタッフ6人に対し、避難住民の長い列は食材が底をつくまで
半日途切れず、無我夢中で盛り付けた。物品不足で容器もはしも
使い回し。何度も手を合わせて感謝された。

震災後、大阪から駆け付けた「知人の知人」の厚意で大阪、鹿児
島を経由して13日に帰郷。2日間、ほとんど寝ていなかった。
14日、自宅アパートで起床したとき「生きてて良かった」と心
から思っ。

避難の途中、被災したコンビニエンスストア周辺で泥の中から
商品のペットボトル飲料を探し出し、一心に飲み干す老若男女の
姿を目の当たりにした。「一刻も早く、十分な飲み水と食料が
現地へ届けられることを願っています」

(新垣綾子)



(沖縄タイムス)