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2008-12-08



烏骨鶏の滑稽なる逃避行(継続中)

いぇー!
 


そこはよそ様の庭であるからね・・・ 


出ておいで~!飼い主さんも心配しているぞ~!
(よそ様の庭の植え込みに向けてストロボ焚いて写真撮ってるわんって、しに不審者ふーじーやさ。)
 

 昨日(12/7)の夕刻に発生した、我が家の半径数百メートルの人々を巻き込んでの騒動。
 夜も更けたため、救出活動は一旦打ち切り。明日の朝まで、そこを動かず、無事でいてくれよ。







 な~んていう、動物愛護的、ご近所の底力的、単純なお話ではないやっさー!これ。

 飼い主さん曰く、この烏骨鶏(以下、「ウーマ鶏(ケー)」)、脱走以来かれこれ4日間、今に至るまで逃亡を続け、捕獲の網をかいくぐり続けているとんでもないウーマクー、いや、ウーマ鶏とのこと。しかも脱走の常習犯ときた。飼い主さんも長期戦覚悟、というか、もう半ば諦めムード、自主的な帰還を待っているご様子。

 で、なんで私がこの騒動に首を突っ込んでいるかというと・・・。夕刻、買い物に出るためにアパートの駐車場から車を出そうとしたところ、目の前の道がどうも騒がしい。車も渋滞。「何事か」と、車を降りて様子を見に行くと、このウーマ鶏が、往来の激しい小路を右往左往している(今になって思えば、右往左往というより威風堂々闊歩していたようにも思う)。「こりゃ、早く保護してやらないと、交通事故だな」。日も暮れかかった空を見やりながらそう思った私は、鶏と同レベルの思考力と判断力で行動を起こすのですが・・・・。

 この後の話は長くなり、また、登場人物も増えるので、後日、ドキュメントにまとめて、整理して報告いたします。

 ちなみに、すっかり暗くなった時点で、このたくましきウーマ鶏は道路に面した民家に入り込み、ひとまず、植え込みの中に安全な野営場所を確保していました。私は後に飼い主さん探し(この時点ではまだ、飼い主さんとは出会えていませんでした)の役に立つかと思い、念のため写真を撮っておくことに。・・・・加えて、自分ではその姿を見つけきれなかった妻から、「ニワトリさんが無事かどうか、現場に行ってきて報告しなさい」とのご下命。

 その後、紆余曲折あって、飼い主さんが見つかりました。暗い中、お互いの顔もよく分からないまま、急遽「夜間特殊行動部隊」を組織。一度は捕獲作戦を試みたのですが、ウーマ鶏、けたたましい声とともに、鶏にあるまじき夜間タッチ・アンド・ゴーを敢行、さらに逃亡を続けております。

 私は冷え切った身体を、「カブと鶏のスープ」で、いささか複雑な心境で温めたのでした。 


:**:今日の一枚:**:
「平成ワタブーショー スマイル 沖縄の笑い/照屋林助」
 もう、今日はこの曲に尽きます。「いぇー烏」
 てるりん先生、ヤマトにも鳥を愛する人はたくさんいますので安心してくださいね。
 「人道」を鶏が歩いていたら、車も徐行してくれますし。

 ちなみに、この盤を発売している「オーマガトキ」というレーベル、この盤を買うまでは、フリーやアヴァンギャルド系ジャズ専門のレーベルと思い込んでおりました。と・こ・ろ・が!なんと、このレーベルから、てるりん先生と誠小先生の二大巨頭の邂逅盤「HOWLING WOLF」が出ていたんですね。誠小先生=「リスペクトレコード」という、逆の思い込みがあったのでノーマークの一枚でした。歓喜のでーじしかますで、すぐに買い求めました。

続きがあります

2008-12-06

真南風(まふぇかじ)と六甲おろしは大好きなのですが・・・

 ヒ~サガタガタ~。FECのジートモ(山城智二)さんのブログを読んで、ついさっき覚えたアチコーコー(?)のウチナーグチです。
 読谷では今現在、大カチャーシーを敢行中でしょうか?しかし、ハブにはこの寒さは堪えるでしょうね。熱燗のハブ酒でも飲んで温まってください、仲座さん。・・・って美味いのかな?
 
