2011-11-12



中国の巨匠、沖縄でロケ (OKINAWA)

中国の巨匠、沖縄で映画ロケ「観光誘客に」

上原副知事に沖縄での中国映画撮影を表明した田氏(左から3人目)ら
=11日、県庁

 中国を代表する映画監督・田壮壮(テェン・チュアンチュアン)氏が11日、県庁に上原良幸副知事を訪ね、日中国交40周年と沖縄本土復帰40周年の節目となる来年、中国の人気俳優・葛優(グォ・ヨウ)氏主演の映画を沖縄で撮影すると表明した。
田氏は「中国と沖縄には長い交流の歴史がある。現代の物語を作って沖縄の風景を取り入れたら、観光誘客にも効果があると思う」と意気込みを語った。
田氏は代表作「青い凧(たこ)」や「春の惑い」などで知られる中国映画界の巨匠。
葛氏主演の映画「狙った恋の落とし方」の上映後、撮影地の北海道に多くの中国人観光客が訪れた。仲井真弘多知事はことし7月の中国トップセールスで葛氏に沖縄での映画撮影を提案していた。

 田氏と脚本家は13日まで、県内を視察する。万国津梁の鐘を見たという田氏は「万国津梁の4文字には包容力がある。沖縄は世界の中継点として求められる場所になると思う」と述べた。今後、脚本制作に取りかかり、2回程度の県内視察を経て、来年前半に撮影を始める予定。

  沖縄タイムス

きょう多良間マラソン (宮古島・沖縄)

きょう多良間マラソン、村民ら健脚競う

【多良間】
第14回たらま島1周マラソン大会 (主催・同実行委員会) がきょう
正午スタートで開催される。
島を1周するハーフマラソンをはじめ体力に合わせた各コースに島内外から317人が申し込んでいる。 秋の多良間路で健脚を競い合う。 大会後は多良間小体育館でふれあいパーティーも行われる。

 同大会は 「楽しく走ろう歴史が見える島 多良間島」 をテーマに豊かな自然と潮の香りと歴史分化の香る多良間島を楽しく走ることにより、 スポーツを通して地域の活性化、 村民と参加者の親睦を図ることを目的に開催されている。

 島を1周するAコースは24・3㌔で正午、 Bコースは10㌔で午後12時10分、 Cコースは3㌔で午後12時15分、 Dコースは5㌔で午後12時20分に村役場前スタート・ゴールで行われる。 また土原御願所や八重山遠見台などをめぐるウォーキング (約3・5㌔) は午前9時半から。


  宮古新報

マクガン のはなす (宮古島・OKINAWA)

ヤシガニ保護条例に不備/多良間村
那覇地検が指摘 罰則条項など疑問視


保護条例が制定されているヤシガニ=資料写真
 【多良間】
多良間村(下地昌明村長)が2010年3月に県内で初めて制定したヤシガニ(マクガン)保護条例について那覇地検が不備を指摘していることが分かった。
村側の説明によると、9月下旬にヤシガニの保護区指定における地主同意に必要な手続きが定められていないことや、罰則に関しても指摘を受けたという。
下地村長は「指摘を受けた以上は、直していかなければならない」と話した。早ければ12月の村議会定例会で改正する方針だ。

 同条例は、議員発議で制定されており、乱獲による絶滅防止と豊かな自然の象徴であるヤシガニを有用な資源として活用していくことが狙い。ヤシガニ保護区の指定や採取禁止期間、違反者に対して村長が10万円以下の罰金を科すことができる条項となっている。

 この条例に対し那覇地検は事後審査結果を同村に送付。村は具体的な内容は開示しないとしながらも①保護区指定で、地主同意に必要な手続きが定められていない②罰金を課す項目が村長任意の罰金のように読める③月を特定した採取禁止期間は「毎年」なのかどうか不明-などと指摘されたことを認めた。

 また、罰則を定める条例制定に必要とされる検察側との事前協議を行っていなかったことも認めた。波平敏一総務財政課長は「事前協議のことを知らず、不勉強だった」と説明。「議会発議とはいえ、条例を取り扱う私たちが把握していなければならないことで反省している」と話した。

