2013-06-04



白梅学徒隊の体験を絵本に (OKINAWA)

白梅学徒隊の体験を絵本に 退職教員ら出版
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絵本のモデルになった中山きくさん(左から3人目)と編集に携わった(左から)池宮城けいさん、比嘉美津枝さん、1人置いて磯崎主佳さん=3日、県教育会館
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「きくさんの沖縄戦」の1ページ

 県退職教職員会女性部(大嶺初子部長)が23日の慰霊の日を前に、絵本「白梅学徒隊きくさんの沖縄戦」を完成させた。
3日、那覇市の県教育会館でお披露目され、モデルとなった
元白梅学徒隊で白梅同窓会会長の中山きくさん(84)は「沖縄戦の事実を絵本に残すのは貴重なこと。多くの若い人に読んでほしい」と呼び掛けた。
文章をまとめた退職教諭の比嘉美津枝さん(65)は「絵本を通して、中山さんがいつも言う『平和のバトンタッチ』ができれば」と
期待した。
(天久仁)

 絵本は県立第二高等女学校の生徒で、当時16歳の中山さんが沖縄戦に巻き込まれる様子を描いた。学業半ばで従軍看護婦として戦争に出された中山さんが、負傷兵の看護に従事したり、戦場を逃げる姿を通して戦争の恐ろしさを伝える内容となっている。

 退職教職員会女性部はこれまで9冊の絵本を作成しているが、今回は若い世代に沖縄戦を知ってもらおうと、中山さんの学生時代の戦争体験をテーマに設定した。絵は絵本作家の磯崎主佳さん(41)、全体の構成は児童文学者の池宮城けいさん(70)がそれぞれ担当した。

 中山さんは「戦争中、疲れ果ててしまい、手りゅう弾で死ぬことを考えたが、友人に止められて思いとどまった」と当時を振り返りながら、「次の世代に命の大切さを伝え、戦争への道を二度と歩ませないことを考えた」と絵本に込めた思いを語る。

 編集作業は今年1月に始まり、中山さんへの聞き取りや資料を基に、半年で完成にこぎ着けた。磯崎さんは「沖縄戦当時の様子を教えてもらいながら、中山さんが見た風景を描いた」と話す。中山さんは「私のような戦争のある道を歩ませたくない。戦争は人間にとって一番不幸なことです」と平和の大切さを強調した。

 絵本は1冊千円(税込み)。
 問い合わせは 電話098(867)0161、
 沖教組教育研究所。

  沖縄タイムス

艶やかマンゴー (OKINAWA)

艶やかマンゴー 今期出荷始まる
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買い受け人に競り落とされたマンゴーの伝票を確認する
沖縄協同青果の社員=3日、浦添市の県中央卸売市場

 県産マンゴーの出荷が浦添市の県中央卸売市場で始まっている。台風上陸で2年続けて不作となったが、今年は春先の気温が高かったことから例年よりも2週間前後早く市場に出回っている。沖縄協同青果によると、今年は3年ぶりに500トン台に回復し、平年並みの出荷量となる見通し。

 3日の競りには、豊見城産や今帰仁産のマンゴー計550キロが出荷された。威勢のいい競り人の呼び掛けに応じて、買い受け人が買値を手で合図し、次々と競り落としていった。

 沖縄協同青果によると、この時期に出回るマンゴーのほとんどが県外に販売され、中旬ごろから徐々に県内での流通が見込まれるという。出荷のピークとなる7月中旬ごろには、最大で1日50トン前後が取引される見通し。


 沖縄タイムス
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categoryグルメ  time10:17

イルカも大公開 (美ら海水族館・沖縄)

イルカも大水槽で公開 美ら海水族館
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大水槽内を泳ぐマダライルカを見上げる観光客ら
=1日、本部町の美ら海水族館

 【本部】本部町の美ら海水族館で1日からマダライルカが大水槽「黒潮の海」で公開されている。イルカの水槽展示は同水族館で初めて。海中生物の生態などを知る上で貴重だという。

 マダライルカは和歌山県太地町立くじらの博物館から譲渡された。現在公開されているのは雄雌の2頭。
残り1頭も準備が整えば公開される。
イルカは海洋博公園内のショーで活躍しているが、同水族館のシンボル的存在でもあるジンベエザメなどの魚が入る水槽で展示される機会はなかった。
同水族館魚類チームサブリーダーの仲里美之さんは「自然の生態系を再現すると同時に、魚と哺乳類がどう共存しているかなど、調査研究したい」と話した。


