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2011-10-28
伝統エイサー、修学旅行生に (沖縄)
伝統エイサー、修学旅行生に 泡瀬第三青年会

泡瀬第三青年会の指導で地域の伝統エイサーを学ぶ茨城県立竜ヶ崎
第一高等学校の生徒たち=11日、沖縄市立体育館
【沖縄】
茨城県立竜ヶ崎第一高校の修学旅行生約300人が11日、沖縄市立体育館で伝統エイサーを体験した。地域で演じられている伝統エイサーに触れたいという同校の希望に応え、泡瀬第三青年会が協力した。迫力ある演舞に感動した生徒は、続く体験エイサーでも大太鼓、締め太鼓を手に青年会との交流を楽しんだ。指笛を積極的に学ぶ生徒たちもいた。
観光客や修学旅行生のためのエイサー体験は、県内のテーマパークなどで開催されているが、近年は地域の伝統エイサーを体験する需要も高まっている。
沖縄市観光協会の崎浜秀嗣事務局長は「伝統エイサーには、青年たちの誇りや地域を愛する気持ちが込められている。それが生徒たちの心に響き、熱気のある交流が生まれるのだろう」と分析する。
今回のエイサー体験は、コザインフォメーションセンターが受託。市青年団協議会と泡瀬第三青年会、市観光協会エイサープロジェクトの協力で実施された。
竜ヶ崎第一高校の黒沢宣明校長は「想像以上の素晴らしさだ。生徒たちにとって大いに刺激になった」と話し、青年会との交流を喜んだ。(新里雅子通信員)
琉球新報

泡瀬第三青年会の指導で地域の伝統エイサーを学ぶ茨城県立竜ヶ崎
第一高等学校の生徒たち=11日、沖縄市立体育館
【沖縄】
茨城県立竜ヶ崎第一高校の修学旅行生約300人が11日、沖縄市立体育館で伝統エイサーを体験した。地域で演じられている伝統エイサーに触れたいという同校の希望に応え、泡瀬第三青年会が協力した。迫力ある演舞に感動した生徒は、続く体験エイサーでも大太鼓、締め太鼓を手に青年会との交流を楽しんだ。指笛を積極的に学ぶ生徒たちもいた。
観光客や修学旅行生のためのエイサー体験は、県内のテーマパークなどで開催されているが、近年は地域の伝統エイサーを体験する需要も高まっている。
沖縄市観光協会の崎浜秀嗣事務局長は「伝統エイサーには、青年たちの誇りや地域を愛する気持ちが込められている。それが生徒たちの心に響き、熱気のある交流が生まれるのだろう」と分析する。
今回のエイサー体験は、コザインフォメーションセンターが受託。市青年団協議会と泡瀬第三青年会、市観光協会エイサープロジェクトの協力で実施された。
竜ヶ崎第一高校の黒沢宣明校長は「想像以上の素晴らしさだ。生徒たちにとって大いに刺激になった」と話し、青年会との交流を喜んだ。(新里雅子通信員)
琉球新報
大物115キロ 本マグロ釣る (沖縄)
大物115キロ 本マグロ釣る 南大東漁協の知念さん

南大東村漁協組合長の知念修さんと釣り上げた
重さ115キロの本マグロ=21日、同村
【南大東】
南大東村漁協組合長の知念修さん(60)が21日午前、体長2メートル、胴回り1・36メートル、重量115キロの本マグロを釣り上げた。
釣ったのは北大東島東側近海で、午前8時ごろ。仕掛けは引き縄の一本釣りの疑似餌。知念さんは「キハダマグロとは違いゆっくりした引きだった」と満面の笑みを浮かべて釣り上げたときの感触を説明した。
2009年度に浮き魚礁が設置されており、今後も効率的な水揚げが期待できるとう。
(池田羊子通信員)
琉球新報

南大東村漁協組合長の知念修さんと釣り上げた
重さ115キロの本マグロ=21日、同村
【南大東】
南大東村漁協組合長の知念修さん(60)が21日午前、体長2メートル、胴回り1・36メートル、重量115キロの本マグロを釣り上げた。
釣ったのは北大東島東側近海で、午前8時ごろ。仕掛けは引き縄の一本釣りの疑似餌。知念さんは「キハダマグロとは違いゆっくりした引きだった」と満面の笑みを浮かべて釣り上げたときの感触を説明した。
2009年度に浮き魚礁が設置されており、今後も効率的な水揚げが期待できるとう。
(池田羊子通信員)
琉球新報
沖縄料理をカップで JTB企画、メニュー募集 (沖縄)
沖縄料理をカップで JTB企画、メニュー募集

