2011-11-10



感謝込め 最後の運動会 (沖縄)

感謝込め 最後の運動会 うるま市、
来年4月統合の各校

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伊計小中学校の運動会で伝統の「カンカラーエイサー」
を披露する住民ら=伊計小中学校

 【うるま】
来年度から学校が一つに統合されるうるま市与那城の島しょ地域各地の小中学校で、このほど最後の運動会が開かれた。大勢の住民に見守られる中、これまで地域の中心を担ってきた学校への感謝の思いを込め、児童生徒らが躍動した。

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浜比嘉島の最後の運動会に参加した
住民と児童ら=比嘉小学校

 伊計島の伊計小中学校(長濱千恵子校長)の運動会では、地域住民が伝統文化の「カンカラーエイサー」を披露し、拍手に包まれた。中学2年の下田誠君(14)は「最後の運動会で悲しいが、平安座島の新しい学校でも頑張りたい」と話した。

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息の合った組体操を見せる平安座小中学校の
児童ら=平安座小中学校

 浜比嘉島の比嘉小学校(伊敷ひろみ校長)では、同小学校、幼稚園、浜中学校と住民の合同運動会が開かれた。区民と児童による校歌ダンスがあり、島のお年寄りらが懐かしそうに踊っていた。

 同校出身の伊良皆敏子さん(84)は「ふるさとの学校がなくなることは寂しい気持ちで涙が止まらない。最後の運動会は素晴らしく、一生の思い出になる」と児童らを見つめながら語った。

 来年4月から「彩橋(あやはし)小中学校」と名称が変わり、島しょ地域の学校が統合される平安座小中学校(比嘉良成校長)は区民合同運動会を開いた。3~6年生による組体操「絆~ひやむざ」では、「ありがとう平安座小中学校」と書いたパネルを掲げ、学校への感謝を表した。

 平安座自治会の松田富雄自治会長は「子どもたちの姿を見ていると感無量だ。統合しても島の良さを受け継いでいってほしい」と話した。


   琉球新報

旭川に沖縄のぬくもり オープン (沖縄)

旭川に沖縄のぬくもり うるま市出身の伊波さん、
宿泊施設オープン

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素泊まりの宿「ゲストハウス旭川」で、宿泊客を迎える
伊波勲さん(左端)と妻ゆかりさん(右から3人目)
=1日、北海道旭川市

 冬間近の北の街で、宿泊客が三線の音に耳を傾けながら泡盛を酌み交わす。北海道旭川市で、うるま市出身の伊波勲さん(45)と妻ゆかりさん(38)が、素泊まりの宿「ゲストハウス旭川」をオープンし、注目されている。「安い宿泊料金でも、もてなしは温かく」を心掛けている。

 旭川はゆかりさんの出身地。ゲストハウスは市の中心街のビル2階にあり、広さ約100平方メートル。ほとんどの内装を夫婦が手作業で仕上げ、室内は南国をイメージしたオレンジ色に統一した。三つの部屋に畳敷きの2段ベッドが並ぶ。

 共有スペースには、近くの川岸で拾った流木でバーカウンターをつくった。伊波さん夫婦が三線を弾き、酒を飲みながら語り合う場になっている。素泊まり1泊3千円で、外国人も積極的に受け入れている。

 ヒッチハイクで旅行中に宿泊した埼玉県和光市の自営業江越喜代竹さん(25)は「安くて便利。伊波さんや滞在中に居合わせた人と話して仲間になれるのも魅力」と満足げだ。

 日本の最西端、与那国島に旅行で長期滞在していた勲さんは、サトウキビ収穫の期間労働で島を訪れたゆかりさんと出会い、2001年結婚。今春まで島の古民家を改装した宿泊施設を経営していたが「北国の宿泊施設もやってみたい」と、夫婦と4人の子どもで引っ越してきた。

 JR旭川駅の近くで、自転車で旅行する人たちがキャンプする姿を見かけ、低価格で旅行者同士が交流できるゲストハウス型の宿を街中につくろうと思ったという。

 勲さんは「旭川は寒いが、南国の雰囲気を求めてまた来たくなる場所にしたい」と話している。


  沖縄タイムス

沖縄そば味くらべ (沖縄)

沖縄そば味くらべ JTA商事がクーポン
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離島を含む県内各地のそばが少量ずつ楽しめる
「そば味くらべクーポン」

 日本トランスオーシャン航空(JTA、佐藤学社長)の旅行商品を開発するJTA商事は、さまざまな店の沖縄そばが少量ずつ楽しめる「そば味くらべクーポン」を販売している。クーポンは、1枚千円(税込み)で、宮古島市や久米島町など離島を含む県内54店舗で使用できる。通常のサイズより小さめのミニそばが3杯食べられる。クーポンは同社の旅行商品ブランド「J・TAP」を取り扱う県内旅行会社で購入できる。

 クーポンを利用したそばの販売は4月の販売開始から9月までで、4500杯を売り上げた。JTA商事の担当者は「そばの食べ歩きを新しい売りにしたい」と沖縄観光の起爆剤として期待する。

 県外の旅行会社では、観光客のオプショナルツアーとしてクーポンが組み込まれ、好評を得ているという。同社担当者は「四国のさぬきうどんの食べ歩きを手本に企画した。将来的には、県内全てのそば屋で利用できるように拡大したい」と意気込む。

 同社は、クーポンの期限が切れる2012年3月までに1万杯の売り上げを見込む。12年度以降には、新たにステーキやAランチの食べ歩きクーポンの開発も計画している。
 問い合わせは同社(電話)098(857)2111。


  琉球新報

高齢者とゆんたく観光 (宮古島・沖縄)

