
2013-12-07
養殖アカジン 世界へ (石垣、沖縄)
養殖アカジン 世界へ 石垣、普及目指し関係者試食

養殖アカジンを試食する関係者
=11月27日、石垣市の南の美ら花ホテルミヤヒラ
【石垣】
独立行政法人水産総合研究センターは11月27日、同センターの技術で養殖した高級魚アカジン(スジアラ)の試食会を石垣市美崎町の南の美ら花ホテルミヤヒラで開催した。同センターは養殖技術をほぼ確立しており、市は陸上養殖を目指して試験養殖に乗り出している。
アカジンは東南アジアに生息し、日本のほか中国などでも高級魚として扱われている魚。
近年、中国をマーケットとして天然魚を利用した養殖が東南アジアで盛んに行われており、乱獲による漁獲量減少が深刻化している。
同センターは味が良く、高値で取引されるアカジンに注目し、1985年度から養殖の技術開発に着手。稚魚の生産技術を確立し、事業展開を図っている。
試食会には市内の水産関係者が招待され、刺し身やフライ、煮付けにしたアカジンを試食した。
同センター西海区水産研究所亜熱帯研究センターの照屋和久センター長は「養殖は季節を問わず均質なものを提供できる。アカジンの赤さを出すことに課題はあるが、その課題もめどが付きそうだ。アカジンの良さを知ってもらい、技術者を育てていきたい」と話した。
琉球新報

養殖アカジンを試食する関係者
=11月27日、石垣市の南の美ら花ホテルミヤヒラ
【石垣】
独立行政法人水産総合研究センターは11月27日、同センターの技術で養殖した高級魚アカジン(スジアラ)の試食会を石垣市美崎町の南の美ら花ホテルミヤヒラで開催した。同センターは養殖技術をほぼ確立しており、市は陸上養殖を目指して試験養殖に乗り出している。
アカジンは東南アジアに生息し、日本のほか中国などでも高級魚として扱われている魚。
近年、中国をマーケットとして天然魚を利用した養殖が東南アジアで盛んに行われており、乱獲による漁獲量減少が深刻化している。
同センターは味が良く、高値で取引されるアカジンに注目し、1985年度から養殖の技術開発に着手。稚魚の生産技術を確立し、事業展開を図っている。
試食会には市内の水産関係者が招待され、刺し身やフライ、煮付けにしたアカジンを試食した。
同センター西海区水産研究所亜熱帯研究センターの照屋和久センター長は「養殖は季節を問わず均質なものを提供できる。アカジンの赤さを出すことに課題はあるが、その課題もめどが付きそうだ。アカジンの良さを知ってもらい、技術者を育てていきたい」と話した。
琉球新報
2013-12-03
シイラで活気づく/佐良浜漁港 (宮古島・沖縄)
シイラで活気づく/佐良浜漁港

脂が乗っているシイラ=1日、佐良浜漁港
今時期から脂が乗るシイラ(シイラ科、別名マンビキ)が1日、佐良浜漁港に大量に水揚げされ活気づいた。
シイラの体色はほとんどが鮮やかな黄色。刺し身用に買い求める住民でにぎわっていた。
伊良部島から数十㌔沖に設置されているパヤオ(浮き魚礁)の周辺が漁場。シイラは表層性で群れで回遊し、成魚の大物は全長180㌢ほどに成長する。
この日、伊良部漁協組合員の前里吉昭さん(65)は、シイラを300㌔余り水揚げした。「シイラは脂が乗っているから、とてもおいしい。消費者から人気が高い」と笑顔で語った。
.宮古毎日新聞

脂が乗っているシイラ=1日、佐良浜漁港
今時期から脂が乗るシイラ(シイラ科、別名マンビキ)が1日、佐良浜漁港に大量に水揚げされ活気づいた。
シイラの体色はほとんどが鮮やかな黄色。刺し身用に買い求める住民でにぎわっていた。
伊良部島から数十㌔沖に設置されているパヤオ(浮き魚礁)の周辺が漁場。シイラは表層性で群れで回遊し、成魚の大物は全長180㌢ほどに成長する。
この日、伊良部漁協組合員の前里吉昭さん(65)は、シイラを300㌔余り水揚げした。「シイラは脂が乗っているから、とてもおいしい。消費者から人気が高い」と笑顔で語った。
.宮古毎日新聞
2013-11-26
オリオン「沖縄厳選!うまいむん」・沖縄
オリオン「沖縄厳選!うまいむん」キャンペーン

