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2009-11-19



コーレーグース・ヌーヴォー


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  瑞泉さま、忠孝さま、瑞穂さま(五十音順)

  突然ですが、このような形で、御社のお酒をお披露目いたしますことをお赦しください。
  ご覧のとおり、自家製のコーレーグースでございます。

  あ、もちろん、美味しく、ありがたく、さーふーふーしました。
  ・・・って、いや、島とうがらしを漬してからは飲んでいません。
  とても、飲めません。

  あ、いや、実は飲みました。
  最初の五日間だけ。



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 (経過報告)

  一日目:ふつうの泡盛。ほのかに植物系の香りがしました。

  二日目:ふつうの泡盛・・・と思ったら、舌にかすかに、刺激を感じました。

  三日目:泡盛のまろやかさが消え、尖がった味に変わりつつあります。
       それなのに、香りだけは妖艶な、というか、危険な誘惑を秘めた、
       不思議な感じになっていました。

  四日目:口に含んだ瞬間、刺すような辛味が広がります。
       ストレートでは飲むことのできない酒へと、急速に変貌しています。

  五日目:あがっ!スプーン一口でギブアップ。
       もはや、酒と呼ぶことのできない領域へ。
       それでも、コーレーグースと呼ぶには、まだまだ「若い」感じ。
       しいて言うならば、「コーレーグース・ヌーヴォー」。


  といった自由研究を、とぅじに隠れて行ったわけですが、
  あまくま口外して回っているうちに、ついに、バレました。
  プロパン7の「沖縄劇場」のメール紹介を聴かれて。
  
    インターネット・ラジオ「ちゅらじお」 月曜日 23:00~
    http://www.churadio.com/


  それはいいとして、研究の結果、漬け込んでから三日目に、
  なんとも妙なる風合いが、一瞬だけ、味わえるということが分かった次第。

  ジンやウォッカに様々なフレーバーがあるように、
  島とうがらしフレーバーの泡盛というのもありかも、です。
  三日目のあの味を、商品化できれば・・・?



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  沖縄旅行から持ち帰った瑞泉と忠孝の二合瓶。

  この二合瓶、福岡では見かけることはありません。
  「わしたショップ」にもありません。
  沖縄へ行くたびに、少しずつ、持ち出しております。
  「那覇ショッピングセンター」(西町)のシールが貼ってあったりします。


  そして、島とうがらし。
  先般もご紹介した、熊本市で開催された『琉球の風2009 ~島から島へ~』の、
  物販ブースで購入したもの。
  実は、ドラゴンフルーツを定価より安くしてくださったので、

   「それじゃあ、おつりと値引き分で、これも買いましょうねぇ~♪」

  と、酔った勢いで買いました・・・ような記憶があります。

  
  さて、泡盛をどうするか。
  35度の古酒という程よい度数で、ちょうど手に入ったのが瑞穂の一升瓶。
  ちなみに、この瑞穂、当家の家計簿では「調味料」として計上されております。
  名目上、用途はコーレーグース用なので。
  
  さて、余りをどうするか。
  名目は「調味料」でも、実態は上等のシマー。
  当然の如く、飲むのであります。たまには一升瓶もいいねぇ~。
  「使途外うさがみ」やいび~ん。



  といった具合で、自家製コーレーグースを作り始めて一ヶ月。
  そろそろ、その出来具合を確かめてみることに。

  
  手前味噌ながら、いい感じです。

  自分で作ったという愛おしさ、誇らしさもあり、
  ついつい、大量に、何にでも使ってしまいます。
  キムチ鍋に、さらに辛さを。カラサハムニダ!

  それだけ使っても、しかし、我が家の消費量から考えると、十分すぎるほどの在庫です。



  突然の私事ですが、
  そろそろ、年末恒例の成人病健診が控えています。

  島とうがらし・カプサイシン・ダイエットの効果は・・・、ほとんどないようです。
  「使途外うさがみ」、なんてやっているからか。
  逆に、大腸が連日の刺激にどぅまんぎて、血を滴らせたりしていないか、そっちが心配です。






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  ついには、おしゃれな場所でのロケまで敢行しました。
  横にチェイサーがありますが、コーレーグースは飲んでいません。飲めません。

   -Special Thanks-
    JAZZ INN DOLPHY's (福岡県太宰府市)


2009-05-19

確信犯たち?

2009年5月10日付 朝日新聞西部本社版 「声」欄 かたえくぼ


 昨今の新型インフルエンザやら、民主党代表選やらの騒ぎで、麻生さんお得意の過剰サービス、品位欠落、おやおや、ポロッと発言などは、すぐに忘れ去られてしまいます。まあ、小さな囲み記事の範囲で前後の文脈も含めて伝わってくる限り、それほど事を荒立てるような趣旨でもなかったようですし、言葉狩りに興じているほどお暇な政治状況でもありません。
 確信犯かどうかは分かりませんが。

 しかし、世間が、メディアが、同じ話題へ一斉に目を向けている時というのは、薄墨の如き風刺の輩は、往々にしてネタ不足の危機に瀕することになります。
 
 というわけで、この麻生さんのポロッと発言という淡白な素材を有難く使わせてもらい、一升瓶で3年間寝かせた・・・、というか、忘れて放っておいた特製コーレーグースを振りかけまして、ピリッと辛いような、でも、気が抜けたような、ありあわせ料理を作ってみました。

