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2008-12-10



奄美からの初ハイヌミカゼ


 8日(月)の夜は元ちとせさんのコンサートに行ってきました。
 「奄美から」と書きましたが、今は沖縄にお住まいなんですね。ご本人がMCで言われていました。

 でーじ古い奄美の地図です。ちとせさんの出身地あたりも写っているはずですが・・・。
 
 コンサート・・・。 年に1~2回でしょうか。大きなホールで、お行儀よく正面向いて指定席に座って、
百~千人単位のお客さんの中の一人になるのは。しかも、所謂「メジャー・アーティスト」の公演。
 逆に言えば、普段の私は・・・。月に1~2回、小さなライヴハウスで、飲んだり食ったりしながら、
「イェーぃ」とか「ヒュー」とか声を上げつつ、30人とか10人くらいの客が肩寄せあい、時にミュージシャンの打ち上げにも乱入する。そんな空間で音楽・・・ほとんどジャズ・・・を楽しんでいます。

 「音楽をジャンルにカテゴライズするのは、CDショップの店員が「商品」を陳列する時に、置き場所に困らないようにするため。それ以上の意味は無い」。概ねそういった趣旨の発言をされた方がおられます。蓋し名言だと思います。
 かくいう私も、自己紹介などの際には便宜上、「ジャズおたくです」と宣言はします。しかし、沖縄の音楽は幅広く聴き(民謡から「かりゆし58」まで)、ほかにも、その生き様をも敬愛する故・高田渡さん、ZABADAK、上野洋子さん、露崎春女/Lyricoさん、川嶋あいさん、たま(解散後の各メンバーのソロ活動を含め)、普天間かおりさん、等々。あぃっ?普天間さんは沖縄に含むかな?いや、ポップス? ・・・だから、ジャンルなんてものは・・・。先ほど書いたとおりであります。

 さて、そんな私にとって、ヒットチャート上位の常連で、メディアにも頻繁に取り上げられ、「メジャー・アーティスト」の元ちとせさんは、何というか、スポットライトやスモークの中にいて、眩しすぎて、その姿が見えないような、ちょっと遠い存在のように思えていました。もちろん、その印象的な歌声は頻繁に耳にし、また、奄美出身ということで、沖縄愛に生きる私は親和感も覚えていたのですが。

 その音楽に真剣に向き合ったのはつい最近のことでした。
 きっかけになったのは、TVで放送された彼女のロングインタビュー番組。故郷・奄美の砂浜を歩きながら、島での生い立ちや島唄への想い、東京での新しい音楽との出会いなどを、開放感溢れる風景の中で、穏やかに、時に凛とした言葉で語っていました。私の中で勝手に造り上げられていた「メジャー・アーティスト」像とはかなり異なる、人間味溢れる素朴なその素顔を知ったのもこの時が初めてでした。距離感があっという間に縮まりました。
 そして、そのTV番組を見る、そのまたきっかけになったのが、『THE BIG ISSUE』98号(2008.7.1発売)の特集記事「2008年、「島宇宙」の旅」の中に掲載された、同じ奄美の唄者の大先輩、朝崎郁恵さんのインタビュー記事でした。
「THE BIG ISSUE」 >>>  http://www.bigissue.jp/
 
 本当に、出会い、縁というのは不思議なものです。そして、つながる時には次々とつながるものです。 

 そんな、彼女のデビュー当時を知らない、若葉マーク付きリスナーの私でしたが、コンサートは大いに楽しみました。
 神秘的な歌姫というイメージはある瞬間は的中し、ある瞬間はよい意味で覆されました。
 静と動のバイブレーションが寄せては返す波の如く場内を包み、私の細胞のひとつひとつを揺さぶりました。
 歌声とコトノハは深い感動を伴って心の深奥にまで届きました。
 その軽やかにして情熱的な舞いに、洋の東西を超越した、音楽と舞踏と祈りとの和合を体現する天女の姿を見ました。
 30歳を目前にしている一人の若者としての率直な言葉(MC)に、自分の10年前を重ね合わせたりもしました。
 一緒にハミングできました♪(ライヴCDを最初に買って聴いておいてよかった)。