 今後の対応について波平課長は「指摘を謙虚に受け止めて正していきたい」と話し、早ければ月議会で改正する方向性を示した。

 下地村長は「乱獲を防止してヤシガニを保護しようという条例で、内容は大丈夫だと思っていた。(指摘部分については)知識が不足していた」と話した。

.  宮古毎日新聞

それにしてもすごい! (八重山・沖縄)

それにしてもすごい。新石垣空港敷地内に…

 それにしてもすごい。新石垣空港敷地内にある白保竿根田原洞穴で発見された人骨の一部が、約2万4000年前のものであるとの報道に驚かされた
▼年代判明は、長さ約4~5センチの人骨片から抽出したコラーゲンの放射性炭素を測る方法で分析が行われ、年代を直接測定できた人骨では国内最古という
▼年代測定は、人骨が見つかった地層に含まれる木炭などで測定する間接的な方法もあり、那覇市の「山下町第1洞穴」から出土した人骨は、約3万2000年前と推定。今回は骨自体の分析で年代が特定できた人骨として国内で最も古く貴重と言わざるを得ない
▼調査した米田穣東大大学院准教授(自然人類学)は「調査が進めば旧石器時代にどのように人が暮らしていたかが分かってくる可能性がある。日本人のルーツが分かるかもしれない」と話し、今後の研究に期待する
▼今や考古学の分野は科学技術の進歩が目覚ましい。最新の技術でナゾを解き明かし、あたかもタイムマシンで見てきたかのようにはるか古代人の生活を正確な史実として浮かび上がらせるのも夢ではない
▼時代を越えて石垣島で出土した一片の骨の想像もつかない年代判明。私たちを古代ロマンに誘い、郷土の誇りとして人類共通の文化遺産になりえる文化の秋にふさわしい朗報となった。(鬚川修)


  八重山毎日新聞

不服申し立てで審査会設 (八重山・沖縄)

不服申し立てで審査会設置 公開条例施行後初めて

 石垣市情報公開請求に基づく教科用図書八重山採択地区協議会(会長・玉津博克市教育長)の会議録請求に対し市教育委員会が非公開と決定したのは不服として、請求者が不服申し立てを行っていた件で石垣市は11日、情報公開及び個人情報保護審査会(会長・前津栄健沖縄国際大学教授、委員3人)を設置、申し立てのあった3件を諮問した。審査会の設置は同条例が施行した2002年4月以降初めてとなる。

 審査会に諮問内容は非公開扱いとなっているが、請求者の藤井幸子さん(63)=石垣市登野城=によると、諮問された内容は採択地区協議会の7月22日までの議事録、同協議会の前年度の議事録、9月8日の全員協議の議事録など。

 7月22日までの議事録について市教委は「公開することにより、行政の公正かつ円滑な執行に著しい支障を生じることが明らかな情報」とする条例第7条第4号(オ)に該当するとし、前年度の議事録は「記録が残されていない」としている。9月8日の全員協議については音声記録を提供したが、議事録については「実施期間で保有したことはない」として不存在決定をしている。
 審査会は、市教委の決定が妥当かどうかが問われることになる。

 審査会の委員は前津氏のほか弁護士の屋嘉宗浩氏と宮地理子氏。任期は2年。審議に先立ち、前津氏を会長に互選した。委嘱状を交付した漢那政弘副市長は「教科書問題に関する事案で市民の関心も高く、委員にはしっかりとした審議をお願いしたい」と述べた。
  

  八重山毎日新聞

夜間保育 朝まで (沖縄)

夜間保育 朝まで 1月から試行予定

 那覇市牧志の認可保育園「玉の子夜間保育園」(高良桂子園長)は早ければ2012年1月にも、夜間保育の延長時間を、現行の午前2時から午前6時に延ばす方針だ。就業形態の多様化で夜間勤務者が増える中、高良園長は「朝まで働く親とその子どもを受けとめたい」と話している。

