2008-12-14

山羊汁初体験はユニオン赤嶺店

 ハナシチふーじー。風邪のひき始めという感じです。

 先日、「月と赤提灯」の構図を求めて夜間徘徊し、赤提灯の目の前まで行きながら・・・、心も体も温めてくれる店の暖簾を目の前にしながらっ! 自分の体より財布の中がもっと寒いことに悄然とし、飲まずに帰ったことが身体に悪かった。そうに違いない。病は気からであるわけさぁ・・・。

 
常備食。
 
 というわけで、久しぶりの「オキハム山羊汁」やいびーん!
 常備食のくすいむん。普段、ついつい手が出そうになるのを、こういう時のためにぐっとニジークネーしてきました。体を温めて、フーチバー(乾燥ですが)入れて、生姜もたっぷり入れて、早く寝ることに。・・・が、一説によると血圧が上がって、元気になって寝付けなくなる方もいるとか??

 山羊が一匹、山羊が二匹、山羊が三匹・・・。 

 一夜明け・・・
 うきみそーちー!朝になりました。ぐっすり眠れました。調子いいです。効いたかな。

 山羊汁といえば、10日間も沖縄にいながら食べる機会を逸してしまったのが心残りです。イカスミ汁とイラブー汁はいただけたのですが。
 最後の日、那覇空港で荷物を預けた後、手元にゆいレールのフリー乗車券があることを思い出し、万感の想いを込めて別れを告げたはずの沖縄へ再びめんそ~れ~。一駅だけ戻って赤嶺駅。目の前にあったユニオン赤嶺店でお土産(自分用)に買ったのが、オキハムさんのレトルト山羊汁でした。

 しかし、福岡の「わしたショップ」でも買えるオキハム山羊汁(いつも迷います、三合瓶と。どっちを買うか。両方、同じくらいの値段やさ。沖縄愛を貫くにはおカネがかかるわけさぁ。)を食べただけで、「わん、ヒージャー汁、しちゅっさー」宣言をしてもよいものか。本場の本物の本気の本番の本質の本性を知らずに。

 ううぅ、だんだん、この香りの虜に。
 
 しかし、食すごとに、その魔性の味に取り憑かれていく自分が分かります。顔が自然とほころぶ・・・を通り越して「うひひひひひ」という感じになっていきます。匂い、肉片の舌触り、骨の質感、濃厚な汁。至福の味やっさ。それだけに、ああ、それだけに本物が、沖縄の専門店の山羊汁を食べてみたい。
 万一、いや、そんなことはないとは思いますが、「百年の恋も・・・」というような事態が待っていようとも、「あがっ、はっさみよー、もう勘弁してたぼれー」ということになろうとも、山羊さんの生命をいただくわけですから、汁の一滴も残さずにクワッチーサビタンすると宣言いたします!

 ところで、旅行に行く前のリサーチで、ネット上で「山羊を食べるならここ!」と紹介されまくっていた竜宮通りの有名店、店の前を歩いてみたら、真新しい看板には「牛さし」の文字が。・・・ということに、帰ってきてから写真を整理している時に気づきました。
 
 決まった。那覇市東町のあの店に行こう。


:**:今日の一枚:**:
「We'll Meet Again/さがゆき、渋谷毅、潮先郁男」
 この一年、最も心を温めてくれた一枚です。
 偉大な登川誠仁さんが「誠小」と親しみを込めて呼ばれるように、ジャズピアノ界の巨匠、渋谷毅さんも「渋やん」の愛称で親しまれています。本当に飄々とした、(時折垣間見せる音楽への厳しさ以外)何物にも捉われない、肩の力の抜けた、空気のような存在感の方なのです。とはいっても一介のファンとしては、今年初めてご本人と対面した際、お互いにほろ酔い加減であったにも関わらず、やはり直立不動で「渋谷さん」と呼んでしまいました。
 不思議な人です。最初にその名前を意識した時は、「歌伴の上手い人だな」という印象でした。といっても、ヴォーカルではなく、正しくは、サックスとのデュオというフォーマットでした。宮澤昭さん、林栄一さんとのデュオ。手数とかフレーズ云々ではなく、♪ポロリン、という印象的な「音粒」が耳から離れませんでした。そのスタイルはソロ・ピアノにおいても変わりません。
 ところが、その同じ「渋やん」が、現代日本ジャズ界の梁山泊、「渋谷毅オーケストラ」ではまったく別人になります。というか、「渋やん」は終始、各メンバーの人間性、音楽性を自由かつ最大限に発露させることに徹しています。ソロのスペースが大きく、また、演奏者を念頭に曲を選ぶ(曲を提供するのも各メンバーですが)のは「渋やん」の敬愛するエリントン楽団に通ずるものがあると思います。
 ジャズという分野にとどまらず、巷に流れている様々な愛らしいメロディを、実は作曲したりされているという一面も。

 「渋やん」の話が長くなりましたが、この三人がこの作品を制作するまでには、多くのドラマがあったようです。今は病床にある人物の願いを結実させたのがこの作品とのこと。
 そして、私が聴きにいったライヴは発売記念ツアー。しかも、直前には、その人物を前に演奏するという夢も実現し、いよいよツアーも最終日という夜でした。色々な想いが込み上げてきたのか、ヴォーカルのさがゆきさんの歌声には情感が溢れ、時に涙も溢れ、芋焼酎ではない"何か"に深く酔いしれた微笑は宙空を漂いました。
 そんな二人にそよ風のようなバッキングを送り続けるギターの潮先さんは、故・中村八大さんからジャケットを譲り受けたというほど親交が深かったとのこと。左胸に「Nakamura」の刺繍が入ったジャケット、その晩もお召しでした。

 そういう、ヴォーカル、ピアノ、ギターの三人が織り成す、どこか懐かしいメロディ。実を申さば、ほとんど知らない曲ばかりでした。話を聞くと、所謂ジャズ・スタンダードではなく、いい意味で世俗的な、古い時代の「流行歌」だそうです。
 作曲者が誰だ、誰彼の名演がいい、初出はミュージカルの・・・。ジャズおたくが陥りがちな、「お勉強」を一切忘れて、ただただ、音楽の波間にたゆたうのみ・・・。
 
categoryてーげー沖縄料理  time10:29  authorKohagura Erio 

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