 さて、九州は温暖とのイメージがありますが、玄界灘からの季節風を受ける地域はこれからの季節、結構冷えます。北風の冷たさはもちろんのこと、鉛色の雲に覆われた空から太陽が顔を覗かせる日照時間も短くなり、寒さに拍車をかけます。どんよりと重い、典型的な日本海側の冬景色です。

 最近の天気予報はよく当たるので、晴れ間があった数日前までに、貴重な太陽の光を、布団や洗濯物にたっぷりと当てておきました。

 そして、その傍らには、同じように太陽の光を体いっぱいに受けている生き物たちの姿もありました。あのツチイナゴくんの「世果報の家」の同居人たちです。のどかな光景のようですが、彼らにとっては死活問題、まどろみやひなたぼっこ、なんていうお気楽なものではないでしょうね。そして、人間とは比較にならない鋭敏なセンサーで、季節の移ろいや天候の変化を感じ取っているのでしょう。
 おじゃましないように、そっとカメラを向けてみました。
 
 
 初めて撮られてしまった・・・
 まずは爬虫類代表くん(さすがにハブはいません)。彼の存在にはかなり前から気づいていたのですが、それ以上に、彼が私の存在に気づくのが早く、あっという間に繁みの中に姿を隠すので、これまでその姿をカメラに収めることはできませんでした。しかし、この日はさすがに寒さで動きが鈍ったのか、はたまた、久しぶりの日光浴にウトウトしてしまったのか、半目を開いたような物憂げな表情でじっとしていました。体温が上がらないと動けないんですよね。

 後ろから失礼。
 次は昆虫代表くん。カメムシの仲間でしょうか。正面に回り込もうとしたら飛んで行ってしまいました。悪いことしたなぁ、と思っていたら、しばらくしてから、また、同じ場所に戻ってきていました。ここがお気に入りなのでしょうか?

 そして、ツチイナゴくんも相変わらず元気です。時々、ジャンプもしています。
 例年ならハーブティーなどにするために刈り取ってしまうレモングラス。今年はささやかなビオトープとして、冬を越す生き物たちのために残しておこうと思います。
 あ、やしが、一番喜んでいるのは、童心に返ってふらーになっている私かもしれません。

 そんなレモングラスにも今日は、薄っすらと雪が積もっています。


 追伸

 昔の関根勤ふーじー
 目が合っただけでファイティング・ポーズを取る、血気盛んだったこいつ。ツチイナゴを守りたい一心(自然の摂理に介入してしまいました)の私と何度もバトルを繰り広げ、遠くへ放逐しても、また、すぐに戻ってきていたこいつ。打撃戦には滅法強いのに、バックに回られると弱かったこいつ。昔の関根勤よりもカマキリの真似が上等だったこいつ。
 昔の写真です。 青々とした夏の葉。 思い出をありがとう。 今はニライカナイかな。 ・・・たぶん。


:**:今日の一枚:**:
「HOT SUMMER NIGHT/里見紀子&清水絵理子」
 こんな寒い日だからこそ、暑い夏のライヴ盤を。本当に暑かったと思います。自称「世界一小さなライブハウス」で繰り広げられた熱い、熱いデュオの記録です。
 このお店、高田馬場にあり、固定席のキャパは8名!ミュージシャンもTRIOでは窮屈、SOLO、DUOが多いです。しかし、そのステージに立つのは超がつく一流どころばかり。ジャズファン垂涎のハコです。
 さて、里見紀子さん。女性ジャズ・ヴァイオリニスト。今や寺井尚子さんが代表格ですが、寺井さんが現在のような高貴な淑女路線(失礼)になる前にバリバリ弾きまくっていた横山達治さんのグループに、彼女の後釜として迎えられたのが里見さんだったと記憶しています。お名前には注目していたのですが、演奏を聴くのはこの盤が初めてでした。バラードからピアノとの丁々発止の掛合いまで、華麗にしてスリリングな演奏です。
 清水絵理子さん。愛称:エリッチョ。初めての出会いは竹内直(ts,fl,bcl)さんの2007年のリーダー作『RAPTURE』。錚々たるメンバーの中に初めて見る名前が。しかし、演奏を聴いて、最も強烈な印象を残したのがこの清水絵理子さんのピアノでした。重厚なようで、牧歌的なようで、かつ、流麗なソノリティ。さらに曲の輝きを増すソロの構成力。幸い、今年の夏に、竹内さんのグループでの九州ツアーがあり、生演奏に接する機会もありました。今後に大注目です。

