2013-08-01



小禄高がパレード熱演 全国高文祭、(OKINAWA)

小禄高がパレード熱演 全国高文祭、長崎で開幕
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全国高総文祭のパレードに13年ぶりに出場した
小禄高吹奏楽部=31日、長崎市の長崎水辺の森公園

 【長崎県で與那覇里子】
高校生最大の文化の祭典、第37回全国高校総合文化祭(文化庁など主催)が31日、長崎県で始まった。24部門に約2万人が参加し、4日まで成果を競う。

 13年ぶりに県勢が出場したパレード部門では小禄高校吹奏楽部が海邦国体で流れた海邦マーチ「おきなわ」など3曲を披露。約20分の華やかな音楽とダンスに沿道から「沖縄頑張れ」の声援と拍手が湧いた。

 パレードには国内やオランダなど海外から70校、約2500人が長崎市中心部を練り歩き。

 3年の新崎理奈部長(17)は「たくさんの声援が聞こえて、楽しい演奏だった。一生に1度の大きな舞台で沖縄を大きくアピールできた」と笑顔。

 片岡泛(ひろし)さん(78)は同部所属の孫2人の応援で福岡から駆け付け「誇らしい。スタートからゴールまで孫に手を振って走り回った」と小禄の明るい演奏に大満足だった。

 県勢は同日、将棋に個人3人、団体2校が参加したが上位に入らなかった。

  沖縄タイムス

パインの日に試食などでPR(OKINAWA)

パインの日に試食などでPR
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試食などで県産パイナップルをPRする東村
のメンバー(左側)=那覇空港

 8月1日の「パインの日」に合わせ、県産パイナップルを広くPRするイベントが県内外で開かれた。

 国内一の産地、東村(伊集盛久村長)は、那覇空港でパインの試食やパネル展示などのキャンペーンを展開。生食用100個(約1600人分)、全果汁のジュース、特製ジャムなどをふるまったほか、酸味が少なく甘みが強い品種「ゴールドバレル」のブランド化に向け、アンケートも行った。

 試食コーナーでは観光客らが舌鼓をうった。東京から家族で訪れた石神類さん(45)、なほみさん(47)、伊作君(13)は「外国産に比べて、甘くてみずみずしく、筋もない。多少高くても、おいしければ売れると思う」と話した。

 伊集村長は「8月末まで生食用の出荷が続く。県産パインのおいしさを県内外に知ってもらい、消費拡大と生産振興につなげたい」とアピールした。

 一方、大阪では県主催のイベントがあった。JR大阪駅に隣接するグランフロント大阪うめきた広場内で、県産パイン2種、パインとシークヮーサーの特製スムージーが無料で提供された。駅ビル大阪ステーションシティのレストランフロアでは「沖縄グルメフェア」も開幕。11日まで、全22店舗でパインをはじめ沖縄食材を使ったメニューが販売される。

   沖縄タイムス
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categoryグルメ  time19:14

こども環境調査隊:固有種の保護考える 奄美・沖縄

こども環境調査隊:固有種の保護考える 奄美
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野生生物保護センターの後は、奄美海洋展示館も見学。
オニヒトデとホラ貝を同じ水槽に入れる実験を見つめる隊員
=31日、鹿児島県奄美市

 「沖縄こども環境調査隊2013」(主催・沖縄タイムス社、共催・沖縄美ら島財団)の小中学生8人は31日、奄美隊員6人と一緒に調査を本格的にスタートさせた。

 環境省奄美野生生物保護センターでは、国の天然記念物アマミノクロウサギなど奄美群島だけに生息する「固有種」保護の現状や課題を学んだ。
隊員は30日夜の調査で、アマミノクロウサギを実際に見ており「生息数はどう調べるのか」など次々に質問が出た。

 同センター自然保護専門員の水田拓さんは、奄美の固有種を脅かすものとしてマングースなどの外来種や捨て犬・猫、交通事故を挙げ「沖縄にも共通する問題だ」と指摘した。
古堅中3年の真栄田あかりさんは「環境問題は、人間のせいだと思う。みんなが関心を持つためにはどうするか、考えたい」と話した。

 両隊員は同日、コミュニティー放送局「奄美エフエムディ!ウェイヴ」にも生出演。与那原小6年の外間円佳さんらがこれまでの調査隊の活動を紹介した。

  沖縄タイムス
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category地域情報  time12:34

