2011-10-03



弱視のボウラー世界挑戦 那覇市の比嘉さん(沖縄)

弱視のボウラー世界挑戦 那覇市の比嘉さん
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第4回IBSAテンピンボウリング世界選手権大会に向けて
練習で汗を流す比嘉一盛さん=9月28日、
浦添市のT・TBOWLてだこ

 視覚障がい者が競い合うボウリングの世界的大会に那覇市の比嘉一盛さん(46)が日本代表選手として県内から初めて出場する。比嘉さんは、右目が弱視で左目はまったく見えないが、30年余のボウリング歴で培った鋭敏な手や指先の感覚でストライクを量産する実力者。初めての世界大会で緊張も高めているが、「180が私の平均スコア。200を超えて上位に食い込みたい」と闘志を燃やす。(佐渡山倫子)

 比嘉さんが出場するのは国際視覚障害者スポーツ連盟
(IBSA)が今月10日にマレーシア・クアラルンプールで開く第4回IBSAテンピンボウリング世界選手権大会。

 昨年10月に東京であった全日本視覚障害者選手権で準優勝し、初めて日本代表の座を射止めた。競技は視力に応じて3部門に分かれるが、比嘉さんは視力0・03以下のB2部門で団体、個人戦に挑む。

 比嘉さんを含む日本代表の12選手はことし6、7月に東京や福岡で合宿し、現在は個人で最終調整中だ。

 ボウリングを始めたのは沖縄盲学校時代、友人に誘われたことがきっかけ。友人に誘われるうれしさから頻繁にボウリング場へ通い、学校の部活動や卒業後も腕を磨いてきた。

 比嘉さんの場合、わずかな視力を頼りにピンのある方向が分かるため、投げる際、ガイド用の手すりを使うことなく投球位置に立てる。しかし、18メートル余のピンまでの距離感や常にストライクをとるための感覚をつかむため、1回の練習で10ゲームを投げ込むという。

 「手からボールがスパッと離れるとストライク。この感覚を覚えてフォームを調整する」と全神経を研ぎ澄ませている。

 比嘉さんは大会前、緊張をほぐすために毎回、家族とカラオケや食事に行く時間を大事にしている。長男の大一君(12)は「どこに行っても頑張って」とエールを送る。「ストライクは乾いた音がする。その音が最高に気持ちいい」と比嘉さんは、家族の支えを力に変え、心地よい音をマレーシアでも響かせようと意気込んでいる。

  沖縄タイムス

いぜなトライアスロン 男子・桑原、女子・平出が優勝(沖縄)

いぜなトライアスロン 男子・桑原、女子・平出が優
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他を寄せ付けない力強さで4連覇を飾った桑原寛次
 【伊是名】
第24回いぜな88トライアスロン(伊是名村など主催)が2日、村内全域を周回する88キロのコースで展開され、男子は桑原寛次(チームゴーヤー)が3時間36分39秒で制し4連覇、女子は平出美雨(同)が4時間7分30秒で2連覇を飾った。3人1組のチームはTriDentが4時間23分13秒で優勝した。
 
桑原は昨年に続きスイムで首位に立つとそのまま後続を突き放し、2位の青木喜昭に27分13秒の大差をつけた。 平出も同じくスイムで抜け出すと、バイク、ランも安定した走りを見せ、最後まで首位を守りきった。
 
今大会には個人472人と18チームが参加。436人、15チームが完走した。


【琉球新報電子版】

  琉球新報

音楽鑑賞会などを開催 わらばぁーと実行委員会 (八重山・沖縄)

音楽鑑賞会などを開催 わらばぁーと実行委員会
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「わらばぁーと実行委員会」(宮良賢哉委員長)は1日、音楽鑑賞会や体験学習などのイベントを行う「わらばぁーと・子ども未来創造事業・アートアイランドいしがき」を開催すると発表した。
 
県地域子育て創生事業を活用し、創造性にあふれた感性豊かな人材育成を図るのが目的。小学生から高校生、子育て中の父母らが対象で各イベントは参加無料。
 
宮良委員長は「子育て中の親子に、映画や公演を通してふるさとのことを考えてもらい、中高校生にはこれから地元を離れることへの不安解消や今後の活力につなげてほしい」と話した。

 小学生を対象に植物物から太陽電池を作る自然科学体験学習は8日午後1時と3時30分から。棋士の北生まどかさんを講師に招いた「どうぶつしょうぎ」は9日午後2時と3時から、いずれもユーグレナモール内のゆんたく家で行われ、定員は各20人。
 
石垣市出身の平得美帆さんがボーカルを務める「東京エスムジカ」の音楽鑑賞会と映画「ふるさと」の上映会、同脚本の栗山宗大氏と平得さんのパネルディスカッション「子ども未来塾&WE LOVE MUSIC ISLAND」は、16日午後1時30分から、市民会館大ホールで開かれる。
 
