2011-10-19



「約束貫く」名護市長 (沖縄)

「約束貫く」名護市長、選挙公約挙げ
辺野古移設反対 外相と会談

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玄葉光一郎外相(右)と会談する稲嶺進名護市長
=19日、名護市役所
 【名護】
来県している玄葉光一郎外相は19日午前、名護市役所を訪れ、就任後初めて稲嶺進市長と会談した。
稲嶺市長は米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対し、日米合意の白紙撤回を強く求めた。
これに対し玄葉外相は沖縄の地理的優位性や日米安保の重要性を強調し、辺野古移設に理解を求めた。
 
稲嶺氏は市長選挙で「辺野古の海にも陸にも基地は造らせない」と公約したことを挙げ、「市民との約束は最後まで貫く。沖縄の声を聞き、日米合意の見直しを米国に進言してほしい」と述べた。
 
玄葉外相は沖縄が東アジア各国と近いことなどを指摘して「地理的優位性のある沖縄で安保をしっかりと確保しなければいけない」と説明。「我々は日米合意を進展させて、沖縄の負担軽減に努めたい」と述べて、今後も地元の理解を得るために話し合いを続ける考えを示した。
 
稲嶺市長は会談後、報道陣に対して「辺野古移設について交渉の余地はない」と受け入れを前提とした話し合いには応じないことを強調した。
 
会談に先立って玄葉外相は米軍キャンプ・シュワブを訪れて、移設計画について説明を受けた。


  【琉球新報電子版】


「一方的」アセス提出に名護市民ら反発(沖縄)

「一方的」アセス提出に名護市民ら反発 一川保夫防衛相が17日、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に向けた環境影響評価(アセスメント)の最終段階である評価書を年内に提出する意向を表明したことに、地元名護市などで、反発が広がった。環境問題の専門家は、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの配備を隠蔽(いんぺい)し続けてきた日本政府の手法を批判している。

 仲井真弘多知事と一川防衛相との会談中、県庁前では、平和市民連絡会など市民団体のメンバー70人余りが「県民をないがしろにした卑劣な政治をするな」とシュプレヒコールをあげた。稲嶺進名護市長との会談があった名護市役所の広場には、労組や市民団体のメンバーら約50人が詰め掛け「埋め立て申請は許さない」などと抗議した。

 ヘリ基地反対協の安次富浩共同代表は「アセスの違法性を問う訴訟をしている最中に評価書を提出することは大きな問題。知事も受け取る必要はない」と批判。「震災や原発の問題で財政的に厳しい。基地建設に使う金があれば復興に振り向けるべきだ。米側にも無理と言える時期だ」と辺野古移設の再考を求めた。

 名護市在住の会社員女性(50)は「評価書が出されれば、埋め立てが進んでしまうのではないか」と市民の間にも不安が広がった。女性は「知事も市長も県外と言っているのに、地元の声は届いていない。民主党に期待していたが、一方的に進めるやり方に不信がいっぱい」と憤った。

 一方、条件付きで移設を容認する立場の荻堂盛秀名護市商工会長は「米側が具体的な進展を求めている。政府が評価書を提出するのは想定内」とし、評価書の提出で「知事も厳しい判断が求められるのではないか」と推測した。

 沖縄大学の桜井国俊教授(環境学)は、米側が辺野古配備を決めていたオスプレイ配備を政府が隠し、環境アセスで触れずにきた点を指摘。「県民を明らかにだましており、県民の信頼や納得は得られない」と政府の手法を批判した。

  沖縄タイムス

・マウイ郡アラカワ郡長らが来島(MIYAKOSIMA/OKINAWA)

姉妹都市発展を誓う
/宮古島市・マウイ郡アラカワ郡長らが来島

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アラカワ郡長(左から2人目)と下地市長(同3人目)はがっちりと握手を交わし、姉妹都市のさらなる発展を誓った
=18日、ホテル共和
 
