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2019-07-15



夜明け前

   
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 左奥に望む、辺戸岬、安須森の嶽。
 眼下に辿る、古宇利大橋、ワルミ海峡。
 右手に想う、沖縄愛楽園、屋我地島・大堂原。

 対岸の、暮らしの灯りを眺めながら生きてこられた八十年。
 薄明に包まれはじめた園内の灯りに、安らかな寝息を願う。
  
-2019/7/2 今帰仁村 運天-


-Special Thanks-
 ミチさん
 きっちゃきさん
  
  

2019-06-23

戦世を訪ねて 2018

   
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  言葉にできないコトバを 深く掘りたく
  言葉少なに ここ数年
  浅く軽く たゆたう言葉を紡ぐことは
  コトバから遠ざかりそうで

  コトバの井戸に 言葉が満ちてくるまで
  湧き出づるまで 掴めるまで
  本当の言葉を結晶させた先人 叡智の
  コトバを読みつづけている

  そして
  言葉を紡ぐべき場所に立ったときは
  ただひたすらに 見る ときに目を閉じて

  そして
  コトバの水脈へと滲み出し 湧き出でようとする
  言葉を掘りはじめる
  去りし人へ まだ見ぬ人へ 連なる言葉を
  
  
-2018/6/27 魂魄之塔(糸満市)-

 
  
 「コトバ」と「言葉」については、
 若松英輔『生きる哲学』(2014・文春新書)に示唆を得る。
 
  

2019-06-16

戦世を訪ねて 2017

  
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 往時を知る方々の、今この階段を登る難儀を思う。
 暮らしや海を見渡すこの地を選んだ方々の、想いをなぞる。
 心尽くしの座に腰かけた方々の、その目線の先を見つめる。


 草叢に、木陰に風に、生命がめぐる。


-2017/6/18 国頭村戦没者慰霊之塔(国頭村 辺士名)-



2018-09-29

自然の前で 自然の懐で -台風を前に-

  
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-2018/6/26 屋我地島(名護市 済井出)-



 太古、自然の懐に抱かれることにより、自然から身を守られ、
 全霊研ぎ澄ます生存の中でひととき、心安らいだ。
 往時の記憶が今も、私たちのDNAに残り、そして、信仰の場所ともなっている。
 そんなふうに感じる場所があります。
 心とともに、身体感覚として。本能として。

 たとえば、ガマで。そして、御嶽の森で。
  


 大型台風24号が接近し、既に被害も出ているとのこと。
 幾度もおじゃましているこの地にも突風の被害があったの報が。

 樹々が耐え、大地が受けとめる程度の風雨で、無事に通り過ぎますように。
  
   
 

2018-09-22

you are free

   
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   自由な者同士
   
   礼節 誇り 矜持をもって
   漂浪(さる)く 行き交う
   心 かよいあう
  
   「法」の名騙る 「粛々」よりも
   犬道 人道 自然の法
 

-2017/11/12 名護市-

  
  
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