【おことわり】
 このコーレーグース、決して沖縄県産品ではございません。83本の「不揃いな唐辛子たち」は、一時的に人々の舌を刺客・・・あらん、刺激して麻痺させるため、全国各地から取り急ぎかき集めた代物のため、未成熟な実も含まれています。また、酒は、永田町産の「茶番長老」「夢崩壊」「小池百合」などを混ぜた合成酒で、北谷町や豊見城市や石垣市産の泡盛は使用しておりません。



 「小泉チルドレン」、「83会」、こんな言葉が世間を賑わわせたのは、もう3年以上前のこと。
 解散如何に関わらず、年内には間違いなく総選挙が行われるという今年。
 3歳児となった「チルドレン」たちを取り巻く環境が激変してしているのは衆目の一致するところ。

 そんな中、事実上の生みの親である小泉純一郎氏、次男坊を後継に立てて、早々に隠居を宣言。・・・少々、解散時期を読み誤ったフライングだった感もありますが。
 いずれにしても、我が子以外のことは「しらんぱー」を決め込むのでしょうか。

 そして、3年前の刺客擁立劇、「チルドレン」たちの行く末がこうなると分かっていての、確信犯だったのでしょうか。


2005年9月27日付 朝日新聞西部本社版 「声」欄 かたえくぼ


 その「チルドレン」たちが当選した、前回の衆議院議員選挙直後の作品です。
 はい、薄墨純一郎、当時は濃墨純一郎でした。以前にも書きましたが、別に、本家・小泉純一郎氏が好きだったというわけではありません。

 1行目は不揃いな唐辛子たち・・・、失礼、当選したばかりの「チルドレン」を自民党が本部に集め、議員のイロハについて研修会を行ったという記事。ちなみに薄墨は、サークルの合同説明会ふーじーに、「うちに入れよ!」「歓迎コンパ楽しいよ~」といった感じで、各派閥からの勧誘もあったと勝手に想像しているのですが・・・。

 3行目は、ひときわ言動が目立った北海道産唐辛子(比例南関東ブロック選出)、たいぞうくんが、当選直後に一気にブレイクする契機となった、「早く料亭に行きたい」という主旨の発言。この発言を、世間の大勢はバッシングと失笑を以って迎えたのですが、薄墨は、無垢な新人議員が先輩議員へ向けて放った、政界の本質を衝いた風刺であると喝采を送ったものでした。
 まあ、ご本人にどこまでの深慮があったのか、確信犯だったのかは判じかねますが・・・。

 そして、2行目。当時も今も変わらない、民主党でも変えられるかどうか分からない、官僚政治の
実情・・・、失礼、イメージ。

 「ご説明に参上つかまつります」。平身低頭、入れ代わり立ち代わり、議員会館に現れる「霞が関家庭教師派遣センター」。
 全員(ほとんど)が東大卒のエリート集団。財政、外交、農政、建設、文教から国防まで、目指す進路に合わせて、また、あなたの理解度・習熟度に合わせて、懇切・丁寧なご指導をいたします。試験直前には実戦に備えた想定問題で対策は完璧。さらに、与党コース在籍の方には24時間対応で、答案作成のサポートもいたします。家庭教師は、実績と伝統のプロ集団にお任せ!

 ・・・・以上、2行目はすべて、ノンフィクション風のフィクションです。

 紙面を賑わわせたニュース・ソースの谷間に、2行目 ―薄墨が平素より最も風刺したかったこと― をさり気なく紛れ込ませたこと、・・・これ、確信犯です。

2009-04-07

やっぱり・・・泡盛

 ライブでも、ジャズでも、やっぱり泡盛なのであります。


 数メートル先に、峰厚介さん(ts)、岡田勉さん(b)、内田浩誠さん(p)がおられても。
 目の前のバンドマンたち(人形)の視線を集めてしまっても。


 去年は与世山澄子さんとの邂逅もあった巨匠たち。


 勉さんも、アンコール前にぐいっと一杯、飲っておられるし。

2009.3.21 DOLPHY's (太宰府市)





 目の前で、開演前の真剣な打ち合わせが行われていても。
 竹内直さん(ts)、藤山"E.T."英一郎さん(ds)、園田智子さん(p)、中瀬亨さん(b)

 「あ、すいません、泡盛ください。ロックで」
 「泡盛は・・・、あ~、今、60度のしかないけど、いいですか?」
 「えっ・・・、いや、私はうれしいんですけど・・・」
 「お水、足りなかったら言ってください」



 直さんをはじめとするカルテットの熱い演奏に、泡盛が「どなん花酒」であることも忘れる。
 「どなん」のグラスと水のグラスを間違えて、口に運ぶ。
 真横から響いてくる"E.T."のビートにも煽られ、当然の如く、おかわり。

 「あの~、厚かましく・・・、おかわりしたいんですけど。これ、すごくいい泡盛ですよね。お勘定、少しはプレミア付けてくださいね」
 「いやいや、いいんですよ。仕入れ単価ゼロだし」
 「・・・?」
 「これ、お土産なんですよ」
 「・・・ハハハ。そうなんすか。じゃあ、遠慮なく、お言葉に甘えて。いや~、おかわりに最初より薄い酒を飲んじゃうと、却って飲みすぎて悪酔いしそうで・・・」

 ・・・酔っ払うと、屁理屈に拍車がかかる。

2009.3.31 River Side (福岡市博多区)


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