 県青少年・児童家庭課などによると、夜間保育を行う認可保育園は玉の子夜間保育園を含め県内3園で、最長午前2時まで。午前6時までの延長は県内認可保育園では初めてだ。

 運営費など行政側と調整の上で、早ければ1月にも午前6時までの夜間保育を始める。3カ月の試行を踏まえ4月以降継続するか検討する。同園は通常保育が午前7時からで、夜間保育が午前6時まで延長されれば実質24時間体制になる。

 同園では1997年ごろから夜間保育の取り組みを進めた。高良園長は「午前2時までという制限が利用者のニーズに応えられていないと感じていた」と説明。夜間保育の延長でニーズに応えたい考えだ。


  琉球新報

郷友集い 島に喜び 生まり島 (宮古島・沖縄)

郷友集い 島に喜び 生まり島ミャーク大会開催

クイチャーフェスティバルでフィナーレのクイチャーを舞う出演者、観客ら
=6日午後、カママ嶺公園


方言のユーモアあふれる語り口に大笑いする観客
=6日午前、宮古島市のマティダ市民劇場

 【宮古島】
宮古出身の郷友が集まる「生まり島(ずま)ミャーク大会」が5、6の両日、宮古島市内で開催された。県内外から約250人の宮古出身者が集まり、さまざまな催しを通して交流を深めた。

 初日の5日には、宮古島市の中心街の西里通り、市場通り、下里通りを住民と参加者がともにパレードした。即興で踊ったり懐かしい友人とあいさつを交わしたりするなどして交流を楽しんだ。

 6日には方言大会の「スマフツ自慢」と、協賛行事の第10回クイチャーフェスティバルが開催された。スマフツ自慢では、過去の最優秀賞受賞者など6人が登場し、それぞれの体験や主張を方言で話し、観客はユーモアたっぷりな方言話に大笑いしていた。

 クイチャーフェスティバルには、伝統、創作のクイチャー部門やその他芸能に41団体が参加。それぞれ数十年ぶりに復活して初めての出場となる同市城辺の保良のクイチャーと同市上野の新里(あらだてぃ)のクイチャーは、独特な踊りで会場を盛り上げた。

 保良クイチャー保存会の砂川春美代表は「復活させたかいがあったと、みんなに言ってもらえて感動した」と喜びを語った。

 下地敏彦市長は、ミャーク大会について「皆さんが笑顔で帰ってくれたので良かった。参加者からは続けてほしいという意見がほとんどだったので、地元の人の意見も聞きながら数年に1度くらいの頻度で開催したい」と話した。


  琉球新報

ツール・ド・おきなわ (OKINAWA)

きょうからツール・ド・おきなわ
大会での活躍を誓い、乾杯する台湾からの参加者ら=名護市営市場

 【名護】
自転車の祭典ツール・ド・おきなわ2011が12、13の両日、北部地区を舞台に開かれる。

 主催はツール・ド・おきなわ協会と北部広域市町村圏事務組合、日本自転車競技連盟、特別協力・沖縄タイムス社など。同協会は11日、過去最多となる台湾の参加者約170人をレース発着点の名護市営市場に招き、歓迎会を開いた。

 森兵次実行委員長は「沖縄からも台湾の大会に選手を送る」と相互交流を強調。大会会長の稲嶺進名護市長は「沖縄と台湾は昔からの友人。多くの参加に感謝します」と述べ、台湾サイクリング連盟の何麗卿(ホーリンチー)事務局長に感謝状を贈った。

 簡嘉弘(ジェンジャホン)さん(43)は昨年に続き2度目の参加。「沖縄は路面が整備され、安心してサイクリングを楽しめる」と笑顔。

 夫と共に初参加の高鶯桂(ガオイングィ)高さん(50)は「時間がゆっくり流れる沖縄の雰囲気が好き」と話していた。

 大会初日の12日は名護市街地でのタイムトライアルなど、最終日13日はロードレースなどが北部一帯で繰り広げられる。

  沖縄タイムス