 2年ぶりの全国ツアーの初日。そして、彼女の音楽を創り上げる上でかけがえのない存在だった方がいる、天に向かっても歌声を届ける夜。様々な想いを込めて唄ってくれた素晴らしいコンサートでした。


 ちょっと高い・・・。うっちん茶を自分で煎じて飲もうかねぇ。
 
 息抜きのMCで何度も出てきた「酒豪伝説」あらん「ウコンの力」。CMに彼女の曲が使われているようですね。彼女自身「私もそろそろ・・・」なんて言われていましたが、まだまだ、「もぎたてのフルーツとしぼりたてのジュース」で大丈夫そうです。今のまま、真っすぐな歌を唄い続けて欲しいものです。
 で、その「ウコンの力」。今日、ついつい、買ってしまいました。でーじ感化されやすっ!

  
:**:今日の一枚:**:
「おぼくり/朝崎郁恵」
 敢えて、元ちとせさんではなく、本文中でも触れた朝崎さんの作品を。私は奄美の音楽についてはまったくの初心者なのですが、それでも、グインという独特の唱法や「情」の込め方に、やはり沖縄と違った風土や歴史がその背景に存在しているのを感じました。この作品では奄美の島唄に加え、ヤマト(本土)の民謡や童謡なども採り上げています。また、三味線だけでなく、楽器やゲストも多彩です。
 その中で、ウォン・ウィンツァンさんというピアニストがこの作品でとても大きな役割を果たしていると思います。このウォンさん、北欧系のジャズ・アルバムをリリースしたり、地雷犠牲者救済キャンペーンに音楽を提供したりしているのですが、この作品では、響きの深い美しいピアノ演奏と、南の島の空気や時間の流れを感じさせるアレンジで彩りを添えています。私は、『大島保克 with ジェフリー・キーザー』という作品や、古謝美佐子さんにとっての佐原一哉さんの存在などを想起しますが、これらの話題はまたの機会に。
 最後に。この作品に収録された、「嘉義丸のうた」という長い曲のことを。「十九の春」を思わせるようなやさしい旋律に乗せて、静かに、しかし、切々と歌い上げられるのは、1943年5月に奄美沖で起きた戦時の悲しい出来事。嘉義丸(かぎまる)というのは、米潜水艦によって撃沈された民間船です。朝崎さんの父上・辰恕氏が、島に辿り着いた生存者から聞き取ったその時の悲劇を、口伝の唄として秘かに語り継いだのですが、戦中の緘口令下はおろか、戦後も公にできない時代が長く続き、一時は忘れ去られようとしていたそうです。しかし、郁恵さんの尽力で再び光が当てられ、彼女の歌声によって、慰霊と鎮魂の唄が海に眠る犠牲者にへ手向けられ、60余年を経た今日、私たちにも届けられることになりました。・・・・・・・CDではこの曲の後に、最後の曲「故郷」が流れ始めます。故郷を想いながら非業の最期を遂げた方々への鎮魂歌と思いながら、聴いています。

 ブログ名に「十九の春」を使わせていただいている者として。今春の沖縄滞在中、「対馬丸記念館」のすぐ近くに宿泊していたにもかかわらず、訪れる機会を逸してしまったことを悔やんでいます。
 この「嘉義丸のうた」を聴いて、その思いはなお一層、痛切なものになりました。次は必ず・・・。


2008-12-08

烏骨鶏の滑稽なる逃避行(継続中)

いぇー!
 


