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2013-06-05



漢字仮名交じりピリンパランまんちゃー

   
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    (に) ニコニコ
    (し) 真剣、新鮮
    (は) ハツラツ、ハッスル
    (ら) ラッキー boys & girls


    
    やさ!やさ!
    したいひゃー!なとーんどー!
    ヘイ!ニーセーター!

    元気、もらいました。
    くんち、つきました。
    生徒が主体的に活動する活力ある学校、だと思いました、じゅんに。

    こんな風景に立ち止まることができて、ラッキーおじさんでした。


-2011/6/17 西原町-



2013-06-04

給食の香り漂う場所で

   
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   「まんまんさんは、ご飯の湯気を、おいしい、おいしいと、食べておられる」

   幼い頃、仏壇に炊きたての白飯を供えながら、祖父に教わったこと。
   白飯から立ち上る湯気はたしかに、まんまんさん(仏さま)のいるほうへ、
   流れていくように見えた。

   「湯気だけでお腹いっぱいになるのかな」

   そんなことも思いながら、やがて仏壇から下げられる、
   硬くなった冷飯を見つめた。



   「西原の塔」と、その域内に立つさまざまな慰霊塔を見ているうちに、
   どこからともなく、食欲をそそる香りが漂ってきた。
   どこか懐かしい香りはまた、湯気の満ちあふれる調理場の記憶につながる。
   
   すぐ隣が、町立学校の給食共同調理場であった。
   午前10時前、その調理の香りが、慰霊の空間に満ちてくる。



   仏壇の前での、祖父の話を思い出す。

   戦没された方々のもとに、はるか空高く、その香りは届いているのだろうか、
   飢えに苦しんだであろう魂は、香りをどんな想いで受けとめているのだろうか。
   そんなことを思う。

   少なくとも今、子どもたちが明日の食を案ずるようなことのない、
   それくらいの安寧は守られているのだという報告にもなるのかと、
   そんなことも思う。


 
   住民と軍人、軍属、そして、ウチナーンチュとヤマトンチュ、
   この世で立場を異にして、ときに食や生命を巡って相克したかもしれぬ魂が、
   あの世では穏やかに、立ちのぼる香りを分かち合い、
   満たされていることを願う、そんな祈りに至る。


-2011/6/17 西原の塔(西原町 翁長)-



2013-05-06

屋根の下の石獅子

  
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どこを見て なにを見て なにを守るか





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ちゃーびらさい 御香炉越しに 覗きこんでの ぐぶりーさびら





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        「運玉森に対する厄返しのために造営されたという」
                   (西原町役場ウェブサイト)




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    こんな暑い夏の日は 祠の中は涼しいでしょうか
    南風だけを顔に受け 小満芒種も屋根の下
    中天の太陽や満天の星は 遠い記憶の中に 





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    見つけるのが 今まででいちばん難しかった 石獅子さま
    住宅地や路傍で 風景や暮らしに溶け込んでいる 石獅子さんと違って
    こんな場所に祀られているから
    そこはかとなく 「石獅子さま」などと 呼びたくなりました

    たまには だれか 会いにきてますか
    通りすがりではなく 


-2011/6/17 西原町 呉屋-



2013-04-23

グスクぬ植生

   
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    いろんな場所でソテツを目にしていたと思うのですが
    この場所で出会ったこのチュラカーギー花に心ひかれて
    カメラに収めていました

    クボウ クロツグ 神のよりしろ
    そんな御嶽の植生のひとつなのだろうかと思いながらも
    首里城の書院・鎖之間から見える庭の風景を思い出したりしながらも
    「ソテツ地獄」という言葉もまた 脳裏に浮かぶのでした

    

       

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    同じようにいろんな場所で目にしていたはずでありながら
    この朝はじめて強く意識にとめたこんな木

    樹種はシマナンヨウスギでしょうか?
    一本松ふーじーに屹立しているのは何のためなのでしょうか?
    南部でも中部でも 民家の庭先にもこんな木があったような

    やはり何かの よりしろなのでしょうか?


-2011/6/17 幸地グスク(西原町)-


  ■ 2011-09-28 うちゃぬく歳々的光景 ~ 気になる木


2012-06-26

うちなーバス旅情 107番・108番

   
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     糸満と摩文仁の間を数往復する、82番の臨時便が走った慰霊の日も、
     いつもと同じように、いつもの生活に寄り添って、
     南部の村から村を何周か、循環したのだろうか。
     いつもより多く、歩く人や行き交う車に遠慮しながら、いつにも増して、ゆっくりと。

     糸満、高嶺、真壁、摩文仁、真壁、喜屋武、真壁、糸満。
     糸満、真壁、喜屋武、真壁、摩文仁、真壁、高嶺、糸満。





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     糸満市場入口からひとり、ひっそりとした車内に乗り込んだりすると、
     「どちらまでですか」と、運転手さんに尋ねられたりする。

     地域の皆さまの足に見慣れない顔。
     行き先は真栄平だったり、南山城址だったり、喜屋武だったり。

     「後から来る反対回りの方が早いですよ」なんて、教えてもらったこともあったけれど、
     米須や、ひめゆりの塔あたりだったら、どちらから回っても大して変わりはないので、
     「急ぐ旅でもないので、ゆっくり景色を楽しみます」なんて応えて、
     そのまま乗り込んで、そのまま話し込んだりした。
     話の流れで、降りるバス停を変えたこともあった。


     


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     南部を歩き疲れて、バス停にたどり着き、
     一刻も早く、糸満のまちぐゎーで、かき氷かビールにありつきたいなんて思っていると、
     そんな時はかんなじ、82番ではなく、ちょっと寄り道をする107番がやってくる。

     シートに腰をうずめてぼんやりと、窓の外を行ち戻いする、喜屋武の風景を眺める。



     今年の夏は、日が暮れてのち、喜屋武のバス停で、
     107番の糸満行き最終の、一本前のバスを待っていたりするかもしれない。
     

-2011/6/17-


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