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2013-07-18
「お帰りと言いたい」 比残留邦人2世・知念さんあす来県(沖縄)
「お帰りと言いたい」 比残留邦人2世
・知念さんあす来県
ノルマさんに会ったら「洋服を買ってあげたい」と話す
安里カツさん(左)と冨里ミヨさん
=17日、うるま市勝連津堅の冨里さん宅
【津堅島=うるま】
太平洋戦争の混乱でフィリピンに残された日系2世の知念ノルマさん(71)が19日、来県する。
20日に父常保さんの生まれた津堅島に渡り、叔母の冨里ミヨさん(87)、安里カツさん(79)ら親族と初めて対面する。
常保さんの墓参りやきょうだい、親族と交流する予定だ。
安里さんは「生きていればいつかは会える、会いたいと思っていた。とにかくお帰りなさいと言いたい」と思いを込める。
安里さんによると、1935年、常保さんは弟とフィリピンへ出稼ぎに渡った。同国から帰国した親類は「(戦争で)2人とも兵隊に取られた」「常保さんの奥さんは『田舎に帰る』と言って、ノルマさんを連れて行った」などと、ノルマさんの祖母カマさん(故人)に伝えたという。
フィリピンに出稼ぎに行った当時、幼かった安里さんは、常保さんのことは覚えていない。だが、帰国した親類から「常保さんは『早く沖縄に帰って、妹と暮らしたい』と話し、家族の写真を見ながら、お酒を飲んでいた」と伝え聞いた。
米軍の沖縄上陸が近づき、津堅島にも日本兵の兵舎が立ち並んだ。カマさんは、実家の裏で行われていた日本兵の訓練で、上官が部下をたたいて指導しているのを見て「常保たちも、あんなにふうにされていないか」と心配していたという。
昨年、冨里さんは初めてノルマさんの写真を見た。「(私たち)きょうだいと似ている」。安里さんは「兄さんが生きていれば、一緒に帰ってきたはず。お母さんにも『兄さんの子どもだよ』と報告したい」と唇をかみしめた。
琉球新報
・知念さんあす来県

ノルマさんに会ったら「洋服を買ってあげたい」と話す
安里カツさん(左)と冨里ミヨさん
=17日、うるま市勝連津堅の冨里さん宅
【津堅島=うるま】
太平洋戦争の混乱でフィリピンに残された日系2世の知念ノルマさん(71)が19日、来県する。
20日に父常保さんの生まれた津堅島に渡り、叔母の冨里ミヨさん(87)、安里カツさん(79)ら親族と初めて対面する。
常保さんの墓参りやきょうだい、親族と交流する予定だ。
安里さんは「生きていればいつかは会える、会いたいと思っていた。とにかくお帰りなさいと言いたい」と思いを込める。
安里さんによると、1935年、常保さんは弟とフィリピンへ出稼ぎに渡った。同国から帰国した親類は「(戦争で)2人とも兵隊に取られた」「常保さんの奥さんは『田舎に帰る』と言って、ノルマさんを連れて行った」などと、ノルマさんの祖母カマさん(故人)に伝えたという。
フィリピンに出稼ぎに行った当時、幼かった安里さんは、常保さんのことは覚えていない。だが、帰国した親類から「常保さんは『早く沖縄に帰って、妹と暮らしたい』と話し、家族の写真を見ながら、お酒を飲んでいた」と伝え聞いた。
米軍の沖縄上陸が近づき、津堅島にも日本兵の兵舎が立ち並んだ。カマさんは、実家の裏で行われていた日本兵の訓練で、上官が部下をたたいて指導しているのを見て「常保たちも、あんなにふうにされていないか」と心配していたという。
昨年、冨里さんは初めてノルマさんの写真を見た。「(私たち)きょうだいと似ている」。安里さんは「兄さんが生きていれば、一緒に帰ってきたはず。お母さんにも『兄さんの子どもだよ』と報告したい」と唇をかみしめた。
琉球新報
アバサーみっけ 迷子に?(OKINAWA)
アバサー稚魚みっけ 台風で迷子に?
近海で見つかるのは珍しいというアバサーの稚魚
=17日午後、南城市・知念海洋レジャーセンター
【南城】
県民の味「アバサー汁」で親しまれるハリセンボン(アバサー)の稚魚4匹が14日、南城市知念近海で見つかった=写真。
沖縄美ら海水族館によると稚魚は夏の間、沖合で生息しているとみられ、成魚のように近海で目にすることは珍しい。台風7号による潮流の変化が原因とみられる。
知念海洋レジャーセンターの屋比久敬裕さん(43)は「25年海の仕事をしているがアバサーの稚魚を見るのは初めて」と驚く。稚魚は体長1~1・5センチ。
沖縄タイムス

