2013-08-13



魚競り値サイト開設 市場選択容易に(沖縄)

県漁業基金、魚競り値サイト開設 市場選択容易に
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市況情報サイト「沖縄海人魚市場」の仕組み

 県漁業振興基金(糸満盛健理事長)はこのほど、市況情報公表サイト「沖縄海人魚市場」を開設した。
泊や名護、糸満の各市場で取引された魚種ごとの競り値や水揚げ量などを掲載している。漁業者はサイトを頼りに最も高値で取引される市場を選びやすくなるほか、市場に不足している魚種を容易に知ることができ、漁業収入の増加が期待できる。
漁業情報サービスセンター(東京都)によると、各地の市場情報を一元化したサイトを地方で構築するのは全国でも珍しいという。(仲田佳史)

 各市場の取引額は通常、競り終了後にまとめて、市場に張り出される。各漁業者は自らが水揚げした金額を確認し、各地の水揚げ情報を電話やファクスなどで入手するしかなかった。

 一方、魚を仕入れる仲買人は、県内で最も取引規模が大きい泊市場での競り値を参考に、ほかの市場での競り値を決めている。午前6時の泊市場を皮切りに、同7時から9時までの間に各地で開かれる魚を競り落とすため、いち早く泊市場の競り値を知る必要があるため、各仲買人が泊市場からファクスで連絡を取り合っている。

 サイトでは、漁業者が携帯電話のメールサービスに登録すれば自らの水揚げ金額や平均単価が配信されるようになるほか、サイトから高値取引の魚種を知ることができる。仲買人は今後水揚げ予定の魚種や水揚げ量などの情報も入手できるため仕入れ計画を立てて、小売店に売り込みやすくなる利点もある。水揚げと仕入れの需給バランスの向上につながり、「もうかる漁業への転換」(同基金)が期待できるとしている。

 今月中に与那城町漁協の市場情報も取り扱うほか、10月には八重山漁協も加わる予定。
順次、各漁協に参加を呼び掛け取り扱いを増やしていく。
今後は魚の写真を掲載するほか、魚料理の作り方を紹介するなどの機能を充実し、漁業関係者以外の閲覧も増やしていく。
サイトは同基金の2012年度「市況情報発信による魚価の安定向上対策事業」(約510万円)として、沖縄経営システム(那覇市、稲福学代表)が開発した。

 同基金の又吉俊事務局長は「漁業者だけでなく一般に情報を公開していく。市況だけでなくあらゆる情報が見られるサイトにしていきたい」と話した。

  沖縄タイムス

宮城県の浮輪漂着 被災児童ら来島中「偶然」に驚き(沖縄)

宮城県の浮輪漂着 被災児童ら来島中「偶然」に驚き
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被災地の宮城県から大津波によって流されたと思われる
救命用の浮輪=9日、伊江村阿良の浜

 【伊江】
伊江村阿良の砂浜で8日、宮城県から流れてきたと思われる浮輪が見つかった。この日砂浜では、東日本大震災で被災した子どもたちを島に招く「ティーダキッズプロジェクト」で福島県や宮城県などから来島している小中学生約40人が、追い込み漁体験をしていた。偶然の漂着物に、子どもたちからは驚きの声が上がった。

 伊江漁協観光部会が、追い込み漁の準備と浜の清掃中に、浮輪を発見した。浮輪は、救命用で「宮城県」の文字と同県の県章が表記されている。カバーが破れ、長い歳月をかけてたどり着いた痕跡が残っていた。

 宮城県から参加した中学2年生の丸川新太郎君(13)は「少し震災のことを思い出したけど、長い距離を流れ着いてすごいと思った。追い込み漁の場所に漂着したのですごいと思った」と驚いた様子だった。

 同漁協の八前隆一組合長は「偶然が重なり、部会員や子どもたちも驚いていた。大津波によって流されたものがたくさんあるなと実感させられた」と話した。


 (金城幸人通信員)


  琉球新報
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category地域情報  time13:55

パヤオの恵みに感謝 (宮古島・沖縄)

パヤオの恵みに感謝 マグロ解体ショーなど催す
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 パヤオ漁業の振興と地元水産物の消費拡大を目的とした 「第7回パヤオの日まつり」 (主催・宮古地区パヤオ管理運営委員会) が11日、 伊良部島の佐良浜港と伊良部漁協で開催された。
会場には多くの市民や観光客らが訪れ、 マグロ解体ショーや水産物販売などの多彩な催しを楽しみながら海の恵みに感謝した。 式典の部ではパヤオ功労漁業者等の表彰も行われ、 漁業者や関係者らが今後の水産振興・発展に向けて決意を新たにした。

 午前10時から伊良部漁協荷さばき場で行われたオープニングセレモニーで伊良部、 宮古島、 池間の3漁協組合長が 「マグロ取り上げ式」 を行い、 重量43㌔のキハダマグロを高々と掲げてまつり開会を宣言し、 航海安全と豊漁を祈願した。

