2011-11-25



裁判権放棄を検討/わいせつ米兵(OKINAWA)

那覇地裁、裁判権放棄を検討/わいせつ米兵少年

米海兵隊員による女子中学生へのわいせつ事件で、那覇地検は、準強制わいせつなどの疑いで拘置中の海兵隊普天間基地所属の上等兵(19)の処分について、裁判権不行使も視野に検討を進めている。
裁判権不行使の通告期間となる23日までには処分されるが、米兵で、しかも国内法では少年法が適用されるため、地検も処分の方向性について、被害者感情や家裁に送致した後の処分の見込みなどを最大限考慮しつつ慎重に捜査を進めている。
裁判権が行使されない場合、上等兵は基地内の軍事裁判所で裁かれることになり、国内法適用の場合より重い処罰が見込まれる、という。

那覇地検によると、これまで米兵少年の処分は、殺人や婦女暴行など重罪に当たる刑事処分相当以外は裁判権の不行使が通常という。

刑事処分相当以外で家裁送致しても、少年であれば「保護処分相当」とするのが支配的。半面、米国では19歳でも成人扱いとなり、上等兵の場合、軍事裁判による刑事手続きが進められる。

国内少年法の手続きを考慮した場合「より現実的処罰を求める上では、米軍側に海兵隊上等兵の処分をゆだね、米国法により成人と同様の裁判権が行使されたほうが現実的」との考えもある。

国内的には、県内で英語を使える保護司がほとんどいない現状に加え「米兵少年に国内少年法の趣旨がなじむのか」と、米兵少年の更生環境が整っていない現状を挙げる識者もいる。

17日現在、那覇地検では「捜査中であり、どのような処分をするかについては決まっていない」としているが、裁判権の不行使の場合には、通告期間があり、犯罪の発生を米側へ通知してから20日以内となっている。

今回の場合は23日までがタイムリミット。在沖米軍基地の軍事裁判に詳しいアネット・キャラゲイン外国法事務弁護士によると、米海兵隊員が住居不法侵入罪、破廉恥罪などで基地内の軍事裁判で裁かれた場合、最高7年6月の実刑の可能性もあるという。同弁護士は「執行猶予もほとんどつかず、日本より厳しい判決」という。

 琉球新報

米軍属を起訴へ 裁判権行使同意 (OKINAWA)

那覇地検、米軍属を一転起訴へ 
日本での裁判権行使同意


 沖縄県内で交通死亡事故を起こし、公務中だったとして不起訴となった米軍属の男性(24)について、那覇地検は24日、日本で裁判権を行使することで米側の同意が得られたと明らかにした。

那覇検察審査会は男性を「起訴相当」と議決しており、地検は25日に自動車運転過失致死罪で起訴する方針。

(共同通信)

琉球新報

結髪師4人に賞状 (宮古島・沖縄)

新人賞、結髪師取得者4人に賞状伝達
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新人賞受賞を喜ぶ (左から) 島尻さん、 川満さんと結髪師に合格した喜久山さん
(左から3人目)、 与那覇さん=23日、 あかがーら

 野村流古典音楽保存会宮古島支部古波蔵峰子研究所、 小波流琉球きからじ結古波蔵峰子研究所は23日、 2011年度沖縄タイムス伝統芸能選考会において新人賞を受賞した川満莉緒さん (平良中3年)、 島尻琴音さん (同)、 結髪師の免許を取得した与那覇啓子さん (63)、 喜久山仁美さん(36)の合同伝達及び祝賀会を市内の飲食店で開いた。

 午後6時半から行われた伝達式で古波蔵さんから新人賞を受賞した2人に賞状と盾、 結髪師に合格した2人に賞状と看板が手渡された。

 古波蔵さんは 「きょうはとてもうれしい日となった。 合格は両親や周りの大人の支えのおかげ。 今後も頑張ってほしい」 と祝福した。

 新人賞を受賞した川満さんは 「小学2年生から始めた三線。 これまで続けてきて良かった。 先生や両親に感謝したい」 と話した。 また、 島尻さんは 「合格できてうれしい」 と喜んだ。

 結髪師に合格した与那覇さんは 「これからも先生の励ましに応えられるよう一生懸命頑張りたい」 と話し、 喜久山さんは 「古波蔵先生からたくさんのことを学ぶことができた。 これからも指導願いたい」 と感謝を示した。
 会には家族や関係者などが多数駆けつけ4人を祝福。 祝賀会では新人賞を受賞した2人が独唱するなど賑わった。

  宮古新報

国境の島 報道によると… (与那国・沖縄)

本紙報道によると…

 本紙報道によると先日、与那国で自衛隊基地誘致に反対する人々の初めての反対集会が開かれたとのこと。
また20日には与那国では初めてのケースとなるデモ行進も行われたとのこと
▼町長や町議会は与那国の現状を打開しようと自衛隊誘致推進の立場だが、ここは誘致反対の方が現実的だと思う。なぜなら自衛隊がもし来るとしてもそれは米軍の対中国戦略絡みの日米共同の一施策としての基地のためであって与那国町を援助するためではない。自衛隊基地を誘致すると町が繁栄すると考える方がむしろ夢を見ていると言える
▼現に国境の島で与那国と同じような状況にある長崎県の対馬は50年ほど前に自衛隊を誘致し、さらに増員を要請しているが島の人口は減る一方だ
▼日本は明治以降ひたすら富国強兵を目指したがそれは敗戦しかもたらさなかった。また戦後利益第一主義を貫き経済大国を追求したが、それも今度の福島原発事故が象徴するように破たんが目立ち始めた
▼そして広大な米軍基地を60年以上も沖縄に押し付けてきたという最大の矛盾がある。”いつまでも「捨て石」のまま沖縄忌”(礁湖)という一句が身にしみる▼与那国の問題は全八重山の問題である。われわれは今、頭を冷やして熟考しなければならない岐路に立たされているのだ。(八重洋一郎)


  八重山毎日新聞

多彩な演目で立ち見客が出る 八重山・沖縄)

多彩な演目で熱演 老人芸能大会、
立ち見客が出るほど大入り

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 八重山地区老人クラブ連合会(嵩本安意会長)の「第33回老人芸能大会」が23日午後、市民会館大ホールで開かれた。
立ち見が出るほど満席となった会場は地区内15単位老人クラブ、八老連、石老連の総勢131人が出演、伝統芸能や創作舞踊など17演目で熱演した。

 郷土芸能など芸能発表を通して生きがいを高め、友情を深め、豊かな長寿社会づくりに寄与することが目的。

 八老連役員の「赤馬節」で幕開けし、各クラブが次々と多彩な演目を披露。そのなかで60周年を迎える宮良老人クラブ寿会は台湾の実話をもとにしたという「サヨンの鐘」を情感豊かに踊った。

 女性陣による演目が多い中、大浜老人クラブ長寿会は男性10人、女性3人が「大阪ラプソディー」と「おもちゃのチャチャチャ」をユーモアたっぷりに踊り、会場を沸かせた。

県老連の老人芸能大会に八重山代表で出演する黒島老人クラブは平均年齢81歳の会員らが「まへらつ」をしっとりと披露。

 平得老人クラブの創作舞踊「白虎隊」はスモークと紙吹雪で北国を表現、東日本大震災の被災地への応援メッセージ横断幕も掲げられた。

 来場した大勢の観客は繰り広げられる演目の一つ一つに温かい拍手と声援を送っていた。


  八重山毎日新聞