オリオンビールは季節限定商品「いちばん桜」の26日の発売に合わせ、「沖縄厳選うまいむんキャンペーン」を実施する=写真。
「ドラフト」350ミリリットル缶・500ミリリットル缶と「いちばん桜」350ミリリットル缶に付いているシール24枚を集めて応募すると、抽選で海の恵みコース(天然カノコイセエビ約3キロ相当)と山の恵みコース(もとぶ牛4キロ相当)が各10人に当たる。
ダブルチャンスで久米島産クルマエビやもとぶ牛バラカルビが各100人に当たる。さらにトリプルチャンスとして千人にオリジナルビアグラス1個とドラフト2缶といちばん桜1缶のセットが当たる。締め切りは2014年1月31日当日消印有効。
琉球新報

オリオンビールは季節限定商品「いちばん桜」の26日の発売に合わせ、「沖縄厳選うまいむんキャンペーン」を実施する=写真。
「ドラフト」350ミリリットル缶・500ミリリットル缶と「いちばん桜」350ミリリットル缶に付いているシール24枚を集めて応募すると、抽選で海の恵みコース(天然カノコイセエビ約3キロ相当)と山の恵みコース(もとぶ牛4キロ相当)が各10人に当たる。
ダブルチャンスで久米島産クルマエビやもとぶ牛バラカルビが各100人に当たる。さらにトリプルチャンスとして千人にオリジナルビアグラス1個とドラフト2缶といちばん桜1缶のセットが当たる。締め切りは2014年1月31日当日消印有効。
琉球新報
2013-11-22
バーガーフェスタ 13店舗結集(宜野座・沖縄)
24日、宜野座でバーガーフェスタ 県内13店舗結集

初のバーガーフェスタの成功に向けて意気込む
出展店舗関係者ら=15日、宜野座村
【宜野座】
県内各地の独創性あふれるバーガーショップが集う「第1回バーガーフェスタINぎのざ」(同実行委員会主催、宜野座村観光推進協議会、琉球新報社共催)が24日、村松田区内の旧国道を歩行者天国にして開かれる。県内ではB級グルメやAランチなどを取り上げた食のイベントが注目を集める中、同フェスタはバーガーに注目した県内初イベントだ。名護市から南風原町までの13店舗が地域の食材を使い、趣向を凝らしたバーガーで競う。
同フェスタは宜野座村観光推進協議会の職員らが、観光客などを引きつける「何か」を創造しようと企画した。アイデアの種は「宜野座バーガー」だ。
村はプロ野球・阪神タイガースの春季キャンプを受け入れているが、訪れた猛虎ファンがコンビニ弁当を食べる姿が目立っていた。同協議会は、「せっかくなら地元食材を食べてもらおう」と村内店舗の協力を得て開発した。
第1回のフェスタは、県内のバーガー店舗と連携し、地元活性化の種を成長させる狙いがある。業者間で味付けやセンスを間近に見られる機会でもあり、賛同した店舗関係者は「他の店舗からたくさん学びたい」と意気込んでいる。
同フェスタで1位に選ばれた店舗は、鳥取県で開催される「とっとりバーガーフェスタ2013 全国ご当地バーガーグランプリ!」に派遣することも検討中だ。
同協議会の仲間赴人事務局長は「訪れて、食べてもらうことで地域資源を知り、地元に対する誇りを感じてほしい」と多くの来場を呼び掛けた。
琉球新報