OKINAWANカップグルメの試作品

OKINAWANカップグルメ事業について説明する
事務局のメンバーら=27日、県庁
県産食材の活用促進につなげようと、JTB沖縄(那覇市、菊知良明社長)は持ち運びしやすいカップを器に気軽に食事を味わえる「OKINAWANカップグルメ」の取り組みを始める。農家や飲食業など幅広く参加を募り11月30日にメニューを選考する。順次商品化し、参加業者の店舗などで販売。2012年2月の「花と食のフェスティバル」など各イベントでもカップグルメを販売する。
カップは370立方センチメートルの大きさで、沖縄料理を楽しみたいという観光客などに、お手軽料理として提供する。カップは紙とプラスチックの2種類。参加事業者に無償で提供する。メニューの主な食材が県産食材であることなど参加しやすい基準を設定した。
同企画は県の単年度公募事業で選定された。事業費は500万円。JTB沖縄は事務局を設置し、12年度以降も独自事業として継続を目指す。
27日県庁で会見した事務局次長を務めるJTB沖縄の田部純一事業開発課長は「観光客にとって沖縄の食に対する満足度は高くない。手軽に食べてもらうスタイルをつくり、農業と観光の課題解決につなげたい」と多くの参加を呼び掛けた。
問い合わせは同事務局(電話)098(860)7704。
琉球新報

OKINAWANカップグルメの試作品

OKINAWANカップグルメ事業について説明する
事務局のメンバーら=27日、県庁
県産食材の活用促進につなげようと、JTB沖縄(那覇市、菊知良明社長)は持ち運びしやすいカップを器に気軽に食事を味わえる「OKINAWANカップグルメ」の取り組みを始める。農家や飲食業など幅広く参加を募り11月30日にメニューを選考する。順次商品化し、参加業者の店舗などで販売。2012年2月の「花と食のフェスティバル」など各イベントでもカップグルメを販売する。
カップは370立方センチメートルの大きさで、沖縄料理を楽しみたいという観光客などに、お手軽料理として提供する。カップは紙とプラスチックの2種類。参加事業者に無償で提供する。メニューの主な食材が県産食材であることなど参加しやすい基準を設定した。
同企画は県の単年度公募事業で選定された。事業費は500万円。JTB沖縄は事務局を設置し、12年度以降も独自事業として継続を目指す。
27日県庁で会見した事務局次長を務めるJTB沖縄の田部純一事業開発課長は「観光客にとって沖縄の食に対する満足度は高くない。手軽に食べてもらうスタイルをつくり、農業と観光の課題解決につなげたい」と多くの参加を呼び掛けた。
問い合わせは同事務局(電話)098(860)7704。
琉球新報
川上ヤクルト1位 県勢4人指名(沖縄)
川上ヤクルト1位 県勢4人指名

ヤクルトから1位指名を受け、記者会見で抱負を語る川上竜平選手
=27日午後5時45分ごろ、青森県八戸市の光星学院高
(デーリー東北新聞社提供)
プロ野球のドラフト会議は27日、東京都内のホテルで行われ、県出身で光星学院高(青森)の川上竜平外野手(仲井真中出)がヤクルトに1位で指名された。川上は夏の甲子園で主将としてチームを準優勝に導いた。
日本製紙石巻の比屋根渉外野手(沖尚高―城西大出)もヤクルトから3位指名。石垣市白保出身でJX―ENEOSの嘉弥真新也投手(八重山農林高―ビッグ開発ベースボールクラブ)がソフトバンク5位で、浦添商業高の佐村トラヴィス幹久投手が横浜から6位で指名された。
巨人の単独指名になるとみられた菅野智之投手(東海大)には日本ハムも1位で指名し、抽選の結果、日本ハムが交渉権を獲得する波乱があった。
藤岡貴裕投手(東洋大)はロッテ、楽天、横浜が競合し、ロッテが交渉権を手にした。
最速157キロの速球を武器に評価の高い菅野は巨人の原辰徳監督のおいで、昨年から巨人が1位指名を公言していた。
野村祐輔投手(明大)は広島が単独で1位指名。高橋周平内野手(山梨・東海大甲府高)は中日、ヤクルト、オリックスの3球団でくじを引き、中日の高木守道次期監督が引き当てた。
沖縄タイムス

