2011-10-06



オーストラリア・ソーラーカーレース出場へ (沖縄)

オーストラリア・ソーラーカーレース出場へ 
null
南部工高生ら6人が出発   16日から開催される世界最大規模のソーラーカーレース「ワールドソーラーチャレンジ2011」に、県勢として初挑戦するチーム沖縄の中心メンバー、南部工業高校の生徒や卒業生計6人が6日、大会開催国のオーストラリアに向けて出発した。生徒らは関西国際空港経由し、7日午後にレース出発地点のダーウィン市入りする。

【琉球新報電子版】


8カ国語で懸け橋 通訳100人準備OK (沖縄)

8カ国語で懸け橋 通訳100人準備OK
null
本番に向け「準備万端!」と声を合わせる
県ボランティア通訳友の会のメンバー
=4日、中城村南上原の事務所

世界のウチナーンチュ大会に欠かせない通訳ボランティア。第1回大会から参加している「県ボランティア通訳友の会」は、今回も交流の懸け橋を務める。
代表の上田尚史さん(54)=中城村=は「ボランティアはプロとは違い、言葉だけでなく、おもてなしと歓迎の心が大事。気持ちを行動にできることがベスト」と話し、本番を前に気合を入れている。

 同会は1987年に結成、登録メンバーは20歳代~70歳代の100人余り。今回は多くが初参加だ。英語、スペイン語、中国語、ポルトガル語など8カ国語に対応する。

 ペルー移民から28年前に帰沖した知念柚利(ゆり)さん(57)=宜野湾市=は「久しぶりにペルーの知り合いに会えたらうれしい。私が知るペルーや今のペルーについて、交流を通していろいろ語り合いたい」と笑顔。

 友の会に入ってまだ1年の大城英敏さん(60)=糸満市=は「通訳をするだけでなく、沖縄の文化や歴史も伝えたい。私自身も各国の人たちの暮らしぶりや沖縄のアイデンティティーについても聞いてみたい」と、楽しみにしている。

 メンバーは月1回の定例会でボランティア通訳の基本を学び合っている。事務局の照屋直高さん(31)=うるま市=と上田さんは「ウチナーンチュ大会は5年に1度の特別なイベント。メンバーの準備は万端です」と声を合わせた。

   沖縄タイムス

前石垣市長、国頭村で診療所医師に(沖縄)

前石垣市長、国頭村で診療所医師に
null
「けがや病気の治療だけでなく、予防にも力を入れたい」
と意気込む大浜長照医師=5日、東部へき地診療所

 【国頭】
市長からへき地診療所の医師へ―。元県立八重山病院院長で前石垣市長の大浜長照医師(63)=石垣市出身=が5日までに、国頭村安田の村立東部へき地診療所に着任した。

「離島、へき地医療に医師としての原点がある」と語り、
“第三の人生”のスタートを切った。

 大浜さんは4期16年務めた市長退任後の2010年から、宮古島や多良間島など離島の住民健診を引き受け、医師としての活動を再開していた。

 同診療所に来たきっかけは、宮城馨国頭村長からの熱心な誘い。「院長時代に医者を求めて奔走し、北海道まで行ったことがある。医師確保の難しさはよく分かる」と、村長の思いを受け止めた。

1950年代、八重山は医師の数が十分ではなく、胃などの比較的容易な手術もできなかった。こうした医療現場を目の当たりにして医師を志し、国費留学生として医学部に進学した。

 同診療所は村東部の4地区、約600人の命を支える。村東部で救急搬送する場合、救急車のある辺土名から到着するまで30分前後、医療機関のある名護市まではさらに1時間以上かかる。

 「救急車が来るまで応急処置ができる体制づくりや、病気の予防、健康の維持が重要」と診療所の役割を強調する。

 任期は1年ごとの更新。「国費留学の恩返しもまだ終わっていない。今後はできる限り長く続けて、へき地医療に貢献していきたい」。気概をにじませる。

   沖縄タイムス

ロシアから初のチャーター便 那覇空港到着 (沖縄)

ロシアから初のチャーター便 那覇空港到着  
null
県内で初めてのロシアからのチャーター便となる、ウラジオストク航空(ロシア)の那覇―ウラジオストク線が6日正午過ぎ、那覇空港に到着した。同便にはマスコミや旅行社の関係者など35人が搭乗。国際線ターミナルで歓迎式典が開かれ、ミス沖縄が花束を手渡した。ツアー客は4泊5日の日程で、首里城などの観光地を巡る。



 琉球新報

バレエに児童ため息 渡嘉敷(沖縄)

バレエに児童ため息 渡嘉敷
null
渡嘉敷村の児童生徒を魅了したバレエ
=渡嘉敷村中央公民館

 【渡嘉敷】
芸術鑑賞機会の少ないへき地・離島の児童生徒へ、優れた生の芸術をふれてもらう「バレエへの招待」(主催・県教育委員会、共催・村教育委員会)が4日、渡嘉敷村中央公民館で行われた。

