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2013-06-20
規格外マンゴーを加工 大規模出荷へ(宮古島・沖縄)
宮古島産マンゴー、規格外を冷凍 大規模出荷へ

倉庫に運ばれた規格外品のマンゴー
=19日、宮古島市下地のコーラル・ベジタブル社
【宮古島】
ティダファクトリ(宮古島市、荷川取ゆり子社長)は19日、宮古島産の規格外マンゴーを1次加工して冷凍マンゴーを製造し、本土企業へ大規模出荷に乗り出すと発表した。
20日から製造し、今シーズンは最大20トンの加工処理を計画。規格外品の市場流通による価格下落を避け、宮古島マンゴーの名を冠した商品が流通することで知名度のアップとブランド化につなげたい考えだ。
荷川取社長が19日、宮古島市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、明らかにした。
同社が対象とするのは外に傷が付いているなど「規格外品」といわれるマンゴー。皮をむき、種を抜いたマンゴーを冷凍して東京のメーカーに出荷する。製造業務を宮古島市の第三セクター、コーラル・ベジタブル社(社長・下地敏彦市長)に委託し、両社従業員が共同作業する。6月20日から7月25日の5週間で最大20トンを加工する体制を組む。
加工品の引取先としては12年に試験的に1次加工品を出荷し、「宮古島マンゴーあめ」を商品化した榮太郎総本舗(東京)などがあるという。
ティダファクトリによると、宮古島産マンゴーはことし、過去最高の600トン程度の生産が見込まれている。16年度には千トンを超えるともいわれ、生産量の1、2割程を占める規格外品の対処が課題になっていた。
琉球新報

倉庫に運ばれた規格外品のマンゴー
=19日、宮古島市下地のコーラル・ベジタブル社
【宮古島】
ティダファクトリ(宮古島市、荷川取ゆり子社長)は19日、宮古島産の規格外マンゴーを1次加工して冷凍マンゴーを製造し、本土企業へ大規模出荷に乗り出すと発表した。
20日から製造し、今シーズンは最大20トンの加工処理を計画。規格外品の市場流通による価格下落を避け、宮古島マンゴーの名を冠した商品が流通することで知名度のアップとブランド化につなげたい考えだ。
荷川取社長が19日、宮古島市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、明らかにした。
同社が対象とするのは外に傷が付いているなど「規格外品」といわれるマンゴー。皮をむき、種を抜いたマンゴーを冷凍して東京のメーカーに出荷する。製造業務を宮古島市の第三セクター、コーラル・ベジタブル社(社長・下地敏彦市長)に委託し、両社従業員が共同作業する。6月20日から7月25日の5週間で最大20トンを加工する体制を組む。
加工品の引取先としては12年に試験的に1次加工品を出荷し、「宮古島マンゴーあめ」を商品化した榮太郎総本舗(東京)などがあるという。
ティダファクトリによると、宮古島産マンゴーはことし、過去最高の600トン程度の生産が見込まれている。16年度には千トンを超えるともいわれ、生産量の1、2割程を占める規格外品の対処が課題になっていた。
琉球新報
「闘牛熱愛語る 」 (沖縄)
「闘牛愛」熱く語る 横綱誕生 東大合格より難しい

闘牛の魅力を語る(左から)松崎圭将さん、伊波大志さん、
池原正寿さん=16日、恩納村博物館
【恩納】
闘牛をテーマにした写真展開催に合わせ、恩納村博物館講座「沖縄闘牛の魅力」が16日、同博物館で開かれた。
闘牛に関わる3人が牛の種類や外見の特徴から付けられる名前、技などの観戦が楽しくなる基本に始まり、飼い方、試合へ臨む意気込みなど「闘牛への愛」があふれるトークを展開した。
闘牛アナウンサーの伊波大志さん、飼育者の松崎圭将さん、牛主で「闘牛ファン」の池原正寿さんが登壇した。
伊波さんは、験を担いで闘牛場のトイレを一人で清掃する牛主などのエピソードを紹介し「全島一の横綱になるのは東大合格より難しい」と話し、闘牛会場に足を運んで生の魅力を味わうよう呼び掛けた。
「闘昇龍正寿」の牛主である池原さんは、試合の1週間前から「勝つようにウートートーする」など緊張する気持ちを語った。
飼育者で牛主でもある松崎さんは「練習だけでなく海に連れて行きリフレッシュすることも大事。1度負けても次に活躍する見込みはあるので、勝っても負けても大事にケアしている」と話した。
このほか牛の写真を見せながら、顔に白い毛の交じる「パンダ」など、外見から来る名前の付け方や基本の技などを紹介した。
琉球新報