ヤクルトから1位指名を受け、記者会見で抱負を語る川上竜平選手
=27日午後5時45分ごろ、青森県八戸市の光星学院高
(デーリー東北新聞社提供)
プロ野球のドラフト会議は27日、東京都内のホテルで行われ、県出身で光星学院高(青森)の川上竜平外野手(仲井真中出)がヤクルトに1位で指名された。川上は夏の甲子園で主将としてチームを準優勝に導いた。
日本製紙石巻の比屋根渉外野手(沖尚高―城西大出)もヤクルトから3位指名。石垣市白保出身でJX―ENEOSの嘉弥真新也投手(八重山農林高―ビッグ開発ベースボールクラブ)がソフトバンク5位で、浦添商業高の佐村トラヴィス幹久投手が横浜から6位で指名された。
巨人の単独指名になるとみられた菅野智之投手(東海大)には日本ハムも1位で指名し、抽選の結果、日本ハムが交渉権を獲得する波乱があった。
藤岡貴裕投手(東洋大)はロッテ、楽天、横浜が競合し、ロッテが交渉権を手にした。
最速157キロの速球を武器に評価の高い菅野は巨人の原辰徳監督のおいで、昨年から巨人が1位指名を公言していた。
野村祐輔投手(明大)は広島が単独で1位指名。高橋周平内野手(山梨・東海大甲府高)は中日、ヤクルト、オリックスの3球団でくじを引き、中日の高木守道次期監督が引き当てた。
沖縄タイムス
川上(仲井真中出身)ヤクルト1位 プロ野球ドラフト (沖縄)
川上(仲井真中出身)ヤクルト1位 プロ野球ドラフト

川上 竜平

比屋根 渉

嘉弥真 新也

佐村トラヴィス幹久
プロ野球の新人選手選択(ドラフト)会議が27日、東京都内のホテルで開かれ、
巨人の単独指名になるとみられた菅野智之投手(東海大)には日本ハムも1位で
指名し、抽選の結果、日本ハムが交渉権を獲得した。藤岡貴裕投手(東洋大)は
ロッテ、楽天、横浜が競合し、ロッテが交渉権を手にした。
県関係ではヤクルトから川上竜平外野手(仲井真中―光星学院高)が1位、
比屋根渉外野手(沖尚高―城西大―日本製紙石巻)が3位で指名を受けた。
ソフトバンクは嘉弥真新也投手(八重山農林高―ビッグ開発―JX―ENEOS)を
5位指名、横浜が佐村トラヴィス幹久投手(浦添商高)を6位に指名した。
また、育成ドラフトでは、ソフトバンクが5位で新崎慎弥内野手
(興南高―日本文理大)を指名した。
琉球新報

川上 竜平

比屋根 渉

嘉弥真 新也

佐村トラヴィス幹久
プロ野球の新人選手選択(ドラフト)会議が27日、東京都内のホテルで開かれ、
巨人の単独指名になるとみられた菅野智之投手(東海大)には日本ハムも1位で
指名し、抽選の結果、日本ハムが交渉権を獲得した。藤岡貴裕投手(東洋大)は
ロッテ、楽天、横浜が競合し、ロッテが交渉権を手にした。
県関係ではヤクルトから川上竜平外野手(仲井真中―光星学院高)が1位、
比屋根渉外野手(沖尚高―城西大―日本製紙石巻)が3位で指名を受けた。
ソフトバンクは嘉弥真新也投手(八重山農林高―ビッグ開発―JX―ENEOS)を
5位指名、横浜が佐村トラヴィス幹久投手(浦添商高)を6位に指名した。
また、育成ドラフトでは、ソフトバンクが5位で新崎慎弥内野手
(興南高―日本文理大)を指名した。
琉球新報
平安座の合同運動会 有終の3重円 (沖縄)
平安座の合同運動会 有終の3重円

