2011-11-17



渡名喜村道に… (沖縄)

渡名喜村道にパブリックデザイン賞
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島の風景を生かしながら新たな魅力を生んだ
渡名喜村村道のフットライト

 美しくうるおいのある景観への取り組みに贈られる第1回パブリックデザイン賞(主催・都市環境デザイン会議)のブロック賞に、渡名喜島の「村道1号フットライト」が16日までに選ばれた。

 フットライトは2000~05年にかけて渡名喜村が設置。村道1号を中心に長さ765メートルの道沿いに数メートル間隔で、152個のライトが足元を照らしている。

 満天の星を観光資源と位置付け、集落内から星空が見えるよう配慮し、夜間の安全性確保も狙った。サンゴの石垣とフクギで囲まれた木造赤瓦の集落に薄暗くなり始めると点灯し、真っ暗な島に幻想的な雰囲気を演出している。

 上原昇同村長は「古民家に泊まれる上に、フットライトのおかげで自然が満喫できると観光客にとても評判がいい。渡名喜島は県内の人でも一度も行ったことがないという人が多いが、ぜひ一度遊びに来てほしい」とアピールした。

   沖縄タイムス

砂川親雲 イモ  (宮古島市・沖縄)

宮古島市、増産計画で紫イモ高換金作物へ
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 宮古島市 (下地敏彦市長) は16日、 市役所平良庁舎内で記者会見し、 1597年に砂川親雲 (うるか・ぺーちん) が唐 (現・中国) から初めて国内に持ち帰ったとされるイモの高換金作物化に取り組む方針を明らかにした。
現在、 栽培が盛んな紫イモを今後10年間で2520㌧増産し、 主に加工用として売り出すことで、 総売上3・7億円の目標達成を目指す。 他産業と農業を組み合わせた 「6次産業化」 に向けたプロジェクトも進行する。

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 会見で下地市長は、 「宮古島かんしょ6次産業化基本方針」 を公表。 この中で、 「副食のさまざまな原材料として、 宮古島産かんしょの生産に取り組む」 とし、 宮古島かんしょを第1次宮古島総合計画・後期計画で6次産業化の戦略品目に位置づけ、 「宮古島産イモの安定供給、 換金作物」 の実現を目指す考えを示した。

 イモを選択した理由について 「日本で最古のイモの伝承地として、 イモの歴史と文化を絶やすことなく、 イモの活用による宮古島の農業振興、 経済発展の要素の一つとして可能性を高める必要がある」 としている。

 市農政課によると、 2011年調査で市のイモ生産量は247・5㌧、 生産額は3129万円ほど。 主品目は紫イモ。 最も多い下地地区で68・4㌧、 1387万円余を生産している。

 今後の増産計画 (11年~21年) について、 10年間で2520㌧ (1・8㌧/10㌃)、 3億7800万円 (15万円/1㌧) の増量、 増額目標を示し、 「サトウキビ収穫後、 夏植えまで空き状態になっている農地や葉たばこ廃作地、 耕作放棄地での栽培」 を模索していく考えを示した。

 販売に関しては、 主にペースト加工して売り出す方針。 赤嶺淳幸農政課農政係長によると、 すでに本土企業との間で具体的な売買交渉が進んでいるという。 今後、 加工場の整備 (費用試算1500万円)、 栽培管理技術及び生産組織体制の確立等に取り組んでいく。 また 「葉野菜としての供給体制確立」 も課題に挙げた。


  宮古新報

中学校総合文化祭伝統芸能 (宮古島・沖縄)

文化活動の成果、一堂に/中学校総合文化祭伝統芸能、創作ダンスなど
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各校の生徒が文化活動の成果を発表した
=16日、マティダ市民劇場

 第17回宮古地区中学校総合文化祭が16日、マティダ市民劇場で行われた。各校の生徒が伝統芸能をはじめ三線演奏、意見発表、楽器演奏、自らアレンジした創作ダンスなどで日ごろの学習の成果を発表した。

 この日の舞台発表は午前と午後の部に分けて行われた。それぞれ複数の学校の生徒が合同で披露する三線演奏で幕開け。総勢50~60人で「豊年の歌」「なりやまあやぐ」を演奏した。

 この後、郷土芸能や空手演武、英語発表、創作ダンス、吹奏楽と続いた。

 郷土芸能部門の生徒たちは、優雅な琉舞をはじめ力強い打楽器演奏、保良のヨンシー、上区の獅子舞、エイサーなどを発表。琉装など伝統の着物を着こなして堂々と踊った。その姿は躍動感にあふれ、詰め掛けた観衆の喝采を誘った。

 多良間中の西原友紀さんと佐和田葵さんは英語発表を披露、砂川中の久貝弘次郎君と北中の下地明日香さんは意見発表を行い、それぞれ中学生らしい豊かな感性で聴衆を感心させた。

 コントダンス、創作ダンス、マーチング演舞、ドラムパフォーマンスは会場の雰囲気を盛り上げた。

 会場には父母ら一般市民が訪れ、発表する生徒たちの舞台に注目。演目ごとに大きな拍手を送り、日ごろの文化活動をたたえた。

 文化祭を主催する宮古地区中学校文化連盟の宮国敏弘会長は「教育は未来への投資。日ごろから地域の皆さんの力を借りて文化活動を続けているが、各地域の伝統文化を子どもたちが受け継いでいるということがうれしい。各校の発表内容もレベルアップしており見応えがある」と話し、文化祭の意義を強調した。

.宮古毎日新聞