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2010-11-09
郷土の民話表現力豊かに(宮古島・沖縄)
市長賞に国仲愛理さん(狩俣3年)
郷土の民話大会児童5人が表現力豊かに

市長賞の国仲愛理さん
第5回宮古島市民総合文化祭「児童・生徒の部」郷土の民話大会が6日、
市中央公民館で行われ、国仲愛理さん(狩俣小3年)が最高賞となる
市長賞に輝いた。教育長賞には上原愛姫さん(佐良浜小2年)が選ばれた。
児童5人が地域に伝わる民話を方言で発表。身ぶり手ぶりを交えながらの
熱弁に、会場から大きな拍手が沸き起こった。
今年の大会は例年に増してレベルが高く、6人の審査員も優劣を決めるのが
難しかったという。その中でも、「ミハギ鳩とカラスのゆがたい
(盲目の鳩とカラスの夜語り)」との演題で発表した国仲さんは、
メリハリのある方言の発音と内容にぴったり合ったしぐさが
聴衆を引き付けた。
国仲さんは「市長賞を取りたいとは思っていたけど、2位か3位かなと
思っていた。名前を呼ばれた時はとてもうれしかった」と話した。
教頭先生と祖母から方言の特訓を受けたと言い「顔の表情に注意して
話した。普段は方言は使わないけど、おじいちゃんやおばあちゃんが
使っている方言を聞くのは楽しい」と笑顔を見せた。
教育長賞は「んきゃーぬぱなすどう(昔のお話)」の演題で発表した
上原さん。表情豊かに愛らしく話す方言が聴衆の共感を得た。
審査委員長の下地智さんは「発表に入る前の出だしに
『私の話を聞いてください』、最後には「聞いてくれてありがとう』などを
方言で付け加えれば、もっと聴衆を引き付けることができる」と講評した。
優秀賞には「ハズブリユーサ(足の骨の折れたサギ)の話」を発表した
宮城厚希君(狩俣小5年)、優良賞には伊良部心優さん(西辺小1年)
「
ねずみとやどかり」、山口愛理さん(池間小5年)「ハズブリユーサ」が
それぞれ選ばれた。
審査は「地域の方言は地域の文化」との観点から▽話の内容▽表現力
▽表情の豊かさ▽方言の使い方-で行われた。
(宮古毎日新聞の紙面より)
郷土の民話大会児童5人が表現力豊かに

市長賞の国仲愛理さん
第5回宮古島市民総合文化祭「児童・生徒の部」郷土の民話大会が6日、
市中央公民館で行われ、国仲愛理さん(狩俣小3年)が最高賞となる
市長賞に輝いた。教育長賞には上原愛姫さん(佐良浜小2年)が選ばれた。
児童5人が地域に伝わる民話を方言で発表。身ぶり手ぶりを交えながらの
熱弁に、会場から大きな拍手が沸き起こった。
今年の大会は例年に増してレベルが高く、6人の審査員も優劣を決めるのが
難しかったという。その中でも、「ミハギ鳩とカラスのゆがたい
(盲目の鳩とカラスの夜語り)」との演題で発表した国仲さんは、
メリハリのある方言の発音と内容にぴったり合ったしぐさが
聴衆を引き付けた。
国仲さんは「市長賞を取りたいとは思っていたけど、2位か3位かなと
思っていた。名前を呼ばれた時はとてもうれしかった」と話した。
教頭先生と祖母から方言の特訓を受けたと言い「顔の表情に注意して
話した。普段は方言は使わないけど、おじいちゃんやおばあちゃんが
使っている方言を聞くのは楽しい」と笑顔を見せた。
教育長賞は「んきゃーぬぱなすどう(昔のお話)」の演題で発表した
上原さん。表情豊かに愛らしく話す方言が聴衆の共感を得た。
審査委員長の下地智さんは「発表に入る前の出だしに
『私の話を聞いてください』、最後には「聞いてくれてありがとう』などを
方言で付け加えれば、もっと聴衆を引き付けることができる」と講評した。
優秀賞には「ハズブリユーサ(足の骨の折れたサギ)の話」を発表した
宮城厚希君(狩俣小5年)、優良賞には伊良部心優さん(西辺小1年)
「
ねずみとやどかり」、山口愛理さん(池間小5年)「ハズブリユーサ」が
それぞれ選ばれた。
審査は「地域の方言は地域の文化」との観点から▽話の内容▽表現力
▽表情の豊かさ▽方言の使い方-で行われた。
(宮古毎日新聞の紙面より)
2010-10-30
ユークイで厄払い招福(沖縄・宮古島)
ユークイで厄払い招福/池間島20余年ぶりの参加も

楽しそうに踊っていた参加者ら=29日、池間島
池間島で29日、伝統行事「ユークイ(世乞い)」が執り行われた。
フゥヅカサンマ(大司母)ら8人が参加。
「ユーンティル
(富を満ちてください)」と唱え、厄払い招福した。
ユークインマ(世乞い母)3人が、20余年ぶりに参加し、盛り上げた。
司職は最高位の大司母の山口ゆかりさんのほかに小禄有子さん、
親泊有子さん、古川弘枝さん、長崎京子さんの計5人。
ユークインマが長岐よう子さん、勝連正子さん、真栄里仁子さんの3人。
参加者らは各御嶽を巡り、旧年中の五穀豊穣に感謝し、向こう一年間の
豊作を祈願した。 各御嶽に移動する際には白い衣服を着て草冠をかぶり、
手に持つ草で悪霊を追い払った。
司職の5人は今年2月に選ばれた。任期は3年。ユークイ行事は初めて行った。
5人は「とても楽しかった」と充実した表情で語った。
(宮古毎日新聞の紙面より)

楽しそうに踊っていた参加者ら=29日、池間島
池間島で29日、伝統行事「ユークイ(世乞い)」が執り行われた。
フゥヅカサンマ(大司母)ら8人が参加。
「ユーンティル
(富を満ちてください)」と唱え、厄払い招福した。
ユークインマ(世乞い母)3人が、20余年ぶりに参加し、盛り上げた。
司職は最高位の大司母の山口ゆかりさんのほかに小禄有子さん、
親泊有子さん、古川弘枝さん、長崎京子さんの計5人。
ユークインマが長岐よう子さん、勝連正子さん、真栄里仁子さんの3人。
参加者らは各御嶽を巡り、旧年中の五穀豊穣に感謝し、向こう一年間の
豊作を祈願した。 各御嶽に移動する際には白い衣服を着て草冠をかぶり、
手に持つ草で悪霊を追い払った。
司職の5人は今年2月に選ばれた。任期は3年。ユークイ行事は初めて行った。
5人は「とても楽しかった」と充実した表情で語った。
(宮古毎日新聞の紙面より)
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