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2011-11-07
八重山3市町と台湾蘇澳鎮 (OKINAWA)
竹富町、台湾修学旅行導入へ 八重山3市町と台湾蘇澳鎮
八重山広域市町村圏事務組合設立20周年記念式典や石垣島まつりで
来島している台湾蘇澳鎮の林騰煌(リン・トンファン)鎮長ら関係者5人と中山義隆石垣市長、川満栄長竹富町長、外間守吉与那国町長が6日午前、市役所庁議室で「台湾との交流について」をテーマに懇談会を開き、修学旅行や教育実習など相互交流に向けて意見を交わした。
昼食を兼ねた懇談会は石垣市と蘇澳鎮、与那国町と花蓮市がそれぞれ姉妹都市交流を深めているが、竹富町が台湾の都市と姉妹都市締結を行っていないことが取り上げられた。
林蘇澳鎮長は「八重山とは観光を中心とした交流を行ってきたが、今後は農林水産関係の交流も考えていきたい」と述べ、竹富町と台東縣成功鎮との姉妹都市締結を提案。
川満町長は「意見を真摯(しんし)に受け止め、視察するところから始めていきたい。台東だけでなく、台北にある都市との姉妹都市も検討しており、幅広い視点から前向きに進めたい」と述べ、与那国町が行っている台湾への修学旅行を竹富町でも導入する考えを示した。
台湾蘇澳鎮で漁業協同組合にあたる蘇澳區漁會の陳春生(チェン・チュンション)理事長は「初めての訪問で八重山漁協とも交流することができた。蘇澳の海洋学校でも卒業旅行や実習で八重山を訪ねることができないか話をしたい。受け入れ態勢への協力をしてもらえると助かる」と述べ、相互交流に積極的な見解を示した。
また、林蘇澳鎮長は「八重山は観光が栄えているが、蘇澳鎮は商工関係がメーンとなっている。交通の便がもっとあった方が観光面でも協力できるところがあると思う」と述べ、新石垣空港開港に合わせた定期便就航を要望した。
なお、意見交換会に先立ち、市長室で八重山広域市町村圏事務組合永年勤続職員表彰式も行われ、広域勤務19年7カ月の蔵下いづ子さんと広域勤務18年の東大浜笑美子さんの2人に中山市長から表彰状が贈られた。
八重山毎日新聞

八重山広域市町村圏事務組合設立20周年記念式典や石垣島まつりで
来島している台湾蘇澳鎮の林騰煌(リン・トンファン)鎮長ら関係者5人と中山義隆石垣市長、川満栄長竹富町長、外間守吉与那国町長が6日午前、市役所庁議室で「台湾との交流について」をテーマに懇談会を開き、修学旅行や教育実習など相互交流に向けて意見を交わした。
昼食を兼ねた懇談会は石垣市と蘇澳鎮、与那国町と花蓮市がそれぞれ姉妹都市交流を深めているが、竹富町が台湾の都市と姉妹都市締結を行っていないことが取り上げられた。
林蘇澳鎮長は「八重山とは観光を中心とした交流を行ってきたが、今後は農林水産関係の交流も考えていきたい」と述べ、竹富町と台東縣成功鎮との姉妹都市締結を提案。
川満町長は「意見を真摯(しんし)に受け止め、視察するところから始めていきたい。台東だけでなく、台北にある都市との姉妹都市も検討しており、幅広い視点から前向きに進めたい」と述べ、与那国町が行っている台湾への修学旅行を竹富町でも導入する考えを示した。
台湾蘇澳鎮で漁業協同組合にあたる蘇澳區漁會の陳春生(チェン・チュンション)理事長は「初めての訪問で八重山漁協とも交流することができた。蘇澳の海洋学校でも卒業旅行や実習で八重山を訪ねることができないか話をしたい。受け入れ態勢への協力をしてもらえると助かる」と述べ、相互交流に積極的な見解を示した。
また、林蘇澳鎮長は「八重山は観光が栄えているが、蘇澳鎮は商工関係がメーンとなっている。交通の便がもっとあった方が観光面でも協力できるところがあると思う」と述べ、新石垣空港開港に合わせた定期便就航を要望した。
なお、意見交換会に先立ち、市長室で八重山広域市町村圏事務組合永年勤続職員表彰式も行われ、広域勤務19年7カ月の蔵下いづ子さんと広域勤務18年の東大浜笑美子さんの2人に中山市長から表彰状が贈られた。
八重山毎日新聞
郷友集い古里でパレード (宮古島・沖縄)
郷友集い古里でパレード/「生まり島・ミャーク大会」
開幕歌と踊りで島の発展祈願