宮古島市(下地敏彦市長)と姉妹都市を締結している米国ハワイ州マウイ郡のアラン・アラカワ郡長ら14人が18日、来島した。同日午後、市内のホテルでアラカワ郡長らを歓迎するウエルカムパーティーが開かれ交流を深めた。
沖縄三世のアラカワ郡長と下地市長は姉妹都市のさらなる発展を誓い、がっちりと握手を交わした。今年は締結から46年。

 1965(昭和40)年4月2日、マウイ郡参事会で当時の平良市との縁結びが満場一致で議決された。この決議は、前ハワイ沖縄県人会の知念清吉会長がマウイ郡当局への働き掛けと市への打診がきっかけだった。

 同年5月、マウイ郡は沖縄県人会長を特使として市に派遣し、決議書とマウイ郡住民の親愛を表した友好の鍵を真栄城徳松市長に進達した。

 同年6月24日、市議会でマウイ郡との姉妹都市縁組みが全会一致で決議された。

 アラカワ郡長ら14人は、世界のウチナーンチュ大会に参加のために来県し、18日に宮古入り。宮古空港では歓迎セレモニーが盛大に行われた。宮古島を観光した14人のうち9人は、この日帰任した。

 パーティーで、下地市長は「9月にマウイ郡を訪れた際には、大変お世話になった。今年は中・高生がマウイ郡でホームステイを体験した。中学生の中には『来年は自分が行きたい』という人が増え、子どもたちは、宮古とマウイ郡との比較文化の勉強に向け真剣に考えている」と述べ、ホームステイを支援していく考えを示した。

 アラカワ郡長ら5人に花束と記念品を贈呈。アラカワ郡長は「宮古島と文化は違うがコミュニケーションを深め、姉妹都市関係を大切にしたい」と決意を新たにした。

 舞台では、「プアエナ宮古」がフラダンスを演じ、アラカワ郡長らを喜ばせた。余興の合間には市議会の下地明議長、宮古島商工会議所の下地義治会頭、宮古島観光協会の豊見山健児会長らが乾杯の音頭を取り、姉妹都市のさらなる発展を祈念した。

..宮古毎日新聞

「沖縄に生まれて良かった」(TYAEYAMA・おきなわ)

「沖縄に生まれて良かった」 
八重山出身者が来島、世界のウチナーンチュ大会
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歓迎会に参加、郷里との絆を再確認

 第5回世界のウチナーンチュ大会に来県した八重山関係者が18日、石垣島を訪れ、石垣市・竹富町主催の交流イベントに参加した。一行は市町出身者とその家族ら16人。
島内観光をしたほか、FMいしがきサンサンラジオに出演した。夜は交流懇親会で歓待を受け、郷里との絆を確認。
二世三世らも踊りの輪に加わって八重山の文化に触れた。

「沖縄に生まれてよかった」としみじみと語る出身者の言葉に、ルーツを大切にする気持ちがあふれていた。
 
宮良出身でテキサス州に住む照子・レアードさん(65)=旧姓鳩間=は41年前、ポールさん(65)と結婚して渡米した。
以来、7度帰省しているが、大会は初参加。「最高だった。涙が出た。ウチナーンチュに生まれてよかった」と感激する照子さんに、ポールさんは「みんなフレンドリーだった。5年後にまた来たい」と約束した。
 
照子さんは息子2人に郷里のことを話して聞かせ、孫3人にも三線やエイサーを体験させている。照子さんは交流会で終始、方言を使い、「アイデンティティーやルーツがあれば大丈夫。どんなことにも負けない」と話した。

 両親が黒島出身で自身も幼少のころに同島で育ったライト・東盛早苗さん(59)は、ニューメキシコ州で宮城流能松会ニューメキシコ支部の教師として琉舞を教える。「沖縄に生まれたことが誇り。アイデンティティーを再確認できた。みんながルーツを大切にし、一堂に会することができるのも先祖のおかげ」と感謝。19日には母親の早重さん(82)が暮す黒島に帰省する。

 交流会では中山義隆市長、川満栄長竹富町長、伊良皆高信市議会議長があいさつし、「ようこそふるさとへ。皆さんを誇りに思う」などと歓迎した。
 
出身者は自己紹介をした後、「ムイチャー」を着用して安里屋ゆんたの踊りを体験、参加者全員で踊りの輪をつくった。最後は六調節に合わせてモーヤーをし、喜びを分かち合った。