そこはよそ様の庭であるからね・・・ 


出ておいで~!飼い主さんも心配しているぞ~!
(よそ様の庭の植え込みに向けてストロボ焚いて写真撮ってるわんって、しに不審者ふーじーやさ。)
 

 昨日(12/7)の夕刻に発生した、我が家の半径数百メートルの人々を巻き込んでの騒動。
 夜も更けたため、救出活動は一旦打ち切り。明日の朝まで、そこを動かず、無事でいてくれよ。







 な~んていう、動物愛護的、ご近所の底力的、単純なお話ではないやっさー!これ。

 飼い主さん曰く、この烏骨鶏(以下、「ウーマ鶏(ケー)」)、脱走以来かれこれ4日間、今に至るまで逃亡を続け、捕獲の網をかいくぐり続けているとんでもないウーマクー、いや、ウーマ鶏とのこと。しかも脱走の常習犯ときた。飼い主さんも長期戦覚悟、というか、もう半ば諦めムード、自主的な帰還を待っているご様子。

 で、なんで私がこの騒動に首を突っ込んでいるかというと・・・。夕刻、買い物に出るためにアパートの駐車場から車を出そうとしたところ、目の前の道がどうも騒がしい。車も渋滞。「何事か」と、車を降りて様子を見に行くと、このウーマ鶏が、往来の激しい小路を右往左往している(今になって思えば、右往左往というより威風堂々闊歩していたようにも思う)。「こりゃ、早く保護してやらないと、交通事故だな」。日も暮れかかった空を見やりながらそう思った私は、鶏と同レベルの思考力と判断力で行動を起こすのですが・・・・。

 この後の話は長くなり、また、登場人物も増えるので、後日、ドキュメントにまとめて、整理して報告いたします。

 ちなみに、すっかり暗くなった時点で、このたくましきウーマ鶏は道路に面した民家に入り込み、ひとまず、植え込みの中に安全な野営場所を確保していました。私は後に飼い主さん探し(この時点ではまだ、飼い主さんとは出会えていませんでした)の役に立つかと思い、念のため写真を撮っておくことに。・・・・加えて、自分ではその姿を見つけきれなかった妻から、「ニワトリさんが無事かどうか、現場に行ってきて報告しなさい」とのご下命。

 その後、紆余曲折あって、飼い主さんが見つかりました。暗い中、お互いの顔もよく分からないまま、急遽「夜間特殊行動部隊」を組織。一度は捕獲作戦を試みたのですが、ウーマ鶏、けたたましい声とともに、鶏にあるまじき夜間タッチ・アンド・ゴーを敢行、さらに逃亡を続けております。

 私は冷え切った身体を、「カブと鶏のスープ」で、いささか複雑な心境で温めたのでした。 


:**:今日の一枚:**:
「平成ワタブーショー スマイル 沖縄の笑い/照屋林助」
 もう、今日はこの曲に尽きます。「いぇー烏」
 てるりん先生、ヤマトにも鳥を愛する人はたくさんいますので安心してくださいね。
 「人道」を鶏が歩いていたら、車も徐行してくれますし。

 ちなみに、この盤を発売している「オーマガトキ」というレーベル、この盤を買うまでは、フリーやアヴァンギャルド系ジャズ専門のレーベルと思い込んでおりました。と・こ・ろ・が!なんと、このレーベルから、てるりん先生と誠小先生の二大巨頭の邂逅盤「HOWLING WOLF」が出ていたんですね。誠小先生=「リスペクトレコード」という、逆の思い込みがあったのでノーマークの一枚でした。歓喜のでーじしかますで、すぐに買い求めました。

続きがあります

2008-12-06

真南風(まふぇかじ)と六甲おろしは大好きなのですが・・・

 ヒ~サガタガタ~。FECのジートモ(山城智二)さんのブログを読んで、ついさっき覚えたアチコーコー(?)のウチナーグチです。
 読谷では今現在、大カチャーシーを敢行中でしょうか?しかし、ハブにはこの寒さは堪えるでしょうね。熱燗のハブ酒でも飲んで温まってください、仲座さん。・・・って美味いのかな?
 