  琉球新報
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category沖縄観光  time10:13

 読谷を味わう料理レシピコンテスト (OKINAWA)

高橋さん最優秀賞に輝く 読谷を味わう料理レシピコンテストnull
自慢の料理を披露した応募者(前列)と審査員ら
=5月25日、読谷村のホテル日航アリビラ
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最優秀レシピ賞に輝いた「にがな・長命草・ハンダマと紅芋の出会い」

 【読谷】読谷村のホテル日航アリビラは5月25日、「読谷を味わう料理レシピコンテスト」を同ホテルで初めて開いた。
応募20作品の中から最優秀レシピ賞に選ばれたのは、「長寿」をテーマに、ニガナや長命草、ハンダマを添えた炊き込みご飯。
出品した高橋加代美さん(42)=村瀬名波=は「とてもうれしい。ぜひ多くの人に食べてもらいたい」と喜んだ。
優秀レシピ賞に選ばれた3品を含め、1日から同ホテルのレストランでメニューに加わっている。

 コンテストは、地域との交流を深めることを目的に読谷村民限定で初めて開いた。

 書類選考を通過した7人が村特産の野菜や紅芋を使い、自慢の料理を披露した。

 高橋さんのレシピは、酢や紅芋を混ぜて炊いた赤紫色のご飯の上に、ニガナ、長命草、ハンダマなどの葉野菜と角切りの紅芋や豆腐をあえたサラダを乗せた。

 ホテルの料理長や村観光協会の小平武会長、石嶺伝実読谷村長らが審査し、「テーマや味が今の時代にマッチし、素材の一つ一つから読谷の歴史を感じる」と評された。

 高橋さんは「このような素晴らしい食材が手に入る市町村は他にない。最近の沖縄は飽食になり、寿命が短くなっている。長寿を取り戻す活動を読谷村から広げ、沖縄の人たちに食への意識を高めてもらいたい」と語った。

 石嶺村長は「すばらしい成績だった。来年からは村長賞を設けたい」と話した。

 優秀レシピ賞は清水恵美子さんの「読谷粽(ちまき)」、知花芳枝さんの「てぃあんだ ヒラメー」、知花世佑子(ようこ)さんの「ヒラヤーチ コンビネーション」だった。


  琉球新報
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categoryグルメ  time10:01

『どうする沖縄の学力』 処方箋示す・ OKINAWA

『どうする「最下位」沖縄の学力』 明快な処方箋示す野心作null
『どうする「最下位」沖縄の学力』西本裕輝著
 琉球新報社・1429円

 本書は文部科学省の「全国学力・学習状況調査」を活用して、沖縄の子どもたちの学力向上への道を解き明かした待望の書である。しかも、学校ではなく家庭、子どもではなく親、勉強ではなく生活の仕方こそ学力向上のカギであることを証明した野心作である。そのユニークさのエッセンスを紹介しよう。

 沖縄の学力の低さは以前から知られていた。だが同時に、勉強はできなくても体力は負けない。みんな優しくて人間性は豊か。このような沖縄の子どもの育ちを擁護する楽観論もよく聞かれた。これが間違った認識であることを、著者は調査結果を駆使して明快に実証する。

 実は低いのは学力だけではない。体力やモラルも下位である。これが調査結果の示す沖縄の実像。「知」「徳」「体」の土台は一つ。その改善なくして学力向上を望めない。
逆に改めればすべて良くなる。土台とは何か。家庭での生活習慣である。早く寝て、早く起きて、朝ご飯を食べる。これを毎日続ければ、学力も体力もモラルも上向きになる。沖縄と学力日本一・秋田の調査結果を比較した結論である。

 論証の明確さと処方の具体性は痛快でさえある。なぜか。著者自身の実践による検証を経ているからである。

 その一つは、沖縄の小・中学校に自ら出向き、それぞれの学校の調査結果を用いて、保護者の皆さんと対話することから生まれた診断であること。その治療の処方箋は、沖縄の生活実感に棹(さお)さす言葉でつづられる。

 もう一つは、沖縄の子として生まれ育つ3人の子どもの父親としての実践。数値の背後にある沖縄の家庭生活の課題が、沖縄の日常を懸命に生きる心によりそう言葉で語られる。その改善策が、3児の父の優しさに包まれた警句とともに示される。

 学力調査をこれほど生かした書を知らない。学力最下位というデータをランキングの道具ではなく、子どもの可能性の扉を開く準備に活用する。沖縄の親だけでなく、子どもの未来に責任をもつべき全国の大人に読んでもらいたい書である。

