2017-01-21

大寒 ~ 囲炉裏端の記憶、旅の残り香

   
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  暦どおりにやってきた、大寒のヒーサ・ガタガタ、冬の夜に、
  しばらく訪れていない島、懐かしい宿の、囲炉裏端での、
  温かい、温かい、今でも心に種火が灯る、そんな語らいを思い出す。

  そして、旅を終えてなお、我が家にさえも漂っていた、あの香。
   

  
  
  
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  タッチュー(城山)のほかに山らしい山もないこの島では、
  浜に流れ着く漂流木も、大切な薪になる。

  どこで生まれ、どこで育ち、どんな旅をしてきたのか。
  この木、なんの木、漂泊の木。
  そして、その煙からはどんな香が立ちのぼるのか。

  時としてその香は、見知らぬ土地の、見知らぬ空気をも孕む。
  潮の香がそれに重なる。
  やがて、大地と海と風を渡った長い旅の終わりに、
  炎に身をゆだね、すべてを解き放つ。





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解き放たれた香に包まれる、部屋と、Tシャツと、私。



-2010/2 2011/3 伊江島 土の宿(伊江村)-

 
   
category沖縄旅まんちゃー  time00:53  authorKohagura Erio 

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