近海で見つかるのは珍しいというアバサーの稚魚
=17日午後、南城市・知念海洋レジャーセンター
【南城】
県民の味「アバサー汁」で親しまれるハリセンボン(アバサー)の稚魚4匹が14日、南城市知念近海で見つかった=写真。
沖縄美ら海水族館によると稚魚は夏の間、沖合で生息しているとみられ、成魚のように近海で目にすることは珍しい。台風7号による潮流の変化が原因とみられる。
知念海洋レジャーセンターの屋比久敬裕さん(43)は「25年海の仕事をしているがアバサーの稚魚を見るのは初めて」と驚く。稚魚は体長1~1・5センチ。
沖縄タイムス
図画や作文で平和訴え メッセージ展(八重山・沖縄)
図画や作文で平和訴え 児童生徒のメッセージ展

28日まで平和祈念館
「第23回児童・生徒の平和メッセージ展」(県主催)が17日から、八重山平和祈念館で始まり、八重山から入選した図画や作文、詩21点を含む87点が展示されている。
作品は6月23日の「慰霊の日」に合わせ、県平和祈念資料館と県教育委員会が県内の児童生徒から募集したもので、図画・作文・詩の創作活動を通して、児童生徒が平和について考え、平和を尊ぶ心を育てるのが狙い。28日まで。入場無料。
初日は祈念館前で開会セレモニーがあり、県平和祈念資料館の上與那原美和子館長が「子どもたちの平和メッセージを通して、多くの皆さんが恒久平和を願う『沖縄のこころ』『命の尊さ』を考える機会にしていただきたい」とあいさつした。 続いて、黒島一哉八重山教育事務所長(入嵩西義晴指導班長代読)、中山義隆石垣市長(崎山用育市民保健部長代読)がそれぞれあいさつした。
入賞者を代表して小学生の作文部門で最優秀賞に選ばれた島袋莉駆君(真喜良小1年)が「世界中のみんなが、ぼくみたいに仲良くしようと思ってくれたら、戦争がなくなると思います。みんなで仲良くいつまでも楽しく、幸せに暮らせるほうがいいです」と作品を読み上げた。
この日は、真喜良小の1年生児童65人も招待され、メッセージ展を見学した。
八重山毎日新聞

28日まで平和祈念館
「第23回児童・生徒の平和メッセージ展」(県主催)が17日から、八重山平和祈念館で始まり、八重山から入選した図画や作文、詩21点を含む87点が展示されている。
作品は6月23日の「慰霊の日」に合わせ、県平和祈念資料館と県教育委員会が県内の児童生徒から募集したもので、図画・作文・詩の創作活動を通して、児童生徒が平和について考え、平和を尊ぶ心を育てるのが狙い。28日まで。入場無料。
初日は祈念館前で開会セレモニーがあり、県平和祈念資料館の上與那原美和子館長が「子どもたちの平和メッセージを通して、多くの皆さんが恒久平和を願う『沖縄のこころ』『命の尊さ』を考える機会にしていただきたい」とあいさつした。 続いて、黒島一哉八重山教育事務所長(入嵩西義晴指導班長代読)、中山義隆石垣市長(崎山用育市民保健部長代読)がそれぞれあいさつした。
入賞者を代表して小学生の作文部門で最優秀賞に選ばれた島袋莉駆君(真喜良小1年)が「世界中のみんなが、ぼくみたいに仲良くしようと思ってくれたら、戦争がなくなると思います。みんなで仲良くいつまでも楽しく、幸せに暮らせるほうがいいです」と作品を読み上げた。
この日は、真喜良小の1年生児童65人も招待され、メッセージ展を見学した。
八重山毎日新聞
「沖縄だより」 オリオン・アサヒ (沖縄)
第三のビール「沖縄だより」
オリオン・アサヒ初の共同開発
第三のビールの新商品「アサヒオリオン沖縄だより」
【東京】オリオンビール(嘉手苅義男社長)とアサヒビール(小路明善社長)は17日、東京・千代田区丸ノ内の東京商工会館で記者会見し、業務提携する両社で初となる共同開発商品「アサヒオリオン沖縄だより」を、23日から沖縄県と奄美地区を除く全国で発売すると発表した。
「沖縄だより」は「第三のビール」で、沖縄の雰囲気や気分を県外の消費者に楽しんでもらうことを狙い2年前から開発に着手した。アサヒビールの「クリアなホップの香りを引き出す技術」と、オリオンビールの「二段ろ過製法」を採用し、さっぱりとした味わいと華やかな香りが特長となっている。
製造はオリオンビールの名護工場で行う。オリオンビールの製造に適しているとされる軟水「やんばるの水」を原料にしており、オリオンビールの宮里政一常務は会見で「夏の沖縄気分を楽しめる商品が出来上がった」と話した。
コンビニの店頭価格は税込み147円(350ミリリットル)。
年内に5万ケース(1ケース=大瓶20本換算)の販売を目指す。
琉球新報
オリオン・アサヒ初の共同開発