2008-12-04

風刺ふーじー、してます。

2008年12月4日付 朝日新聞西部本社版 「声」欄 かたえくぼ
かたえくぼ 103作目


 こんなこともやっております。新聞の読者欄の一隅をお借りして。

 何の役にも立たない、それどころか害になる、私の毒舌と皮肉と諧謔精神を、世のため人のため(?)に使いなさいという妻の勧めに応じて、軽い気持ちで投稿を始めたのが2002年の春のこと。それから足かけ7年で、この秋、掲載回数も100回に到達しました。

 沖縄でも、「琉球新報」紙が「うそっぱち」、「沖縄タイムス」紙が「ゼロチャンネル」と、同様の欄を設けておられるようですね。

 薄墨純一郎(うすずみ じゅんいちろう)と読みます。なんでこんなペンネームになったかと申しますと、当時の首相が小泉純一郎氏。「それなら、濃墨純一郎(こいずみ じゅんいちろう)でいいや」という、本当に軽い気持ち、浅慮の思いつきがきっかけだったのです。
 ところが、小泉氏はなんだかんだとお騒がせながらも長期政権。一方、濃墨はといえば、紙面から笑いを生み出し、時に為政者や驕れる者を斬ることができる快感に目覚め、こちらもいつの間にやら長続き。そうこうしているうちに、本家小泉氏の退陣の時を迎えてしまいました。
 さて、どうしたもんか。そもそも、濃墨、別に小泉氏が好きなわけでも嫌いなわけでもなく(在任中はさんざん斬らせてもらいましたが)、いつまでも濃墨を名乗る謂れもない。これを機会に改名すべきか否か、などと、どうでもいいことを思案しておりました。

 「だったら、薄墨純一郎にしたら」。とアドバイスをくださったのは、「かたえくぼ」を草創期を知るという人生の大先輩。この方の頭の中、広大無辺に面白そうです。
 「薄墨」という言葉、最初は葬式に持っていく筆ペン(あ、やしが、あれ、イラスト描くのにも上等よ)を連想したのですが、国語辞典を調べてみると、結構、いろいろな意味があるようで。ちなみに「薄墨紙」というのは・・・、「平安の世、書き損じの紙を漉き直して使った云々」・・・エコふーじー。そういえば新聞紙も再生古紙であるさぁ。さらに、「鎌倉時代、宣旨を書くのに用いた云々」・・・・よくわからんけど、でーじ按司大名(アジデーミョー)ふーじー。結構、趣のある、よい意味の言葉でもあったんですね。
 あと、面識はないのですが、同好の志の方々(よく掲載される常連の皆さま)の前から、突然姿を消すのも名残惜しいという気持ちもありました。濃墨から薄墨へ、しに紛らわしい、マイナーチャンジとなったのでした。


 「酒に酔つて公衆に迷惑をかける行為の防止等に関する法律」(昭和36年6月1日法律第103号)。こんな法律、あるんですね。・・・って、知っていながら違反行為を数多く重ねてまいりました。「六法全書」にも当然、載っています。読みました。ヤバいと思いました。ハゴー!
 この法律だけに絞れば、マンガ版を描くこともできるかもしれません、自分を主人公にして。エピソードには事欠きませんし。長編の大作、自伝的懺悔録になりそうですが。
 あれは大学1年、18歳の春のだった。「いいちこ」の・・・。未成年の頃の話はやめときましょうねぇ。


