2009-05-15

ゆーじー!たっぴらかせーっ!



打った―――――― っ!!!!! 打ちよった――――― っ!!!!!

ノーアウト満塁のチャンスに、右中間へのツーベース。ランナー2人が生還!


■ 2009.5.14 ウエスタンリーグ ソフトバンク vs 阪神 5回戦(雁の巣球場) 投手:大田原 ■



 実を申さば・・・、興奮して、絶叫して、打球の落下点はよく覚えておりません。インパクトの瞬間は、やや上がりすぎたかな、と思ったのですが。
 我に返ると、外野手が芝生の上の打球を追う中、二人のランナーがホームを駆け抜け、ゆーじーは二塁ベース上に仁王立ちして、レガースを外しているところでした。



 8回表が始まるまで、2-9のワンサイドで負けていたこの試合。ところが、この回からマウンドに上がった相手ピッチャーから、なんと、1番からの3連打でノーアウト満塁の絶好機。

 7回裏の守備から4番・ライトに入っていた、大城祐二( 沖縄水産高校卒。豊見城市出身 )に打順が回ります。

 いつもは下位打線か、代走や守備固めでの起用が多い今季。前日までの成績は・・・・。
 16打数1安打・・・・打率.063。

 しかし、今日の、このいささか大味な試合展開のおかげで、願ってもないチャンスが巡ってきました。小細工なし。好球必打。フルスイングあるのみ。

 祈るような気持ちと・・・。
 一発、気合いの声援を送りたいという気持ちと・・・。
 ・・・でも、バックネット裏から変な声が聞こえると、集中力切れるかな~、という自制心と・・・。

 それでも・・・打席に向かう時、
  ―― 「ちばりよー」では物足りないと思い
   ―― 「いちゅんどー」では・・・、「悪の軍団マジムン」ふーじーだと思い
    ―― 場内アナウンスの声にまぎれるように、でも、かき消されない程の大声で


      「ゆーじー!たっぴらかせーっ!」


         ―― しに、「琉神マブヤー」ふーじー・・・




 試合開始1時間半前にバックネット裏最前列に座ると、目の前に背番号63の姿が。
 ふんどし・・・、あらん、ベルトを締め直し、いざ、バットを握る。



 平田勝男・二軍監督から直々にトスを上げてもらってのティー・バッティング。
 スイングが空気を切り裂く音。バットの芯がボールを捉える乾いた衝撃音。そして、一球ごとに、獣の咆哮のように息を吐く声にならない声。
 戦いはすでに始まっている。



 戦い済んで・・・
 スコアボードに刻まれた8回表の6点。最初の2点を4番・大城祐二のバットが叩き出し、試合が大きく動き始めた。
 しかし、試合終了時の打者9人中、3人が育成契約選手。うかうかしてはいられない。
 明日への戦いはすでに始まっている。



 初めての二軍戦。すっかり、その雰囲気のとりこに。
 600人収容のスタンドには立ち見も。クーラーボックス持参で缶ビールを持ち込んでもOK。目の前に本物の元・メジャーリーガーがいたり(おいおい、たのむよ~メンチさん・・・)。

 「"この子たち"が一軍に上がる日、それだけを楽しみに野球を見てるの」と言う、日傘の貴婦人。
 「きちんとあいさつができる子は必ず大成する」と言う、高野連会長みたいなおじさん。
 試合終了後、ブルペンから聞こえてくる中西清起・投手コーチの説教の声(某球団では鉄拳制裁もあるとか)。


 なんか・・・、野球観が変わった一日。FIELD OF DREAMS。野球の原点。しかも、入場無料。
 二軍戦、最高やっさ~!

 そして、ゆーじー・・・、あらん、大城祐二選手!
 今日は思い出に残る一打をありがとう。確かに目と心に刻みました。小禄のバッティングセンターで
"永遠の高校球児"を謳歌している、貴君の地元少年野球団の先輩にも報告しておきます。
 そして・・・、早く、"この子たち"を卒業して、一軍のちゅーばー選手になってねぇ~!
 でも・・・、また、応援に来ようねぇ~。
 
categoryスポーツ  time07:21  authorKohagura Erio 

Comments

河野 宏 wrote:

 こんにちは、古波蔵恵里夫さん。精力的に活動されていますね。1軍の試合も良いものですが、これからの球界を背負って立つ2軍の選手の活躍も気になるものですね。大城選手には早く1軍に上がって阪神レギュラー陣を脅かす存在になって欲しいものです。ああ…僕も所沢の2軍球場に行きたい…(お金ありませんが…泣)
2009-05-18 time09:24

Kohagura Erio wrote:

河野さん、こんにちは。
 本当にファームの試合は楽しいですよ~。
 青空の下で見る野球は最高!応援団の鳴り物入り半強制的応援もないし、600人で満員のスタンドに本当の野球好きが集まっているという風情でした。
 また、今回初めて、雁ノ巣までJRで行ったのですが、香椎から先は旅情をそそるローカル線といった感じで、小旅行気分も味わえました。

 ファームの交流戦も数試合、あるみたいですが、全球団との対戦ではないようですね。
2009-05-19 time14:34

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