2019-06-23



戦世を訪ねて 2018

   
null

  言葉にできないコトバを 深く掘りたく
  言葉少なに ここ数年
  浅く軽く たゆたう言葉を紡ぐことは
  コトバから遠ざかりそうで

  コトバの井戸に 言葉が満ちてくるまで
  湧き出づるまで 掴めるまで
  本当の言葉を結晶させた先人 叡智の
  コトバを読みつづけている

  そして
  言葉を紡ぐべき場所に立ったときは
  ただひたすらに 見る ときに目を閉じて

  そして
  コトバの水脈へと滲み出し 湧き出でようとする
  言葉を掘りはじめる
  去りし人へ まだ見ぬ人へ 連なる言葉を
  
  
-2018/6/27 魂魄之塔(糸満市)-

 
  
 「コトバ」と「言葉」については、
 若松英輔『生きる哲学』(2014・文春新書)に示唆を得る。
 
  

2019-06-16

戦世を訪ねて 2017

  
null

null

null

null

null

null

null

null

 往時を知る方々の、今この階段を登る難儀を思う。
 暮らしや海を見渡すこの地を選んだ方々の、想いをなぞる。
 心尽くしの座に腰かけた方々の、その目線の先を見つめる。


 草叢に、木陰に風に、生命がめぐる。


-2017/6/18 国頭村戦没者慰霊之塔(国頭村 辺士名)-