2013-06-26



不戦誓う 戦争マラリア 追悼式(八重山・沖縄)

3647柱に不戦誓う 戦争マラリア犠牲者追悼式
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戦争マラリアの犠牲者に祈りをささげる参列者
=23日、石垣市の八重山戦争マラリア犠牲者慰霊之碑

 【石垣】
慰霊の日の23日、石垣市は「八重山戦争マラリア犠牲者追悼式」と「石垣市全戦没者追悼式・平和祈念式」を行った。
両式典の出席者は戦争マラリアなどで亡くなったみ霊に哀悼の意を表し、二度と戦争を起こさないよう努力することを誓った。

 八重山は地上戦がなかったものの、軍命で住民がマラリア有病地に強制避難させられ、3647人がマラリアで死亡。「もう一つの沖縄戦」として語り継がれている。

 八重山戦争マラリア犠牲者追悼式で中山義隆市長は「住民は軍命により強制疎開させられ、生き地獄を味わった。体験者の高齢化で生の証言は貴重で、決して風化させてはいけない。次世代に継承する責務がある」と式辞を述べた。

 八重山戦争マラリア遺族会の篠原武夫会長は「極限状態で戦争の不条理と残酷さを体験した。戦争を起こすのも人間だが、戦争を許さない努力ができるのも人間だ」と不戦を誓った。

 石垣市全戦没者追悼式では、平和を考える作文コンテストの入賞者が作文を朗読した。

 最優秀賞の平田こころさん(石垣第二中3年)は「最近、日本でも戦争を擁護する意見や考えをニュースで耳にすることが増えてきたように思う。このことに私は恐怖を覚える」と危機感を強調。「戦争のない平和な世界で生きたかった先祖の願いを、私たちが声にしていかなければならない」と誓った。


  琉球新報

 エコキャンドルともす 戦没者追悼 (宮古島・おきなわ)

照明消し 戦没者追悼 エコキャンドルともす
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ライトダウンされた店内で、エコキャンドルの明かりを囲む家族連れ=23日、宮古島市平良西里のファミリーレストランばっしらいん

 【宮古島】
照明を消して戦没者に哀悼の意を表すとともに、環境保全意識を高めようと「慰霊の日・ライトダウン」が23日、宮古島市内の飲食店など26店で行われた。

 来店者らは市内の小学生らが作ったエコキャンドルに火をともし、68年前の沖縄戦の悲劇に思いをはせた。平良西里のファミリーレストラン「ばっしらいん」では一部座席で同日午後8時から、数分間電気を消灯した。

 下地弘さん(52)は「戦争を知らない世代の子どもたちが沖縄戦を引き継ごうとキャンドルを作ったのも大切な取り組みだ」と語った。


   琉球新報

異郷で咲く舞の花 紅倫の会、沖縄

異郷で咲く舞の花 紅倫の会、教師3人披露公演
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創作「アリアケ」を踊る新教師ら
=浦添市の国立劇場おきなわ

 紅倫の会照屋倫子琉舞道場はこのほど、浦添市の国立劇場おきなわで、教師免許披露公演「舞ひとすじ」を催した。
新教師の山口友子、國本真代、時本ひとみをはじめ、門下生が古典や創作「アリアケ」などを披露した。
新教師3人はいずれも県外出身。照屋会主の県外公演を見たのをきっかけに、沖縄に移り住み芸に打ち込んできた。

 「アリアケ」は照屋会主が1987年に振り付けた作品。
新教師3人と比嘉加奈子、高良涼子で踊った。
ブラジルから交流の証しとして沖縄に持ち込まれたアリアケカズラがテーマ。
沖縄で咲く異国生まれの花を、3人に重ねた。
幻想的な琴で始まり、にぎやかな歌三線が入る。花を付けた小道具を回しながら踊り、明るく咲く花のけなげさや力強さを表した。

 一人舞は、山口が「かせかけ」「花風」、國本が「本嘉手久」「むんじゅる」を踊った。時本は女踊「瓦屋」と二才踊「高平良万歳」を披露した。


  琉球新報
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category沖縄観光  time17:31