第三のビールの新商品「アサヒオリオン沖縄だより」
【東京】オリオンビール(嘉手苅義男社長)とアサヒビール(小路明善社長)は17日、東京・千代田区丸ノ内の東京商工会館で記者会見し、業務提携する両社で初となる共同開発商品「アサヒオリオン沖縄だより」を、23日から沖縄県と奄美地区を除く全国で発売すると発表した。
「沖縄だより」は「第三のビール」で、沖縄の雰囲気や気分を県外の消費者に楽しんでもらうことを狙い2年前から開発に着手した。アサヒビールの「クリアなホップの香りを引き出す技術」と、オリオンビールの「二段ろ過製法」を採用し、さっぱりとした味わいと華やかな香りが特長となっている。
製造はオリオンビールの名護工場で行う。オリオンビールの製造に適しているとされる軟水「やんばるの水」を原料にしており、オリオンビールの宮里政一常務は会見で「夏の沖縄気分を楽しめる商品が出来上がった」と話した。
コンビニの店頭価格は税込み147円(350ミリリットル)。
年内に5万ケース(1ケース=大瓶20本換算)の販売を目指す。
琉球新報
「シースカイ」料金半額に/ドイツ文化村20周年(宮古島・沖縄)
「シースカイ」料金半額に/ドイツ文化村
7~9月に20周年キャンペーン

会見でキャンペーンについて発表する長濱副市長(中央)
=17日、うえのドイツ文化村博愛記念館
うえのドイツ文化村は今年で開業20周年を迎えることを記念して、7~9月までの3カ月間、宮古在住者であれば水中観光船「シースカイ博愛」に通常料金の半額で乗船できるなどのキャンペーンを実施する。17日、長濱政治副市長と同施設の指定管理者である南西楽園リゾートの担当者らが会見を開き、キャンペーンについて発表した。
同施設は、1873年に台風のため座礁したドイツの商船ロベルトソン号の乗組員を上野宮国の住民らが救助し、帰国させた歴史などを踏まえ1993年に総工費48億円を掛け建設された。
20年の節目を記念したキャンペーンとして7~9月の3カ月間、宮古在住者であれば通常、大人2000円、小人1000円の「シースカイ博愛」の乗船料金が半額の大人1000円、小人500円となる。島外在住者も、1日7回の運航のうち午前9時と午後4時の運航便は半額となる。乗船には事前予約(電話76・6336)が必要。
リフレッシュパークプール(大人500円、小人300円)を利用した宮古在住の子どもには博愛記念館の無料入館券がプレゼントされるほか、通常、大人700円、小人400円の博愛記念館入館料が期間中は大人500円、小人200円に引き下げられる。
博愛記念館1階で開かれた会見で長濱副市長は「指定管理者である南西楽園リゾートの理解と協力の下、シースカイの半額利用など地元住民や観光客にいろいろなサービスを提供するので、大いに利用してほしい」と呼び掛けた。
南西楽園リゾートの担当職員は「水中観光船に乗ったことがない地元の子どももいると思う。夏休みを活用してそのほかの施設なども見学してほしい」とキャンペーン期間中の来場を呼び掛けた。
営業時間は午前9時から午後6時。キャンペーンに関する問い合わせは、うえのドイツ文化村(電話76・3771)まで。
.宮古毎日新聞
7~9月に20周年キャンペーン

