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若き日に 歩いて 歩いて 幾度も歩いて
前へ 前へ ゴールを目指して ある時は酔狂に 意味もなく闊歩して
歩くことの 愉しみ 喜びを 知った道
若き日も遠くなった 今 ゆっくり歩いて 立ちどまり
たくさんのことを 見て聞いて 気づいては 行き戻り
人の暮らし 紡ぎ営み 守られてきた歴史を 知った道
そんな道に 懐かしい道に また 春が来た
変わらぬ春の 景色の見え方がすこし 変わっていた
-2017/4/9- JR豊肥本線 三里木駅~原水駅(菊陽町)

ただ、ただ、立ち尽くすしかないという放心と、
今まさに立っているこの場所が崩れ落ちるのではないかという怖れと、
その怖れが我がこととは思えぬ現実感の欠如への戸惑いと。
それでも、新たな橋を架ける槌音が、谷をわたる風に乗って聞こえてくる。
そして、今日一日流した汗がこの土地と、そこで暮らしを営んでいた人、
ふたたび暮らす日を信じる人の心に少しでも沁み込んでくれればと願う。
-2017/1/14 南阿蘇村 立野-
2016年に訪れた場所で撮ったこれらの写真で、年賀状を作りました。
熊本、大分をはじめ、たいへんだった各地のことを思うにつけ、
今年は、新年を祝う言葉がどうしても書けず。
ただ「2017年 -再生の歌-」とだけ書き、
それぞれの写真に、大好きなHEATWAVEの歌から、
山口洋さんの歌詞の一節を添えさせてもらいました。
それぞれの土地の、再生を想いながら。
渡嘉敷島には、『満月の夕』から。
それでも人はまた 汗を流し
何度でも出会いと別れを
繰り返し
1945年3月のあの日を経て生きつづけた方々の生涯と、島の再興の歳月を想い。
熊本市には、『出発(たびだち)の歌』から。
何度でも道をすり減らす
それが出来ること
すべてなら
地震後、3回目の熊本入りで初めて、元気な姿を見せてもらった後輩たちを想い。
屋我地島には、『冬の朝』から。
そんな暮らしのなかで
誰もがみな 夜明けの歌を
探している
愛楽園を、「逃れの島」を、病友の皆さんを、その前後に連なる歴史を想い。
阿蘇市には、『雨の後、路は輝く』から。
この雨の後、路は輝き
新しい茨の道がまた
よみがえる
この翌週、雨の後に再訪した時、灰に覆われた大地に緑の息吹きを見たことを想い。
-Inspired ans Special Thanks-
HEATWAVE,山口洋さん
2017-04-16
熊本 あの頃。そして、明日へ。
若き日に 歩いて 歩いて 幾度も歩いて
前へ 前へ ゴールを目指して ある時は酔狂に 意味もなく闊歩して
歩くことの 愉しみ 喜びを 知った道
若き日も遠くなった 今 ゆっくり歩いて 立ちどまり
たくさんのことを 見て聞いて 気づいては 行き戻り
人の暮らし 紡ぎ営み 守られてきた歴史を 知った道
そんな道に 懐かしい道に また 春が来た
変わらぬ春の 景色の見え方がすこし 変わっていた
-2017/4/9- JR豊肥本線 三里木駅~原水駅(菊陽町)
2017-04-14
熊本 あの頃。そして、明日へ。
2017-03-19
熊本 あの頃。そして、明日へ。
再生の樹 守り 守られて
信仰と伝承を 連綿と
語り継ぎ 守りつづけた人々の 歴史と営みに 手を合せる
蘇山遠々として また 歩きはじめる 行けるところまで
-2017/1/5 榎鶴(熊本県 大津町)-
2017-01-31
熊本 あの頃。そして、明日へ。
ただ、ただ、立ち尽くすしかないという放心と、
今まさに立っているこの場所が崩れ落ちるのではないかという怖れと、
その怖れが我がこととは思えぬ現実感の欠如への戸惑いと。
それでも、新たな橋を架ける槌音が、谷をわたる風に乗って聞こえてくる。
そして、今日一日流した汗がこの土地と、そこで暮らしを営んでいた人、
ふたたび暮らす日を信じる人の心に少しでも沁み込んでくれればと願う。
-2017/1/14 南阿蘇村 立野-
2017-01-10
2017新年 -再生の歌-
-2016/2/28 渡嘉敷島-
-2016/5/13 熊本市-
-2016/6/26 屋我地島-
-2016/10/16 阿蘇市-
2016年に訪れた場所で撮ったこれらの写真で、年賀状を作りました。
熊本、大分をはじめ、たいへんだった各地のことを思うにつけ、
今年は、新年を祝う言葉がどうしても書けず。
ただ「2017年 -再生の歌-」とだけ書き、
それぞれの写真に、大好きなHEATWAVEの歌から、
山口洋さんの歌詞の一節を添えさせてもらいました。
それぞれの土地の、再生を想いながら。
渡嘉敷島には、『満月の夕』から。
それでも人はまた 汗を流し
何度でも出会いと別れを
繰り返し
1945年3月のあの日を経て生きつづけた方々の生涯と、島の再興の歳月を想い。
熊本市には、『出発(たびだち)の歌』から。
何度でも道をすり減らす
それが出来ること
すべてなら
地震後、3回目の熊本入りで初めて、元気な姿を見せてもらった後輩たちを想い。
屋我地島には、『冬の朝』から。
そんな暮らしのなかで
誰もがみな 夜明けの歌を
探している
愛楽園を、「逃れの島」を、病友の皆さんを、その前後に連なる歴史を想い。
阿蘇市には、『雨の後、路は輝く』から。
この雨の後、路は輝き
新しい茨の道がまた
よみがえる
この翌週、雨の後に再訪した時、灰に覆われた大地に緑の息吹きを見たことを想い。
-Inspired ans Special Thanks-
HEATWAVE,山口洋さん