執心鐘入に後日談 組踊素材に現代劇(沖縄)

執心鐘入に後日談 「若松と宿の女」組踊素材に現代劇
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若松を探しにきた宿の女(右、佐辺良和)に語り掛ける
小僧3(中央、宮川雅彦)ら=23日、沖縄市民会館

 キジムナーフェスタ参加作品の「若松と宿の女~執心鐘入より~」(作・玉城朝薫、脚本演出・みうらもとお、高宮城実人)が7月21~23日、沖縄市民会館で上演された。

 組踊「執心鐘入」を現代劇に再構成。宮川雅彦が江戸から来た小僧3をコミカルに演じながら、組踊の決まり事やせりふの意味を観客に説明した。原作にはない宿の女(佐辺良和)の後日談も加え、現代人の感覚に訴える作品に仕上げた。

 原作は、中城若松を思うあまり鬼女となった宿の女が、座主の法力に退けられて終わる。

 本作では、宿の女が人間に戻り小僧3と結ばれるハッピーエンドに変えた。これまで宿の女を哀れに思っていた人には、うれしい演出だ。

 ただ、言い寄る宿の女に、若松(知花小百合)が言い放つ「女に生まれて義理を知らない者は地獄のようなものだ」という意味のせりふも説明してほしかった。傷つき、恋慕が執念に変わる女の心境が、分かりやすくなったのではないか。

 登場人物は標準語やウチナーヤマトグチを織り交ぜ、現代人も親近感が持てるようにしていた。

 花城英樹ら地謡も、宿の女が鬼女に変わる場面で効果音を演奏するなど工夫を加えた。


  琉球新報
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category沖縄観光  time09:32

迫力の声量と表現力 キュウ・ウォン・ハン(OKINAWA)

迫力の声量と表現力 キュウ・ウォン・ハン
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照屋江美子(右)とオペラアリアで共演するキュウ・ウォン・ハン。圧倒的な声量と表現力で来場者を魅了した=12日、那覇市のパレット市民劇場

 韓国ソウル出身のバリトン歌手キュウ・ウォン・ハンのリサイタル(カノンの会主催)が12日、那覇市のパレット市民劇場で開かれた。キュウはベルヴェデーレ国際声楽コンクールなど数々の受賞歴があり、日本では「題名のない音楽会」への出演などで知られる。オペラアリアから日本、韓国の歌曲まで、幅広い曲目をすさまじい声量と豊かな表現で彩り、来場者を圧倒した。
共演は関東を中心に活動する県出身の照屋江美子(ソプラノ)。ピアノは山岸茂人が務めた。

 リサイタルはシューベルト「ます」「野ばら」で幕を開く。
ヴェルディ「墓に近寄らないで」などを圧倒的な迫力で聞かせたかと思えば、トスティ「セレナータ」は叙情性豊かな旋律をみずみずしく奏でる。

 ヴェルディのオペラ「椿姫」から3曲を披露。
「ああ、そは彼の人か~花から花へ」は照屋が、熱情ほとばしるアリアを狂おしく歌う。キュウは「プロヴァンスの陸と海」で、息子を思う父親の心情を、心を震わせる響きに乗せる。「ヴィオレッタとジェルモンの二重唱」は2人の絶妙な掛け合いで来場者をドラマチックな一幕に引き込む。

 岡野貞一「故郷」でも味わい深い響きを醸し出したたほか、カッチーニ「アヴェ・マリア」は単純な歌詞の繰り返しを千変万化させる、キュウの表現の巧みさが際立った。

 金連俊「青嶺に住まう」(榎本潤編曲)は、韓国の山々に息づく自然の雄大さをゆったりとした旋律で描く。韓国民謡「舟歌」(榎本編曲)は漁師たちの威勢のいい「エヤー、テヤー」という掛け声が歌詞に含まれる印象的な曲。力強い旋律に、昔ながらの人々の豊かな暮らしぶりを映し出した。

 退場したキュウは鳴りやまない拍手で再び舞台に登場。アンコールに「見上げてごらん夜の星を」「芭蕉布」などで応え、来場者の喝采を浴びた。


  (宮城隆尋)


  琉球新報
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category音楽  time09:26

新作組踊 国立劇場おきなわ企画(OKINAWA)