県出身のイラストレーター「pokke104」とともにアーケードのアーチを描くアートワークショップは23日午前9時と午後1時から行われる予定で場所は未定。自然科学体験教室と「どうぶつしょうぎ」の申し込みは3、4日午前10時から午後7時まで、ゆんたく家(84-3477)。


   八重山毎日新聞

自民県連「言っていない」と猛抗議 (八重山・沖縄)

自民県連「言っていない」と猛抗議 
市議会での玉津氏答弁に

県議会紛糾、訂正求める

 八重山地区の公民教科書採択問題で、9月13日の自民党文部科学部会・日本の前途と歴史教育を考える議員の会の合同会議に出席した玉津博克教育長が、市議会一般質問で「自民党石垣支部や自民党県連から声がかかり、出席すると答えた」と発言した内容をめぐり、県議会が紛糾していたことが1日までに分かった。

 9月30日の県議会一般質問で、教科書採択の中立性をただした比嘉京子氏(社大・結)が本紙に掲載された玉津氏の答弁を引用したところ、自民党県連の議員が「そんなことは言っていない。誤報だ。訂正、削除すべきだ」と猛抗議、議長に答弁内容の事実確認を求める事態に発展した。

 ボイスレコーダーによると、玉津教育長は同月26日、大浜哲夫氏が「義家(弘介参議)から声がかかったのではないか」と質問したところ、「石垣市の自民党の支部、そして県連からの声があって出席するとお答えした」と答弁している。
 
翁長政俊県連副会長は1日、事実関係について「こんなことはまったくない」とあらためて否定、「この問題で軽々に一緒になることはない」と明言した。翁長副会長によると、石垣支部が9月13日、県教育委員会に「指導・助言・提案の枠を超えた違法な介入だ」として8日の協議の無効性を要請した際も、求められた役員の同席を断ったという。

 玉津教育長の文科部会出席について砂川利勝支部長は「役員会で図ったものではないが、文科省も出席するので見聞を広めるためにもいいのではないかと私がアドバイスした」と説明した。
 今回の問題に対して比嘉氏は「いかに中立性を保つ仕組みをつくっていくかが問われている。今回のケースはある意味、全国的なモデルケースとなる」と話した。


   八重山毎日新聞

渡嘉敷の友と最後の給食 富田君ベルギー帰国(渡嘉敷島・沖縄)

渡嘉敷の友と最後の給食 富田君ベルギー帰国
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富田洋紀君の(右端)「お別れ給食会」で出たベルギー料理の特別メニューを楽しむ児童ら
=9月22日、渡嘉敷小中学校給食室
 【渡嘉敷】
ことし7月4日から渡嘉敷小中学校(亀川盛敏校長)の小学6年に体験入学していたベルギーの富田洋紀君(11)が9月22日で留学を終えて帰国することになり、同日、富田君を囲む「お別れ給食会」が同校給食室で開かれた。全児童・生徒、教諭が出席した。
 
給食メニューにベルギー料理の豚肉カルボナード(ビール煮)、チョコプリンが用意され、全員が初めてのベルギー料理に舌鼓を打ちながら別れを惜しみ、富田君も懐かしい味に感激していた。
 
同校の玉城恵子栄養士(34)は「ベルギーはビール造りが盛んでチョコレートが有名、デザートはチョコプリンにした。今回は富田君にいろいろ教えてもらった」と語った。
 
富田君は妹奈欧子さん(8)と山村留学の渡嘉敷島留学「わらびや」(坂田竜二代表)で同留学仲間7人と共に共同生活して同校に通学、妹の奈欧子さんは7月に帰国した。
 
富田君は「みんな仲良く、楽しい学校だった。ベルギーにはない、いろいろな体験ができた」と話し、担任の屋我裕紀教諭(30)は「5、6年複式学級で6年生が男子2人だったので、富田君の加入で、いい刺激になったようだ」と語った。
 
また、5、6年生の仲間も「声も大きく、明るくて、みんなに優しかったので、もっといてほしかった」と別れを惜しんだ。
(米田英明通信員)


  琉球新報

海洋温度差で発電 県・久米島、開発へ実験検討(沖縄)

海洋温度差で発電 県・久米島、開発へ実験検討 県は来年度以降の新たなエネルギー政策として、久米島周辺海域での「海洋温度差発電」の可能性を探る実証実験を検討している。
久米島町は県海洋深層水研究所(同町真謝)を活用した調査を通し、出力1メガワット級の発電施設の整備により、同町の年間消費量の1割に相当する1万600メガワット時の電力供給が可能と試算。
県はこのような結果を踏まえながら、町と共同で新たな海洋資源エネルギーの開発を目指す。
 
