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2011-02-21
新城 アジアチャンピオンに!-アジア選手権(沖縄)
新城 アジアチャンピオンに!-アジア選手権

2月19日、タイで行われた第31回アジア自転車競技選手権の
エリート男子ロードレースで新城幸也(ヨーロップカー)が
優勝した。新城の優勝により、日本はロンドン五輪出場枠
の1枠を確保した。
エリート男子ロードレースは158km。気温37度を越える酷暑の
13時にスタートが切られた。イラン、カザフスタン、香港、韓国
などオリンピックの枠を狙う強豪国に対する日本の顔ぶれは、
新城の他、宮澤崇史(ファルネーゼビニ・ネーリソットーリ)、
福島晋一(トレンガヌ・プロアジア)、畑中勇介(シマノレー
シング)の4人。
序盤、新城、宮澤を含む9人の逃げグループが形成され、最大3分
近くの差が開いたが、後ろからカザフスタンを中心とする16人の
選手が追走。残り半分のところで9人にとらえられたが、そこから
再び新城がカウンターアタック。ウズベキスタンの選手と2人が
逃げ、メイン集団の中には福島、宮澤が入るという絶好のチャンス。
1分30秒ほどのタイム差で周回を消化するが、残り2周を切った
頃には差は30秒に縮んでいた。ウズベキスタンの選手はほとんど
先頭を引くことはなく、新城の独走状態。最終周回に入るとき
には15秒差で誰もが25人ほどの集団スプリントを予想したが、
追撃を阻止しようと宮澤、福島が追走集団を必死のコントロール。
新城は15秒の差でもあきらめることなく踏み続け、ゴール手前で
2位の選手を引き離し、単独のゴール。アジア選手権で自身初の
優勝を勝ち取った。
レース後、新城は「いゃ~、ホッとした。ホント久々の優勝
ですよ。調子が良かったから、行けるっ!という自信があったし
後ろには兄ちゃん(福島選手)も宮澤さんもいるから安心して
いました。最後はさすがにきつかったけど、楽しかったです!
オリンピックの枠は日本チームみんなのものなので、これから
代表に選ばれるように頑張ります」と、満面の笑みで語った。
新城は21日に帰国し24日には渡仏。27日にはフランスのレース
に出場する。ランカウイ以来心配かけてきたチームにも、大きな
お土産を持って、フランスに戻ることができる。
(現地レポート=ヨーロップカー広報アシスタント・飯島美和)
【エリート男子個人ロードレース】
1位 新城幸也(ヨーロップカー) 3h40'01"
2位 HALMURATOV, Muradjan(ウズベキスタン) +01"
3位 ASKARI, Hossein(イラン) +33"
6位 宮澤崇史(ファルネーゼビニ・ネーリソットーリ)
+49"
9位 福島晋一(トレンガヌ プロアジア) +1'25"
36位 畑中勇介(シマノレーシング) +9'14"
(八重山日報)

2月19日、タイで行われた第31回アジア自転車競技選手権の
エリート男子ロードレースで新城幸也(ヨーロップカー)が
優勝した。新城の優勝により、日本はロンドン五輪出場枠
の1枠を確保した。
エリート男子ロードレースは158km。気温37度を越える酷暑の
13時にスタートが切られた。イラン、カザフスタン、香港、韓国
などオリンピックの枠を狙う強豪国に対する日本の顔ぶれは、
新城の他、宮澤崇史(ファルネーゼビニ・ネーリソットーリ)、
福島晋一(トレンガヌ・プロアジア)、畑中勇介(シマノレー
シング)の4人。
序盤、新城、宮澤を含む9人の逃げグループが形成され、最大3分
近くの差が開いたが、後ろからカザフスタンを中心とする16人の
選手が追走。残り半分のところで9人にとらえられたが、そこから
再び新城がカウンターアタック。ウズベキスタンの選手と2人が
逃げ、メイン集団の中には福島、宮澤が入るという絶好のチャンス。
1分30秒ほどのタイム差で周回を消化するが、残り2周を切った
頃には差は30秒に縮んでいた。ウズベキスタンの選手はほとんど
先頭を引くことはなく、新城の独走状態。最終周回に入るとき
には15秒差で誰もが25人ほどの集団スプリントを予想したが、
追撃を阻止しようと宮澤、福島が追走集団を必死のコントロール。
新城は15秒の差でもあきらめることなく踏み続け、ゴール手前で
2位の選手を引き離し、単独のゴール。アジア選手権で自身初の
優勝を勝ち取った。
レース後、新城は「いゃ~、ホッとした。ホント久々の優勝
ですよ。調子が良かったから、行けるっ!という自信があったし
後ろには兄ちゃん(福島選手)も宮澤さんもいるから安心して
いました。最後はさすがにきつかったけど、楽しかったです!
オリンピックの枠は日本チームみんなのものなので、これから
代表に選ばれるように頑張ります」と、満面の笑みで語った。
新城は21日に帰国し24日には渡仏。27日にはフランスのレース
に出場する。ランカウイ以来心配かけてきたチームにも、大きな
お土産を持って、フランスに戻ることができる。
(現地レポート=ヨーロップカー広報アシスタント・飯島美和)
【エリート男子個人ロードレース】
1位 新城幸也(ヨーロップカー) 3h40'01"
2位 HALMURATOV, Muradjan(ウズベキスタン) +01"
3位 ASKARI, Hossein(イラン) +33"
6位 宮澤崇史(ファルネーゼビニ・ネーリソットーリ)
+49"
9位 福島晋一(トレンガヌ プロアジア) +1'25"
36位 畑中勇介(シマノレーシング) +9'14"
(八重山日報)
2011-02-15
やまねこマラソン 西表路、1526人完走 (沖縄)
やまねこマラソン 西表路、1526人完走