「うたの日コンサート」 BEGIN・OKINAWA

29日「うたの日コンサート」 BEGIN、完熟トリオら

 「沖縄からうた開き! うたの日コンサート2013」が29日午後3時から、嘉手納町の兼久海浜公園特設会場である。
慰霊の日の翌日を歌が解放された「うたの日」として祝おうと、BEGINの呼びかけで2001年に始まった。
本島開催は3年ぶり。嘉手納町出身の古謝美佐子が10年ぶり2回目の出演。
県外から完熟トリオ(小坂忠、鈴木茂、中野督夫)、手嶌葵らのほか大竹しのぶが初出演する。
BEGIN「ウルマメロディー」はエイサー、フラなどの出演者と共に総勢100人で歌う予定だ。

 BEGINは「嘉手納町は素晴らしい所です! 最高の出演者もそろいました! 野國總管がお芋の苗を持ち帰ったような気持ちで、うたを届けられたらと思います」とコメント。

 小坂忠(完熟トリオ)は「完熟トリオの微妙な調和を楽しんで」と呼び掛け、リアルタイムシンガー・ソングライター高橋優は「沖縄の空の下、うたの日コンサートに出られることを光栄に思う」、ハワイから初参加のHonoka&Azitaは「ウクレレを通じてハワイと沖縄の架け橋になりたい」、虎姫一座は「沖縄の太陽のもと、皆さんと大合唱するのが待ち遠しい」とそれぞれコメントした。
料金(ブロック指定)1500円。
高校生以下(当日、会場のみで販売)500円。
未就学児無料。

  PMエージェンシー(電話)098(898)1331。
 ※実行委は公共交通機関での来場を呼び掛けている。 
バスツアー(チケット、専用特典付き)や、チケットを持っている人が対象の送迎バスプラン(本島各地発着)もある。

  バスに関しては沖縄ツーリスト本店
   (電話)098(862)1111。


  琉球新報
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category音楽  time17:26

伝統のヒアガラサー体験!おきなわ

伝統のヒアガラサー体験 大漁!大鍋2杯分
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網にかかった魚を捕まえた少年
=23日、恩納村南恩納の屋嘉田潟原海岸

 【恩納】
恩納村南恩納区(谷喜美子区長)の住民が23日、地元文化の継承と自然体験を目的に、かつて地元の漁師が行っていた漁法、「ヒアガラサー」を実施した。
ヒアガラサーは、「干上がった」という意味で、満潮時のリーフ内に網を仕掛け、干潮時に網にかかった魚を取る。同区では約16年前に途絶えたが、2012年に復活させた。

 この日午前、約100人の親子連れが、同区の海岸、屋嘉田潟原に集合。早朝に仕掛けた幅1メートル、長さ約1キロの網に沿って、魚を探して歩いた。

 子どもたちはわれ先に捕まえようと水しぶきを上げながら、「こっちにいる」「でっかいの捕まえた」などと歓声を上げ、食べられるものだけ取っていった。漁の後は親子でさばき、刺し身や魚汁などにして食べた。

 谷貴美子区長は「大きなシンメー鍋2杯分の魚にみんな大喜びだった。昔ながらの漁法や文化を伝えていくため、今後も続けていく」と語った。


  琉球新報
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category沖縄観光  time17:14

「ハルサーエイカー」台湾TV放映へ(OKNAWA)

「ハルサーエイカー」台湾TV放映へ

 県産アクションヒーロードラマ「ハルサーエイカー」が今週末から、台湾のテレビ局で放映されることになった。現在、県外の3局で放映されているが、海外は初めて。ケーブルテレビ局の八大電視台が、続編も含め計26話を中国語の字幕付きで放映する。

 製作したエイカーフィルムは「沖縄の魅力を海外へ発信する大きな機会。アジア各国に広げたい」。八大電視台は「沖縄で非常に高い視聴率を獲得した作品。台湾でも食育に関心が高まれば」と期待した。


沖縄タイムス

水族館が出現/桟橋に (佐良浜漁港・宮古島)