 沖縄県こども青少年芸術劇場の一環。4年ぶり2度目となる「カンパニー・ドリーム・アート」(松川夏子主宰)が来村し、しなやかな踊りで魅了した。

 第1部は男女2人で踊るパ・ド・ドゥを披露。バレエクイズで盛り上がり、児童生徒全員でバレエの基礎の動きを教わった。

 第2部は「眠れる森の美女」が上演され、ロマンチックな物語に合わせた美しいダンスに会場からはため息が漏れた。

 児童生徒を代表した阿波連小学校5年の兼城凜多君は「初めて生のバレエを見て面白かった。何度も速く回転するので凄いと思った。これからも頑張ってください」とお礼を述べた。(新垣聡通信員)

  沖縄タイムス

伝統の漁法「魚垣」体験 伊良部島 (宮古・沖縄)

伝統の漁法「魚垣」体験 伊良部島 
null
魚垣に岩を積み上げて修復作業を行う参加者
=宮古島市伊良部・佐和田の浜

【伊良部島=宮古島】
伊良部島に伝わる昔ながらの漁法を学ぼうと「魚垣(カツ)を知って守って考える集いin伊良部島」(主催・沖縄大学地域研究所)が1、2日の両日、宮古島市伊良部の佐和田の浜で行われ、参加した生徒らが昔から伝わる魚垣を利用した漁を体験した。

 魚垣を持ちいた漁は地元に昔から伝わる。水深に合わせた高さの石を人の手で積み上げて、海から岸の方向へ放射状に伸ばし、逃げ口を一カ所にして魚を捕らえる。

 1日は魚垣を保有し、漁法を継承する長浜トヨさん(78)=同市伊良部長浜=、息子の恵さん(46)=同=が、魚垣を用いた漁法や波で一部崩れた魚垣の修復を指導。

 強風で波が高かったため実際の漁は見送られたが、参加者の大学生や地元の高校生計約50人が海の中に入り、大きな岩を石垣の外側、小さな石をその中に組んで安定させる積み方のこつなどを教わった。

 恵さんは「昔の人は知恵を出して農漁業の収穫が得られるように苦労した。今の時代は何でもすぐに手に入るが、昔ながらの漁法を知ることで、大人になっても知恵を出すことの大切さが分かると思う」と説明。

 石垣の修復をした伊良部高校2年生の城間理瑳(りさ)さん(17)=同市伊良部仲地=は「簡単そうだったがやってみると岩の組み方のバランスが難しかった。本当に魚が捕れるのかと思ったが体験できて良かった」と感想を話した。

  沖縄タイムス

委員了解取り付けへ 議事録公開で市教委 (八重山・沖縄)

委員了解取り付けへ 議事録公開で市教委
 
来年度から郡内中学校で使用される公民教科書について8月23日の選定会議で無記名投票の結果、育鵬社版を決定した教科用図書八重山採択地区協議会(会長・玉津博克石垣市教育長、委員8人)の議事録について、事務局の市教育委員会(玉津教育長)は5日までに、公開するかどうか委員8人に諮る方針を固めた。市教委によると、議事録は各委員の確認作業を終えて作成済み。実質的な公開に向けた手続きで、委員の了解が得られれば公開することになる。委員の判断が注目される。

 9月20日付で公開請求をした本紙記者に市教委は、公開するかどうか決定する期限を迎えた5日、「公開については委員に諮る必要がある」として決定期限の延長を通知した。同様の請求をしている市民にも「協議委員の了解を得られたら議事録の公開を進めたい」と回答した。
 
市情報公開条例は、公開請求のあった日から15日以内に公開するかどうか通知しなければならないが、事務処理上の問題で困難な場合はさらに15日延長することができる。
 
市教委は早ければ今週中にも、協議委員に対して文書を送付するなどして公開に了解するか否かの判断をしてもらう予定だ。

 議事録の公開について玉津教育長はこれまで、市情報公開条例の非公開条項「行政の公正かつ円滑な執行に著しい支障を生じることが明らかな情報」に該当すると判断、「3市町の採択が整った後、同一採択の後」と繰り返し主張していたが、情報公開を求める市民や議会の声に配慮したとみられる。


  八重山毎日新聞

ドラゴンフルーツでジャムづくり (宮古島・沖縄)

ドラゴンフルーツでジャムづくり
null
地域農産物を活用した料理講習会 (主催・宮古土地改区)
が5日、 城辺公民館で行われた。 同区営農担当理事の宮平エミさんの指導で、 城辺食育改善員約20人がドラゴンフルーツジャム作りに取り組んだ。

 宮古土地改良区は、 地下ダムの水利用農業により多種多様の農産物が増え、 宮古島農産物のブランド化に向けた取り組みが盛んに行われている状況の中、 地域住民とともに地下ダムの水でできた農作物を利用した料理講習会を行うことで地域住民との交流と新たな特産物の創出を図っていきたとしている。
 