   八重山毎日新聞

トライ完走するぞ (宮古島・沖縄)

トライ完走するぞ
/光の村養護高等部応援に感謝込め太鼓演舞

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太鼓演舞を披露する生徒ら=18日、市役所平良庁舎
 
毎年卒業旅行でトライアスロンに挑戦する光の村養護学校は18日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を表敬訪問した。
高等部の生徒15人が、19日からの3日間で計200・195㌔を完走することを誓った。受け入れる市やトライアスロン関係者らを前に、太鼓演舞で感謝の気持ちを表現した。
 
生徒らは黒潮太鼓やよさこい節など力強い演舞を披露し、「1年間励んだ練習の成果を思う存分発揮したい。全力で頑張るので応援よろしくお願いします」と決意表明した。

 下地市長は「トライアスロンは長丁場。体力、気力を充実させて、完走を目指してほしい。3日間、頑張って下さい」と激励した。

 同校のトライアスロン挑戦は22回目。高知県の土佐自然学校から8人、埼玉県の秩父自然学校から7人の計15人(男子13人、女子2人)が参加している。

 生徒は全日本トライアスロン宮古島大会と同じコース(スイム3㌔、バイク155㌔、ラン42.195㌔)に挑む。19日から1日1種目ずつ実施し、21日にゴールする予定。

.  宮古毎日新聞

伊計・比嘉 島挙げて最後の運動会(沖縄)

伊計・比嘉 島挙げて最後の運動会

「イチハナリ節・伊計音頭」を一緒に踊る在校生やPTA、区民ら
=伊計小中学校運動場

思いを一つにして比嘉小と浜中の校歌ダンスを踊る在校生や卒業生ら
=浜中学校運動場

 【うるま】
本年度で閉校する伊計小中学校で最後の運動会が16日、同校運動場であった。児童・生徒や地域住民のほか、島外から多くの出身者が駆け付け、全力プレーで盛り上がった。

 プログラムは児童・生徒と教職員による1963年から始まったという校歌ダンスでスタート。「イケイ」の文字を作って披露した。島人リレーには予想を超える希望者が参加し、約150人が全力疾走。足が思うように上がらず、転びそうになる参加者もおり、会場からは大きな声援と笑い声が上がった。

 戦後物資がない時期に空き缶をパーランクー代わりに使ったという伝統のカンカラエイサーではPTAや区民が力強い舞を披露したほか、運動会に向けて練習してきたという「イチハナリ節・伊計音頭」を児童・生徒やPTA、区民が軽やかに踊った。

 同中3年の古謝良人君は「いつもより人が多く、気合が入っている」。同小4年の新屋佑斗君は「運動会が最後なのは寂しいけど、地域や家族と一緒にできて楽しい」と満面の笑みを見せた。

 浦添ルミ子自治会長は「区民が積極的に参加しており、学校への思いを感じる」。長濱千恵子校長は「子どもたちのよい思い出になる素晴らしい運動会だ」と喜んだ。

思いを一つに
比嘉幼小・浜中

 【うるま】
比嘉幼稚園と小学校、浜中学校の最後の合同運動会も16日、同中学校運動場であった。地域住民から指導を受けた伝統芸能やリレーなど多彩な演目で運動会を楽しみ、思いを一つにした。

 比嘉小の児童がエイサー発祥の地とされる比嘉区伝統のパーランクーを元気よく踊り、園児のかわいらしいチョンダラーが花を添えた。

 浜中の生徒は浜区の京太郎を教職員や地域住民と披露。馬の格好をした浜中1年の新里椿君と金城良賢君がこっけいなセリフで会場を沸かせ「彩橋中に行ってもみんな頑張っていきましょう」と呼び掛けた。

 児童・生徒や卒業生ら老若男女が両校の校歌ダンスで学校への思いを一つにした後、記念撮影した。

 比嘉区の平識勇自治会長は「多くの住民が参加し反応はとてもよいが、来年から見られないのは寂しい」。浜区の新里義輝自治会長は「統廃合は決まったことなので前に進むしかない。今後は区の運動会として島の活性化を考えたい」と話した。