のぼりを手に西里、市場、下里の3通りをパレードする郷友たち
=5日、下里大通り
島外で活躍する郷友を迎えてのイベント「生(ん)まり島(ずま)・ミャーク大会」(主催・同大会実行委員会)が5日、2日間の日程で開幕。オープニングイベントとして、参加者と地元小学生ら約270人によるパレードが西里、市場、下里の3通りで行われた。
参加者らは「お帰り」の声援に応えながら通りを歩いた。同日夜には「歓迎ぷからすパーティー」も開かれ、久しぶりに合う知人らと旧交を温めた。
沖縄本島や全国各地にいる宮古出身者が一堂に集い、ネットワークの構築と継承を図ることで島の発展を目指すことを目的に、今年初めて開催される。オープニングとなるパレードには、島外からの参加者約150人と、大会長を務める下地敏彦市長ら大会役員、平良第一小学校マーチングバンド、ちびっこらんどエイサー隊が参加し、3通りを練り歩いた。
パレードの途中に設けられたステージでは、参加郷友会の紹介が行われたほか、沖縄宮古郷友連合会(兼島恵孝会長)のメンバーがクイチャーを踊ったり、宮古民謡協会九州支部(仲宗根玄忠会長)は演奏を披露した。同日午前に大会協力イベントとしてマティダ市民劇場で演奏会を行った「クイチャーパラダイス」も参加し、演奏と踊りでパレードを盛り上げた。
地元から参加の平良第一小学校マーチングバンドとちびっこらんどエイサー隊も演奏と演舞で参加者たちを盛大に歓迎。また沖縄宮古民謡協会がクイチャーを奏でると、参加者や大会役員、ミス宮古らが輪になって踊った。
きょう6日は午前時から正午までマティダ市民劇場で、「鳴りとぅゆんみゃーく方言大会」の歴代入賞者が出演する「スマフツ自慢」を開催。入場料1000円。午後2時からはカママ嶺公園で協賛イベントとなる「第10回クイチャーフェスティバル」。引き続き同会場で大会の閉会セレモニーが行われる。
.宮古毎日新聞
開幕歌と踊りで島の発展祈願

のぼりを手に西里、市場、下里の3通りをパレードする郷友たち
=5日、下里大通り
島外で活躍する郷友を迎えてのイベント「生(ん)まり島(ずま)・ミャーク大会」(主催・同大会実行委員会)が5日、2日間の日程で開幕。オープニングイベントとして、参加者と地元小学生ら約270人によるパレードが西里、市場、下里の3通りで行われた。
参加者らは「お帰り」の声援に応えながら通りを歩いた。同日夜には「歓迎ぷからすパーティー」も開かれ、久しぶりに合う知人らと旧交を温めた。
沖縄本島や全国各地にいる宮古出身者が一堂に集い、ネットワークの構築と継承を図ることで島の発展を目指すことを目的に、今年初めて開催される。オープニングとなるパレードには、島外からの参加者約150人と、大会長を務める下地敏彦市長ら大会役員、平良第一小学校マーチングバンド、ちびっこらんどエイサー隊が参加し、3通りを練り歩いた。
パレードの途中に設けられたステージでは、参加郷友会の紹介が行われたほか、沖縄宮古郷友連合会(兼島恵孝会長)のメンバーがクイチャーを踊ったり、宮古民謡協会九州支部(仲宗根玄忠会長)は演奏を披露した。同日午前に大会協力イベントとしてマティダ市民劇場で演奏会を行った「クイチャーパラダイス」も参加し、演奏と踊りでパレードを盛り上げた。
地元から参加の平良第一小学校マーチングバンドとちびっこらんどエイサー隊も演奏と演舞で参加者たちを盛大に歓迎。また沖縄宮古民謡協会がクイチャーを奏でると、参加者や大会役員、ミス宮古らが輪になって踊った。
きょう6日は午前時から正午までマティダ市民劇場で、「鳴りとぅゆんみゃーく方言大会」の歴代入賞者が出演する「スマフツ自慢」を開催。入場料1000円。午後2時からはカママ嶺公園で協賛イベントとなる「第10回クイチャーフェスティバル」。引き続き同会場で大会の閉会セレモニーが行われる。
.宮古毎日新聞
華やかに 厳かに 多彩に (沖縄)
華やかに 厳かに 多彩に 県高文祭・総合開会式