闘牛の魅力を語る(左から)松崎圭将さん、伊波大志さん、
池原正寿さん=16日、恩納村博物館
【恩納】
闘牛をテーマにした写真展開催に合わせ、恩納村博物館講座「沖縄闘牛の魅力」が16日、同博物館で開かれた。
闘牛に関わる3人が牛の種類や外見の特徴から付けられる名前、技などの観戦が楽しくなる基本に始まり、飼い方、試合へ臨む意気込みなど「闘牛への愛」があふれるトークを展開した。
闘牛アナウンサーの伊波大志さん、飼育者の松崎圭将さん、牛主で「闘牛ファン」の池原正寿さんが登壇した。
伊波さんは、験を担いで闘牛場のトイレを一人で清掃する牛主などのエピソードを紹介し「全島一の横綱になるのは東大合格より難しい」と話し、闘牛会場に足を運んで生の魅力を味わうよう呼び掛けた。
「闘昇龍正寿」の牛主である池原さんは、試合の1週間前から「勝つようにウートートーする」など緊張する気持ちを語った。
飼育者で牛主でもある松崎さんは「練習だけでなく海に連れて行きリフレッシュすることも大事。1度負けても次に活躍する見込みはあるので、勝っても負けても大事にケアしている」と話した。
このほか牛の写真を見せながら、顔に白い毛の交じる「パンダ」など、外見から来る名前の付け方や基本の技などを紹介した。
琉球新報
喜舎場国民学校、卒業式(OKINAWA)
戦死の級友思い 喜舎場国民学校、68年越し卒業式
68年越しの卒業証書を授与される喜舎場国民学校
の卒業生ら
=19日午前、北中城村立北中城小学校体育館
【北中城】
北中城村立北中城小学校(伊敷ひろみ校長)で19日、戦争のため卒業証書を受け取れなかった喜舎場国民学校の卒業生が集い、卒業式が開催された。昭和20年3月に卒業予定だった80歳を超える卒業生ら17人は、卒業を祝福される感動と、戦争で亡くした級友たちへの思いを胸に、68年越しの卒業証書を受け取った。
式には同小の全児童763人と卒業生の家族、新垣邦男北中城村長をはじめ教育委員や村議らも参加した。卒業生は児童らの手拍子に合わせて入場し、校歌を斉唱。国民学校当時の島袋正輝校長の代理として、伊敷校長が卒業認定を行った。証書を手にした卒業生の中には、当時を思い出して涙を浮かべる人もいた。
卒業生を代表して安里一三さん(80)は「私たちが6年生の時は、戦争で学校に行けず、とても勉強できる状況ではなかった。戦争ほど、ばかげたものはない」と訴え、「われわれは運よく生き延びて、たくさんの人に卒業を祝ってもらえて幸せだ」と喜びを語った。
児童代表であいさつした比嘉柊太郎君(6年)は「戦争の中で生きることの大変さと怖さを、あらためて考えた。自分たちができることを考え、争いのない世界にしたい」と訴えた。
式辞で、伊敷校長は「大先輩の卒業生を全児童、全職員で心から祝福したい。68年の間に亡くなってしまった同級生の方々も、きっと式を喜んでいると思う」と述べた。
琉球新報

68年越しの卒業証書を授与される喜舎場国民学校
の卒業生ら
=19日午前、北中城村立北中城小学校体育館
【北中城】
北中城村立北中城小学校(伊敷ひろみ校長)で19日、戦争のため卒業証書を受け取れなかった喜舎場国民学校の卒業生が集い、卒業式が開催された。昭和20年3月に卒業予定だった80歳を超える卒業生ら17人は、卒業を祝福される感動と、戦争で亡くした級友たちへの思いを胸に、68年越しの卒業証書を受け取った。
式には同小の全児童763人と卒業生の家族、新垣邦男北中城村長をはじめ教育委員や村議らも参加した。卒業生は児童らの手拍子に合わせて入場し、校歌を斉唱。国民学校当時の島袋正輝校長の代理として、伊敷校長が卒業認定を行った。証書を手にした卒業生の中には、当時を思い出して涙を浮かべる人もいた。
卒業生を代表して安里一三さん(80)は「私たちが6年生の時は、戦争で学校に行けず、とても勉強できる状況ではなかった。戦争ほど、ばかげたものはない」と訴え、「われわれは運よく生き延びて、たくさんの人に卒業を祝ってもらえて幸せだ」と喜びを語った。
児童代表であいさつした比嘉柊太郎君(6年)は「戦争の中で生きることの大変さと怖さを、あらためて考えた。自分たちができることを考え、争いのない世界にしたい」と訴えた。
式辞で、伊敷校長は「大先輩の卒業生を全児童、全職員で心から祝福したい。68年の間に亡くなってしまった同級生の方々も、きっと式を喜んでいると思う」と述べた。
琉球新報
宮高放送部 ラジオドラマで全国へ (OKINAWA)
宮高放送部 ラジオドラマで最優秀
/NHK杯放送コン県大会4部門で全国へ