 比嘉小の伊敷ひろみ校長と浜中の山入端健伸校長は「子どもたち、地域、保護者で一緒になって盛り上げており、最後にふさわしい運動会。学校はなくなるが、郷土芸能は引き継いでいってほしい」と望んだ。

  沖縄タイムス

フルーティーに 美容飲料発売(沖縄)

もろみ酢フルーティーに 美容飲料発売

健康美容飲料「アスタコラノ」を開発した黒麹家の高里弓子社長
(前列中央)ら=18日、中城村泊

 【中城】
黒麹(こうじ)家(中城村、高里弓子社長)は18日、もろみ酢をベースに美容成分を取り入れた健康美容飲料「アスタコラノ」を開発したと発表した。
女性をターゲットにフルーティーな味や香りで従来のもろみ酢の商品イメージを変えたという。中城村商工会の協力を得て、県工業技術センター(うるま市)との共同で7月から開発を進めてきた。11月中旬から販売する。

 もろみ酢に含まれる18種の天然発酵アミノ酸に加え、美容ドリンクとして人気の高い「コラーゲン」を取り入れた。化粧品成分としても使われる「アスタキサンチン」も配合。ビタミンCを豊富に含んだ県産アセロラ果汁で、さわやかな飲み口に仕上げた。

 高里社長は「抗酸化作用のある美容成分を取り入れている。美肌意識を高めたい女性に飲んでほしい」とPRした。720ミリリットルで価格は2940円(税込み)。華やかなラベルやパッケージはデザインスタイル(豊見城市)の那覇尚樹代表が手掛けた。

 21~23日に那覇市の奥武山公園で開かれる沖縄の産業まつりの商工会特産品フェア「ありんくりん市」中城村商工会ブースで先行限定販売する。問い合わせは同社、電話0120(196)548。

   沖縄タイムス

「美優さん、楽しみに待ってるよ」 (沖縄)

「美優さん、楽しみに待ってるよ」 
神森中がビデオレター制作

人文字で要美優さんにメッセージを送る浦添市立神森中学校2年生たち
=16日、同中学校体育館(砂辺昭利さん提供)
 
拘束型心筋症のため、米国で心臓移植手術を受け、治療中の要美優さん(13)が通う浦添市立神森中学校2年の同級生らが16日、美優さんを励ますためビデオレターを制作した。
約330人で「ミユ LOVE」の人文字で表現。クラスごとにメッセージも収録、美優さんが所属するテニス部の部員たちもメッセージを寄せた。
 
美優さんと同じテニス部の下地鈴香さん(14)は「楽しみに待っている。また一緒にテニスがしたい」と話し、同級生の安里小波さん(13)は「人文字は、元気で帰ってきてほしいという思いでつくった」と話した。2学年主任の許田重晴教諭(42)は「11月中旬に帰ってくる美優さんが戻って来やすい雰囲気づくりをみんなで考えた」と話した。収録したDVDは、編集が終わり次第、米国の美優さんへ送る。

  琉球新報

別れに涙も「また5年後に」 ニューカレドニア県系人帰国 (OKINAWA)

別れに涙も「また5年後に」 ニューカレドニア県系人帰国

世界のウチナーンチュ大会に初参加のニューカルドニア県人会メンバー
らが帰国、親族や友人らと手を取り別れを惜しんだ
=19日午前10時すぎ、那覇空港

 第5回世界のウチナーンチュ大会にニューカルドニアから初めて参加した
県系人54人は19日、那覇空港から親族、友人に見送られながら帰国の途についた。
空港ロビーでは、県系人と見送りの人全員がフランス語で「蛍の光」などを熱唱。
県系人らは「ありがとう、5年後にまた来るからね」と感謝しながら親族や友人と
何度も抱き合い、搭乗時間ぎりぎりまで別れを惜しんでいた。見送る親族、友人も
を流しながら、県系人らの姿が見えなくなるまで手を振り続けていた。
 