久米島町がことし3月にまとめた海洋深層水複合利用基本調査報告書によると、海洋温度差発電は、表層海水と深層海水の温度差が大きいほど能力、効率を増す。久米島周辺海域の表層水部分は年平均で25・7度。県は「国内でも優れた自然環境だ。昼夜問わず安定して発電でき、実証次第では国内だけでなく海外の島嶼(しょ)型モデルになり得る」と期待している。
 
30日の県議会9月定例会で県の平良敏昭商工労働部長は「久米島で実証実験ができないか調整している。予算化でき次第、実証プラントを整備し、新たな取水事業に取り組みたい」と述べた。奥平一夫氏(社大・結)、上里直司氏(民主)への答弁。
 
同町は現在、日量1万3千トンの海洋深層水を取水しているが、調査結果では、取水管の拡大で10万トンの取水が可能となり、発電出力1・25メガワット、年間発電量1万600メガワット時を供給できるとしている。
 
現在、同研究所からの分水による冷熱を建物空調やホウレンソウ栽培、車エビ養殖などにも活用している。島内の海洋深層水関連企業の売上高は年間20億円で、139人の雇用を生み出した。1メガワット級の発電施設建設に伴う深層水利用による経済効果は80億円、雇用効果1500人と試算する。
 
同町プロジェクト推進課は「海洋深層水を柱としたまちづくりを目指しており、温度差発電はその中核だ。コスト面の課題は大きいが、地域振興の夢が広がっている」とした。
(外間崇)

<キーワード>海洋温度差発電 
太陽光で温められた表層海水と、太陽熱がほとんど伝わらない深層海水との温度差を利用して発電する再生可能エネルギー。温かい海水を熱交換器に通し媒体を気化させた蒸気で発電タービンを稼働させる。次に深層水ポンプでくみ上げられた冷たい海水を凝縮器に通し、この蒸気を元の液体に戻し再利用する。流動媒体はアンモニア系を用いたシステムが主流。国内では佐賀大学などで研究が進む。


   琉球新報

モンパチらに7千人沸く(沖縄)

モンパチらに7千人沸く
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1日目のフィナーレを、観客と一体となって盛り上げたモンゴル800=1日午後、読谷村・ヨミタンリゾート沖縄の特設会場(下地広也撮影)

 県出身ロックバンドモンゴル800(モンパチ)が中心となった野外音楽フェスティバル「ワット・ア・ワンダフル・ワールド!!11」が1日、読谷村のヨミタンリゾート沖縄特設会場で開かれた。
県内外の人気アーティストが多数出演。会場には7千人の観客が訪れ、ライブを楽しんだ。

 県内外の音楽ファンにイベントを通じて沖縄で交流を深めてもらおうとモンパチが企画。人間国宝の照喜名朝一さんや登川誠仁さんら古典音楽や民謡の重鎮も登場、幅広い分野の琉球音楽を発信した。

 最後に登場したモンパチは「あなたに」など人気ナンバーを演奏。浦添市の山城博幸さん(31)は「海が近くて野外ライブにはいい場所」と来年の開催も期待。最終日の2日はモンパチのほか、HYやマキシマム・ザ・ホルモン、小田和正さんらが出演する。

   沖縄タイムス

沖縄県秋季高校野球:糸満・知念が九州切符(沖縄)

秋季高校野球:糸満・知念が九州切符
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知念―嘉手納 最後の打者を打ち取り、勝利を喜ぶ知念のエース大浜秀丸(右)=沖縄セルラースタジアム那覇
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糸満―浦添商 8回表2死二塁、適時打で生還し、喜ぶ糸満の二走・大城泰志(左)=沖縄セルラースタジアム那覇

 高校野球の第61回県秋季大会(主催・県高野連、共催・琉球放送、沖縄タイムス社)第9日は1日、沖縄セルラースタジアム那覇で準決勝を行い、糸満と知念が決勝進出を決めた。両チームは、10月22日から大分県で開催される九州大会へ出場し、来春の選抜大会を目指す。

 夏の甲子園出場の糸満は第1シードの浦添商業に8―6。初優勝を目指す知念は4―1で嘉手納を破った。

 決勝は2日、午後1時から同球場で行う。

  沖縄タイムス

宮古島市 伝統行事「パーントゥ」始まる  (宮古島・おきなわ)

宮古島市 伝統行事「パーントゥ」始まる  null
 【宮古島】
全身に泥をまとった異形の神が人や物に無差別に泥を塗って厄払いする、宮古島市平良島尻の伝統行事で国指定重要無形民俗文化財の「パーントゥ」が、2日から同集落で始まった。3日まで。
 名高い奇祭を体感しようと、地域住民以外にも多くの観光客が集まり、迫り来るパーントゥから笑顔で逃げ回った。子どもたちの中には恐怖で泣き出す姿も見られた。