県大会で優秀な成績を収め、4部門で全国大会
に出場する宮高の放送部員の皆さん
=19日、宮古高校
今月11、12日に那覇市の県男女共同参画センター「てぃるる」で行われた第60回NHK杯全国高校放送コンテスト県大会で、宮古高校放送部がラジオドラマ部門で最優秀賞に輝き全国大会出場を決めた。
また、朗読、ラジオドキュメント、テレビドキュメント部門でも優秀賞となり、全国大会への切符を手にした。19日同校で行われた報告会で生徒たちは来月22日から開催される全国大会でのさらなる活躍に意欲を示した。
ラジオドラマ部門で最優秀賞に輝いたのは渡辺美海さん、勝連三冬さん、慶留間楓佳さんが制作した「あの日もらった勇気」。
3人を代表して渡辺さんは「最優秀賞は一番最後に呼ばれるので最後に呼ばれたときはとてもうれしかった。全国大会では私たちが伝えたいことが聞く人に伝わるように原稿の作り直しを含め、しっかり準備して臨みたい」と述べた。
そのほか、朗読部門では源河優香さん、ラジオドキュメント部門では源河さん、慶留間楓佳さん、平良麗さんが制作した「自然の声に耳を傾けて」が、テレビドキュメント部門では當眞香苗さん、島尻奈津希さん、渡辺美海さんが制作した「ハブのいない島」がそれぞれ優秀賞に輝き、全国大会出場を決めた。
同校の川満健校長は「出場した7部門全てで入賞したことが皆さんの実力を物語っていると思う。また、全国大会に向けてさらに質の向上を図ろうとする姿勢は素晴らしい。全国大会での活躍も期待している」と激励した。
全国大会は7月22~25日まで、東京代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターとNHKホールで行われる。
受賞者と作品は次の通り。
▽最優秀賞
【ラジオドラマ部門】渡辺美海(3年)、慶留間楓佳(同)、勝連三冬(2年)「あの日もらった勇気」
▽優秀賞
【朗読】源河優香(3年)「さだまさし作『茨の木』」
【ラジオドキュメント部門】源河優香(3年)、慶留間楓佳(同)、平良麗(2年)「自然の声に耳を傾けて」
【テレビドキュメント部門】當眞香苗(3年)、島尻奈津希(同)、渡辺美海(同)「ハブのいない島」
▽優良賞
【テレビドラマ部門】島尻奈津希(3年)、戸田皐月(2年)、平良麗(同)「選導者」
【アナウンス部門】當眞香苗(3年)、島尻奈津希(同)
【朗読】渡辺美海(3年)「さだまさし作『茨の木』」
.宮古毎日新聞
/NHK杯放送コン県大会4部門で全国へ

県大会で優秀な成績を収め、4部門で全国大会
に出場する宮高の放送部員の皆さん
=19日、宮古高校
今月11、12日に那覇市の県男女共同参画センター「てぃるる」で行われた第60回NHK杯全国高校放送コンテスト県大会で、宮古高校放送部がラジオドラマ部門で最優秀賞に輝き全国大会出場を決めた。
また、朗読、ラジオドキュメント、テレビドキュメント部門でも優秀賞となり、全国大会への切符を手にした。19日同校で行われた報告会で生徒たちは来月22日から開催される全国大会でのさらなる活躍に意欲を示した。
ラジオドラマ部門で最優秀賞に輝いたのは渡辺美海さん、勝連三冬さん、慶留間楓佳さんが制作した「あの日もらった勇気」。
3人を代表して渡辺さんは「最優秀賞は一番最後に呼ばれるので最後に呼ばれたときはとてもうれしかった。全国大会では私たちが伝えたいことが聞く人に伝わるように原稿の作り直しを含め、しっかり準備して臨みたい」と述べた。
そのほか、朗読部門では源河優香さん、ラジオドキュメント部門では源河さん、慶留間楓佳さん、平良麗さんが制作した「自然の声に耳を傾けて」が、テレビドキュメント部門では當眞香苗さん、島尻奈津希さん、渡辺美海さんが制作した「ハブのいない島」がそれぞれ優秀賞に輝き、全国大会出場を決めた。
同校の川満健校長は「出場した7部門全てで入賞したことが皆さんの実力を物語っていると思う。また、全国大会に向けてさらに質の向上を図ろうとする姿勢は素晴らしい。全国大会での活躍も期待している」と激励した。
全国大会は7月22~25日まで、東京代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターとNHKホールで行われる。
受賞者と作品は次の通り。
▽最優秀賞
【ラジオドラマ部門】渡辺美海(3年)、慶留間楓佳(同)、勝連三冬(2年)「あの日もらった勇気」
▽優秀賞
【朗読】源河優香(3年)「さだまさし作『茨の木』」
【ラジオドキュメント部門】源河優香(3年)、慶留間楓佳(同)、平良麗(2年)「自然の声に耳を傾けて」
【テレビドキュメント部門】當眞香苗(3年)、島尻奈津希(同)、渡辺美海(同)「ハブのいない島」
▽優良賞
【テレビドラマ部門】島尻奈津希(3年)、戸田皐月(2年)、平良麗(同)「選導者」
【アナウンス部門】當眞香苗(3年)、島尻奈津希(同)
【朗読】渡辺美海(3年)「さだまさし作『茨の木』」
.宮古毎日新聞