沖縄移住者のミドリです。
今日は沖縄県宜野湾市海浜公園で開催された
「教科書検定意見撤回を求める県民大会」に参加してきました。

この集会は平成２０年度から使用される高校教科書から、
沖縄戦でおきた集団自決において、「日本軍による強制や命令・誘導」などの表現が
「沖縄戦を誤解する表現」という理由で削除される、という事に反対する
沖縄県民の意思を示す大会です

正直、自分には検定内容に関して論じる事が出来る程の正確な知識はありません。
ただ沖縄に移住して思うのは、沖縄が先の戦争で受けた大きな傷が、
実際にそれを受けた親類高齢者の方々と共に、
今も自分たちの問題として強く日常にあるという事です。

そんな戦争を体験した自分たちのじぃちゃんばぁちゃん達が、
「軍の命令があった」と辛い記憶を開いておっしゃっているのです。

「事実は事実として伝える」
それが沖縄を犠牲にして成り立っている今の日本がとるべき姿勢だと思います。

今日は夏に戻ったような強い陽射しの中、12万人以上の人が参加したそうです。