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2011-09-16
歴史500年 首里汀良町十五夜獅子舞(沖縄)
歴史500年 首里汀良町十五夜獅子舞

小さな体を精いっぱい躍動させ獅子舞を披露する子どもたち
=汀良町自治ふれあい館
【那覇】
尚巴志王時代に始まり、約500年の歴史があるとされる那覇市首里汀良町の十五夜獅子舞が10日、汀良町自治ふれあい館であった。
地域の厄払いなどを目的に、旧暦8月15日の中秋の名月ごろに演じられる恒例行事。広場を埋め尽くした多数の地域住民たちが、ドラの音に合わせた荒々しく迫力ある演舞に見入り、子どもエイサーや琉球舞踊を楽しんだ。
伝統の獅子舞を受け継ぐ自治会青年部長の上田大介さん(26)は「今年は台風のために練習不足だったが、精いっぱいの気持ちを見せようと頑張ってきた」と汗を拭った。
28年ぶり保存会誌
市指定無形民俗文化財の首里汀良町獅子舞の歩みをまとめた「獅子舞保存会誌」がこのほど、28年ぶりに発刊された。若者たちによる獅子舞の本番や練習風景、町内を厄払いして回る様子やこれまで獅子舞に関わった地域の人々が集った座談会の様子などが、多彩につづられている。
発刊に合わせ、子ども用を含む獅子頭2頭を新調中で、田畑冨美子自治会長(69)は「獅子舞の伝承、明るい町おこしの息吹になる。何より、子供たちが古里のシンボルとして誇りを抱くきっかけになると思う」と話した。
沖縄タイムス

小さな体を精いっぱい躍動させ獅子舞を披露する子どもたち
=汀良町自治ふれあい館
【那覇】
尚巴志王時代に始まり、約500年の歴史があるとされる那覇市首里汀良町の十五夜獅子舞が10日、汀良町自治ふれあい館であった。
地域の厄払いなどを目的に、旧暦8月15日の中秋の名月ごろに演じられる恒例行事。広場を埋め尽くした多数の地域住民たちが、ドラの音に合わせた荒々しく迫力ある演舞に見入り、子どもエイサーや琉球舞踊を楽しんだ。
伝統の獅子舞を受け継ぐ自治会青年部長の上田大介さん(26)は「今年は台風のために練習不足だったが、精いっぱいの気持ちを見せようと頑張ってきた」と汗を拭った。
28年ぶり保存会誌
市指定無形民俗文化財の首里汀良町獅子舞の歩みをまとめた「獅子舞保存会誌」がこのほど、28年ぶりに発刊された。若者たちによる獅子舞の本番や練習風景、町内を厄払いして回る様子やこれまで獅子舞に関わった地域の人々が集った座談会の様子などが、多彩につづられている。
発刊に合わせ、子ども用を含む獅子頭2頭を新調中で、田畑冨美子自治会長(69)は「獅子舞の伝承、明るい町おこしの息吹になる。何より、子供たちが古里のシンボルとして誇りを抱くきっかけになると思う」と話した。
沖縄タイムス