練習の成果を発表する県立八重山商工高校郷土芸能部の生徒ら
=4日、沖縄市民会館大ホール
第35回県高等学校総合文化祭(主催・県高等学校文化連盟)の総合開会式が4日、沖縄市民会館大ホールで開かれた。
県内の高校生が演劇や音楽、工芸など日頃の活動の成果を披露する。
同文化祭は県内9会場で17部門の展示や発表が行われ、同時に各部門の九州、全国大会県代表選考も行われる。12日まで。
開会式では8月に福島県で開催された全国高等学校総合文化祭で郷土芸能部門に出場した玉盛結さん(県立向陽高校1年)が「全国大会では他県の伝統芸能を見て刺激を受けた。文化・芸術の素晴らしさを感じながらお互い切磋琢磨(せっさたくま)していきましょう」と呼び掛けた。
式典後、本年度に県や全国などで優秀な成績を収めた生徒たちの舞台発表があった。同会館で5日は午後2時から郷土芸能部門、6日は正午から合唱、吹奏楽、楽器・管弦楽部門が行われる。
琉球新報

練習の成果を発表する県立八重山商工高校郷土芸能部の生徒ら
=4日、沖縄市民会館大ホール
第35回県高等学校総合文化祭(主催・県高等学校文化連盟)の総合開会式が4日、沖縄市民会館大ホールで開かれた。
県内の高校生が演劇や音楽、工芸など日頃の活動の成果を披露する。
同文化祭は県内9会場で17部門の展示や発表が行われ、同時に各部門の九州、全国大会県代表選考も行われる。12日まで。
開会式では8月に福島県で開催された全国高等学校総合文化祭で郷土芸能部門に出場した玉盛結さん(県立向陽高校1年)が「全国大会では他県の伝統芸能を見て刺激を受けた。文化・芸術の素晴らしさを感じながらお互い切磋琢磨(せっさたくま)していきましょう」と呼び掛けた。
式典後、本年度に県や全国などで優秀な成績を収めた生徒たちの舞台発表があった。同会館で5日は午後2時から郷土芸能部門、6日は正午から合唱、吹奏楽、楽器・管弦楽部門が行われる。
琉球新報
82歳団長「若返った気分」 (八重山・おきな
小浜島楽団60年ぶり復活 82歳団長「若返った気分」

60年ぶりの復活公演で演奏する「かふぬ島友愛クラブ」
=10月30日、小浜島ちゅらさん広場
【小浜島=竹富】
小浜島で終戦直後に活動していた楽団「友愛クラブ」が10月30日のちゅらさん祭で「かふぬ島友愛クラブ」として60年ぶりに復活を果たした。
当時活動していた知念朝甚団長(82)ら4人を含む18人が懐かしのメロディーを披露した。
友愛クラブは食べ物さえ十分に確保できなかった終戦直後、「苦しい時代を手を取り合って楽しく乗り越えよう」という目的で知念団長が中心となり、20代の男女で結成した。
当時は三線、笛、太鼓、手作りのギターなどで音楽を奏で、劇も披露した。楽団は人気を集め、劇を見て涙を流す観客もいたという。
復活公演は小浜島の人々が祭りなどで頭に巻く赤い鉢巻き「アカサンツ」をネクタイにしておそろいのシャツに身を包み、当時披露していた曲を演奏した。
知念団長は「練習では大丈夫と思っても忘れているところもあり、心配したが、本番はばっちりだった。当時を思い出してみんな若返った気分だった」と満足そうに語った。
(稲福政俊)
琉球新報