初めて親族と再会できた県系3世のエミリアン・コーキさん(64)は「私の親族たちと会えてとてもうれしい。来年7月、ニューカルドニアで日本人の移民120周年がある。親族たちも来てくれるので楽しみ」と笑顔で話した。
 沖縄ニューカルドニア友好協会の三木健会長(71)は「参加した県系人も沖縄の文化やルーツなどにも触れ合えたと思う。初めて親族に会えた人もいる。受け入れの人たちが県内にもいるとアピールできたことが、何よりもうれしい、別れは会うためにある」と今後の交流に手応えを感じていた。
 県系人一行は20日朝には、ニューカルドニアに到着する。


    【琉球新報電子版】

  

「それぞれの思い」 (宮古島)

市長賞に峯岡健次さん 市民文化祭写真コン

市民文化祭・写真コンクールで一般の金賞 (市長賞) に
入った峯岡健次さんの作品 「それぞれの思い」

第6回宮古島市民総合文化祭・秋季一般の部 (主催・市、 市教育委員会、 市文化協会、 22・23日=市中央公民館) の写真部門で、 主管の宮古写真愛好家協会 (与儀一夫会長) は18日、 一般やジュニアを対象に実施した写真コンクールの審査結果を発表した。
一般の金賞 (市長賞) には峯岡健次さんの 「それぞれの思い」 が選ばれた。

 今回のコンクールには、 一般に57人、 117点、 ジュニアに14人、 25点の計71人、 197点の応募があり、 前年の計56人、 136点を上回った。
 
審査は17日、 市役所平良庁舎内で行われた。 審査の結果、 金賞の峯岡さんのほか、 銀賞の教育長賞に新里光宏さん、 文化協会長賞に守武大さん、 銅賞に川満安子さん、 運天珠美さん、 平山幸安さんが選ばれた。 このほか奨励賞5人、 入選10人、 ジュニアは優秀賞3人、 入選8人。
 
与儀会長は、 「金賞の峯岡さんの作品は、 夕陽にむかった4人がシルエットに写った感じで豊かな表現が目を引いた」 と講評した。 表彰式は23日午後5時から市中央公民館で行われる。
 このほかの入賞者は次の通り。
 【一般】
奨励賞=平良真奈美、 砂川結香、 下里千尋、 新里ひかる、 平良敏江▽入選=与那覇俊和、 奥平恵吾、 稲垣聖司、 平良宗孝、 佐藤咲恵、 伊佐結香、 稲垣真寿美、 荷川取ゆかり、 翁長輝子、 翁長瑠美

 【ジュニア】
優秀賞=大窪宗太 (久松小6年) 守武良 (南小5年) 平良大樹 (北小1年) ▽入選=島尻恵利 (平一小5年) 平良菜々子 (同5年) 荷川取ちはる (平良中3年) 藤田サスケ (平一小5年) 大川康平 (東小5年)


   宮古新報

桑の葉粉末で和洋菓子9品 (沖縄)

桑の葉粉末で和洋菓子9品 浦添商工会議所が発表

桑の葉粉末を使って誕生した菓子9品「浦添桑菓撰」


「浦添桑菓撰」の開発に携わった浦添市内8業者や商工会議所の
メンバーら=17日、浦添市産業振興センター結の街
 【浦添】
浦添商工会議所(湧川善充会頭)は、市の養蚕事業の桑の葉粉末を使い、市内8業者と開発に取り組んだ和洋菓子9品「浦添桑菓撰(そうかせん)」を17日、発表した。

第35回沖縄の産業まつり市町村コーナーの浦添市ブースで単品を発売し、11月から各業者の店舗で単品や詰め合わせを本格販売する。原料生産から製造まで「メードイン浦添」となる県内初の桑の葉菓子を、浦添ブランドとして定着させていく。
 
9品は手作りピーナツクリームをサンドした焼き菓子(ベーカリーアルペンローゼ)、ゴーヤーの苦みをマッチさせたゼリー(沖縄農園)、さっくりした食感のとりサブレ(オハコルテ)、カシスジャムをはさんだダックワーズ(佐和田洋菓子店)、ホワイトチョコで包んだカステララスク、上品な甘さのやぶれ饅頭(ぜいたく屋)、さんぴん茶も加えたクッキー(スイーツミニヨン)、県産黒糖とゴマの風味豊かなかりんとう(仲宗根黒糖)、特製あんを包んだわらびもち(仲原商事)。
 
