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2010-10-05



擬態と呼ぶには、あまりにも可憐にして華麗な緑 (やしが、クーバー)

     
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     昨日 車の中で見かけたのだが
     外に出してやる前に行方不明になってしまったので
     どうしたものかと 気になっていた

     心が通じたのか 今日 運転席の目の前にいてくれた
     光の中で じっと息を潜めていた




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     人間の指先では 居丈高にすぎるであろうと思い
     フロントにいつも置いてある レモングラスで作った「サン」などを差し出すのだが

     夏の日差しを浴びて すっかり小麦色になった「サン」では
     その薄緑色の肢体を擬態することはできない とでも言いたげに




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     西からの照明がなければ 目にも見えないであろう
     か細くも たしかな糸を伸ばしては
     ゆらりゆらりと しなやかに舞うさまは
     透きとおる肢体で 光に擬態しようとしているかのようだった


     
     指先から窓のそと
     秋色の緑の中へ 降りていったのか 風に乗ったのか






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     この時、車の中にあった緑色のものといえば・・・
     人間の指先の比ではない。

     例年、秋の訪れとともに品薄(または、我が家にとって高値)になるゴーヤーなのだが、               
     猛暑のあおりか、この時期になって、この夏、最大(最ワタブー)なものに出会った。
     福岡より西北西に位置する、佐賀県は唐津の産。
     海に面した土地から来たのか、山間の土地から来たのか。

     しかし、そもそも、この堂々たるワタブーぶりよ、
     普段、福岡で出回る、南九州各県産の、ゴーヤーともレイシーとも呼ばれる、
     所謂「苦瓜」(沖縄で食べることのできるゴーヤーとは品種が異なる)ではなく、
     もしや、沖縄産ゴーヤーと同じ品種なのではなかろうか。      

     明日、ゴーヤー・チャンプルーを作って、その味を確かめてみようと思う。


     さらに、お隣の「シカク豆」。
     これは間違いなく、「うりずん」。
     驚いた。近所のスーパーでは初めて見かけた。
     同じく、唐津産。


     どなたか、沖縄好きな生産者の方がおられるのだろうかなどと、
     沖縄好き目線から勝手に想像したくなる。
     こういう産地と仲良くなりたい。応援したい。
     青パパヤーや、フーチバーなども、作ってはもらえないだろうか。
 
  
    

2009-05-10

Brightness and Darkness 2


 散った花があり 実を結んだ花があり



 時に抗い その面影を残す花もあり




 陽光と新緑の饗宴の中 朽ちゆく桜花

 過ぎし春と 冬を知る 語り部   

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