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2017-04-10



花 ~ うまんちゅぬ肝心に花を かげひかり

  
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  阿嘉島、慶留間島、外間島、その先に拝む久場島。

  そのまた彼方へ沈む夕陽と、海の輝き、砂浜の火照りを、
  アダンの林と、御嶽の森と、夕暮れ時が抱きとめて。

  静かな光は花をいざない、静かな陰は花を安らげる。


-2016/2/28 渡嘉敷島(渡嘉敷村)-



2017-04-02

戦世を訪ねて 2008~2016

  
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 一足先に訪れていた訪問者とガイドさん。
 その声を背中で聞きながら、しばし、一人になる時間を待つ。

 ガマを背にし、目の前に生い茂る草木を見る。
 草木の間を縫って流れる水は、チビチリ(尻切れ)の名のとおり、ガマの中へと落ち込むように消えてゆく。
 
 
 ガマに潜み、あの日、生死を分けた人々も、外の光の中に、この情景を見ていたのだろうか。
 ある人は、生きてふたたび。
 ある人は、最期を前に。



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-2015/6/29 チビチリガマ(読谷村 波平)-



2017-03-28

戦世を訪ねて 2008~2016

  
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 港でレンタカーを借りて、まず、この地を訪れた。
 標高差70mの急坂を一気に登る。翌日は渡嘉敷集落からここまで、そして、さらにその先の地まで、歩いて行くつもりであった。
(翌日は海が時化て、予定していた夕刻の船便の欠航が決まったため、午前の便で島を出ることになった。この島の地形を自らの足で歩いて体感するのは次の機会へ持ち越しとなった。)
 

 

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白玉之塔

 
 
 
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1945年3月27日から3月29日の記憶がとりわけ深く、刻まれる

 
 
 
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眼下の渡嘉敷集落


 71年前の2月28日を想う。
 それぞれが迎える「あの日」の、その一ヶ月前には、こんな空や海を見ていたかもしれない。

 また巡ってくる季節。
 水を湛える田んぼ、うりずんの候、清明の用意。
 当たり前に繰り返してきた営みを、今年もまたと、思うことができたのだろうか。

 迫り来る戦世。
 南洋の島々からの戦火の報、グアム、サイパンの陥落、海上挺進隊、対岸に見えた「10・10空襲」、軍官民共生共死。
 日々の中ですでに、明日の命、遠からぬ災禍を見据えていたのだろうか。
 
 
 
 
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赤間山(通称「北山(にしやま)」より


 「青少年交流の家」に車を停めさせてもらい、ここから先は歩く。
 標高は200mを超える。
 
  「まずは いのち よろこびて」

 そんなつぶやきが自然と口を衝いて出る。
 今日の日の絶景にひととき、心を解き放つ。
 
 
 
 
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白玉之塔は当初、現在地ではなく、これから訪れる場所に建てられた


「満6年忌を迎えた昭和26年3月28日、住民集団自決の現地北山(現青少年交流の家敷地近く)で、白玉之塔の除幕式と合同慰霊祭が行われ、戦没者(日本将兵81柱、軍人軍属92柱、防衛隊42柱、住民383柱)の御霊を島守りの神として仰ぎ祭られています。
 毎年3月28日を慰霊の日(住民玉砕の日)と定め、本土や沖縄本島から遺族が参列して慰霊祭が催されています。
 昭和35年現地西山が軍用地に接収されたため、昭和37年4月19日現在のギズ山に移動し新しく建立されました。」
(渡嘉敷村公式サイトより)

 
 
 
 
 
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「玉砕場」とも呼ばれる。集団自決跡地


「昭和二十六年三月、この大戦で犠牲になった方々の慰霊のため、この地に白玉の塔を建立したが、周辺地域が米軍基地となった為に移設を余儀なくされた」
(「集団自決跡地」碑文より。読点は筆者追記)


 

-2016/2/28 渡嘉敷島(渡嘉敷村)-

  
  

2017-03-24

琉球の道

  
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   脇見をし みとめ 今来た道を引き返し たしかめ
   歩み寄り 花の高さに目線を下ろし 時を忘れ 愛でる
  
   島の山間を吹き渡る 風
   雲がつくる かげ ひなた

   風が流れ 雲が流れ
   かげが走る ひなたが走る 

   山とともに 花とともに
   ひかりに入る ときを待つ
  
  

-2016/2/28 渡嘉敷島(渡嘉敷村)-

  
  

2017-03-19

熊本 あの頃。そして、明日へ。

  
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再生の樹 守り 守られて

 

  
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信仰と伝承を 連綿と




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語り継ぎ 守りつづけた人々の 歴史と営みに 手を合せる




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蘇山遠々として また 歩きはじめる 行けるところまで


  


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-2017/1/5 榎鶴(熊本県 大津町)-



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