好対照な新作組踊 国立劇場おきなわ企画
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神山虎千代(右、神谷武史)に駆け寄るチラー(宮城茂雄)
=28日、浦添市の国立劇場おきなわ
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心を通わせる平敷屋朝敏(右、東江裕吉)とウミキタル(小嶺和佳子)=28日、浦添市の国立劇場おきなわ

 国立劇場おきなわ企画の新作組踊「伊野波節異聞(ぬふぁぶしいぶん)」(眞境名正憲作、うえちかずを演出)と「平敷屋朝敏(ふぃしちゃちょうびん)」(勝連繁雄作、幸喜良秀演出)が28日、浦添市の同劇場で上演された。
「伊野波節―」は、抑えた演技と地謡による心情表現という伝統様式を順守。「―朝敏」は様式を踏まえながらも勝連の自作曲を用い、現代的な演出を取り入れた。立方の眞境名、音楽家で詩人の勝連という両作者の個性を反映し、好対照な組み合わせで楽しませた。

 「伊野波節―」は、ノロの娘チラー(宮城茂雄)が、首里から来た役人の神山虎千代(神谷武史)と許されぬ恋に落ちる。虎千代は首里に戻る前日、チラーが待つ石くびり(石ころの坂道)に急ぐが、謎の男たちに止められる。

 「散山節」など古典の名曲が多く用いられ、舞踊とともに思い悩むチラーや虎千代の心中を表現した。
印象的だったのは、いつもの石くびりで二人が落ち合う場面。チラーは声を掛けるのを一瞬ためらうが、虎千代の背中に駆け寄る。いじらしく、揺れるチラーの心が伝わってきた。虎千代が去った数年後、ノロになったチラーは思い出の石くびりに登る。歌とつらねで主題の「伊野波節」をじっくりと聞かせた。

 ほかにも民謡を用いた毛遊び、滑稽な「間の者(まるむん)」、京太郎(ちょんだらー)風の謎の男たち、虎千代との立ち回りなど見どころが満載だ。欲を言えば、見せ場が多すぎるのか、めりはりが弱い気もした。

 「―朝敏」は、芸術にたけた朝敏(東江裕吉)と王妃ウミキタル(小嶺和佳子)の禁断の恋が世のうわさとなる。王府は、人々の心を乱し、政治を批判しているなどの嫌疑で朝敏を捕らえ、処刑する。

 「風の詩」をはじめとする自作曲を用いた点が画期的だ。伝統的な楽器を用いながら古典の枠に収まらない曲調で、詩情あふれる旋律は文字通り「風」を思わせる。
ほかにも独自の試みを随所に取り入れた。現代とつなぐ役割の「風の精」(大湾三瑠(みつる))が登場し、朝敏の自由な魂についてヤマトグチで語る。処刑される場面では、照明の明るさや色をドラマチックに変えて無念さを表した。間の者(阿嘉修、石川直也)は朝敏の組踊「手水の縁」のパロディーを演じるなど、全体的にエンターテインメント性が高かった。

 伝統様式に新たな要素をどこまで取り入れるべきかは、人によって意見が分かれる。だが、創作が活発になり、それぞれが「組踊とは何か」と問い直すことは、琉球芸能にとってプラスに働くと思う。ほかの実演家も創作に挑戦してほしい。同時に我々見る側も、新作を楽しむだけでなく古典への造詣を深め、組踊の未来を考える姿勢を持ちたい。


 (伊佐尚記)


 琉球新報
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categoryフォトログ  time09:22

元気いっぱい観客沸く こども舞踊閉幕(沖縄)

元気いっぱい観客沸く こども舞踊閉幕
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「ヒヤミカチ節」を披露する玉城流椿会
=30日、沖縄市民会館

 第49回こども舞踊大会(主催・琉球新報社、協賛・沖縄明治乳業、ジミー)最終日の30日、「琉舞」の公演が沖縄市民会館で開かれた。子どもたちは最後まで力いっぱい踊り、6日間にわたる大会を締めくくった。

 「ヒヤミカチ節」を披露した玉城流椿会は、三板(さんば)を打ち鳴らしながら元気よく跳びはねた。朱日(あけび)流須賀子之会による「豊年」では、豚の作り物を担いで踊り、観客から笑顔がこぼれた。幸太鼓の会は「祝節」などで迫力ある太鼓を響かせた。


  琉球新報