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2009-08-20



ねずみ男じらー ちゃん


レモングラスの新顔さんは、しにマギー。

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お見かけしたところ、12~ 3cmはあろうかという長身。

やしが・・・

そのルックスの、第一印象は、「ねずみ男」なのです。
草色のメイクと衣装に身を包んでいても、スラリと伸びた手脚をしていても、
どうにもこうにも、「水木サン」こと、水木しげる先生の描くところの「ねずみ男」なのです。



  小泉八雲が『怪談』を書いた時代そのままの佇まいではないかと思わせる、
  山陰の静かな街、松江に住んでいた頃、
  「水木サン」の故郷、境港へ、よく足を運びました。
  「宍道湖」の隣の、あやうく淡水化を免れた汽水湖「中海」の湖畔や、
  牡丹や薬用人参が特産なのに「大根島」という名の小さな島を通って、
  あるいは、山陰本線に揺られ、乗り継ぎ駅の米子の街を散策したりしながら。

  その境港で、魚と並んで、「妖怪で町おこし」という、
  なんともファンタジックな取り組みが始まった頃でした。

  JR境線のディーゼル列車の側面には、おなじみの妖怪たちが跋扈しています。
  さらに、境港に着けば、「水木しげるロード」と名づけられた通りをはじめ、
  真っ昼間でも、至るところに妖怪の姿が.....



そんなご縁もあって、妖怪ワールドには親しみを感じています。

一反木綿に乗る鬼太郎と目玉おやじが表紙を飾り、「水木サン」のインタビューも掲載された
『THE BIG ISSUE 75号』(2007.7.1・15合併号)が、早々にSOLD OUT になったということは、
妖怪ワールド好きの私としては快哉でありました。

一方、ちょうど同じ頃にNHKで放送された、『鬼太郎が見た玉砕 ~水木しげるの戦争~』は、
その原作の『総員玉砕せよ』(講談社)とともに、
私の祖父の最期の地、ニューギニアの実情を垣間見せてくれるものでありました。
(それにしても、香川照之さんと塩見三省さんの演技は素晴らしかった!)



しかし・・・

我が昆虫ワールドの「ねずみ男」さん、どうやら、「男」と呼んでは失礼だったようです。
自然界には、レディ・・・メスの方が数段大きいという例が多々ありますが、
この、本名「ショウリョウバッタ」ちゃんも、その典型例であるようなのです。
身長からして、100%、レディと思われます。


実は、ツチイナゴくんともども、今年の3月に「越冬かりゆしどぅ!」の祝いをした、
やはり、かなりマギーな虫と見間違えて、あやうく、
「クビキリギス」という名前で発表するところだったのですが、
よく見ると、触覚の形がまったく違っていました。



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さてさて、カメラの前でじっとしていてくれたので、じっくりと観察させてもらったけど、
おやおや、キミの陰に隠れるように佇む色白の、というか、透明に近い白の体の個体は・・・
彼氏かな?
今、流行りの草食系男子?



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ばっぺーた。失礼しました。キミの分身か。
たった今、脱皮したばかりだったんだね。
最も無防備なところを、ジロジロ見てしまって、失礼しました。



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「ショウリョウバッタ」の名前の由来は「精霊バッタ」とも。
旧盆のこの時期、お墓の周りの草むらで多く見られるからとか。
そういえば、この横向きの写真は、実は昨年の8月16日に撮ったものなのです。
たぶん、同じ「ショウリョウバッタ」の、別の個体。


ツチイナゴくんと出会って以来、ついつい、成虫で越冬するかどうかということを一番に考え、
そして、それを基準に、昆虫図鑑をめくります(ネットでですが)。


しかし、キミが越冬するとはどこにも書いていないね。
ということは、一年前のこの写真は、レモングラスの昆虫ワールドで生命を紡いだ、
キミのご先祖さまなのかな。
旧盆の頃にひょっこり顔を出すなんて、その名のとおり、キミもなかなか、律儀なやつだねぇ。


えっ?レモングラスの周りが草ぼうぼうだって・・・?

私は律儀じゃなくて、難儀ぃ~人間なので・・・ っていうか、
ここ、お墓じゃないやし!


それよりも・・・、ツチイナゴくんの消息、知らないかい?
その辺で、見かけなかった?

4月17日以来・・・ 会ってないんだよなぁ・・・

こんなやつなんだけど。


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どこかで達者ならば それでいい・・・ か



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