 さて、九州は温暖とのイメージがありますが、玄界灘からの季節風を受ける地域はこれからの季節、結構冷えます。北風の冷たさはもちろんのこと、鉛色の雲に覆われた空から太陽が顔を覗かせる日照時間も短くなり、寒さに拍車をかけます。どんよりと重い、典型的な日本海側の冬景色です。

 最近の天気予報はよく当たるので、晴れ間があった数日前までに、貴重な太陽の光を、布団や洗濯物にたっぷりと当てておきました。

 そして、その傍らには、同じように太陽の光を体いっぱいに受けている生き物たちの姿もありました。あのツチイナゴくんの「世果報の家」の同居人たちです。のどかな光景のようですが、彼らにとっては死活問題、まどろみやひなたぼっこ、なんていうお気楽なものではないでしょうね。そして、人間とは比較にならない鋭敏なセンサーで、季節の移ろいや天候の変化を感じ取っているのでしょう。
 おじゃましないように、そっとカメラを向けてみました。
 
 
 初めて撮られてしまった・・・
 まずは爬虫類代表くん(さすがにハブはいません)。彼の存在にはかなり前から気づいていたのですが、それ以上に、彼が私の存在に気づくのが早く、あっという間に繁みの中に姿を隠すので、これまでその姿をカメラに収めることはできませんでした。しかし、この日はさすがに寒さで動きが鈍ったのか、はたまた、久しぶりの日光浴にウトウトしてしまったのか、半目を開いたような物憂げな表情でじっとしていました。体温が上がらないと動けないんですよね。

 後ろから失礼。
 次は昆虫代表くん。カメムシの仲間でしょうか。正面に回り込もうとしたら飛んで行ってしまいました。悪いことしたなぁ、と思っていたら、しばらくしてから、また、同じ場所に戻ってきていました。ここがお気に入りなのでしょうか?

 そして、ツチイナゴくんも相変わらず元気です。時々、ジャンプもしています。
 例年ならハーブティーなどにするために刈り取ってしまうレモングラス。今年はささやかなビオトープとして、冬を越す生き物たちのために残しておこうと思います。
 あ、やしが、一番喜んでいるのは、童心に返ってふらーになっている私かもしれません。

 そんなレモングラスにも今日は、薄っすらと雪が積もっています。


 追伸

 昔の関根勤ふーじー
 目が合っただけでファイティング・ポーズを取る、血気盛んだったこいつ。ツチイナゴを守りたい一心(自然の摂理に介入してしまいました)の私と何度もバトルを繰り広げ、遠くへ放逐しても、また、すぐに戻ってきていたこいつ。打撃戦には滅法強いのに、バックに回られると弱かったこいつ。昔の関根勤よりもカマキリの真似が上等だったこいつ。
 昔の写真です。 青々とした夏の葉。 思い出をありがとう。 今はニライカナイかな。 ・・・たぶん。


:**:今日の一枚:**:
「HOT SUMMER NIGHT/里見紀子&清水絵理子」
 こんな寒い日だからこそ、暑い夏のライヴ盤を。本当に暑かったと思います。自称「世界一小さなライブハウス」で繰り広げられた熱い、熱いデュオの記録です。
 このお店、高田馬場にあり、固定席のキャパは8名!ミュージシャンもTRIOでは窮屈、SOLO、DUOが多いです。しかし、そのステージに立つのは超がつく一流どころばかり。ジャズファン垂涎のハコです。
 さて、里見紀子さん。女性ジャズ・ヴァイオリニスト。今や寺井尚子さんが代表格ですが、寺井さんが現在のような高貴な淑女路線(失礼)になる前にバリバリ弾きまくっていた横山達治さんのグループに、彼女の後釜として迎えられたのが里見さんだったと記憶しています。お名前には注目していたのですが、演奏を聴くのはこの盤が初めてでした。バラードからピアノとの丁々発止の掛合いまで、華麗にしてスリリングな演奏です。
 清水絵理子さん。愛称:エリッチョ。初めての出会いは竹内直(ts,fl,bcl)さんの2007年のリーダー作『RAPTURE』。錚々たるメンバーの中に初めて見る名前が。しかし、演奏を聴いて、最も強烈な印象を残したのがこの清水絵理子さんのピアノでした。重厚なようで、牧歌的なようで、かつ、流麗なソノリティ。さらに曲の輝きを増すソロの構成力。幸い、今年の夏に、竹内さんのグループでの九州ツアーがあり、生演奏に接する機会もありました。今後に大注目です。