 (馬居政幸・静岡大学教授)

  琉球新報

やはり“国境の島”だとつくづく思う…与那国島

与那国島はやはり“国境の島”だとつくづく思う…

 与那国島はやはり“国境の島”だとつくづく思う。それは島のあちこちに自衛隊反対と賛成の横断幕があり、さらに空港待合室には、ウリミバエがお隣の台湾などから再び侵入の恐れがあって、警戒を呼びかけるパネルが掲示されているからだ
▼かつて沖縄は、ウリミバエの汚染地域ということでゴーヤやスイカ、マンゴーなどほとんどの果菜類が長い間、本土移出を制限された
▼それが不妊虫放飼という画期的な方法で93年に八重山を最後に同ミバエが根絶され、ほとんどの野菜や果物が本土でも自由に販売できるようになった。ところが台湾や東南アジアに近く、いつでも再侵入の恐れがあることから今なお県内全域で不妊虫放飼が続き、国境の与那国はその最前線だ
▼沖縄農業に壊滅的な打撃を与えるウリミバエは、備えを怠ると再侵入の可能性は高い。しかし好戦的なタカ派が言うように中国の離島侵攻、日本への軍事侵略はあるだろうか
▼ある識者らに言わせると、それは日本の挑発がない限り低いようだ。理由は世界第二の経済大国になった国が、たかが尖閣で世界を相手に国がつぶれるような経済崩壊を引き起こし、国の安定や発展のマイナスにしかならない戦争まで仕掛けるかというものだ
▼となると与那国はじめ先島への自衛隊配備の論理も崩れる。

 (上地義男)

  八重山毎日新聞

初夏にお茶を楽しむ (八重山・沖縄)

初夏にお茶を楽しむ
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表千家不白流八重山白和会

 表千家不白流八重山白和会(山城宗洋会長)のばがなつの茶会が2日、ホテル日航八重山の八重山の間で開かれ、市民多数が茶菓子と茶を楽しんだ。

 茶会は、山城会長が「地元の人たちにお茶の楽しさを知ってほしい」との思いから始め、今年で10年目。2月の立春の茶会に続き開催した。

 同会は、南海山桃林寺の小林昌道住職が書いた短冊を飾り、茶わんや水指、香合などに地元のものを使うなどして、地域に根差した茶会を目指している。

 茶会を終えた山城会長は「お茶会を体験したことがない人にも、お茶の楽しみを伝えることができ、とてもうれしい」と話した。

  八重山毎日新聞
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category地域情報  time09:23

女子重量挙げ、福里悠が優勝 (県高校総体 ・沖縄)

県高校総体女子重量挙げ、福里悠(69㌔級)が優勝
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63㌔級を制した宮古の福里 (右) と69㌔級3位の上原
=2日、 糸満市の沖縄水産高校

 県高校総体重量挙げは2日、 糸満市の沖縄水産高校で大会2日目を行い、 女子63㌔級で福里悠 (宮古2年) がスナッチ (S) 73㌔、 クリーン&ジャーク (C&J) 85㌔のトータル158㌔の自己ベストで優勝を果たした。
また同69㌔級で上原美奈実 (同3年) がS55㌔、 C&J65㌔のトータル120㌔で3位に入賞した。 2人は標準記録を突破し、 7月19日から滋賀県で開催される全国高校女子ウエイトリフティング競技選手権大会への出場を決めた。

 福里は3月に行われた全国高校選抜大会で準優勝した実力通り、 S、 C&Jの計6本の試技をすべて成功させた。
また自己ベストを8㌔更新し見事優勝を勝ち取った。 福里は 「緊張していたが、 自己ベストを更新することができてよかった。
6本の試技とも成功できたのはうれしい。 インターハイに向け、 一つひとつ練習を重ね、 けが無く、 ベストの状態で出場し、 優勝したい」 と意気込みを語った。

 上原は初の全国大会に向け 「C&Jで目標としていた67㌔を挙げることができず悔しい。 インターハイは最後の大会になる。 悔いの残らないよう頑張りたい」 と話した。

 渡慶次晃監督は 「福里は全国でも上位にいるが、 練習を積み、 今よりさらに上を目指し取り組んでいく。 上原は創部当初から取り組んでおり、 3年目で全国大会に出ることができた。
自己記録更新、 優勝を目指したい」 と期待を寄せた。


  宮古新報
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categoryスポーツ  time09:17

身体障がい者スポーツ大会、挑む (宮古地区・沖縄)

