2011-11-19



「シークヮーサー」「ヤギ」「山」 (沖縄)

地元の良さ着目し成果 名護市勝山区
農水大臣賞授与式

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農林水産祭むらづくり部門で農林水産大臣賞を受賞した名護市勝山区の関係者ら。賞状を手にするのが具志堅弘道区長=17日、那覇市の沖縄総合事務局

 2011年度農林水産祭むらづくり部門で、農林水産大臣賞に選ばれた名護市勝山区(具志堅弘道区長)への表彰状伝達式が17日、那覇市の沖縄総合事務局(槌谷裕司局長)で行われた。
同区は地域資源の「シークヮーサー」「ヤギ」「山」に着目し「三つの宝でむらおこし」をスローガンに、農業を軸とした総合的な村づくりに取り組んでいる。槌谷局長が具志堅区長に賞状を手渡した。

 伝達式で具志堅区長は「山間部で土地が狭く、農業に適さないと言われてきた中、勝山産シークヮーサーのブランド化を確立するなど、地元の良さに目を向けた活動が成果を見せてきた」と喜び、「子どもたちが自信を持てる地域の宝を残し続けたい」と話した。

 農林水産大臣賞は、農林水産関係の表彰事業で、天皇杯などの三大大賞に次ぐ賞。槌谷局長は「山里の魅力を上手に発信している活動が、訪問したいという評価につながったと思う。元気な村づくりの手本を示してくれた」とたたえた。


  琉球新報

優しい運転願い (沖縄)

儀間さんが手描き看板 名護岳林道に2枚
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<優しい運転願い>イボイモリなど小動物事故防止のために看板を描いた儀間蘭々さん(右から2人目)と
その家族=名護岳林道

 【名護】名護岳林道で小動物の事故をなくそうと、やんばる自然館代表で森林インストラクターの上野和昌さんが提案し、県指定天然記念物のイボイモリを描いた看板2枚が9月から名護岳林道に設置されている。

 自分の庭のようにやんばるの山を熟知している上野さんによると、名護岳林道は県道18号が整備されて以来、休日は家族連れでにぎわい、平日でも森林を散策するために通過する車両が多くなった。

 そのため小動物の事故が増える可能性があり、名護岳林道に看板を設置したいと考え、名護博物館に協力を依頼した。

 上野さんの提案に、同博物館を友達とよく訪れる東江小学校6年生の儀間蘭(ら)々(ら)さんが快く引き受けた。

 看板を描いた儀間さんは「イボイモリの小さな命が交通事故に遭わないよう、心を込めて描きました。この山道を通る運転手の皆さん、小さな命も生きています。優しい運転での走行よろしくお願いします」と優しい口調で訪れる人への協力を呼び掛けた。
(宮城良勝通信員)


   琉球新報