2008-12-04

風刺ふーじー、してます。

2008年12月4日付 朝日新聞西部本社版 「声」欄 かたえくぼ
かたえくぼ 103作目


 こんなこともやっております。新聞の読者欄の一隅をお借りして。

 何の役にも立たない、それどころか害になる、私の毒舌と皮肉と諧謔精神を、世のため人のため(?)に使いなさいという妻の勧めに応じて、軽い気持ちで投稿を始めたのが2002年の春のこと。それから足かけ7年で、この秋、掲載回数も100回に到達しました。

 沖縄でも、「琉球新報」紙が「うそっぱち」、「沖縄タイムス」紙が「ゼロチャンネル」と、同様の欄を設けておられるようですね。

 薄墨純一郎(うすずみ じゅんいちろう)と読みます。なんでこんなペンネームになったかと申しますと、当時の首相が小泉純一郎氏。「それなら、濃墨純一郎(こいずみ じゅんいちろう)でいいや」という、本当に軽い気持ち、浅慮の思いつきがきっかけだったのです。
 ところが、小泉氏はなんだかんだとお騒がせながらも長期政権。一方、濃墨はといえば、紙面から笑いを生み出し、時に為政者や驕れる者を斬ることができる快感に目覚め、こちらもいつの間にやら長続き。そうこうしているうちに、本家小泉氏の退陣の時を迎えてしまいました。
 さて、どうしたもんか。そもそも、濃墨、別に小泉氏が好きなわけでも嫌いなわけでもなく(在任中はさんざん斬らせてもらいましたが)、いつまでも濃墨を名乗る謂れもない。これを機会に改名すべきか否か、などと、どうでもいいことを思案しておりました。

 「だったら、薄墨純一郎にしたら」。とアドバイスをくださったのは、「かたえくぼ」を草創期を知るという人生の大先輩。この方の頭の中、広大無辺に面白そうです。
 「薄墨」という言葉、最初は葬式に持っていく筆ペン(あ、やしが、あれ、イラスト描くのにも上等よ)を連想したのですが、国語辞典を調べてみると、結構、いろいろな意味があるようで。ちなみに「薄墨紙」というのは・・・、「平安の世、書き損じの紙を漉き直して使った云々」・・・エコふーじー。そういえば新聞紙も再生古紙であるさぁ。さらに、「鎌倉時代、宣旨を書くのに用いた云々」・・・・よくわからんけど、でーじ按司大名(アジデーミョー)ふーじー。結構、趣のある、よい意味の言葉でもあったんですね。
 あと、面識はないのですが、同好の志の方々(よく掲載される常連の皆さま)の前から、突然姿を消すのも名残惜しいという気持ちもありました。濃墨から薄墨へ、しに紛らわしい、マイナーチャンジとなったのでした。


 「酒に酔つて公衆に迷惑をかける行為の防止等に関する法律」(昭和36年6月1日法律第103号)。こんな法律、あるんですね。・・・って、知っていながら違反行為を数多く重ねてまいりました。「六法全書」にも当然、載っています。読みました。ヤバいと思いました。ハゴー!
 この法律だけに絞れば、マンガ版を描くこともできるかもしれません、自分を主人公にして。エピソードには事欠きませんし。長編の大作、自伝的懺悔録になりそうですが。
 あれは大学1年、18歳の春のだった。「いいちこ」の・・・。未成年の頃の話はやめときましょうねぇ。