この日の料理講習会は、 規格外のドラゴンフルーツを使用し、 材料はドラゴンフルーツが1㌔、 白砂糖が200㌘~300㌘、 酢は少々。 参加者は①ドラゴンフルーツジャムは皮をむいて細かく刻み、 鍋に入れる②鍋を火にかけ、 砂糖を2~3回に分けて入れ、 水分がなくなるまで煮詰める③最後に酢を入れてかき混ぜて仕上げる―の作り方で仕上げていた。

  宮古新報

感動 島包む 第24回いぜなトライアスロン(沖縄)

感動 島包む 第24回いぜなトライアスロン
null
スタートの合図と同時に、水しぶきを上げ一斉に
海に飛び込む選手ら=2日、伊是名村の伊是名ビーチ

 【伊是名】第24回いぜな88トライアスロンが2日、伊是名村全域を舞台に繰り広げられ、島全体が応援の熱気に包まれた。曇天に風が吹くコンディションの中、選手らは風をはねのける力強い泳ぎ、こぎ、走りを見せ、大会を熱くした。風光明媚(めいび)な自然や島民の優しい掛け声が選手らの背中を押し、力を与えた。「また来年、この場所で」―。ともに競技を乗り切った選手らは絆を深め、再会を約束した。大会の様子を写真で紹介する。(外間愛也)


null
伊是名城跡を背に坂を駆け上がる選手ら
=2日、伊是名村伊是名

null
タイミングを合わせ、走りながら選手にドリンクを
手渡すボランティアの中学生=2日、伊是名村伊是名

null
「乾杯!」。大会終了後、宿で祝杯を挙げる参加者ら
=2日、伊是名村諸見の民宿「まる富」

null
バイクで島の外周道路を駆け抜ける選手ら
=2日、伊是名村の外周道路

null
太鼓や拍手で選手を応援する住民ら
=2日、伊是名村仲田

濃厚な香り 口いっぱい マンゴーショコラ発売(沖縄)

濃厚な香り 口いっぱい マンゴーショコラ発売
null
マンゴーの濃厚な香りとしっとりした食感が特徴の
「豊見城マンゴーショコラ」
 【豊見城】
豊見城市の宜保晴毅市長らが5日、同市役所で記者会見し、豊見城市産マンゴーを使用した「豊見城マンゴーショコラ」の発売を発表した。豊見城市は「マンゴーの里」宣言をし、県内で初めて県の拠点産地認定を受けたマンゴー栽培が盛んな地域。ショコラは口いっぱいに広がるマンゴーの濃厚な香りとしっとりした食感が特徴。小売価格(税込み)は4個入りが1050円、8個入りが1995円。8日からJAおきなわ食菜館「菜々色畑」で販売開始する。
 
ショコラはJAおきなわ豊見城支店、市商工会、市内にある宮城パッケージ、生産者による農商工連携で開発し、豊見城市の特産品として定着を目指す。同支店の嘉数康雄支店長は「青果のマンゴーだけではなく、加工品があれば年中、いつでもマンゴーが楽しめる。加工品開発は生産者の意欲と所得向上につながる」と夢を広げた。軌道に乗れば、県内のJAファーマーズや市商工会加盟店舗でも販売する予定という。


   琉球新報

ウルマ新報切れ端に沖縄戦体験をつづる

ウルマ新報切れ端に沖縄戦体験をつづる
 山城さんノート寄贈

null
ノートを寄贈した山城高常さん=9月28日、
那覇市天久の琉球新報社

null
山城さんが体験をつづったウルマ新報の
切れ端で作ったノート
 
沖縄戦直後、捕虜収容所、民間人収容所などで配布されていた「ウルマ新報」の切れ端で作ったノートに沖縄戦体験をつづっていた山城高常さん(76)が9月28日、琉球新報新聞博物館にノートを寄贈した。
 
ノートは1946年4月に執筆。「一周年の思い出」と題が記され、沖縄戦が始まった45年3月下旬から山城さんが糸満市喜屋武岬で米軍に保護され、石川収容所に収容される同年6月中旬まで3カ月の体験が鉛筆で記録されている。紙は新聞製作で使う大きなロール紙を切りそろえる時にできる切れ端。現在の新聞用紙より上質で、黄ばんではいるものの、66年たっても朽ちてはいない。
 
山城さんの母・富士子さん(故人)はウルマ新報創刊時の社員。美里村石川(現うるま市)の民間収容所内にあった社屋の一角に住んでいた。ノートは紙職人が作ってくれたものだという。山城さんは「母から『貴重な体験を記憶の中で風化させるのはもったいない。文章にして残しなさい』と言われ残した。まだ戦争の記憶が抜け切れないころ。雷が光ると艦砲射撃と思い、目が覚めた。心理的な緊張状態が解けなかった」と当時を振り返った。


   琉球新報