3重の円に並んで伝統の校歌ダンスを踊る在校生や卒業生ら
=うるま市、平安座小中学校運動場
【うるま】
平安座小中学校・区民合同大運動会が23日、同校運動場であった。同校は本年度で閉校し、来年度から島しょ地域4島の新設校「彩橋小中学校」に統合されるため、最後の運動会となった。
在校生のほか、島内外から多くの卒業生や出身者、本島にある五つの郷友会も参加、母校への思いで一体となって運動会を楽しんだ。
同小3~6年生は組体操「絆~ひやむざ」で一生懸命練習してきた成果を披露、次々と力強い技を決めた。その後、「ありがとう平安座小中学校」と書かれたパネルを運動場いっぱいに広げ、会場から大きな拍手が送られた。
校歌ダンスでは、児童・生徒や区民、出身者が3重の円を描いて内側から小学校低学年、高学年、中学生のパート順に並び、それぞれ異なる振り付けを踊った。終了後も最後を惜しむ参加者の声が上がってアンコールとなったほか、同中の女生徒に伝わるダンス「ミハルス」も区民や郷友会の女性によって昼食時間に再び踊られた。
親子3代リレーや35キロの俵担ぎ400メートルリレー、玉入れ、エイサーなど多彩なプログラムが繰り広げられた。
同小5年の柴引咲良さんは「平安座の名前がなくなるのは悲しいけど、気持ちを込めて練習してきた。大勢集まって楽しい。新しい学校では友達が増えるのを楽しみにしている」と満面の笑み。
松田富雄自治会長は「子どもたちのパネルを見ると感無量」。具志川郷友会長の宮里和男さん(64)は「最後の記念に残るいい運動会」。同校を卒業した伊藤トミさん(83)は「最後と思ったら涙が出てくる」と目を潤ませた。比嘉良成校長は「4島の子たちは仲良く元気に誇りを持って頑張ってほしい」とエールを送った。
沖縄タイムス

3重の円に並んで伝統の校歌ダンスを踊る在校生や卒業生ら
=うるま市、平安座小中学校運動場
【うるま】
平安座小中学校・区民合同大運動会が23日、同校運動場であった。同校は本年度で閉校し、来年度から島しょ地域4島の新設校「彩橋小中学校」に統合されるため、最後の運動会となった。
在校生のほか、島内外から多くの卒業生や出身者、本島にある五つの郷友会も参加、母校への思いで一体となって運動会を楽しんだ。
同小3~6年生は組体操「絆~ひやむざ」で一生懸命練習してきた成果を披露、次々と力強い技を決めた。その後、「ありがとう平安座小中学校」と書かれたパネルを運動場いっぱいに広げ、会場から大きな拍手が送られた。
校歌ダンスでは、児童・生徒や区民、出身者が3重の円を描いて内側から小学校低学年、高学年、中学生のパート順に並び、それぞれ異なる振り付けを踊った。終了後も最後を惜しむ参加者の声が上がってアンコールとなったほか、同中の女生徒に伝わるダンス「ミハルス」も区民や郷友会の女性によって昼食時間に再び踊られた。
親子3代リレーや35キロの俵担ぎ400メートルリレー、玉入れ、エイサーなど多彩なプログラムが繰り広げられた。
同小5年の柴引咲良さんは「平安座の名前がなくなるのは悲しいけど、気持ちを込めて練習してきた。大勢集まって楽しい。新しい学校では友達が増えるのを楽しみにしている」と満面の笑み。
松田富雄自治会長は「子どもたちのパネルを見ると感無量」。具志川郷友会長の宮里和男さん(64)は「最後の記念に残るいい運動会」。同校を卒業した伊藤トミさん(83)は「最後と思ったら涙が出てくる」と目を潤ませた。比嘉良成校長は「4島の子たちは仲良く元気に誇りを持って頑張ってほしい」とエールを送った。
沖縄タイムス
コラボ泡盛来月発売(沖縄)
瑞穂・FM沖縄 コラボ泡盛来月発売

「ゴールデンアワモリ」をPRするラジオパーソナリティーの(左から)西向幸三さんと
糸数美樹さん、瑞穂酒造の加島悠司さん=日、沖縄タイムス社
瑞穂酒造(那覇市、岡田美佐子代表)は11月1日、エフエム沖縄(浦添市、長濱弘真社長)のラジオ番組「ゴールデンアワー」と共同企画した若年層向けの泡盛「ゴールデンアワモリ」を発売する。県産品を応援しようと、ラジオパーソナリティーの西向幸三さんらが瑞穂酒造の企画担当者と発案した。来年2月末までの期間限定で、ローソン沖縄で販売する。
番組のメーンリスナーの20代から40代に合わせ、甘くてまろやかな口当たりに仕上がる「天然吟香(ぎんか)酵母」を使用した。価格は税込み1250円。720ミリリットル。
26日、沖縄タイムス社を西向さん、ラジオパーソナリティーの糸数美樹さん、瑞穂酒造の加島悠司さんらが訪れ、「すっきりと飲みやすくて、おしゃれなパッケージに仕上がっている。楽しみながら飲んでほしい」とPRした。
沖縄タイムス