会見でキャンペーンについて発表する長濱副市長(中央)
=17日、うえのドイツ文化村博愛記念館
うえのドイツ文化村は今年で開業20周年を迎えることを記念して、7~9月までの3カ月間、宮古在住者であれば水中観光船「シースカイ博愛」に通常料金の半額で乗船できるなどのキャンペーンを実施する。17日、長濱政治副市長と同施設の指定管理者である南西楽園リゾートの担当者らが会見を開き、キャンペーンについて発表した。
同施設は、1873年に台風のため座礁したドイツの商船ロベルトソン号の乗組員を上野宮国の住民らが救助し、帰国させた歴史などを踏まえ1993年に総工費48億円を掛け建設された。
20年の節目を記念したキャンペーンとして7~9月の3カ月間、宮古在住者であれば通常、大人2000円、小人1000円の「シースカイ博愛」の乗船料金が半額の大人1000円、小人500円となる。島外在住者も、1日7回の運航のうち午前9時と午後4時の運航便は半額となる。乗船には事前予約(電話76・6336)が必要。
リフレッシュパークプール(大人500円、小人300円)を利用した宮古在住の子どもには博愛記念館の無料入館券がプレゼントされるほか、通常、大人700円、小人400円の博愛記念館入館料が期間中は大人500円、小人200円に引き下げられる。
博愛記念館1階で開かれた会見で長濱副市長は「指定管理者である南西楽園リゾートの理解と協力の下、シースカイの半額利用など地元住民や観光客にいろいろなサービスを提供するので、大いに利用してほしい」と呼び掛けた。
南西楽園リゾートの担当職員は「水中観光船に乗ったことがない地元の子どももいると思う。夏休みを活用してそのほかの施設なども見学してほしい」とキャンペーン期間中の来場を呼び掛けた。
営業時間は午前9時から午後6時。キャンペーンに関する問い合わせは、うえのドイツ文化村(電話76・3771)まで。
.宮古毎日新聞
青年ら大綱を編む/宮古島夏まつり (OKINAWA)
青年ら大綱を編む/宮古島夏まつり
長さ80㍍、1・5㌧

共同作業で大綱を編む青年たち=14日、市営球場
宮古青年会議所と各地区の青年会員らは14日、市営球場で宮古島夏まつり2013(7月19、20日開催)の「東西大綱引き」に使用する大綱を編んだ。大綱の長さは、東西合わせて80㍍。重さが約1・5㌧。約50人が参加し、午後4時から9時半ごろまで、約5時間半をかけて編んだ。
今年、小綱を編んだのは腰原、地盛、狩俣、砂川、久松、下地、上野、西辺、伊良部、多良間の各青年会と大綱引きを担当する青年会議所を合わせて11団体。
多良間村から小綱が届いたのを待って、大綱編みとなった。
11団体が編んだ小綱の長さは900㍍。青年たちは小綱を束ね、直径約60㌢の大綱を仕上げた。
参加者の一人は、「共同作業は、青年の団結を実感できるので楽しい」と笑顔。作業終了後は、交流会を開き酒を酌み交わしながら団らんの一時を過ごした。
夏まつりのフィナーレを飾る大綱引きは、7月20日午後7時40分から下里公設市場前の交差点で行う。
.宮古毎日新聞
長さ80㍍、1・5㌧

共同作業で大綱を編む青年たち=14日、市営球場
宮古青年会議所と各地区の青年会員らは14日、市営球場で宮古島夏まつり2013(7月19、20日開催)の「東西大綱引き」に使用する大綱を編んだ。大綱の長さは、東西合わせて80㍍。重さが約1・5㌧。約50人が参加し、午後4時から9時半ごろまで、約5時間半をかけて編んだ。
今年、小綱を編んだのは腰原、地盛、狩俣、砂川、久松、下地、上野、西辺、伊良部、多良間の各青年会と大綱引きを担当する青年会議所を合わせて11団体。
多良間村から小綱が届いたのを待って、大綱編みとなった。
11団体が編んだ小綱の長さは900㍍。青年たちは小綱を束ね、直径約60㌢の大綱を仕上げた。
参加者の一人は、「共同作業は、青年の団結を実感できるので楽しい」と笑顔。作業終了後は、交流会を開き酒を酌み交わしながら団らんの一時を過ごした。
夏まつりのフィナーレを飾る大綱引きは、7月20日午後7時40分から下里公設市場前の交差点で行う。
.宮古毎日新聞