   【琉球新報電子版】


中国連休でチャーター便続々(沖縄)

中国連休でチャーター便続々 
中国の国慶節(建国記念日)の大型連休に合わせて、沖縄へのチャーター便が続々運航する。国慶節当日の1日は、大連と瀋陽からのチャーター便がそれぞれ到着し、県内旅行会社と沖縄観光コンベンションビューローが歓迎式を開いた。

 大型連休は7日まで。中国南方航空が、大連から3便約530人、期間中を含む10月中に瀋陽から9便約1000人送客する。

 ツアー客は3泊4日の日程で沖縄本島を観光する。ツアー販売価格は、瀋陽は5800元(約7万5000円)と低価格だが、大連は8900~9280元(約11万6000~12万1000円)と「比較的高い」(県内旅行関係者)という。

 沖縄での1泊以上の滞在を条件とした数次ビザの発給から初めて迎える大型連休。発給件数は8月1393件、9月23日現在3767件と増加しており、数次ビザを利用した割高なツアー客や個人客の来沖にも期待がかかる。

 ただ、全国的にも中国からの訪日旅行は大阪や東京を5泊6日で周遊する7000~8000元(約8万4000~9万5000円)の割安ツアーが人気のようだ。

 定期便では中国東方航空が那覇―上海線を週4便から6便に増便し、数次ビザ発給に伴う観光需要の増加に対応している。

   沖縄タイムス

りゅうちゃんの6歳誕生日祝う (沖縄)

りゅうちゃんの6歳誕生日祝う 親子300人招待
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りゅうちゃんとの触れ合いを楽しんだ「りゅうちゃんの
おたんじょう会」=1日、琉球新報ホール
 
9月15日で6歳になった琉球新報のキャラクター・りゅうちゃんの誕生を祝う「りゅうちゃんのおたんじょう会」(琉球新報社主催)が1日、那覇市天久の琉球新報社で行われた。招待された親子連れ約300人がりゅうちゃんと触れ合った。
 
りゅうちゃんが登場すると子どもたちは拍手をして大喜び。「かわいい」「おめでとう」の歓声が飛び交った。参加者は玉入れなどのゲームや「りゅうちゃん体操」をりゅうちゃんと一緒に楽しんだ。最後には、子どもたち全員にお土産をプレゼント。りゅうちゃんから手渡しでもらい笑顔で喜んでいた。
 会は9月17日に予定していたが、台風15号の接近で延期していた。


  琉球新報

沖縄大学の学生、地元生徒らカツ(魚垣)漁体験 (伊良部島・沖縄)

沖縄大学の学生、地元生徒らカツ(魚垣)漁体験
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2011年度沖縄大学移動市民大学 「魚垣 (カツ) を
知って守って考える集いin伊良部」 が1日、 はじまった。

2日間の日程で行われ、 伊良部の高校生と同大学の学生が協力しあいながら佐和田の浜西方にあるカツの修復作業、 カツ漁の体験などを通して、 カツ・イナウ (内海) の生活文化や自然科学的成り立ち、 豊かな生物相を学ぶ。

 カツ所有者の長浜トヨさん(78)の協力のもと、 同海岸にある約3㌶の漁場での体験漁や修復作業が行われた。 かつて伊良部全域で7カ所あったというが、 現在ではこの1カ所だけが残っている。 「昔はアイゴやヒラメ、 カタカシなどが多く、 1回の漁で10㌔くらいは捕れた」 と長浜さんは話す。
 
この日は学生たちのほか、 地元の児童・生徒も大勢参加。 息子の恵さん (46) が漁の方法や崩れたカツの修復作業のコツを指南した。 参加者たちは昔ながらの漁法を学ぶとともに、 生きていくための苦労と知恵の深さに感心していた。
 
恵さんは 「今の時代ではスーパーに行けばなんでも簡単に手に入る。 体験を通して昔の人がどれだ知恵をしぼり、 苦労して生活をしていたかを知ってもらえたかと思う。
今後のいろんな面に反映させてほしい」 と話していた。 参加した池間和奏さん (伊良部高校2年) は 「島の文化を守って行きたいという意識が高まった」 と感想を語った。  
 
このほか同日午前中は長浜多目的共同利用施設で自然科学講演と高校生報告会が行われ、 同大学の盛口満さん、 東京農業大学の中西康博さんが講話したほか、 伊良部高校生物クラブの生徒たちが泥干潟の生態調査などを発表した。
 
きょう2日は午後1時からフィールドワークとして佐和田の浜を歩きながら生物相を学ぶほか、 同2時からはカツの修復作業を行う。

  宮古新報