宮古地区身体障がい者スポーツ大会、各種競技挑む
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アキュラシー競技で、 風に乗せて的の輪を狙う参加者
=2日、 市陸上競技場

 第7回宮古地区障がい者スポーツ大会が2日、 市陸上競技場で開催された。 この日は快晴に恵まれ、 南国の夏らしい日差しと心地良い風が吹く中、 15支部・施設利用者ら多数が参加し、 それぞれの障害に応じたトラックでの競走やフィールドでの跳躍、 投てき各種目で和気あいあいと競い合った。 大会にはことしも中学生や一般のボランティアが参加し、 運営をサポートするとともに走・投・跳各種目に挑む選手に温かい声援と拍手を送った。

 この大会は、 障害者のスポーツ振興とスポーツへの積極的な参加を促進し、 障害者がスポーツを通じて自らの障害を克服し、 心身の回復と維持増強を図り、 明るい希望と勇気を持ってたくましく生きる能力を育てるとともに、 社会の障害者に対する理解と認識を深め、 障害者の自立と社会参加推進に寄与することを目的としているもの。

 県や宮古島市、 多良間村、 県身体障害者福祉協会、 県手をつなぐ育成会、 県精神障害者連合会、 宮古身体障害者連合会、 NPO法人宮古地区手をつなぐ育成会、 宮古地区精神障害者家族会が共催している。

 開会式で宮古身体障害者連合会長の池間太郎大会長が、 「選手の皆さんには、 日ごろ鍛えた技と力を存分に発揮し和気あいあいと競技するとともに、 これを機に組織の連帯と結束を強固に達成できますよう心からお願する。 ボランティアとの交流も深めてほしい」 とあいさつした。

 県宮古福祉保健所の仲宗根正所長 (代読) は 「日ごろ鍛えた力を存分に発揮し、 多くの仲間と交流を深め、 友情の輪を広げて頂きたい。 会場の皆さんには、 選手と一体となって声援を送り、 大会を盛り上げて頂きたい」 と選手たちを激励。 宮古島市の下地敏彦市長は 「県内で唯一、 身体・知的・精神の3障害を対象とした大会として高い評価を受けており、 多くのボランティアによって支えられ、 障害者総合支援法の基本理念で謳われている共生社会の実現に寄与する。 ケガや自己の無いよう注意しながら多くの仲間と交流を深め、 友情の輪を広げて頂きたい」 とエールを送った。

 続いて平良支部の与那覇正規さん・内間文子さんが 「日ごろ練習した成果を発揮し、 はつらつ楽しく競い合うことを誓う」 と選手宣誓したあと競技を開始した。

 汗ばむ陽気の中、 選手たちは50㍍や100㍍、 200㍍、 400㍍の競走、 走り幅跳びや立ち幅跳びなどの跳躍、 ソフトボール、 ジャベリックスロー、 砲丸投げ、 アキュラシーの投てき各種目に真剣な表情で挑み、 日ごろの練習成果を発揮して競い合った。



  宮古新報
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category地域情報  time09:09

赤嶺桃香 制す─重量挙げ (宮古島・沖縄)

赤嶺桃香48㌔級制す─県高校総体・重量挙げ
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【那覇支局】県高校総体重量挙げは1日、 糸満市の沖縄水産高校で初日の競技を行い、 女子48㌔級で赤嶺桃香 (宮古1年) がスナッチ35㌔、 ジャーク43㌔、 トータル78㌔の自己ベスト記録で初優勝を飾った。 最終日のきょう2日は、 63㌔級全国2位の福里悠 (同2年) らが登場する。
続き
 4選手がエントリーした48㌔級で栄冠を手にした赤嶺は 「記録はもう少し伸ばせたと思う。 初めての大会で優勝はうれしいが、 悔しさもある。 気持ちが弱かった」 と反省。 スナッチとジャークのトータルで90㌔の標準記録に届かず、 全国大会出場はならなかったが 「全国を目標に、 もっと練習を頑張りたい」 と気持ちを切り替えた。
 初日は同校から各級に1年生4人、 2年生1人の計5人が出場。 全選手が自己記録を更新した。 渡慶次晃監督は 「とても大きな収穫になった。 この経験を生かし、 選手一人ひとりのステップアップにつなげたい」 と語った。
 宮古勢女子初日の結果は次の通り。
【48㌔級】①赤嶺桃香=トータル78㌔③大野愛=同53㌔④源河美乃里=同44㌔【53㌔級】③下地華菜惠=同73㌔【58㌔級】②松本千夏=同90㌔


  宮古新報
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categoryスポーツ  time08:59