初のバーガーフェスタの成功に向けて意気込む
出展店舗関係者ら=15日、宜野座村
【宜野座】
県内各地の独創性あふれるバーガーショップが集う「第1回バーガーフェスタINぎのざ」(同実行委員会主催、宜野座村観光推進協議会、琉球新報社共催)が24日、村松田区内の旧国道を歩行者天国にして開かれる。県内ではB級グルメやAランチなどを取り上げた食のイベントが注目を集める中、同フェスタはバーガーに注目した県内初イベントだ。名護市から南風原町までの13店舗が地域の食材を使い、趣向を凝らしたバーガーで競う。
同フェスタは宜野座村観光推進協議会の職員らが、観光客などを引きつける「何か」を創造しようと企画した。アイデアの種は「宜野座バーガー」だ。
村はプロ野球・阪神タイガースの春季キャンプを受け入れているが、訪れた猛虎ファンがコンビニ弁当を食べる姿が目立っていた。同協議会は、「せっかくなら地元食材を食べてもらおう」と村内店舗の協力を得て開発した。
第1回のフェスタは、県内のバーガー店舗と連携し、地元活性化の種を成長させる狙いがある。業者間で味付けやセンスを間近に見られる機会でもあり、賛同した店舗関係者は「他の店舗からたくさん学びたい」と意気込んでいる。
同フェスタで1位に選ばれた店舗は、鳥取県で開催される「とっとりバーガーフェスタ2013 全国ご当地バーガーグランプリ!」に派遣することも検討中だ。
同協議会の仲間赴人事務局長は「訪れて、食べてもらうことで地域資源を知り、地元に対する誇りを感じてほしい」と多くの来場を呼び掛けた。
琉球新報
2013-11-21
魚の鮮度向上を伝授/活け締め講習会(池間島・宮古島)
魚の鮮度向上を伝授/池間島で活け締め講習会

生魚を使って活け締めを披露する上田さん
=20日、池間漁協前
魚の鮮度を保つために生きているうちに急所に手かぎを打ち込み気絶させるなどの処理方法を指導する「活ジメ・鮮度管理講習会」(主催・池間漁業集落、宮古農林水産振興センター)が20日、池間漁協前で行われた。講師に水産庁研究指導課情報技術企画官の上田勝彦さんが招かれ実技を指導した。
漁師らは、今後活け締めした魚類の品質・魚価向上、市場開拓などに向け取り組んでいく方針。同講習会は初めての試み。
宮古近海で取れる魚の漁獲から流通までの鮮度管理の向上および魚価の安定を図るのが目的。上田さんらは講習会に使う魚を確保するため、地元の漁船で沖釣りを展開した。
この日の午後4時すぎから、同漁協前で活け締めが行われた。上田さんは、生魚のアカジンやアオマチ、タマンなどで活け締めの手順を詳しく指導した。
同集落代表の勝連見治さんは「活け締めで魚の鮮度が一段と向上し、おいしい魚になった。これから漁師らと相談しながら鮮度が最良の魚を販売していく」と意欲を見せる。
.宮古毎日新聞

生魚を使って活け締めを披露する上田さん
=20日、池間漁協前
魚の鮮度を保つために生きているうちに急所に手かぎを打ち込み気絶させるなどの処理方法を指導する「活ジメ・鮮度管理講習会」(主催・池間漁業集落、宮古農林水産振興センター)が20日、池間漁協前で行われた。講師に水産庁研究指導課情報技術企画官の上田勝彦さんが招かれ実技を指導した。
漁師らは、今後活け締めした魚類の品質・魚価向上、市場開拓などに向け取り組んでいく方針。同講習会は初めての試み。
宮古近海で取れる魚の漁獲から流通までの鮮度管理の向上および魚価の安定を図るのが目的。上田さんらは講習会に使う魚を確保するため、地元の漁船で沖釣りを展開した。
この日の午後4時すぎから、同漁協前で活け締めが行われた。上田さんは、生魚のアカジンやアオマチ、タマンなどで活け締めの手順を詳しく指導した。
同集落代表の勝連見治さんは「活け締めで魚の鮮度が一段と向上し、おいしい魚になった。これから漁師らと相談しながら鮮度が最良の魚を販売していく」と意欲を見せる。
.宮古毎日新聞