9品とも桑の葉の鮮やかな緑色を生かし「桑の光」「桑の露」などと名付けた。単品価格はわらびもち300円、残りは150円。9品詰め合わせは1575円で大量注文も事前連絡で受け付ける。パッケージは紅型の祖形とされる「浦添型」をあしらった。11月1、2、4日は市役所1階でも販売する。
 
浦添みやげ菓子開発部会の山城興光部長は「各業者のこだわりの商品を見ながらグレードアップしてきた」と説明。コーディネーターの堀基子さんは「アンケートで市民の声を反映して作り上げた」と説明した。
 
問い合わせは同商議所 (電話)098(877)4606。


   琉球新報

 伊江島ラム酒と読谷村アダン筆 (沖縄)

特産品フェア県知事賞決定 
伊江島ラム酒と読谷村アダン筆


「ありんくりん市」特産品コンテストで県知事賞を受賞した「アダン筆5点セット」


「ありんくりん市」特産品コンテストで県知事賞を受賞した「イエラム サンタマリア」

 地域特産品の販売促進活動への寄与を目的に、県商工会連合会が主催する第14回特産品フェア「ありんくりん市」特産品コンテストの受賞作品が17日、決まった。
4年ぶりに復活した県知事賞(最優秀賞)には、食品部門が伊江島物産センター
(社長・大城勝正伊江村長)のラム酒「イエラム サンタマリア」、
非食品部門が読谷村商工会(平良喜代子会長)が事業主体として取り組む
アダンファームよみたんの「アダン筆5点セット」が選ばれた。
 
伊江島産サトウキビを原料とする「イエラム―」は7月から発売を開始し、インターネットでの注文も多く売れ行きは好調。受賞について担当者は「生まれたばかりの商品。おいしいと言ってくれるように一歩一歩進んでいきたい」と喜んだ。
 
「アダン筆―」は5月から本格販売。地域おこしとして期待が高まっており、同村商工会は「アダンの木の実や気根が、筆という商品で生まれ変わった。販路拡大に一層努める」と話した。
 
表彰式は21日、沖縄の産業まつり「ありんくりん市」会場内で行う。受賞作品をはじめ県内83事業所の商品が同会場で販売される。
 
県知事賞を除く各賞は次の通り。
 【食品部門】
優秀賞=「おきなわ ぷちぷち海ぶどう」(恩納村、県海ぶどう生産者協議会)▽奨励賞=「琉神マブヤー チーズ入りかまぼこ」(読谷村、寿味屋食品)、「大東羊羹(ようかん)」(南大東村、お菓子のまつだ)
 【非食品部門】
優秀賞=「HERBAL LOTION」(嘉手納町、FROMO)▽奨励賞=「Karyu EX」(本部町、アセローラチャームオキナワ)、「アセロラ手作り石けん(花恋人、海恋人)」(本部町、オキナワアロマエステ・SK美容室)


  琉球新報

冠(ハチマチ)好評 タクシー親方(沖縄)

冠(ハチマチ)好評 タクシー親方

ウチナーンチュ大会のロゴを張った冠をかぶり丁寧な
接客を心がける金城好男さん=那覇市内

 タクシーに乗ると琉球王朝時代の親方がお出迎え―。世界のウチナーンチュ大会で沖縄を訪れた人たちに喜んでもらおうと、タクシー乗務員の金城好男さん(66)=日栄交通、豊見城市=手作りの紫の冠(ハチマチ)姿の接客が好評だ。

 「目立つことと人を喜ばせるのが好き」という金城さんは、大会開催に当たり「はるばる遠くから来た海外のウチナーンチュに、少しでも歓迎の気持ちを伝えられたら」と、家にあった段ボールに、紫の布を切り貼りして、冠を作った。