 宮古地区パヤオ管理運営委員会会長を務める伊良部漁協の漢那一浩組合長は 「県や市、 多くの関係機関の協力で盛大に開催できることを嬉しく思う。 きょう一日、 祭りを存分に楽しんでほしい」 と来場者に呼びかけた。

 引き続き豊かな海づくり稚魚放流が行われ、 イベントに訪れた子どもたちが市海業センターでふ化したタマン (ハマフエフキ) の稚魚を佐良浜港内に放流した。 子どもたちは 「大きくなって」 と願いを込めながら、 大きさ約7㌢の稚魚約3000匹を海に放した。

 各種イベントではマグロ解体ショー、 モズクつかみ取り、 南極体験、 海の生物とふれあえるタッチプール、 カツオ一本釣り体験などが行われ大盛況だった。 このうち開会式で取り上げられたマグロの解体ショーでは、 ベテランの与座一夫さんが見事な包丁さばきを披露し、 ものの数分で部位ごとに解体。 漁師らが刺身にして来場者にふるまった。

 このほか会場では、 漁協などによる鮮魚や加工品販売も行われた。 伊良部漁協青年部は 「とびだい」 と呼ばれる重量10㌔程度の大型カツオを安価販売。 売り場の前には多くの人だかりができ、 飛ぶような勢いで売れていた。

 「パヤオの日まつり」 は、 パヤオの秩序ある利用の推進、 漁業者の生活安定・向上を目的に2007年に制定された 「パヤオの日 (8月8日)」 にちなんで毎年開催されている。

宮古新報
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category沖縄観光  time12:37

写真甲子園  壮大な「風土」表現(沖縄)

写真甲子園 浦添工が準V 壮大な「風土」表現
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写真甲子園で準優勝した浦添工業高校の組み写真「育む」の1枚(写真甲子園実行委員会提供)

 第20回全国高等学校写真選手権大会(写真甲子園2013)は9日、北海道の東川町で閉幕した。連覇を目指した浦添工業高校は惜しくも準優勝だった。共に沖縄から出場した那覇工業高校は敢闘賞。優勝は埼玉栄高校だった。今大会は過去最多の522校が応募。本戦に20校が出場した。

 浦添工業高校は、3年生の山城未早希さん(17)、比嘉緩奈(かんな)さん(17)、城間祐緒(ひろお)君(17)が出場。「風土」をテーマにした最終公開審査会では、北海道の壮大な自然やそこに生きる人々を写真に収めた。2年連続出場の部長・山城さんは「今できるベストだったけど、もっとできたかなとも思う」と悔しさをにじませた。

 それでも「早起きして、朝にしか出会えない北海道の風景や人々を撮れて楽しかった」と城間君。山城さんと同じく2年連続出場の比嘉さんは「前の大会で写真に撮ったおばあちゃんに再会できて良かった」と、うれしげに語った。


   琉球新報

島ぞうりコンテスト 與那嶺さん(県立芸大)グランプリ(沖縄)

島ぞうりコンテスト 與那嶺さん(県立芸大)グランプリ
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商品化された作品を手に笑顔を見せる(左から)福地明乃さん、松嶋玲奈、與那嶺莉凪さん=6日、北谷町美浜の沖縄げんべい

 【北谷】
島ぞうりを製造・販売している沖縄げんべい(北谷町、山城忠社長)が、東京の東急ハンズ渋谷店と協力して開催した島ぞうりコンテストの受賞作品がこのほど決まった。
上位3作品が商品として同店や東急ハンズ渋谷店で販売されている。グランプリに輝いた與那嶺莉凪(なぎ)さん=県立芸大2年=は「大好きなゴーヤーと緑色で沖縄らしさを表現した。自分のデザインが製品化されて自信が付いた」と声を弾ませた。

 同コンテストは県立芸大デザイン専攻の学生らを対象に催された。テーマは「沖縄の魅力2013~私の好きな沖縄~」。6月7日から21日の間、北谷町の沖縄げんべい周辺と東急ハンズ渋谷店で来場者による人気投票を実施し、上位3作品が選ばれた。

 與那嶺さんの作品は緑色を基調とし、ゴーヤーが描かれた夏らしい作品。準グランプリには松嶋玲奈さん=同4年、3位には福地明乃さん=同2年=が選ばれた。

 山城社長は「デザインを勉強している方たちにこれからも活躍の場を提供していきたい」と語った。


  琉球新報
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category沖縄観光  time09:40

真夏に桜 今帰仁城跡で開花 (沖縄)

真夏に桜 今帰仁城跡で開花
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今帰仁城跡の石垣をバックに元気に咲くカンヒザクラの花
=5日、今帰仁村歴史文化センター

 【今帰仁】
世界遺産今帰仁城跡に隣接する今帰仁村歴史文化センター前にあるカンヒザクラの花が5日、咲いている様子が確認された。季節外れの“開花”は日頃からサクラを手入れしている村教育委員会社会教育課文化財係の宮里政有係長が発見した。

 花が咲いたのは昨年12月に記念植樹されたサクラの木。
早咲きの淡いピンク色のサクラは、太陽に向かうヒマワリのように花びらを上向きにして元気に咲き誇っている。

 (新城孝博通信員)