60年ぶりの復活公演で演奏する「かふぬ島友愛クラブ」
=10月30日、小浜島ちゅらさん広場
【小浜島=竹富】
小浜島で終戦直後に活動していた楽団「友愛クラブ」が10月30日のちゅらさん祭で「かふぬ島友愛クラブ」として60年ぶりに復活を果たした。
当時活動していた知念朝甚団長(82)ら4人を含む18人が懐かしのメロディーを披露した。
友愛クラブは食べ物さえ十分に確保できなかった終戦直後、「苦しい時代を手を取り合って楽しく乗り越えよう」という目的で知念団長が中心となり、20代の男女で結成した。
当時は三線、笛、太鼓、手作りのギターなどで音楽を奏で、劇も披露した。楽団は人気を集め、劇を見て涙を流す観客もいたという。
復活公演は小浜島の人々が祭りなどで頭に巻く赤い鉢巻き「アカサンツ」をネクタイにしておそろいのシャツに身を包み、当時披露していた曲を演奏した。
知念団長は「練習では大丈夫と思っても忘れているところもあり、心配したが、本番はばっちりだった。当時を思い出してみんな若返った気分だった」と満足そうに語った。
(稲福政俊)
琉球新報
南風原でナイスハートバザール (沖縄)
働く障がい者を支援 南風原でナイスハートバザール

多くの客でにぎわう「りゅうぎんプレゼンツ第27回ナイスハートバザールイン沖縄」
=5日、南風原町のイオン南風原ショッピングセンタ
働く障がい者の支援を目的にした「りゅうぎんプレゼンツ第27回ナイスハートバザールイン沖縄」(県セルプセンター主催)が5日、南風原町のイオン南風原ショッピングセンターで始まった。6日まで。
屋内外の会場では、県内の授産施設など障がい者福祉事業所で製造、加工された食品や小物類がずらりと並んだ。5日は午前中から時折雨が降ったが、屋内では多くの客が商品を購入していた。
エイサーやライブなどイベントも盛りだくさん。那覇市から家族で来た金城芳子さん(37)は「商品を買う形で、働く障がい者を応援できたらうれしい」と笑顔を浮かべていた。
琉球新報

多くの客でにぎわう「りゅうぎんプレゼンツ第27回ナイスハートバザールイン沖縄」
=5日、南風原町のイオン南風原ショッピングセンタ
働く障がい者の支援を目的にした「りゅうぎんプレゼンツ第27回ナイスハートバザールイン沖縄」(県セルプセンター主催)が5日、南風原町のイオン南風原ショッピングセンターで始まった。6日まで。
屋内外の会場では、県内の授産施設など障がい者福祉事業所で製造、加工された食品や小物類がずらりと並んだ。5日は午前中から時折雨が降ったが、屋内では多くの客が商品を購入していた。
エイサーやライブなどイベントも盛りだくさん。那覇市から家族で来た金城芳子さん(37)は「商品を買う形で、働く障がい者を応援できたらうれしい」と笑顔を浮かべていた。
琉球新報
尚巴志ハーフ 力走 (沖縄)
尚巴志ハーフ 最多9589人が力走

ドラの音を合図に一斉にスタートするランナーたち
=6日午前9時10分、南城市佐敷・シュガーホール
【南城】
第10回記念大会「2011尚巴志ハーフマラソンin南城市」(主催・同大会実行委員会、南城市、共催・沖縄タイムス社、琉球放送)が6日、南城市佐敷の市文化センター・シュガーホールを発着点に行われ、ハーフの部男子は末松隆二(沖縄愛楽園)が5大会ぶり3度目の優勝、女子は村田夏希(オリックス自動車)が4連覇を果たした。
今大会には、過去最多となる9589人が参加。さわやかな秋風の中、風光明媚(めいび)な南城路を力走した。
沖縄タイムス

ドラの音を合図に一斉にスタートするランナーたち
=6日午前9時10分、南城市佐敷・シュガーホール
【南城】
第10回記念大会「2011尚巴志ハーフマラソンin南城市」(主催・同大会実行委員会、南城市、共催・沖縄タイムス社、琉球放送)が6日、南城市佐敷の市文化センター・シュガーホールを発着点に行われ、ハーフの部男子は末松隆二(沖縄愛楽園)が5大会ぶり3度目の優勝、女子は村田夏希(オリックス自動車)が4連覇を果たした。
今大会には、過去最多となる9589人が参加。さわやかな秋風の中、風光明媚(めいび)な南城路を力走した。
沖縄タイムス