2016-06-08



戦世を訪ねて 2008~2015

   
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  ヌヌマチガマから八重瀬岳まで
  今ある道を歩いてみた

  70年前たしかに この地を行き来した人を想い
  第24師団第一野戦病院の新城分院から本部壕(白梅学徒看護隊之壕)まで

  鉄の暴風の下 梅雨の泥濘の中
  遮るものも身を潜めるものも 何もなかっただろうと思った

  今ある道を歩きながら
  いつまでも歩いていたくなるような美しい情景の中で
  歩くのではなく 息を切らせて駆けてみるべきかと思った


-2015/11/1 八重瀬町 新城-



2016-06-02

戦世を訪ねて 2008~2015

  
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  嘉数の石獅子さん 五回目で ようやく会えました


  じつを言うと これまでずっと
  普天間飛行場のほうを向いているのだとばかり 思い込んでいました
  フーチゲーシのために
  でもよく考えるとそれは 「アメリカ世」を思っての思い込み

  本当はもっともっと昔
  戦世のずっと前から ここにいらしたのですね
  戦の中で おそらくは鉄の暴風で 「形や失しなてぃ」しまう前から

  その頃はまだ 「フテンマ」は普天間 人の暮らすムラ
  琉球松の並木や街道や 家々やターブックヮが広がって


  この地に一緒に立って 同じ景色を見てみると どうやら
  南のほうを 向いているようですね

  その見つめる先には 何があったのでしょうか
  そして今も 何を見つめているのでしょうか


  前田高地や浦添ようどれや首里の都や ずっと南の果てまでもが
  傷ついていくのも 見つめつづけたのでしょうね
  自らも傷ついたまま 傷ついた丘の上で あの戦世の日々



-2015/10/30 嘉数高台(宜野湾市 嘉数)-