「ゴールデンアワモリ」をPRするラジオパーソナリティーの(左から)西向幸三さんと
糸数美樹さん、瑞穂酒造の加島悠司さん=日、沖縄タイムス社
瑞穂酒造(那覇市、岡田美佐子代表)は11月1日、エフエム沖縄(浦添市、長濱弘真社長)のラジオ番組「ゴールデンアワー」と共同企画した若年層向けの泡盛「ゴールデンアワモリ」を発売する。県産品を応援しようと、ラジオパーソナリティーの西向幸三さんらが瑞穂酒造の企画担当者と発案した。来年2月末までの期間限定で、ローソン沖縄で販売する。
番組のメーンリスナーの20代から40代に合わせ、甘くてまろやかな口当たりに仕上がる「天然吟香(ぎんか)酵母」を使用した。価格は税込み1250円。720ミリリットル。
26日、沖縄タイムス社を西向さん、ラジオパーソナリティーの糸数美樹さん、瑞穂酒造の加島悠司さんらが訪れ、「すっきりと飲みやすくて、おしゃれなパッケージに仕上がっている。楽しみながら飲んでほしい」とPRした。
沖縄タイムス
ハワイで戯曲「カクテル・パーティー」上演(沖縄)
ハワイで戯曲「カクテル・パーティー」上演

ワイで上演された大城立裕さんの戯曲「カクテル・パーティー」
=27日(現地時間26日)、沖縄県人会館
【ハワイ=山城リンダ通信員】
作家大城立裕さんの戯曲「カクテル・パーティー」が27日(現地時間26日)、ハワイ・ワイパフの沖縄県人会館で上演された。
同県人会、ハワイ大学沖縄研究センターなどの主催で初の上演。大城さんが芥川賞を受賞した小説を「米国の観客に披露したい」と戯曲に書き下ろし、琉球大学の山里勝己教授が英訳。真珠湾攻撃から70年の年に、現地での舞台が実現した。
物語はマノア・リーダーズ・シアター・アンサンブルの7人による朗読劇で展開した。
沖縄、日本、米国、中国の背景を持つ登場人物の加害・被害の体験が交錯。真珠湾攻撃、原爆など、小説にはない要素を織り込み、日米の加害者性を問い掛けた。
デイビッド・アラカワさん(56)は「パールハーバーや原爆を間違いか正しいか、という視点を融和させるのは難しい問題だが、考えることの大切さを感じた」と感想。
ジェイミー・オオシロさん(50)は「被害者としてだけでなく、沖縄に存在するさまざまな視点を表現していたところが良かった。和解するには過去として捉えるのでなく、対話することで互いの理解を深めるというメッセージを読み取ることができた」と話した。
大城立裕さんは「朗読劇を見るのは初めてだが、せりふと表情だけの表現はかえって感動を与えてくれた。涙が出た」と念願だった米国公演を喜んだ。
沖縄タイムス

ワイで上演された大城立裕さんの戯曲「カクテル・パーティー」
=27日(現地時間26日)、沖縄県人会館
【ハワイ=山城リンダ通信員】
作家大城立裕さんの戯曲「カクテル・パーティー」が27日(現地時間26日)、ハワイ・ワイパフの沖縄県人会館で上演された。
同県人会、ハワイ大学沖縄研究センターなどの主催で初の上演。大城さんが芥川賞を受賞した小説を「米国の観客に披露したい」と戯曲に書き下ろし、琉球大学の山里勝己教授が英訳。真珠湾攻撃から70年の年に、現地での舞台が実現した。
物語はマノア・リーダーズ・シアター・アンサンブルの7人による朗読劇で展開した。
沖縄、日本、米国、中国の背景を持つ登場人物の加害・被害の体験が交錯。真珠湾攻撃、原爆など、小説にはない要素を織り込み、日米の加害者性を問い掛けた。
デイビッド・アラカワさん(56)は「パールハーバーや原爆を間違いか正しいか、という視点を融和させるのは難しい問題だが、考えることの大切さを感じた」と感想。
ジェイミー・オオシロさん(50)は「被害者としてだけでなく、沖縄に存在するさまざまな視点を表現していたところが良かった。和解するには過去として捉えるのでなく、対話することで互いの理解を深めるというメッセージを読み取ることができた」と話した。
大城立裕さんは「朗読劇を見るのは初めてだが、せりふと表情だけの表現はかえって感動を与えてくれた。涙が出た」と念願だった米国公演を喜んだ。
沖縄タイムス