高齢者とゆんたく観光、介護施設に休憩所
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 介護施設を利用するお年寄りと観光客が触れ合う場を
提供しようと、NPО法人いけま福祉支援センターは
池間離島振興センター内に休憩所を設置した。
島について深く知りたい観光客に高齢者の知恵と経験を活かそうという取り組み。休憩所には昭和30年代の池間島を撮影した写真も多数展示。観光客との語らいを通してお年寄りの生きがいづくりを目指す。一方、丸筑タクシーでは大手旅行社H・I・Sと提携して休憩所をツアーコースに組み込む予定。タクシー観光の幅を広げようとしている。

 「観光客は島のことを知りたい。 お年寄りは話をしたい。 その場所をつくりたい」 と話すのは同支援センター理事長の前泊博美さん。 運営する小規模多機能型居宅介護事業所きゅーぬふから舎を利用するお年寄りが観光客と話し、 お茶を飲むコーナーを設けた。 ここでフキャギやンヌイなど昔ながらのお菓子も出していく。 ツアーだけでなく個人客も受入れたいとしている。

 民俗学者の野口武徳氏が大学院生だった頃に訪れ、 撮影した池間島の人々の生活やカツオ漁の様子、 瓦屋根の家屋、 遊んでいる子供たちの写真を展示。 利用者の中には認知症患者もいるが写真を見ると説明を始める。 「最近のことは忘れていても、 自分たちが若かった頃のことは覚えている」 という。 前泊さんは 「お年寄りの生きがいづくり。 何よりも 『まだ自分にできることがある。 役に立てる』 と思ってほしい」 と休憩所の役割を語った。

 ツアーを企画する丸筑タクシーの下地隆之さんは 「タクシー観光に隠れ家的な要素を入れたかった」 と話し、 池間島は 「癒し」 をテーマに高齢者との休憩所とした。 ふつうの観光地ではなく、 より地域に入り込んだ宮古を知ってもらう。 「カルチャーショックを受けてほしい。 池間方言と島独特の雰囲気は必ず思い出になる」 と期待する。

 タクシーツアーは定番の観光地めぐりが多く 「客層が限られてしまう」 という。 従来のツアーコースに同社推奨の穴場スポットを加えることでタクシーツアーの可能性を広げようと考えている。 下地さんは 「宮古に来て何を楽しむか。 海や自然以外に宮古の文化に触れるコースの一つとして提案したい」 と話す。


  宮古新報  

「まもる君」に異動辞令 (宮古島・沖縄)

「まもる君」3体に異動辞令
/地区安全協と宮古島署事故多発地区に配置

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「宮古島まもる君」3体に異動辞令が交付され、新しい勤務地に向かうまもる君を園児たちが笑顔で見送った=9日、宮古島警察署

 宮古島警察署(島袋令署長)と宮古島地区交通安全協会(宮里敏男会長)は9日、「宮古島まもる君」3体に異動辞令を交付した。

 交付式では3体に代わり、署員がまもる君に扮したリアルまもる君が宮里会長から異動辞令を受け取った。

 異動辞令を受けたリアルまもる君はあいさつで「負傷の2体と激務で色落ちした1体の兄弟がようやく治療を終えて勤務に復帰することになった。3体は交通量が多く事故の発生も多い場所への異動となる。年末に向け宮古から悲しい事故が1件でも減るように交通監視立番勤務を徹底したい」と述べた。

 今回、異動辞令が交付された3体は、長北のまもる君が海宝館前に、東平安名崎入り口のまもる君が恵商店5差路(平良字東仲宗根)に、西辺小学校前のまもる君が平良字下里のブティックエレム前にそれぞれ配置され、監視活動を行う。

 異動辞令を受けた2体は、9月に何者かによって損壊させられたまもる君で残りの1体は風雨などで色落ちし修復が必要となっていたまもる君。3体とも修復作業を終えて勤務復帰となった。

 島袋署長は「今年も残り少なくなった。交通事故も飲酒運転もない住みよい宮古圏域にしていくために大人が模範となっていく必要がある」と訴えた。

 また、宮里会長も「まもる君は宮古の観光にも大きく貢献している。しっかりと新しい勤務地でも交通安全を訴えてほしい」と述べた。

 辞令交付式には関係機関の代表のほか、東保育所の3歳と4歳の園児も参加。園児たちはかわいい踊りを披露し、新しい勤務地でのまもる君の活躍に期待を寄せた。

.宮古毎日新聞

多良間村で民泊修学旅行 (宮古島・沖縄)

名護の安和小が多良間村で民泊修学旅行
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【多良間】
名護市立安和小学校の5年生14人が9日、 修学旅行のため多良間村入りした。
村内の民家に宿泊しながら多良間小の児童との交流、 追い込み漁などの体験学習を行う。 県の沖縄離島体験交流促進事業として行われ、 同村での修学旅行民泊の受入れは初めて。 民泊グループ 「わありの会」 が受け入れる。

 この日午後4時過ぎに到着した安和小児童を地元住民が歓迎。 入島式では下地昌明村長が 「2泊3日でたくさんの体験と交流、 土産話を作って楽しんでほしい」 と歓迎。 多良間小の久貝悦子教頭も 「名護では味わえない、 多良間でしか味わえないことを体験し学んでほしい」 と述べた。

 安和小の仲松辰也校長は 「皆さんに歓迎してもらい心から感激している。 子供たちは初めての離島なので様々な体験ができると楽しみにしている。 将来に残る思い出を作りたい」 とあいさつ。 同校の仲村京介くんも 「多良間での生活を有意義に活動するためチームワークを生かし、 色々な体験を積極的に挑戦したい」 と今回の目標を発表した。


  宮古新報