天然水族館が出現/佐良浜漁港
浮き桟橋周辺に熱帯魚

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体色が鮮やかな青色のイラブチャー
=25日、佐良浜漁港の浮き桟橋

 佐良浜漁港の高速旅客船の離発着場である浮き桟橋の周辺海域に美しい熱帯魚が生活し始め、乗降客の間で「天然水族館」と話題を集めている。今後も熱帯魚の観賞スポットとして人気が急上昇しそうだ。

 回遊している代表的な熱帯魚は、ブダイ類の仲間のハゲブダイ(方言イラブチャー)、ヒレナガハギ、ツマリテングハギ(同マスイ)、テングハギ(同マブユ)。生活するようになったのは、浮き桟橋の底部に主食の海草が生えているのが原因と考えられている。
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体色が美しい模様のヒレナガハギ

 パンの耳をちぎって投げると、水中から急いで浮上し、競って食べている。特に鮮やかなハゲブダイと美しい模様のヒレナガハギは人気。浮き桟橋から見下ろす乗降客らは思わず「きれいな魚」と感嘆の声を上げている。

 高速船の乗組員らは「見物客が増えるようになり、話題は尽きない。魚に悪い影響を与えないように静かに観賞してほしい」と呼び掛けている。

.宮古毎日新聞
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category沖縄観光  time09:20

満月の下、切々と 唄う (八重山・沖縄)

満月の下、切々と あがろうざ節唄う集い
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 第6回マフタネーの「アコウ木ぬ下ぬ『あがろうざ節』を唄う集い」(登野城五町内会主催)が23日夕、登野城のアコウ木ぬ下ぬ緑地で開かれた。

 八重山を代表する子守歌で知られている「あがろうざ節」の継承や世代間の交流を図るのが目的。

 與那國久枝八重山おどり稽古道場の子どもたちによる舞踊「あがろうざ節」で幕開け。

 出場者の中には小学生や乳飲み子と一緒に舞台に上がる親子もおり、思い思いのスタイルで八重山を代表する子守歌を響かせた。

 登野城5町内会の上地和浩会長は「地域に定着し、心待ちにしている人もいる。あがろうざ節は子守歌として知られているが、教訓歌でもあり、子どもたちが歌い継いでいってほしい」と話した。

 この日は満月。会場のアコウ木の広場には住民らが続々と集まり、絶好の月明かりの下、「あがろうざ節」に聴き入った。

  

  八重山毎日新聞

海面埋める白い花 開花(八重山・沖縄)

海面埋める白い花 ウミショウブ大量開花
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ウミショウブ

 夏の大潮の干潮時に合わせて開花する海草の一種、ウミショウブ(トチカガミ科)が24日、石垣市野底の多良間海岸で開花し、のそこ幼稚園の園児と野底小学校の児童らが観察会を行った。例年より大量の開花とあって、園児や児童たちは「きれい」と海面いっぱいに広がる白い花に歓声を上げていた。

 国内では石垣島と西表島周辺の海岸に生息するウミショウブは、雌花は根元付近にあるため、干潮時にしか顔を出さず、雄花はそれに合わして開花する。数ミリほどの雌花と雄花は海面に浮きながら、ゆらゆらと波の動きに任せて受粉する。

 毎年行われている観察会は、エコツアーふくみみ代表の大堀健司さんが講師を務め、児童たちにウミショウブについて分かりやすく説明した。

 海面に浮かぶウミショウブに子どもたちは「すごい。いっぱいある」と手のひらいっぱいに白い花を集めて喜んでいた。
野底小5年の志田地球(まある)君は「去年以上に見られた」と笑顔をみせ、柳澤福見さん(同)も「雄花が出るところを初めて見た。来年もきれいな花を見たい」と話した。

 大堀さんは「今年は例年になく大量に咲いた。年に一日だけしか咲かない。もしかしたら、次の満月で少し見られるかもしれないが、きょうのようにたくさんは咲かないと思います」と話した。

  八重山毎日新聞
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category沖縄観光  time09:09