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目が喜んで 頭に積もる意味も 軽くなる
こんなふうにして
沖縄で光と影 心の中で感じていても
目は光に喜んで 心も足どりも 軽くなるのかもしれない
Inspired by... 『沈思彷徨』 藤原新也(筑摩書房)
私信
みやぎさま こんなお話を肴にまた、近々、ご一緒できますか?








軽く家飲みする前の おでんに味が滲みるまでの
軽い散歩のはずだったのですが
山のマヤー達にも誘われて とっぷりと日が暮れて
カメラの液晶で足元を照らしながら しかしか~家路
正月二日目の今日は、遅出の早上がりだったので、
太宰府天満宮周辺をあまくま歩きしてきました。
御万人(うまんちゅ)の流れからは、ちょっと外れて。


午後、仕事を終えて、怖いもの見たさで「正月三ヶ日で二百万人」という人出の中へ。








グスクのような石積みと、カー(湧水)のような場所を見つけて、
グスクやカーに引き寄せられるように、引き寄せられて、石段を登って、
しばし、高みから人の流れを見物。
さて、そろそろ家路につこうかと、滑りやすい石段をゆっくり下っている時に、
下界から不意に、こんな声が耳に飛び込んできました。
ウチナーンチュなのか、沖縄好きなのか、若いカップルの歩きながらの会話。
「首里城みたいな感じのやつの、福岡県版でしょ。ここって」
おいおいおい!いぇー!いぇー!
首里城と太宰府天満宮が、根本的に、根源的に、歴史的にどれだけ違うのか、
徹底的に一時間くらいお話をしてあげようか。
そんな気持ちを抑えつつ、太宰府駅前で、
地粉を石臼で挽いたうどんと親子丼のセットで体を温めて、
正月二日目の長い、長~い寄り道を終えました。

初詣で賑わう太宰府天満宮周辺も キンキンと冷えました 凍った朝でした
人波を避けた静かな散策 あるいは お急ぎの方は こちらの細道を

こちらからでも太宰府天満宮へは行けますが 冷え込んだ朝は滑り・・・
受験生の方 縁起を担がれる方は 賑やかな参道の方がよろしいかと

若太陽を見る前に 目的地へ着いてしまいそうです 空の色だけ

雨に変わった夜 家路 先を急がないそぞろ歩きは
せっかくなので参道の賑わいも
行列は苦手 いや 行列しないことに粋を感じるので 梅が枝餅はまた今度
雨降れば 雨降る想いに
風吹けば 風吹く想いに
寒ければ 寒いほどに
温かい沖縄を想う元日 365日のうちの一日
本年も よろしくお願い申し上げます
フライを高々と打ち上げるのは 案外 難しい

2005年のリーグ優勝を決定づけた 9月7日ナゴヤドームの総力戦で
延長10回 決勝のホームランをレフトスタンドへ放り込んだ
あの 中村豊コーチでも

1985年の日本一の年に 左の代打の切り札として いぶし銀の活躍をした
そして ヤクルトと近鉄でも優勝を経験した
あの 永尾泰憲コーチでも
(あれ?永尾コーチ ノックは右打ちですか?)
「すまん!」 「もういっちょう!」 なんて声が響く
高々とぶち上げた マニフェストや政策を
実行 実現するのも これまた難しい
「おわびします」 「人心一新」 なんて言葉が
虚しく響いたこの数年
鳴り物入りかどうか分からない 新内閣が発足するという今日の佳き日
太陽(てぃだ)かんかんの雁の巣球場で
鳴り物のない 静かな熱気に包まれた 二軍の野球を観戦
国会の本会議のように どこか 付和雷同的狂騒に包まれた一軍の公式戦と違い
グラウンドの息遣いまで伝わってくるような二軍戦に このところ足が向く
客席からのヤジも 国会議員より数段 機知に富んでいる
ベンチからの声に耳を澄ませば 野球の機微が見えてくる
交通費と JR雁ノ巣駅前の酒屋さんで買う2リットルのウーロン茶と 時々 ビール
それだけの出費で 一日楽しめる
(おばあちゃんが店先に座るこの酒屋さん なぜか ちんすこうをバラ売りしている)