:**:今日の一枚:**:
「UPOJENIE/Pat Metheny & Anna Maria Jopek」
 このところ、某外資系CDショップから送られてくるメルマガで、ずっと売上チャートのトップなのです。遅まきながら聴いてみて、その理由はすぐに分かりました。
 これ、完全にメセニー・グループのサウンド(Lyle Mays 抜きの「SECRET STORY」からの曲も多いですが)。でーじお宝音源。掘り出し物。タラジサビタン!集大成的名盤「THE ROAD TO YOU」を思い起こすような、時代を超えた名曲が散りばめられています。しかも2002年の新録。しかもメセニー師匠、本気で弾きまくり。こりゃあ、売れるはずです。初めて聴くAnna Maria Jopek というヴォーカリストも、メセニー・サウンドに溶け込んでいます。私が最も愛するPedro Aznar 時代の曲はさすがに再演されていませんでしたが。
 ♪ARE YOU GOING WITH ME?でのギターソロを聴いて、90年代前半の「LIVE UNDER THE SKY」で、真夏の太陽の下、恍惚の光に包まれたことを思い出しました。
 ♪FARMER'S TRUST。 「TRAVALS」収録。真夏の熊本、冷房なし、うだるような暑さの六畳の下宿の部屋で、ジャケット写真の風景の中へTRAVEL ができた・・・あのころ。
 ・・・青春、酒、キャンパス、酒、居酒屋、酒、中古スピーカー、酒、貸しレコード屋、酒、ジャズ喫茶、酒、昭和最後の日、酒、イカ天、酒、元カノ、酒、徹夜、酒、二日酔い、酒、ノートのコピーのまたコピー、酒、一夜漬け、酒、深夜徘徊、酒、バイト、酒、貧乏旅・・・。あのころが走馬灯のように。
 そして・・・、酒に酔つて公衆に迷惑をかけた行為、の数々。

 ところで、「Jopek」って、なんて読むがやぁ?

2008-12-03

ハゴーとヒンガーについて考える

 昨日、青果売り場で「葉ごぼう」なるものを買いました。よくやることです。どうやって調理したらいいのかも知らないのに、物珍しさだけで手に取ってしまう後先考えぬ衝動買い。献立を考えてから買い物に行くような計画的な生き方はしていません。ハゴー。その代わりに好奇心と、手元にある素材で「てーげー創作料理」を仕立て上げる場当たり的適応力だけで生きています。

 初めて「空芯菜」を見つけて買って帰った時も、うろ覚えの記憶でアジアンテイストに挑戦(というほど、難しい料理ではないのですが。ハゴー。)。ナンプラーが切れていたので、代わりに「スクガラス」の漬け汁を使って、炎の中華鍋を振り回しました。ちなみに後日、「空芯菜」=「ウンチェーバー」であると知った時には狂喜乱舞! 沖縄野菜が近所のスーパーにあったさぁ! 「サンエー」でも「かねひで」でもあらんに。生産者は・・・。ちばりよー、JAみい(福岡県小郡市)! その後はもっぱらチャンプルーにして味わいました。露地栽培なのか、最近は見かけなくなって残念ですが。


 さて、ハゴー・・・あらん、「葉ごぼう」。葉ごぼうだから、根っこも葉っぱも食べられる? というレベルから、早速、レシピをネット検索。なぜか、ほとんどのサイトに「春野菜」「春の味覚」と書いてありましたが、まあ気にせずに、下拵えや料理法の大まかな勘所は分かりました。
 今春、4日間の滞在中、毎朝通った糸満公設市場のような所だったら、あんまーからいろいろと美味しい料理法などを教えていただけただろうな・・・・。そんなことが頭をよぎりました。これがヒントになり、思いつきで、前日「スーチカー」を作った時の茹で汁を加えてみました。塩気の効いた、上等の豚のだし汁。ネットのレシピどおりではちょっと淡白な味になりそうだったので。
 その結果、みりんを使ってないのに「てり」が出るという思わぬ効果もありました。さらにコクもある、アジクーターのグンボーが出来上がり。というわけで沖縄愛を隠し味にした創作料理の完成!



 と、以上で終わってもよかったのですが、今回のタイトル、本文とまったく関連がないし、葉ごぼうに失礼ですね。なぜ「ハゴー」だの「ヒンガー」が出てきたのかと申しますと・・・。
 
 葉ごぼうを手に取った瞬間から、私の言語中枢が「葉ごぼう、ハゴボー、ハボー、ハゴー、ハゴー・・・」という、誤作動を始めたのです。というか、頭の中に勝手に湧き出てくるハゴー、ハゴー、意味も分からんのにハゴー、ハゴー! もしや、これは「悪の軍団マジムン」の仕業? はっさみよー! 九州上陸? わん、もしかして、クーバー3号!?