23キロは當山、屋比久が優勝ふれあいパーティーで交流
【西表】「さわやかに西表島の大自然を走ろう!」をテーマにした
第18回竹富町やまねこマラソン大会(主催・竹富町体育協会)が12日午後
西表西部地区の上原小学校を発着点に行われ、県内外から過去最多の
1621人が出場し、西表島の自然を楽しみながら健脚を競った。
23キロ、10キロ、3キロの3コースで行われた大会では1526人が完走し、
完走率は94.1%だった。
この日の西表島は曇り空で気温14.4度と絶好のマラソン日和に恵まれた。
強い北風(風速7.6メートル・北北東の風)が吹いたものの、選手らは
田園や浦内川のマングローブなど西表島の大自然の中を駆け抜け、
思い思いに大会を楽しんだ。
その結果、23キロの部男子は當山貴大選手が初優勝。
女子は屋比久ひかる選手が昨年の10キロ優勝に続いて初優勝を飾り、
10キロの部は男子・伴卓磨選手、女子・知花美鈴選手、中学生3キロ
の部は男子・仲松大貴選手、女子・砂川夏澄選手がトップでゴール
テープを切った。
「八重山は一つ」をテーマに郡内3市町の大会を走り、与那国、石垣に
次いで最後の大会となった同大会でも中山義隆石垣市長、川満栄長
竹富町長、外間守吉与那国町長が10キロを完走。
終了後、中山市長は「気持ちを一つにみんなで完走できたことが
うれしい」川満町長は「八重山は一つと言うことを行動で示し、
全国にアピールできた」、外間町長は「3人が3大会を走ったことを
きっかけに次回から3大会を走りきったジョガーに記念品を贈ることも
検討したい」とそれぞれ感想や抱負を話した。
大会終了後は中野わいわいホールで「ふれあいパーティー」が開かれ、
舞台では「きいやま商店」のライブや琉球國祭り太鼓の演舞が披露され
参加者らはサバニの刺し盛りなどの郷土料理を堪能しながら
交流を深めた。
(八重山毎日新聞)

23キロは當山、屋比久が優勝ふれあいパーティーで交流
【西表】「さわやかに西表島の大自然を走ろう!」をテーマにした
第18回竹富町やまねこマラソン大会(主催・竹富町体育協会)が12日午後
西表西部地区の上原小学校を発着点に行われ、県内外から過去最多の
1621人が出場し、西表島の自然を楽しみながら健脚を競った。
23キロ、10キロ、3キロの3コースで行われた大会では1526人が完走し、
完走率は94.1%だった。
この日の西表島は曇り空で気温14.4度と絶好のマラソン日和に恵まれた。
強い北風(風速7.6メートル・北北東の風)が吹いたものの、選手らは
田園や浦内川のマングローブなど西表島の大自然の中を駆け抜け、
思い思いに大会を楽しんだ。
その結果、23キロの部男子は當山貴大選手が初優勝。
女子は屋比久ひかる選手が昨年の10キロ優勝に続いて初優勝を飾り、
10キロの部は男子・伴卓磨選手、女子・知花美鈴選手、中学生3キロ
の部は男子・仲松大貴選手、女子・砂川夏澄選手がトップでゴール
テープを切った。
「八重山は一つ」をテーマに郡内3市町の大会を走り、与那国、石垣に
次いで最後の大会となった同大会でも中山義隆石垣市長、川満栄長
竹富町長、外間守吉与那国町長が10キロを完走。
終了後、中山市長は「気持ちを一つにみんなで完走できたことが
うれしい」川満町長は「八重山は一つと言うことを行動で示し、
全国にアピールできた」、外間町長は「3人が3大会を走ったことを
きっかけに次回から3大会を走りきったジョガーに記念品を贈ることも
検討したい」とそれぞれ感想や抱負を話した。
大会終了後は中野わいわいホールで「ふれあいパーティー」が開かれ、
舞台では「きいやま商店」のライブや琉球國祭り太鼓の演舞が披露され
参加者らはサバニの刺し盛りなどの郷土料理を堪能しながら
交流を深めた。
(八重山毎日新聞)
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