福岡空港へと着陸する航空機は 必ず
ここ 雁ノ巣の航空管制上空を低空飛行で通過する
ライト側からレフト側へ ほぼ5分間隔で バックスクリーン上を横切る機影
超過密な空港の 超過密な進入路は 民間航空機のショーケース
その飛行コースの正確さたるや
今日投げた 安藤くん 久保田くん 石川くんのコントロールの比ではない
(マウンドの低さはハンディだったかもしれないが)
練習から 試合終了まで 約5時間半
自衛隊機が一度だけ 同じコースを
ハーフライナーのようなスピードで飛び去った
隣のおじさんが 「ファントムか」とつぶやく
福岡の空をF-4が飛んでいるのかどうかも知らないし
そもそも福岡空港を離発着できるのかどうかも知らない
築城基地なら分かるが 那覇空港なら慣れっこだが
福岡空港にも 迷彩塗装のC-1輸送機は定期便のように飛んでくるが
地元の空を知ることも 案外 難しい
いや 知ることを怠っていただけか
自宅から30km圏内にPAC3が配備され
10km圏内に防空指令所があるというのに
県内に配備されているPAC3は すでに4基にもなったというのに
地対空誘導弾パトリオットを高々と打ち上げるのは 案外 難しい
・・・かどうかではなく それ以前の問題だと思うのだが
練習はない
「すまん!」 「もういっちょう!」もない
プレイボールもない
いきなりの実戦が いつの間にか 日常と隣り合わせにある
高々と打ち上げた時点で 勝敗のないゲームセットだと思うのだが


沖縄水産高校出身 大城祐二選手
今シーズンからまた スイッチ・ヒッターに挑戦しています
ノックも 外野と内野 両方で受けています
いつでも走れるよう 実戦を想定したダッシュに余念がありません
代走 守備固めだけでなく
早く その打棒を見たいものです
「ゆーじー!たっぴらかせー!」と
今年もまた バックネット裏から叫びます
・・・バントのサインが出ていないかどうか確かめて
2014-03-09
目、喜ぶ
目が喜んで 頭に積もる意味も 軽くなる
こんなふうにして
沖縄で光と影 心の中で感じていても
目は光に喜んで 心も足どりも 軽くなるのかもしれない
-福岡県 太宰府市-
Inspired by... 『沈思彷徨』 藤原新也(筑摩書房)
私信
みやぎさま こんなお話を肴にまた、近々、ご一緒できますか?
2013-11-23
近場の秋








軽く家飲みする前の おでんに味が滲みるまでの
軽い散歩のはずだったのですが
山のマヤー達にも誘われて とっぷりと日が暮れて
カメラの液晶で足元を照らしながら しかしか~家路
-2013/11/23 天拝山(福岡県 筑紫野市)-
2011-01-02
正月景 太宰府 二日目
正月二日目の今日は、遅出の早上がりだったので、
太宰府天満宮周辺をあまくま歩きしてきました。
御万人(うまんちゅ)の流れからは、ちょっと外れて。

雨 風 雪が通り過ぎて 霧の晴れた朝には 透きとおった光だけが残る

光は氷も照らす 「あと五分だけ」と 氷が朝寝坊
午後、仕事を終えて、怖いもの見たさで「正月三ヶ日で二百万人」という人出の中へ。

しかます!進まず!・・・・・たとえ 御願不足と言われようとも

本殿へとつづく行列には並ばずに 「ちょっと通りましょうねぇ」と間を横切って 静かな場所へ

ここは 落ち着くね

お前も ここ 好きかい?

あ いやいや ご主人さまは いいんだ お前は どう思うかって・・・

やがて 梅の香り

天神様も酒ぬまー??? 私も受験生の頃・・・・・焼酎???

グスクのような石積みと、カー(湧水)のような場所を見つけて、
グスクやカーに引き寄せられるように、引き寄せられて、石段を登って、
しばし、高みから人の流れを見物。
さて、そろそろ家路につこうかと、滑りやすい石段をゆっくり下っている時に、
下界から不意に、こんな声が耳に飛び込んできました。
ウチナーンチュなのか、沖縄好きなのか、若いカップルの歩きながらの会話。
「首里城みたいな感じのやつの、福岡県版でしょ。ここって」
おいおいおい!いぇー!いぇー!
首里城と太宰府天満宮が、根本的に、根源的に、歴史的にどれだけ違うのか、
徹底的に一時間くらいお話をしてあげようか。
そんな気持ちを抑えつつ、太宰府駅前で、
地粉を石臼で挽いたうどんと親子丼のセットで体を温めて、
正月二日目の長い、長~い寄り道を終えました。
2011-01-01
正月景 太宰府

