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2016-12-21



二見以北10区を歩く(14) 機知のある島

   
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   この見事な造形によって

    「カラスがパパヤーに、寄りつかないわけよ」

   機知と 謙虚な英知と 万物への隣人愛とを基調とする 手づくりの
   わったー家の 専守防衛


-2014/3/14 名護市 二見-



2016-12-16

二見以北10区を歩く(13) 人間が暮らす島

   
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   目覚めゆく朝を 歩かせていただく
    
   時の流れより ゆっくりと
   風の音より 静かに 波の音より 穏やかに
   やがて消える足跡のほかは 残さぬように

   安寧を わかち合うために


-2014/3/14 名護市 安部-


-Inspired by-

 『写真記録 人間の住んでいる島』 阿波根昌鴻
  
 

2016-06-16

戦世を訪ねて 2008~2015

   
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ここがウンジャーガマなのだろうか





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 ウッカーガマを訪れたのは前年の夏。
 地中でつながり、近くに壕口があるはずのウンジャーガマはこの日も、
 見つけられない。

 道路を歩く。
 畑の中の小路を歩く。
 繁みの奥の暗闇の、入り口まで降りてみる。
 地図と方角を突き合わせる。
 一度歩いた道をもう一度、反対側から歩いてみて、目線を変える。
 それでも、見つからない。



 しばらく歩き回って後、こう思う。

 この地を、こうやって、探し歩いただけでも意味があったのではないか。
 壕の場所は特定できなくとも、
 「こういう場所」であったということを知っただけでも。
 戦世はガマの中だけではない。
 地上もすべて、戦場。
 「こういう場所のあらゆるところ」で、起こったことを想像してみるしかない。

 しかし、その思い、自分を納得させる考えをすぐに、打ち消す。
 
 ガマを探し歩いて、見つからなくて、そして、あきらめる。
 あきらめて、また、平穏な日常に帰っていく。
 地上の光を存分に浴び、空を見上げ、風を感じ、
 かすかなのどの渇きを覚え、きれいなタオルで汗を拭き、
 一時間後にいるであろう場所を頭の片隅に置いて、
 いくつかの場面にカメラを向けるとき、心が張りつめたとしても、やがて、
 その撮った写真をだれに、どのように見せようかなんて考えながら、
 ゆっくり歩いている、旅のひとこま。

 そこに死の影は、恐怖は、ない。
 地上を歩きながら、「起こったことを想像してみる」意識は、
 希薄にして、つかみどころがない。

 ガマの暗闇に戦慄するか、墓標に跪くか、身の危険に恐怖するか。
 語り部に出会い、人間と人間として、向き合うか。
 そういうかたちでしか、近づけないのか。



 それでも。

 せめて、小さな花に、祈ることだけでも。
 せめて、壕口から漂い出る冷たい空気の流れを感じるだけの、心の静謐を。
 

-2014/3/19 糸満市 糸洲-



2016-04-07

琉球の道

   
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知念グスクの下 ウファカルへの径



   天然の奥深く 進むほどに
   研ぎ澄まされていく五感と 安らいでいく心

   ひとつひとつ 小さないのちの気配と向き合うほどに
   一歩一歩 この世界のひとつになっていいのかな

   静寂は通奏低音
   風のハーモニクス 葉擦れのカデンツァ
   虫たちが微かに騒ぐピアニッシモに耳を傾けながら

   歩みはやがてリタルダンド
   足音は控え目なオブリガート
   

-2014/3/17 南城市 知念知念-

  

2016-02-24

島々の戦世と

   
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    【おことわり】
 
    誤って本文を削除してしまいました。
    後日、おって追記いたします。



-2014/3/13 名護市 久志-




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