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2017-03-19



熊本 あの頃。そして、明日へ。

  
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再生の樹 守り 守られて

 

  
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信仰と伝承を 連綿と




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語り継ぎ 守りつづけた人々の 歴史と営みに 手を合せる




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蘇山遠々として また 歩きはじめる 行けるところまで


  


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-2017/1/5 榎鶴(熊本県 大津町)-



2017-03-16

旅の始め(たびぬはじみ)

  
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 平衡感覚がまだ、怪しい。
 まっすぐに立っているつもりで、カメラを構えて見ていた世界は、こんな感じ。
 那覇空港着陸から2時間ちょっと。


 カーブと勾配がつづいたバス路線は、降車するバス停の直前に来てさらに、
 集落を正三角形に囲むような県道の、その二辺をなぞるように、上り下り、廻る。
(その一部はワイトゥイであることを、滞在中に教えていただいた。)


 沖縄到着最初のくゎっちーに、
 バス停の目の前の「よしや食堂」で、「ナーベーラー炒め」をいただく。
 ということを早々に決めていた。
 「はえばる美瓜(びゅうり~)ヘチマ料理フェア」開催の情報を、
 出発前に仕入れて。


 味噌の風味も妙なるナーベーラー炒めの、
 ドゥージル(ヘチマから出る滋味と旨味溢れる水分)の一滴も残すことなく、
 スプーンですくい取って、くゎっちーさびたん。
 きれいに整えられたテーブルと、お皿からこぼれることのない水平面と、
 満ち足りた食後のとぅるばりと、時の経過ののちにようやく、
 この島の、このシマの、平衡感覚にアジャストする。


 キャリーバッグの上に、いつもよりひとつ多い荷物。
 この一年、砕けてしまった暮らしの痕跡や、山から流れ出た土砂や、
 阿蘇の火山灰の上などを歩いてきた、安全靴。
 今回はウージ畑を歩くために持って来た。
 始めて、浮き浮きした気分でこの靴を履く。
 

 乾いたウージの葉は、靴の下でどんな音を奏でるのだろうか。

 ざわわ、ふわふわ、かさかさ、さわさわ。
 波打つウージ畑の中で、まっすぐに立っているつもりで、
 平衡感覚はまたしても、心地よく、怪しく、なるのだろうか。
  

-2017/2/23 南風原町 喜屋武-



2017-03-14

それでも、海と

   
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  「還流」ということばを知り
  「還流」ということばに助けられ


  耳を澄ますこと 祈ること 見つづけること
  痛みは癒されることがないことを受け容れ だからこそ 寄り添うこと
  信じるに足る人の生き方や紡ぐ物語を 受けとめつづけること
  空疎な嘘や欲望を見抜き 怒りつづけること  

  それ以外に なにもできなった日々の中で
  それでも いつしか蓄えてきたものが
  ある日 別の場所で 生かせることもあるのか

  東北の地へ何もできず 抱きつづけた無力感
  無力感とともに 行き場もなく蓄えてきたものを
  九州の地へわずかばかりでも 「還流」できたのか

  土の重さを知り 心からの言葉を知り 壊されても壊れないものを
  知りながら いや 教えられながら
  

 
  この島で
  「玉砕場」や「白玉之塔」の傷を知る人と触れ合うことはなかったが
  この地を訪れ 知って 感じたことを いつの日か
  またある日 別の場所で 生かすこと

  それもまた 「還流」
  

-2016/2/28 渡嘉敷島(渡嘉敷村)-



2017-03-10

海辺にて

   
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   生きられる場所 生きるべき場所 生きてきた場所
   強さと 忍耐と しなやかさと 歳月と 調和と 従容と
   やがて あるがまま



-2017/2/27 糸満市-



2017-03-07

おはようの、旅立ちの朝

   
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-2017/2/27 南風原町-



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