初詣で賑わう太宰府天満宮周辺も キンキンと冷えました 凍った朝でした
人波を避けた静かな散策 あるいは お急ぎの方は こちらの細道を

こちらからでも太宰府天満宮へは行けますが 冷え込んだ朝は滑り・・・
受験生の方 縁起を担がれる方は 賑やかな参道の方がよろしいかと

若太陽を見る前に 目的地へ着いてしまいそうです 空の色だけ
-光明禅寺~藍染川辺り(福岡県 太宰府市)-

雨に変わった夜 家路 先を急がないそぞろ歩きは
せっかくなので参道の賑わいも
行列は苦手 いや 行列しないことに粋を感じるので 梅が枝餅はまた今度
雨降れば 雨降る想いに
風吹けば 風吹く想いに
寒ければ 寒いほどに
温かい沖縄を想う元日 365日のうちの一日
本年も よろしくお願い申し上げます
2010-06-08
空 高々と
フライを高々と打ち上げるのは 案外 難しい
2005年のリーグ優勝を決定づけた 9月7日ナゴヤドームの総力戦で
延長10回 決勝のホームランをレフトスタンドへ放り込んだ
あの 中村豊コーチでも
1985年の日本一の年に 左の代打の切り札として いぶし銀の活躍をした
そして ヤクルトと近鉄でも優勝を経験した
あの 永尾泰憲コーチでも
(あれ?永尾コーチ ノックは右打ちですか?)
「すまん!」 「もういっちょう!」 なんて声が響く
高々とぶち上げた マニフェストや政策を
実行 実現するのも これまた難しい
「おわびします」 「人心一新」 なんて言葉が
虚しく響いたこの数年
鳴り物入りかどうか分からない 新内閣が発足するという今日の佳き日
太陽(てぃだ)かんかんの雁の巣球場で
鳴り物のない 静かな熱気に包まれた 二軍の野球を観戦
国会の本会議のように どこか 付和雷同的狂騒に包まれた一軍の公式戦と違い
グラウンドの息遣いまで伝わってくるような二軍戦に このところ足が向く
客席からのヤジも 国会議員より数段 機知に富んでいる
ベンチからの声に耳を澄ませば 野球の機微が見えてくる
交通費と JR雁ノ巣駅前の酒屋さんで買う2リットルのウーロン茶と 時々 ビール
それだけの出費で 一日楽しめる
(おばあちゃんが店先に座るこの酒屋さん なぜか ちんすこうをバラ売りしている)
出待ちの皆さん ご苦労さん ぶら下がり取材ではありません
空を見上げると
福岡空港へと着陸する航空機は 必ず
ここ 雁ノ巣の航空管制上空を低空飛行で通過する
ライト側からレフト側へ ほぼ5分間隔で バックスクリーン上を横切る機影
超過密な空港の 超過密な進入路は 民間航空機のショーケース
その飛行コースの正確さたるや
今日投げた 安藤くん 久保田くん 石川くんのコントロールの比ではない
(マウンドの低さはハンディだったかもしれないが)
練習から 試合終了まで 約5時間半
自衛隊機が一度だけ 同じコースを
ハーフライナーのようなスピードで飛び去った
隣のおじさんが 「ファントムか」とつぶやく
福岡の空をF-4が飛んでいるのかどうかも知らないし
そもそも福岡空港を離発着できるのかどうかも知らない
築城基地なら分かるが 那覇空港なら慣れっこだが
福岡空港にも 迷彩塗装のC-1輸送機は定期便のように飛んでくるが
地元の空を知ることも 案外 難しい
いや 知ることを怠っていただけか
自宅から30km圏内にPAC3が配備され
10km圏内に防空指令所があるというのに
県内に配備されているPAC3は すでに4基にもなったというのに
地対空誘導弾パトリオットを高々と打ち上げるのは 案外 難しい
・・・かどうかではなく それ以前の問題だと思うのだが
練習はない
「すまん!」 「もういっちょう!」もない
プレイボールもない
いきなりの実戦が いつの間にか 日常と隣り合わせにある
高々と打ち上げた時点で 勝敗のないゲームセットだと思うのだが
ウチナーンチュの皆さまへ
沖縄水産高校出身 大城祐二選手
今シーズンからまた スイッチ・ヒッターに挑戦しています
ノックも 外野と内野 両方で受けています
いつでも走れるよう 実戦を想定したダッシュに余念がありません
代走 守備固めだけでなく
早く その打棒を見たいものです
「ゆーじー!たっぴらかせー!」と
今年もまた バックネット裏から叫びます
・・・バントのサインが出ていないかどうか確かめて