2009-01-20

ブッシュ大統領最後の夜に

 ・・・というお題で書き込みをしようと思ったのですが、もう日付が変わってしまいましたねぇ。
 あ、やしが、アメリカはまだ、2008年1月19日。ということは、やはりブッシュ大統領最後の日やっさ!こんな時、沖縄のフェンスの中の人々の最高指揮官はだれなんでしょうね。

 という前振りとはまったく関係のない・・・・あ、最後にはオチをつけます・・・・昨日の掲載作です。

2009年1月19日付 朝日新聞西部本社版 「声」欄 かたえくぼ

長っ!


 前回(1月5日)掲載の折、「画」の見えるネタが云々などと、偉そうに講釈を述べさせていただきました。今回、もうひとつ、風刺の重要な要素について思うところを、タカウチャガーにならんようにククリティ書きます。よろしくお付き合いください。

 それは「共感」であります。薄墨は勝手に、大きく二つに分けて考えております。

 「そうそう、だーる、であるねぇ」、「言われてみればそうやさぁ」とみんなが思っていること。お笑いの「あるあるネタ」に通じるものもあるかもしれません。そういうツボをいかに突けるか。これが一つ目の「共感」であると思います。
 為政者の失言や失態の揚げ足取りなどというのは題材に打ってつけです。ただ、賞味期限が短いのと、あまり続けると食傷気味になるのが難点です。あとは所謂「時の人」や、世間の目が一斉に向けられているニュース(暗い気持ちになってしまうニュースは除きますが)を、いかに旬を逃さずに料理するか。もちろん、他者だけでなく、庶民代表としての我が身をも笑いの対象にするのも大いにありだと思います。

 一方で、比較的地味なニュースに光を当てたり、まったく別次元の話題をチャンプルーして、一つの
風刺ネタに料理するのもまた、醍醐味であります。
 瞬時に「ぷっ」と噴き出すというより、しばしの黙考の後、「はあ、なるほどねぇ・・・」と余韻に浸っていただけるような、いい意味で浮世離れしたような、ヨンナーヨンナーで心に染み入ってくるような、そういう緩やかな「共感」もあっていいのではないかと思っております。
 薄墨思うところのもう一つの「共感」です。
 さらに、そこにメッセージも込めることができればなお一層・・・。


 と、ここまで書いてきて、「じゃあ、今回の作品は一体何なんだばぁ!?」と自問自答するに・・・。
あげっ!本当に何なんでしょう。・・・自分の心の暗部を曝してしまったような。
 「共感」の「き」の字もない、いささかブラックに過ぎる、しいて言えば「妄想」ネタとでも呼ぶべきでしょうか。下手をすると、現実にこんな悪さをする輩が現れてしまって、薄墨は犯罪教唆の罪状で、裁判員になるより先に被告人に?あぁ、「妄想」の暴走やさぁー!

 ・・・ところが、意外にも、孫を持つ「高齢者」を含む身内からは概ね好評で安堵しました。作者の理解を超えたところで「共感」を得られたようです。久しぶりにウケてくれたとぅじは、「あるある」と正反対の「ありえねー」というツボにはまったそうです。

 ということで、あとは後世の歴史家の評価に委ね・・・・といえば、あいっ、そうでした。今日はブッシュ氏の話から始まったのでした。
 「共感」という話もひっくるめてオチをつけましょうかねぇ。・・・ちょっと古い新聞を・・・。


2003年4月20日付 朝日新聞西部本社版 「声」欄 かたえくぼ

ヒトゲノム・・・よく分からんさぁ。


 5年近く前の掲載作です。イラク戦争が始まって、緒戦が収束して間もない頃です。故・フセイン氏も「We Got Him」される前です。

 不肖・薄墨、実は通算100回目の掲載を達成した時、迷うことなく本作を歴代ベストに選びました。
 上述の「共感」の、二つ目の考え方に該当するかと思います。
 「戦争反対」、「和平」を声高に叫ぶのではなく、・・・というか、なかなか風刺にはなじまない戦争に対して、DNAの視座から、ヒトとヒトとの愚かしい営為を眺め、

「だからよー、同じヒトなんだからよー、やめたらいいさぁ」

というメッセージを、静かに、しかし、風刺人として為しうる限りの力を込めて訴えたつもりです。

 ちなみに、ヒトゲノムの何たるかについては・・・、「だからよー (沈黙) 」


 薄墨、この頃はまだ「濃墨純一郎」でした。同音同名だった当時の首相は、「どこが戦闘地域か分からない」と公言して憚らないまま、自衛隊派遣の準備を進めていました。
 
categoryかたえくぼ  time02:38  authorKohagura Erio 

Comments

爪楊枝 wrote:

 掲載作見ました。面白い視点ですが、本文が長いかなと・・・
 今、私だったらどう作るか考えています。
 以前投稿していた週刊漫画雑誌の投稿コーナーの選者が「作品は短く!」と口を酸っぱくして語っていたのを、コントでもなるべく守っていこうと思っています。
 話は変わりますが、寒中見舞い昨日(19日)届きました。ありがとうございました。
2009-01-20 time20:03

Kohagura Erio wrote:

爪楊枝さん、こんばんは。確かに長いですね。
歴代2番目の長さです(ということは、もっと長いネタも過去にあったということですが...)。

おっしゃるとおり、私も普段はできる限り短く、切れ味鋭く、を旨として
一字一句の言葉選びに苦悶(?)しているのですが、
今回は敢えてコントの定石に挑戦した野心作....などということは毛頭考えずに、
ウーマクーの取りとめのない作文ふーじーに、てーげーのまま投稿してみました。

余談ですが、
「だらだら要領を得ない御託を並べて、最後にどんでん返しの結末がある貴殿の言い訳みたい」
とは、妻の評でした。....心当たり、ありです。
2009-01-22 time01:43

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