 歴史好きで、首里城祭の琉球王朝絵巻行列に三司官や親方役で「12回か、13回」参加。

 一方で、長いひげと貫禄のある風貌を買われ、県出身の仲間由紀恵さんが主役を務めた時代劇「テンペスト」に、親方役として出演するなどテレビ番組や映画にも出演する「エキストラ俳優」だ。

 「首里城の歴史など知っている範囲で沖縄のことを伝えたい」と接客に励む。

 ペルーから来た女性客は「本当に沖縄に帰ってきたんだと実感した」と喜んだ。クリスマスにはサンタクロースに扮(ふん)し、ハロウィーンではカボチャ形の帽子をかぶる金城さん。

 世界のウチナーンチュが帰路に就くここ数日も、親方冠で、思い出づくりの手助けをするつもりだ。(知念清張)

沖縄タイムス

『南沙織がいたころ』 長年の違和感が氷解 (沖縄)

『南沙織がいたころ』 長年の違和感が氷解

『南沙織がいたころ』永井良和著 朝日新聞出版・814円
 
沖縄出身の新人歌手として紹介された南沙織を初めてテレビで見たときの不思議な違和感があった。
小さくリズムを取りながら「♪誰もいない海、2人の愛を確かめたくて―」と歌い、長くサラサラした髪を揺らし、キラキラと輝くまっすぐな瞳がとても印象的で、今までと何かが違うタイプの歌手がブラウン管の中で歌っていたからである。
 
南沙織が『17才』で歌手デビューしたのは沖縄が本土へ復帰する1年前の1971年。浅黒くエキゾチックな顔立ちと、異国からの支配を離れて日本へ帰属することが決まった沖縄出身ということで話題性もあって、マスコミにいろいろ取り上げられていた。当時の沖縄は今ほど認知されておらず、東京で活躍する南沙織はある意味1人で沖縄を背負った感(たぶん)でテレビに出演しており、中学生だったボクは南沙織が活躍すればするほど沖縄出身であるといううれしさはあったが、長ずるに従い彼女に対しウチナーンチュだけどウチナーンチュとは何かが違う違和感を増幅させていた。
 
本書は少年時代から南沙織の大ファンだというボクと同世代の著者が、長い時間をかけて収集した「明星」や「平凡」といった芸能雑誌をはじめ、新聞や音楽誌のインタビュー、レコードの解説やファンクラブ会報誌といったありとあらゆる膨大な資料を使い、引退までの7年半という時代を駆け抜けた歌手・南沙織を解き明かす。全7章を南沙織だけに絞り込むことにより、時代背景や社会風潮、当時の雰囲気を浮かび上がらせている。
 
ボクが南沙織に感じていた違和感は、デビュー前のエピソードやその後の苦悩、そして引退、結婚、子育て、再デビューを読むことによって氷解していく。沖縄と本土との橋渡しとして果たした役割を知ることで、その違和感が誤りだったことも教えてくれた。当時、ボクは南沙織も好きだったけど浅田美代子と天地真理がもっと好きで、数年たって山口百恵とピンクレディーが好きだった。そのころ、ボクが南沙織の苦悩を知っていたらもっとファンになっていたのに…、と思うのであった。
 
 (嘉手川学・オキナワふうどライター)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ながい・よしかず 1960年兵庫県生まれ。関西大学社会学部教授。専門は大衆文化論・都市社会学。著書に「社交ダンスと日本人」「スパイ・爆撃・監視カメラ」など。


   琉球新報

カーレース3日目 チーム沖縄、11位 (沖縄)

オーストラリアソーラーカーレース3日目 
チーム沖縄、11位 


オーストラリア中央部を疾走するレキオン
=2011年10月18日、ノーザンテリトリー州

【ティーツリー近郊18日島袋貞治】
オーストラリア大陸を縦断する世界最大規模のソーラーカーレース、
ワールドソーラーチャレンジ2011の3日目となる18日、
チーム沖縄の「レキオン」は前日より順位を一つ下げ、11位で
この日の競技を終えた。大陸中央部に近づき、約1320キロ地点の
ノーザンテリトリー州ティーツリーの近郊まで進んだ。

【琉球新報電子版】