 「琉神マブヤー」。まだ、公式ホームページと、FECの皆さんのブログで、その断片しか見ていませんし、もちろん、福岡ではOAを見ることもカナイません。それでも、そのあまりの面白さと沖縄愛を刺激するコンセプトに、ネットでその動静を追いかけ、ハマってしまっています。
 特に「マジムン」のブログ。「マジムン」、大好きです。ハブとクーバーでありながら、人間世界の小悪に通じる悲哀をそこはかとなく漂わせていて、なんともいい感じです。キャラになりきった発言と、実在するハンサムの仲座さん&金城さん(あ、年齢的にはお名前を書く順序が逆ですが、今回はキャラ上の序列にて)としての本音の発露が、妙な具合にチャンプルーされているのもいいです。「天然としっかりものの既婚者」のお二人、子供よりも大人からの人気が沸騰するのではないでしょうか。

 今日、連発してきた「ハゴー」。オーソドックスな意味は「汚い」のようですが、現代風、あるいは子供的には「キモい」というニュアンスでしょうか?それにしても、クーバー、何を言わんとしているのでしょうか?



大分県鶴見産コウイカで作ってみました。

突然ですが、初めて自作したイカスミ汁です。



 もうひとつありましたね。「ヒンガー」。
 冒頭に書いた私の行動パターンも時と場合によります。「初めてイカスミ汁を作る」などという場面では、衝動買いだの、場当たり的、というわけにはいきません。綿密な下調べをします。
 なになに、イカスミ汁に用いるのは沖縄名「シルイチャー」が好適で、市場名では「シロイカ」、正式な和名は「アオリイカ」。しにややこしい! しかし、ここで材料選びを間違えるとえらいことになりそうな。まあ、福岡では、クブシメとかセーイカは見かけないので大間違いはしませんが。「WEB版 原色世界イカ類図鑑」(全国いか加工業協同組合)という有難いサイトも見つけました。
 しかし、普段行くスーパーの魚屋さんでは、玄界灘のヤリイカやスルメイカ、墨のない調理済みのもの、あるいは輸入解凍ものしか見かけないので、結局、帰省先の大分の鮮魚店で見つけた、コウイカ(といか表示していなかったので、正式名称は分かりませんが)を使ってみることにしました。ンジャナは到底手に入りません。小松菜で代用。

 イカ・・・あらん、以下、調理の過程は割愛します。味には満足しました、自分なりには。ただ、「墨袋を破らないように」という注意をあっけなく破ってしまい、たいへんなことになってしまったのが次回への課題です。まな板は真っ黒、そして、イカはまるで「ヒンガーイカ」の如く墨まみれになってしまいました。

 そうそう。「ヒンガー」も、「汚い」とか「汚れた」という意味のようですね。「ヒンガーイカ」って・・・、なんとも不憫な名前ですね。


 「ハゴー」と「ヒンガー」、この微妙なニュアンスの違い、分かるようになりたいです。
 「琉神マブヤー」のDVDが発売されたら購入して、「ハゴー」の正しい使い方を勉強しましょう・・・・。実生活で役には立たんけど。


糸満漁協にて。マグロの中落ちも絶品!

-2008/3/20-


 糸満漁協女性部「海人いちば」のイカ汁。味もボリュームも絶品。
 マグロの中落ちは追加注文。海人の兄ィ兄ィが美味しい食べ方を教えてくれました。
 魚汁もセーイカハンバーグも食べたかったです。また行こう。


2008-12-02

月桃(サンニン)の香り、まんじゅうの思い出

 あぎじゃび!昨日はツチイナゴくんが、私に代わって書き込みをしていったようです。脚が6本あるだけに、私よりキータッチが速かったようで、あっという間の仕業でした。あいっ?人間は指が10本あるばぁーって?それは・・・、ブラインドタッチができれば、の話ですね。しかしまあ、さすがは昆虫、複眼的(?)に私のことをよく観察しているようでした。

 ひげ?
 突然ですが、さて、これは一体何でしょう?

 忘年会の余興で使う"つけヒゲ"、ではありません。ホコリがよく取れるお掃除グッズ、でもありません。

 実はこれ、サンニンの葉っぱです。それも、那覇は儀保の名物、「の」まんじゅうを包んでいた葉っぱの、紆余曲折を経た姿なのです。そして、今もなお、私の胸元から沖縄の香りを発しつづけています。
 私はこれを、3月の沖縄旅行から戻って以来、いつも胸ポケットに入れて持ち歩いていました。ポケットチーフふーじーに、どんな場所でも。すると、ポケットから出ているモジャモジャの物体を見て、多くの方から「それは何ぞや?」と尋ねられました。
 「何かのおまじない?」 「ポプリの一種?」 「怪しい草・・・?」。
 私は問いには答えず、「とりあえず匂ってみて」とそれを相手の鼻先に差し出すと、おもむろに薀蓄を語り始めるのでした。
 たぶん・・・、いや、間違いなく、変な奴だと思われたでしょう(三板もポケットに入っているし)。自分でも変だと思います。でも、沖縄愛を、迸る愛を、へんな~に表現しつづけます!十九の春から想いつづけてきたように。