:**:今日の一枚:**:
「UPOJENIE/Pat Metheny & Anna Maria Jopek」
 このところ、某外資系CDショップから送られてくるメルマガで、ずっと売上チャートのトップなのです。遅まきながら聴いてみて、その理由はすぐに分かりました。
 これ、完全にメセニー・グループのサウンド(Lyle Mays 抜きの「SECRET STORY」からの曲も多いですが)。でーじお宝音源。掘り出し物。タラジサビタン!集大成的名盤「THE ROAD TO YOU」を思い起こすような、時代を超えた名曲が散りばめられています。しかも2002年の新録。しかもメセニー師匠、本気で弾きまくり。こりゃあ、売れるはずです。初めて聴くAnna Maria Jopek というヴォーカリストも、メセニー・サウンドに溶け込んでいます。私が最も愛するPedro Aznar 時代の曲はさすがに再演されていませんでしたが。
 ♪ARE YOU GOING WITH ME?でのギターソロを聴いて、90年代前半の「LIVE UNDER THE SKY」で、真夏の太陽の下、恍惚の光に包まれたことを思い出しました。
 ♪FARMER'S TRUST。 「TRAVALS」収録。真夏の熊本、冷房なし、うだるような暑さの六畳の下宿の部屋で、ジャケット写真の風景の中へTRAVEL ができた・・・あのころ。
 ・・・青春、酒、キャンパス、酒、居酒屋、酒、中古スピーカー、酒、貸しレコード屋、酒、ジャズ喫茶、酒、昭和最後の日、酒、イカ天、酒、元カノ、酒、徹夜、酒、二日酔い、酒、ノートのコピーのまたコピー、酒、一夜漬け、酒、深夜徘徊、酒、バイト、酒、貧乏旅・・・。あのころが走馬灯のように。
 そして・・・、酒に酔つて公衆に迷惑をかけた行為、の数々。

 ところで、「Jopek」って、なんて読むがやぁ?

2008-12-03

ハゴーとヒンガーについて考える

 昨日、青果売り場で「葉ごぼう」なるものを買いました。よくやることです。どうやって調理したらいいのかも知らないのに、物珍しさだけで手に取ってしまう後先考えぬ衝動買い。献立を考えてから買い物に行くような計画的な生き方はしていません。ハゴー。その代わりに好奇心と、手元にある素材で「てーげー創作料理」を仕立て上げる場当たり的適応力だけで生きています。

 初めて「空芯菜」を見つけて買って帰った時も、うろ覚えの記憶でアジアンテイストに挑戦(というほど、難しい料理ではないのですが。ハゴー。)。ナンプラーが切れていたので、代わりに「スクガラス」の漬け汁を使って、炎の中華鍋を振り回しました。ちなみに後日、「空芯菜」=「ウンチェーバー」であると知った時には狂喜乱舞! 沖縄野菜が近所のスーパーにあったさぁ! 「サンエー」でも「かねひで」でもあらんに。生産者は・・・。ちばりよー、JAみい(福岡県小郡市)! その後はもっぱらチャンプルーにして味わいました。露地栽培なのか、最近は見かけなくなって残念ですが。


 さて、ハゴー・・・あらん、「葉ごぼう」。葉ごぼうだから、根っこも葉っぱも食べられる? というレベルから、早速、レシピをネット検索。なぜか、ほとんどのサイトに「春野菜」「春の味覚」と書いてありましたが、まあ気にせずに、下拵えや料理法の大まかな勘所は分かりました。
 今春、4日間の滞在中、毎朝通った糸満公設市場のような所だったら、あんまーからいろいろと美味しい料理法などを教えていただけただろうな・・・・。そんなことが頭をよぎりました。これがヒントになり、思いつきで、前日「スーチカー」を作った時の茹で汁を加えてみました。塩気の効いた、上等の豚のだし汁。ネットのレシピどおりではちょっと淡白な味になりそうだったので。
 その結果、みりんを使ってないのに「てり」が出るという思わぬ効果もありました。さらにコクもある、アジクーターのグンボーが出来上がり。というわけで沖縄愛を隠し味にした創作料理の完成!