  琉球新報



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categoryフォトログ  time09:34

ジョン万次郎の足跡たどる バスツアー約70人参加

ジョン万次郎の足跡たどる バスツアー約70人参加
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ジョン万次郎が糸満に上陸した様子をガイドから学ぶ
ツアー参加者ら=3日、糸満市の大度浜海岸

 【南部】
「ジョン万次郎」の県内での足跡と功績を学ぶバスツアー(沖縄ジョン万次郎会主催)が3日、南部一帯で開催された。

 万次郎は、糸満市小度浜(大度浜)海岸に上陸した後に故郷の高知に帰り、国際人として幕末から明治時代に活躍した。

 ツアーには約70人が参加。最初に訪れた万次郎上陸の地、大度浜海岸では、とよみ史跡友の会の新里輝吉会長が、当時海岸が未整備だったために上陸に手間取ったことなどを解説。「非常に難渋したが、万次郎の努力があったから上陸できた」と説明した。
参加者らはガイドの説明に耳を傾けながらメモを取るなどし、積極的に万次郎と沖縄の関わりや幕末、明治期の沖縄の歴史を学んだ。


  琉球新報
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category沖縄観光  time09:31

光とガラスの幻想的迷路 人気(恩納村・沖縄)

光とガラスの幻想的迷路 恩納村で人気
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迷路を楽しむ子どもたち
=6日、恩納村冨着のゴールドラビリンス

 【恩納】光とガラスを使った幻想的な迷路「ゴールドラビリンス」がこのほど、村冨着の恩納ガラス工房内にオープンし、家族連れや観光客でにぎわっている。迷路は映画「燃えよドラゴン」にも使われた迷路の設計者、黄雅鍾さんがデザインしたもので、県内初という。

 6日、沖縄市のコロニー児童デイサービスのぼりかわの児童12人が夏休みの行事の一環で訪れ、迷路を楽しんだ。

 石川航大ちゃん(6)は「みんなの先頭になった。楽しかった」と話した。

 主催する恩納ガラス工芸育成センターの井上徳隆さんは「出口まで早くて5分、迷うと45分くらいかかる人もいる。子どもたちに喜んでもらえる迷路なので、家族で来場してほしい」と呼び掛けた。

 年中無休で営業時間は午前8時~午後10時(最終受け付け午後9時半)。入場料は650円で入場の際に配布される「島ぞうり」は持ち帰れる。

  沖縄タイムス
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category沖縄観光  time09:04

平良で1時間31・5㍉降雨、一部で干ばつ緩和 (宮古島・沖縄)

平良で1時間31・5㍉降雨、一部で干ばつ緩和
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激しい雨が降り水たまりが出来たサトウキビ畑
=市内平良宮原

 10日午後2時から3時頃にかけて発達した積乱雲が宮古島中央を通過。 一部の地域では長引く干ばつの緩和になったようだ。 またフィリピン東海域では台風11号が発生した。 現在のところ南シナ海に向かうコースを進むと予想されているが、 その影響で今後1週間は降雨が期待できそうだ。 しかし予断を許せる状況ではなく依然として干ばつは続いており、 畑地かんがい未整備地区のサトウキビを中心に引き続き散水作業が必要となっている。

 雨は宮古島のほぼ中央で1時間ほど降り、 道路が冠水する場所もあった。 気象台によると、 平良で1時間当たり31・5㍉の激しい雨を観測した。 今月2日に1・5㍉降っているが、 まとまった雨は先月12日 (29㍉) 以来となる。 各地の降水量 (午後2時~4時) は平良が33・5㍉、 宮古空港が11・5㍉、 下地島空港が3㍉、 城辺と多良間空港はゼロ。

 サトウキビ畑に水溜まりができるほどの降雨に恵まれた野原越の農家女性は 「ずっと降っていなかったのでトラックに頼んでかん水をしていた。 いちばん最高の雨。 上等な雨で助かった」 と喜んでいた。 雨上がりにさっそく夏植え用のキビを刈り取っていた宮原の農家男性は 「苗の植付けがなかなか出来なかった。 良い雨が降ってくれたと思う。 台風で被害があってまだ十分回復していない。 台風が発生しているので来週も雨を期待している」 と作業に汗を流していた。

 一方、 にわか雨だった西辺でトラックのタンクに給水していた運転手は 「被害のひどかった空港近くで多く降ったようで良かった。 西辺はスプリンクラーのある所は良いが、 未整備地区ではまだ申し込みが続いている。 次の台風に期待したい」 と話していた。

 強い台風11号は10日午後3時現在、 フィリピンの東海域を西へ進んでいるもよう。 中心の気圧は965。 中心付近の最大風速は35㍍、 最大瞬間風速は50㍍。 現在の予想ではフィリピンと台湾の中間付近を進んで南シナ海へ向かうものと見られている。

 向こう1週間予報では初め太平洋高気圧に覆われて概ね晴れるが、 その後は湿った気流の影響で雲が広がりやすく、 雨の降る所があるもよう。 13日以降の降水確率は40~60%となっている。



 宮古新報
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category地域情報  time08:58