 さて、何ゆえにこのようなものが出来上がったかと申しますと、実は最初は、「サン」を作ろうとしたのです。沖縄で出会った方から、「サンニンでもサンはつくれるさぁ」とお聞きしていたことを思い出したのです。捨てるに捨てられずにいた「の」まんじゅうの葉っぱ、部屋の中で吊るして乾燥させていました。そして、一ヶ月を過ぎてもなお、鼻腔を通って記憶中枢にまで届く香り。私のプルースト効果はマドレーヌあらん「ぎぼまんじゅう」!
 「サン」作りは難航しました。複雑に入り組んだ葉脈に沿って・・・とかいう以前に、私がしに不器用で、サンニンの葉っぱは、そばのだしをとる削り節のような細切れになってしまったのでした。しかし、途方に暮れつつ、何の気なしにその細切れを束ねて中心を軸で結んでみると・・・なんか、面白いものができました。全然、予定と違うけど。やしが、「サン」よりコンパクトだから持ち歩くには上等どぅ!
 かくして、エコロジカルなアロマテラピー・グッズが結果オーライで完成したのでした。

 サンはレモングラスで作りました。

 結局、「サン」を作るのに用いたのは庭に繁っているレモングラスになりました。香りもいいし。そうです、ツチイナゴくんたちの「世果報の家」です。ちゃーびらさぁーい、少しだけ頂戴しましょうねぇ・・・・って、私が大家さんなんだけど・・・・。ところが。
 あげっ!どれもこれもギサギザあんに!無傷のきれいな葉っぱ、じぇんじぇんない!
 まあ、見事になことに、どの葉っぱにもかじった跡が。イナゴはかじる。私はわじる。マラソン金メダルはワンジル・・・。
 期せずしてニンゲンとイナゴとの恩讐の歴史を追体験しつつ、草むらの中、忘我の境地で無傷の葉っぱを探しているうちに、私は別の昆虫の存在と身体のむず痒さに気づき、さらにわじわじー!

 沖縄のことについてひとつ、勉強になりました。「サン」はがじゃん除けにはならないさぁ・・・。

 最後に。ツチイナゴくんに暴露されたことについて。サンニン茶は、福岡にもある「わしたショップ」で買い求めているのですが、たしかに、彼が言うとおり、飲んだ後の茶かすは生ゴミにせず、庭に撒いています。なんか、それが土に還り、やがて沖縄のような豊穣な土壌に変わるんじゃないか、はたまた、庭から沖縄の香りを含んだ風が吹いてくるのではないか、などという、根拠も可能性もまったくない夢を見つつ。これもまた、へんな~沖縄愛やっさ!
 
:**:今日の一枚:**:
 「THE ONE/土岐英史」
 11月の新譜。久しぶりのワンホーン、カルテット、そして、色気と渋さとテンションに満ちたストレートなジャズ作品。最近の作品では、本作にも参加しているベースの坂井紅介さんのソロ作とほぼ同じメンバー(同作は峰厚介さんとの2ホーンだったですが)です。その前となると、90年代初頭のファンハウスのバラード集連作かな。いずれも、ドラムはトコさん(故・日野元彦さん)でしたが、この作品では進境著しい江藤良人さんがその席に座りました。また、ピアノには大石学さんに加え、椎名豊さんが参加しているのも興味深いところです。椎名さん、そろそろ新譜を期待したいところです。
 さて、土岐さんの音色とお名前を初めて耳にしたのは、高中正義さんのライブだったか、それとも、松岡直也さんのバンドだったか。いずれにしてもラジカセの、モノラル電波のFM放送からでした。1980年代初頭、ジャズ、フュージョン、ロック、ラテンなどが文字どおり「フュージョン」していた時代のことです。
 40歳になった今でも、80年代当時(中学生でした)のサウンドに心躍る一方、やはり、本作の♪When I Fall In Love のような曲に心がとろけるようになりました。    飲みたい。
  
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