 と、以上で終わってもよかったのですが、今回のタイトル、本文とまったく関連がないし、葉ごぼうに失礼ですね。なぜ「ハゴー」だの「ヒンガー」が出てきたのかと申しますと・・・。
 
 葉ごぼうを手に取った瞬間から、私の言語中枢が「葉ごぼう、ハゴボー、ハボー、ハゴー、ハゴー・・・」という、誤作動を始めたのです。というか、頭の中に勝手に湧き出てくるハゴー、ハゴー、意味も分からんのにハゴー、ハゴー! もしや、これは「悪の軍団マジムン」の仕業? はっさみよー! 九州上陸? わん、もしかして、クーバー3号!?

 「琉神マブヤー」。まだ、公式ホームページと、FECの皆さんのブログで、その断片しか見ていませんし、もちろん、福岡ではOAを見ることもカナイません。それでも、そのあまりの面白さと沖縄愛を刺激するコンセプトに、ネットでその動静を追いかけ、ハマってしまっています。
 特に「マジムン」のブログ。「マジムン」、大好きです。ハブとクーバーでありながら、人間世界の小悪に通じる悲哀をそこはかとなく漂わせていて、なんともいい感じです。キャラになりきった発言と、実在するハンサムの仲座さん&金城さん(あ、年齢的にはお名前を書く順序が逆ですが、今回はキャラ上の序列にて)としての本音の発露が、妙な具合にチャンプルーされているのもいいです。「天然としっかりものの既婚者」のお二人、子供よりも大人からの人気が沸騰するのではないでしょうか。

 今日、連発してきた「ハゴー」。オーソドックスな意味は「汚い」のようですが、現代風、あるいは子供的には「キモい」というニュアンスでしょうか?それにしても、クーバー、何を言わんとしているのでしょうか?



大分県鶴見産コウイカで作ってみました。

突然ですが、初めて自作したイカスミ汁です。



 もうひとつありましたね。「ヒンガー」。
 冒頭に書いた私の行動パターンも時と場合によります。「初めてイカスミ汁を作る」などという場面では、衝動買いだの、場当たり的、というわけにはいきません。綿密な下調べをします。
 なになに、イカスミ汁に用いるのは沖縄名「シルイチャー」が好適で、市場名では「シロイカ」、正式な和名は「アオリイカ」。しにややこしい! しかし、ここで材料選びを間違えるとえらいことになりそうな。まあ、福岡では、クブシメとかセーイカは見かけないので大間違いはしませんが。「WEB版 原色世界イカ類図鑑」(全国いか加工業協同組合)という有難いサイトも見つけました。
 しかし、普段行くスーパーの魚屋さんでは、玄界灘のヤリイカやスルメイカ、墨のない調理済みのもの、あるいは輸入解凍ものしか見かけないので、結局、帰省先の大分の鮮魚店で見つけた、コウイカ(といか表示していなかったので、正式名称は分かりませんが)を使ってみることにしました。ンジャナは到底手に入りません。小松菜で代用。

 イカ・・・あらん、以下、調理の過程は割愛します。味には満足しました、自分なりには。ただ、「墨袋を破らないように」という注意をあっけなく破ってしまい、たいへんなことになってしまったのが次回への課題です。まな板は真っ黒、そして、イカはまるで「ヒンガーイカ」の如く墨まみれになってしまいました。

 そうそう。「ヒンガー」も、「汚い」とか「汚れた」という意味のようですね。「ヒンガーイカ」って・・・、なんとも不憫な名前ですね。


 「ハゴー」と「ヒンガー」、この微妙なニュアンスの違い、分かるようになりたいです。
 「琉神マブヤー」のDVDが発売されたら購入して、「ハゴー」の正しい使い方を勉強しましょう・・・・。実生活で役には立たんけど。


糸満漁協にて。マグロの中落ちも絶品!

-2008/3/20-


 糸満漁協女性部「海人いちば」のイカ汁。味もボリュームも絶品。
 マグロの中落ちは追加注文。海人の兄ィ兄ィが美味しい食べ方を教えてくれました。
 魚汁もセーイカハンバーグも食べたかったです。また行こう。


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